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広島情報
管理人 / 2010-01-04 22:04:00 No.17145
開幕投手、大竹かマエケンか 球団創設60周年

球団創設60周年となる今季、広島の開幕投手争いは大竹、前田健の2人を軸に白熱しそうだ。昨季までの2年間で計26勝を挙げたルイスが退団。名実ともに次代の「エース」の座を懸けた戦いが幕を開ける。

▽「照準合わせ調整」「やってみたい」

大竹は2008年以来、2年ぶり2度目の大役を狙う。昨季は10勝8敗と4年ぶりの2けた勝利をマークし、防御率も自己最高の2・81。米大リーグへ移籍した黒田の「代役」の印象が強かった2年前と比べ、チーム内の信頼は着実に増した。

「いつも開幕に照準を合わせて調整してきた。いい準備をして、開幕投手になれたらいい」。落ち着いた口ぶりに、自信と余裕が漂う。

一方の前田健は昨季、チーム最多の193回を投げて8勝14敗、防御率3・36。身上の制球力と粘りをベースにした安定感に、新首脳陣が寄せる信頼も大きい。

前田健が21歳11カ月で開幕投手を担えば、1952年の大田垣(18歳5カ月)、74年の佐伯(21歳10カ月)に次いで球団史上3番目の若さとなる。「ほかにいい投手はたくさんいるが、やってみたい気持ちはある。目標にしていく」と力を込める。

このほか昨季9勝の斉藤や、外国人投手も候補か。2年ぶりに復帰した高橋なら、98年の大野(現ヘッド兼投手コーチ)以来の「不惑」での大役となる。

過去60シーズンで開幕投手を務めたのは25人。その多くがエースと呼ばれ、最多9回の北別府や長谷川、外木場と往年の名投手たちも名を連ねている。

今季の開幕戦は3月26日の中日戦(ナゴヤドーム)。野村監督は開幕投手について「現時点でプランはない。ただ、開幕投手だから本人に直前に伝えることはない」と、早めに“指名”する方針。春季キャンプやオープン戦を通じ、新生カープの船出を託す投手を絞り込む構えだ。

2010年1月4日 中国新聞掲載

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