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須永英輝 情報
管理人 / 2010-11-07 02:39:00 No.19224
須永英輝 24期 現:北海道日本ハム
8年越し誕生!「巨人・須永」 日本ハムからトレード

原巨人が早くも戦力補強に乗り出した。巨人のウィルフィン・オビスポ投手(26)と、日本ハムの須永英輝投手(25)、紺田敏正外野手(30)の1対2の交換トレードが5日、両球団から電撃発表された。

8年越しの「巨人愛」がかなう。須永がジャイアンツの一員になる。トレード合意について、左腕は日本ハムへの感謝と、新たな戦場への決意を口にした。

「急な話に大変驚き、まだ気持ちの整理がついていません。ファイターズ・ファンの皆さまの温かい声援の中でプレーできたことに心より感謝しています。7年間お世話になった球団を離れる寂しさはありますが、新天地でも全力で頑張っていきたいと思います」

電撃的なトレードも、実は天命だったのかもしれない。須永の実家は東京・荒川区で大衆割烹(かっぽう)店を営んでいる。巨人戦中継が始まると下町のG党が集い、声援を送りながら野球談議に花を咲かせる…そんな環境で、育った。

才能は浦和学院で開花。エースとして2年春から3季連続の甲子園出場に導き、03年のドラフト会議を前に、巨人も上位候補としてマークするようになった。須永サイドでも家族会議を経て「希望進路は巨人一本。他球団なら東京ガス入りへ」との結論を下した。

その年の自由獲得枠では巨人が内海、日本ハムが糸井を確保。ウエーバーとなった2巡目では、巨人が指名する前に日本ハムが強行指名し、巨人は広陵の西村健を指名した。当日の会見で須永は涙を浮かべ、プロ拒否の姿勢を示したが、1週間の熟考の末、日本ハム入りの決断を下したという経緯がある。

日本ハムでは伸び悩み、プロ通算未勝利に終わった。それでも最近では左腕の位置を下げ、スリークオーターにするなど、自らの再生に心血を注いでいた。かつて恋いこがれた、新たな環境でブレークする可能性は十分にある。8年越しで夢が現実になる。「巨人・須永」から目が離せなくなってきた。

2010年11月6日 スポーツ報知

Re: 須永英輝 情報
管理人 / 2010-11-07 02:43:00 No.19225
原巨人電撃トレード!オビ放出、須永&紺田獲得

原巨人が早くも戦力補強に乗り出した。巨人のウィルフィン・オビスポ投手(26)と、日本ハムの須永英輝投手(25)、紺田敏正外野手(30)の1対2の交換トレードが5日、両球団から電撃発表された。今オフのトレード成立は初めて。03年、ドラフト2巡目で入団した須永は今年2軍で中継ぎでフル回転。俊足巧打の紺田とそろって、日本一奪回に向けた貴重な戦力になる。助っ人を放出してまで獲得した2人は、早速新天地での活躍を誓った。

秋季キャンプインを翌日に控え、原巨人が動いた。若き左腕と脚力自慢の外野手獲得に成功した原監督は「先発完投が彼(須永)の一番の目標でしょうから、そこの部分を目標に頑張ってほしい。(紺田は)守り、走塁に関しては一級品だと聞いています。この2つができればレギュラーを取れる可能性は十分ある」とうなずいた。

意外な場所で“光る原石”を発掘した。須永は10月下旬、台湾で行われたインターコンチネンタルカップに日本代表として参加。3試合すべて中継ぎとして登板し、0勝1敗、計5回2/3を4安打10奪三振4失点(自責1)、防御率1・59。140キロ中盤の直球と多彩な変化球で安定した投球を披露した。監督として代表チームを率いた岡崎ヘッドらの前で潜在能力の高さを証明し、フロントが調査。日本シリーズ中ながら、12球団のトップを切って今オフ初めてのトレード成立にこぎ着けた。

須永は03年にドラフト2巡目で日本ハムに入団。巨人入りを強く希望しながら夢かなわず、原監督も「須永君は03年のドラフトで注目していた。右で西村健、左で須永君が入ってくれればと思っていた。時がたったが、その部分が実った感じがします」と、8年越しの獲得になったことに感慨深げ。「台湾では良かったらしいね。岡崎(代表)監督もほめていた」と期待感を示した。

プロ入り後は先発として期待されながら結果が残せず、当時の2軍投手コーチによれば「まばたきしてちょっと目を離すと寮に戻っていた」。伸び悩んだが、今季はイースタン・リーグで中継ぎとして33試合に登板。防御率3・13とリリーバーの適性能力を発揮した。今季、巨人で1年間投げ続けた左腕は山口だけ。中継ぎでは高木、金刃、星野らも1軍登板機会はあったが、首脳陣の思惑通りにはいかなかっただけに、まだ25歳と若い須永の加入は大きな刺激になる。また、原監督が話す先発としての眠れる才能の開花も期待される。

外国人選手を交換要員にしたトレードは巨人では初めて。昨季終盤に先発ローテとして6勝を挙げたオビスポを放出してでも獲得した逸材だけに、この秋から早速指導していく。近日中に入団会見を行い、秋季キャンプにも合流予定。「巨人にとってもいいメンバーが加わって喜んでいます。オビスポも環境を変えてしっかりやってもらいたい」。原監督が束ねる集団に力強い仲間を加え、V奪回に向けて大きく動き出す。

2010年11月6日 スポーツ報知掲載

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