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大竹寛 情報
管理人 / 2010-05-11 18:17:00 No.17806
大竹寛 22期 現:広島
大竹の復帰、めど立たず 開幕前から3軍で懸命リハビリ

右肩痛からの復帰が待たれる広島の大竹が、足踏みを続けている。開幕前から3軍で懸命のリハビリに取り組むものの、「前向きな変化はありません」とぽつり。実戦登板への見通しは依然として立っていない。

▽右肩回復は一進一退

廿日市市の大野屋内総合練習場。静寂を破って響く激しいミット音に、2軍や育成の若手が目を丸くする。その球威には、昨季43回連続無失点を成し遂げた実力がにじむ。ただ、キャッチボール開始までに約2時間もかけて、念入りなストレッチと強化運動を必要とする点に右腕のジレンマがある。

プロ1年目の2002年を棒に振った「ルーズショルダー」。ペナントレース開幕前に、古傷から痛みが再発した。リハビリを続け4月中に、本格的な投球練習を再開した。

入念に右肩を温めた後なら全力投球はできても、すぐに痛みが出ることがあるなど、回復状態は一進一退。「予定を立ててやってはいるんだけど…」。次の一歩が踏み出せぬ現状に歯がゆさを募らせる。

大竹不在による先発陣の崩壊は、15勝22敗の借金7(10日現在)に直結した。大野ヘッドコーチは「せかすわけにはいかない。復帰時期は、まず2軍で投げてからでないと逆算できない」と嘆く。右腕の完全復活なしでは、チーム浮上の見通しも簡単には立ちそうもない。

2010年5月11日 中國新聞掲載

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