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大竹寛 情報
管理人 / 2010-06-13 13:35:00 No.18047
大竹寛 22期 現:広島
広島大竹粘投で待望の今季初勝利

大黒柱が戻ってきた。広島大竹寛投手が粘りの投球を見せ、今季初勝利を挙げた。1回に2失点し、3回までに6四死球を与える不安定な立ち上がりながら、要所を締め6回2失点。2月の日南キャンプで右肩を痛めて開幕から出遅れていたが、待望の白星。主砲栗原が右手首骨折で離脱するピンチで踏みとどまり、チームに連勝をもたらした。

ヒーローインタビューを終えてベンチ裏に引き揚げると、大竹は胸をなで下ろした。「良かった…」。短い言葉に正直な思いが込められていた。窮地に陥っても瀬戸際で踏ん張った。2回に満塁のピンチをしのぎ、3回にも2死満塁の危機を迎えた。積極的に振ってくる片岡に対し、最後は外角低めへのチェンジアップで空振り三振に片づけた。

大竹 内容は良くなかった。とにかく打者1人1人打ち取る気持ちで投げました。満塁はしょうがない。自分で招いてしまったので。何とか点を与えないようにとにかく粘るだけです。

序盤から不調だった。1回、いきなり先頭片岡に四球を与え、あっさり2点を失った。中盤はセットポジションでの投球に切り替えてリズムに乗った。「セットの方がバランスも良かったので変えた」。1軍復帰2戦目で、本来の球威は戻っていない。それでも、スライダーなど変化球を駆使して西武打線を6回2失点に抑えた。

試合開始前、大竹は西武ドームのベンチ裏で右肩に保温クリームを塗っていた。2月にブルペンで270球を投げて痛めた個所。入念にこすって準備完了した。「投げ始めると温かくなります。ちょっとした小さいことですけど、大きいですね」。負傷後から、登板日に始めたルーティンワークだった。今季初登板となった6月1日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、中10日での先発。練習ではキャッチボールなど投球を行う際、ゴムチューブで右肩に刺激を与えるのも日課だ。全力を出し切るために細心のケアを怠らない。

負けられない理由があった。この日は06年以来、4年ぶりに故郷埼玉の西武ドームで登板。小学校、中学校時代の友人らが客席で力投を見守っていた。「西武ドームって言っても僕の地元からは遠いですが」。少年時代をすごした八潮市から同ドームまでは電車で約1時間半。長時間かけて応援に来てくれた旧友の目の前で、同球場での公式戦初勝利を挙げた。

11日、右手首を骨折した栗原が離脱。4番がいない緊急事態での1戦だった。野村監督も「万全でない投球だったが、何とかしてくれた」とたたえる。123球の熱投を見せた大竹は言う。「栗原さんがいなくなったけど個人個人が勝つ気持ちを持ってやっていきたい」。交流戦の優勝争いを展開する西武を下しての連勝。大黒柱の今季初勝利が、何よりの収穫だった。

2010年6月13日 日刊スポーツ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2010-06-13 13:36:00 No.18048
大竹 7四死球も粘って今季初勝利

広島の大竹が7四死球と制球に苦しみながら、6回5安打2失点で右肩痛から復帰2戦目の先発で今季初勝利。

「粘るしかなかった。うれしいし、励みになる」と笑みをこぼした。序盤の制球難を4回からセットポジションに替えて修正。埼玉・浦和学院出で西武ドームに詰めかけた多くのファンの前での復活勝利に「毎年、西武ドームのカープファンの声援は凄い。それに何とか応えたいと思っていました」と感謝していた。

2010年6月13日 スポニチ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2010-06-13 13:38:00 No.18049
広島・大竹、復帰2戦目で今季初勝利!

広島の先発・大竹が6回5安打2失点。右肩痛から復帰して2試合目の先発で今季初勝利を挙げた。7四死球と制球が乱れたが、「粘るしかなかった。うれしいし、励みになる」。浦和学院高出身で、地元埼玉の友人も駆けつけており、ヒーローインタビューで「本当に早く1軍で投げたいという気持ちだけだった」と声を上ずらせながら叫ぶと、大声援を浴びた。昨季10勝右腕にようやく笑顔が戻った。

2010年6月13日 サンスポ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2010-06-13 13:40:00 No.18050
大竹、粘りの投球で245日ぶり復活星

ファンはこの笑顔を待っていた。右肩痛から復帰した広島・大竹寛投手が、序盤からのピンチをしのいで6回を2失点で、今季初勝利を飾った。昨年10月10日以来245日ぶりの復活星。主砲・栗原が右手首骨折で離脱のチームのピンチに現れた救世主。上位進出を目指す野村カープにとって何よりの朗報だ!

ピンチをしのぎ、耐えてつかんだ今季初白星は喜びも格別だった。敵地西武ドームでのヒーローインタビュー。一塁側ベンチ上から右翼席まで真っ赤に染めたカープファンから起こった“大竹コール”。埼玉出身。この日は小、中学校時代の友人を招待していた。その前で見せた復活劇。昨年10月10日以来、245日ぶりの白星にマウンド上とは別人の満面の笑みで応えた。

「本当にのらりくらりというピッチングだったんですけど、本当にうれしいです」。右肩痛からの復活。これまで以上に思い入れのこもったウイニングボールを高々と掲げながら、スタンドに向かって深々とおじぎをした。

立ち上がりは手探りだった。右肩痛からの復帰直後を考慮し、1日の復帰登板から中10日あけての先発。速球はMAX144キロと、150キロ台を連発していたいつもの大竹ではなかった。「内容はよくなかったんで、粘るしかなかった」。自己ワーストタイの7四死球。二、三回と満塁のピンチを招いたが、経験でしのいだ。試行錯誤の中、四回からセットポジションでの投球に切り替え、どうにか6回2失点でリリーフに託した。

キャンプ終盤に右肩に違和感を発症。長期のリハビリ生活を強いられた。開幕になっても投げられない状態に、周囲からは連日のようにいつ実戦復帰するかを問われ、不快な思いもしたが、焦る気持ちを抑え、リハビリを続けた。「体と相談しながら、早く1軍で投げたかった」。完全に治るまで、我慢のリハビリを続けてきたことがやっとこの日、報われた。

プロ9年目の今季は公私にわたり、大黒柱になることを心がけてきた。昨オフに退寮し、初めての一人暮らしを始めた。健康管理にも気をつけ、自宅では野菜炒めを作るなど、自炊も始めた。

出遅れでチームに迷惑を掛けた。ここから大竹の大黒柱としてのシーズンが始まる。

2010年6月13日 デイリースポーツ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2010-06-13 13:42:00 No.18051
大竹が今季初勝利 6回2失点「とにかく粘った」

復帰2試合目で今季初勝利を挙げた大竹は「調子はよくなかったが、とにかく粘った」とほっとした表情を浮かべた。

序盤は苦しんだ。一回いきなり四球と連打、犠飛で2失点。三回までで6四死球と制球が定まらなかった。だが四回からセットポジションに変え、落ち着いた。6回で123球を投じたが、二回以降は無失点に抑え、リリーフ陣に託した。

「内容的にはまだまだだが、この1勝は励みになる」と喜びを実感していた。

2010年6月13日 中國新聞掲載

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