甲子園歴史館３・14開館、資料2000品展示

３月１４日に開館する「甲子園歴史館」の営業概要が２５日、発表された。

「甲子園歴史館」は０７年オフの球場リニューアルから約５億円の工費をかけて建設された。入り口は球場左翼席にあたる１６号門横に位置し、右翼部分まで伸びる２階の展示エリアは１２００平方メートルの広さ。高校野球や阪神タイガース、甲子園ボウルなど同球場にまつわる資料約２０００品を展示し、球場建設から８６年の歴史を紹介する。

入館料は大人５００円（２０人以上の団体４００円）、４歳から中学生までの子供３００円（同２００円）。午前１０時から午後６時まで開館し、試合開催日と祝日を除く月曜日が休館。年間１０万人の来場を見込んでいる。

同球場のスタジアムツアー概要も発表された。歴史館の他、三塁ベンチやブルペン、ロッカー室などを見学できるツアーで、所要時間は約５０分。料金は入館料を含み大人１５００円（団体１２００円）子供１０００円（同８００円）。４月６日から開始され、１便あたり３０人程度で実施する。予約は３月３日に開始し、電話０７９８（４４）３３１０か甲子園歴史館のホームページから。

2010年1月25日　日刊スポーツ　ネット配信