ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
野球部 情報
管理人 / 2010-05-20 10:21:00 No.17912
『浦和学院が関東連覇』

茨城県の水戸市民球場で行われた第62回春季関東地区高校野球大会最終日で埼玉代表の浦和学院が4−0で習志野(千葉)を下し、2年連続3度目の優勝に輝いた。
同大会での県勢連覇は、1948年の春季関東新制高校野球大会を制した熊谷と、翌年の第1回春季関東高校野球大会で優勝した本庄以来61年ぶり。同一校では県勢初。他県を含めた同一校の連覇も第49・50回大会を制した横浜(神奈川)以来12年ぶり2校目となった。

浦和学院は決勝で習志野を投打に圧倒した。左腕・萩原大−右腕・南の両投手の継投で相手打線を4安打に封じると、打っては3回に敵失で先制。5回には3番・星の右翼線への2点適時二塁打が飛び出し、6回にも8番・南が右犠飛で追加点を奪った。

花咲徳栄に敗れ、春季県大会の連覇を逃した浦和学院は今大会、1回戦で水戸桜ノ牧(茨城)に13−4で快勝すると、2回戦では桐光学園(神奈川)との接戦を3−2で制した。続く準々決勝で日川(山梨)を11−4で退け、準決勝は7−6で前橋商(群馬)に逆転勝ちした。

森士監督は「5試合をやって体力的に目いっぱいだったが、連覇は素直にうれしい。選手に感謝したい」と話した。
(埼玉新聞 1面)

『浦和学院 投打に盤石』
戦力厚く2年連続頂点

最終日は決勝が行われ、浦和学院が4−0で習志野(千葉1位)を下し、2年連続3度目の優勝を果たした。

浦和学院は3回1死三塁で、石田の一ゴロが敵失を誘い先制。5回には2死二・三塁の好機をつくり、星の2点適時二塁打で加点した。6回にも南の犠飛で得点した。

投げては先発の萩原大が1回1死満塁のピンチを切り抜け、波に乗った。5回から継投した南は四球で崩れかけたが、1安打しか許さず、最後まで投げきった。


投打に盤石の戦いを見せた浦和学院が習志野に付け入る隙を与えず快勝した。
浦和学院は登板した2人がそれぞれ最初にピンチを抑えて流れを引き寄せた。先発の萩原大は1回1死満塁とされたが、右飛でタッチアップを狙った三塁走者を海野が捕殺。5回から継投した南は連続四球で無死一・二塁としたが、続く3人を連続で三振に打ち取った。打線は3回に敵失で先制すると、5回に星が右翼線を抜ける2点二塁打。6回にも南の右犠飛で着実に加点した。

『際立つ強さ 夏へ加速』

試合前、浦和学院の森監督は話していた。「去年の優勝もきのうの勝利も過去。未来に向けてきょう1日がある」。あくまで本番は夏。
習志野を破っての春の関東連覇は、その布石を打つ意味で重要な1勝となった。

投手陣は今大会5試合で南が15回、阿部が15回、萩原大が11回と1人に頼らず、分担して投げたことが収穫だ。決勝で先発した萩原大は1回のピンチを「絶対に0点で抑えてやる」と併殺で脱出。準々決勝の日川戦でコールド勝ちが決まる7回に3失点した汚名を返上した。
5回から登板の南は先頭から連続四球を与えたが、その後は3者連続三振。習志野打線をわずか1安打に封じ、阿部の投入を準備していたベンチを安心させた。準決勝で救援した阿部も含めて全員が役割を果たした。

県大会から組み替えた打線は調子の戻った石田が1番に復帰し、星・原・久保の中軸が固まった。下位に落ちた萩原大が復調すればさらに厚みが増す。加えて1年生の石橋・佐藤や、これまで控えだった海野・沼田などベンチ18人中16人を起用。森監督も「次への経験になった」とうなずく。

これで日本代表仕様のユニホームを着用してから無敗。指揮官は「今大会限定。また着る機会があったら」と夏は元に戻すつもりだが、その陰に着々と戦力強化を進める”ウラガクジャパン”の強さは際立っていた。「目標は全国制覇だけれど、1戦1戦、目の前の敵を倒す」と主将の星。この勢いを加速させ、真夏の戦いに挑む。

『誓い果たす一打 勝利へ一直線』

エースとの誓いを果たした。準決勝で無安打と結果を出せなかった3番の星は、同じく2回5失点で降板した南に「絶対抑えると言ってくれたので、自分も絶対に打つと言った」と約束。5回2死二・三塁で勝利を手繰り寄せる適時二塁打を放った。
県大会では1番を任され、10打席以上ではチーム1の打率4割2分3厘をマーク。今大会も19打数8安打と好調を持続した。主将も担う背番号8は「投手が崩れたとき、しっかり守ってどれだけ点を取れるか」と夏への課題を挙げ、引き締めた。

『強気な陰の立て役者』

5回から登板した南が連続四球を出すと、すかさずマウンド上にナインが集まった。中心にいたのは捕手の久保だ。続投を志願したエースに「ど真ん中に投げてこい。投げるなら抑えるよ」と気合いを入れると、ナインには「守ってやろうぜ」と明るく一声。直球を主体に変化球を交えた配球で3者三振に打ち取った。
南・阿部・萩原大の投手陣をリードし、連覇の陰の立て役者になった。「メンタル面で強くなってほしい」と3人への注文も忘れない。強気な女房役は欠かせない存在だ。

『ピンチ切り抜け テンポ良く快投』

5回から先発の萩原大に代わりマウンドに上がった南。先発した準決勝では2回途中5失点で降板しただけに「きょうは絶対に抑えてやろう」と意気込んで臨んだ。

「力んでしまった」。いきなり打者2人に四球を与えたが、捕手の久保に渇を入れられ「冷静になれた」と後続を3者連続三振でピンチを切り抜けた。
以降はテンポ良い投球で、習志野打線を1安打に抑えた。夏に向けてエースは「安定した力を出せるように練習します」とさらなる飛躍を誓った。

2010年5月20日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2010-05-20 10:36:00 No.17913
浦和学院が関東連覇
4−0で習志野下す

第62回春季関東地区高校野球大会の決勝が19日、水戸市民球場であり、浦和学院が習志野(千葉1位)を4−0で破り、2年連続3度目の優勝を決めた。

浦和学院は好調の打線が2けた安打、萩原大・南の継投も成功して快勝した。

1点リードの5回2死二・三塁で、星が甘く入ったスライダーを見逃さず右翼線を抜く二塁打を放ち、2人が生還。6回には2安打や犠打で1点を追加した。

先発萩原大は直球と変化球で相手打線のタイミングを外した。5回から登板した南は伸びのある直球で6三振を奪い、反撃を許さなかった。

『「昨日と違う」冷静に切り抜けた』 南貴樹投手

5回表に立ち上がり。連続四球を与えた南貴樹君(3年)に伝令が飛ぶ。「交代するか」。相棒の捕手久保翔平君(同)からは「気持ちで投げろ」と声をかけられた。「代わるわけない」と続投を主張した。先発した前日の準決勝では1回3分の0で自責点5。早々にマウンドを明け渡した。「ふがいない投球をしたから、絶対今日は抑えてやると思っていた。(その分)ちょっと力んだ」
気を取り直して、まず1つ三振を取った。重盗を許しピンチは広がっても、3・4番打者を連続三振で切って取った。結局、9回まで被安打1で抑え込んだ。

「今日は自力で修正した。成長しつつある」と森士監督。南君も試合後、「変化球でカウントを取れたのが昨日と違う点」と笑顔を見せた。「ムラっけをなくして夏に向かっていきたい」。甲子園をかけた埼玉大会で、さらに成長した姿を見せることを約束した。

2010年5月20日 朝日新聞朝刊 埼玉版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2010-05-20 10:40:00 No.17914
南“大物ぶり”発揮!浦和学院、史上2校目の連覇

第62回春季高校野球関東大会は19日、水戸市の水戸市民球場で決勝が行われた。浦和学院(埼玉)が4―0で習志野(千葉)を下して2年連続3度目の優勝。浦和学院は97、98年の横浜(神奈川)以来となる大会2校目の連覇を達成した。

1点リードの5回から登板した浦和学院のエース南が1安打に抑える好救援。6奪三振で5回無失点でチームを史上2校目の連覇へと導いた。前日の準決勝は先発して2回途中5失点KOだっただけに「きのう勝ってくれてみんなに感謝していた。絶対、抑えてやろうと思って投げた」と笑みをこぼした。

1メートル97の長身からの最速は144キロ。米国人の父を持つハーフ右腕は今秋ドラフト候補でもある。実はこの朝、集合時間に遅れて森監督が激怒。登板機会を与えられない危機だったが、試合前に謝罪。投球で失態を取り返した南に森監督も「大物なのか…。まあ、いろんな面で変わりつつある」と苦笑いだ。自身初の甲子園に向けた夏はすぐに始まる。「ムラがあるのでそれをなくして完ぺきな投手になりたい。夏に向けて練習したい」と余韻に浸ることなく前を向いた。

2010年5月20日 スポニチ掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2010-05-20 10:42:00 No.17915
浦学V2!ドラフト候補・南5回6K!

決勝が行われ、浦和学院(埼玉)が4―0で習志野(千葉)に快勝。2番手で登板したドラフト候補右腕・南貴樹(3年)が、5イニングを1安打6奪三振の好投で2年連続3度目のVへと導いた。97、98年の横浜以来、史上2校目の大会2連覇となった。

自己最短2回途中KOから1日。南が真価を発揮した。1年前の優勝時、客席で応援していた男は、1点リードの5回から登板。いきなり2連続四球でピンチに。だが、久保翔平捕手から「お前の球は真ん中に投げても打たれない」と励まされ、エースの闘志に火が付いた。

米国人の父を持つ最速144キロ右腕は、197センチの上背から角度のある直球で押して2者連続三振。続く相手の4番、プロ注目の山下斐紹を内角低めのスライダーで空振り三振に切った。森士監督は「南は去年春からすべてが成長した。身長も伸びてるし、まだ伸びシロは多い」と笑う。

春季関東大会V2は、松坂大輔(Rソックス)を擁した横浜以来だ。松坂も南と同じ優勝投手となり、同年夏の甲子園もV。「目標は夏の全国制覇。注目されてる選手を抑えたい」と南。怪腕が夏の主役へと名乗りを上げた。

2010年5月20日 スポーツ報知掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2010-05-20 10:48:00 No.17916
【高校野球春季関東大会】浦学が優勝

第62回春季関東高校野球大会は19日、茨城県の水戸市民球場で決勝が行われ、習志野(千葉)と浦和学院(埼玉)が対戦。好機に確実に得点し、堅い守備で失点を許さなかった浦和学院が4−0で習志野を下し、2年連続3度目の優勝を飾った。

浦和学院は三回、敵失で先制。五回には3番・星の二塁打で2点を追加し、六回にも南の犠飛で加点。試合を優位に進め、萩原大−南のリレーで習志野を4安打に抑えて快勝した。前日の準決勝で序盤に失点して崩れた南は2番手として登板し、5回を1安打6奪三振の好投をみせた。

習志野は初回の一死満塁の好機で、右飛で本塁を狙った宮内が本塁で刺されるなど浦和学院の堅い守備にも阻まれ、最後まで得点できなかった。

2010年5月20日 産経新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2010-05-20 11:55:00 No.17918
浦和学院が連覇!98年松坂以来

浦和学院(埼玉2位)が、習志野(千葉1位)に4−0で勝利し、2年連続3度目の優勝を決めた。197センチ右腕・南貴樹投手(3年)が、1点リードの5回から5イニングを投げて1安打無失点。3者連続を含む6奪三振の力投で、1回0/35失点で降板した準決勝・前橋商(群馬1位)戦の雪辱を果たした。

大会2連覇はレッドソックスの松坂大輔投手を擁した97・98年の横浜以来2度目となる。

準決勝の南とは別人のような力投だった。1−0の5回からマウンドに上がって、2四球で無死一・二塁のピンチ。伝令を通じて森士監督から「代わるか?」と聞かれた。「絶対に代わりません」。そこから2者連続三振を奪い、最後はプロ注目の4番山下斐紹捕手(3年)をカーブで空振り三振に仕留めた。
前日18日の前橋商戦は直球を狙い打たれ、5失点で2回を持たずにKOされた。決勝で汚名返上を期すはずが、宿舎出発の午前6時半に”遅刻”。時間には間に合っていたが、最後に姿を現したことに森監督が激怒。登板の機会を剥奪されそうになった。メンバー外の選手が行うグラウンド整備を行い、練習では誰よりも声を出し、「投げさせてください」と志願しての登板だった。

背番号10だった今春の県大会で好投し、今大会から背番号1。森監督は「入学してからの1年と、昨年からの1年は雲泥の差」と成長を認める。米国人の父を持ち、プロのスカウトが注目する将来性豊かな右腕は「完璧な投球が出来るようにしたい。夏も優勝したい」と2年ぶりの夏の甲子園に向け、力強く言った。

2010年5月20日 日刊スポーツ掲載

ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。