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野球部情報  その他の新聞
管理人 / 2010-07-28 10:32:00 No.18474
浦学・南2回降板…制球欠き

春の関東王者、浦和学院が、ノーシード本庄一に1−4で敗れた。米国人の父を持つプロ注目の197センチ右腕、南貴樹投手(3年)が先発したが1、2回と連続で先頭打者に四球を与えるなど、1安打3四死球と制球力を欠いた。3回からはエースの阿部良亮投手(3年)にマウンドを譲り、ベンチで敗戦を見届けた。「自分のリズムで投げられなかった。シャキッとした投球ができなくて、阿部に負担をかけてしまった」と、8安打4失点のエースをかばった。進路については「プロに行きたいけど、まだ分からない。(父の母国である)メジャーも考えているけど、時間はまだあるので」と、言葉を濁した。

2010年7月28日 日刊スポーツ掲載

Re: 野球部情報  その他の新聞
管理人 / 2010-07-28 10:34:00 No.18475
わずか2回で…浦和学院・南、不完全燃焼で散る

プロ注目の145キロ右腕、米国人の父を持つ浦和学院・南の夏は不完全燃焼のまま終わった。

先発して1安打無失点ながら、わずか2回で降板。「もう少し引っ張りたかったけど、ちょっと…」との森監督の判断だったが、南は「悔しい。(背番号1の)阿部に迷惑ばかりかけた」と肩を落とした。進路については「プロに行きたいつもりはある」。一方でスタンドで観戦した母の直美さんは「大学に進んでもらいたい」との思いを口にした。

2010年7月28日 スポニチ掲載

Re: 野球部情報  その他の新聞
管理人 / 2010-07-28 10:40:00 No.18476
浦学打線 尻すぼみ

本庄一―浦和学院は、1点を追う六回、本庄一・谷本が敵失で出塁し、二盗。この好機に田尻、中沢が適時打を放ち、一気に逆転に成功した。七回に田村和の犠飛で、九回には暴投で加点し、相手を突き放した。先発の田村和は力のある速球で押し、相手打線を1点に抑えて完投した。

浦和学院は三回、阿部の中越え三塁打で好機を作り、石田の中前打で先制。先発の南から安定感のある阿部につなぎ、主導権を握ったかに見えた。しかし、打線は中盤以降、田村和に散発4安打に抑え込まれ、終盤には自慢の守備にもミスが出た。


■「夏の怖さ」再び

浦和学院3年 久保翔平捕手

2年前の夏、甲子園球場のベンチから試合を眺めた。「甲子園はその1回だけ。甲子園で優勝したかった」

広島県呉市の中学出身。地元の強豪校の誘いを断って浦和学院に進学した。知人の紹介で見学した時、充実した練習環境と、「一緒に日本一を取ろう」という森士監督の言葉にひかれたからだ。

2年生から正捕手として活躍。しかし、昨夏の県大会では、痛恨のエラーを犯し、聖望学園に敗れた。「夏の怖さ」を知った。傷心から立ち直り、今春の関東大会で優勝した。

しかし、チーム内に油断が生まれたように思えた。夏に優勝するには慢心は禁物。「何のためにやっているのか、もう一度考えろ」。仲間に活を入れた。

目標を再確認したチームは、順調に勝ち上がった。ところが、甲子園まであと2勝というところで、再び「夏の怖さ」を味わった。

好投を続けていた阿部良亮(3年)が本庄一打線につかまった。研究されていた。

「切り替えて行こう」。動揺する阿部を懸命に支えたが、全国制覇の夢は道半ばで終わった。

「地元から離れてまで日本一を目指し、たくさんの人に支えられた。だから勝ちたかった」。悔し涙が止まらなかった。

2010年7月28日 読売新聞朝刊 埼玉版掲載

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