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高校野球News
管理人 /
2010-11-11 09:00:00
No.19253
高校野球 秋季大会回顧(上)
15年ぶり関東制覇 浦和学院
勝負強さ光る打線
第83回選抜高校野球大会(来年3月23日から12日間・甲子園)の出場校選抜で重要な資料となる全国10地区の秋季大会を振り返った。
▼北海道
北海が今季春夏連続で甲子園に出場した北照を破り、16年ぶりに優勝した。決勝で完投した玉熊を中心に投手陣が豊富で、そつなく得点する。ベスト4は札幌一と駒大岩見沢。
▼東北
3年ぶりに東北(宮城)が頂点に立った。上村・夏井ら投手陣が粘り強く、接戦をものにした。準優勝の光星学院(青森)は田村が準決勝で3本塁打を放った。青森山田・仙台育英(宮城)がベスト4。
▼関東
浦和学院が15年ぶりに制した。3試合を投げきったエース佐藤は球威のある速球と落差のある変化球を織り交ぜ緩急をつけた投球が光った。打線は中軸に長打力がある。5番日高は3試合で2本塁打。決勝ではサヨナラ打を放つなど勝負強い。
決勝で敗れた今夏の全国選手権大会準優勝の東海大相模(神奈川)は積極的な走塁が持ち味だった。打線にはチャンスを逃さないしぶとさがあった。横浜(神奈川)と水城(茨城)がベスト4。8強には東海大相模を苦しめた前橋育英(群馬)のほか、春日部共栄・千葉経大附・霞ヶ浦(茨城)が入った。
▼東京
今春の選抜大会準優勝の日大三が9年ぶりに制覇した。エース吉永は決勝で完封するなど安定感があった。打線も下位まで振りが鋭い。準優勝の國學院久我山は投手力のチーム。八王子と都立校の昭和が4強。
2010年11月11日 埼玉新聞掲載
Re: 高校野球News
管理人 /
2010-11-13 12:37:00
No.19269
高校野球 秋季大会回顧(下)
完成度高い大垣日大
甲子園春夏連覇 興南は8強止まり
▼東海
機動力を絡めた攻撃を見せた大垣日大(岐阜)が2年連続で優勝した。低めへの制球力が武器の葛西を中心に堅い守りが際立っていた。今春の選抜大会で4強に入ったメンバーが残り、完成度は高かった。準優勝の静清(静岡)はエースの野村がチームを引っ張った。ベスト4には愛工大名電(愛知)と三重が入った。
▼北信越
7年ぶりに優勝した金沢(石川)は、釜田が4試合中3試合を1人で投げ抜いた。打線は上位から下位まで切れ目がない。準優勝の日本文理(新潟)は田村・波多野の両投手が活躍した。佐久長聖(長野)と遊学館(石川)が4強。
▼近畿
つながりのある打線と粘り強い試合運びで、天理(奈良)が2年ぶりの頂点に立った。長打力のある選手は少ないが、森口や長谷川らのシャープな打撃が目立つ。投手陣も中谷・西口の継投が安定していた。
準優勝の履正社(大阪)は飯塚の切れのある投球が光った。打線も小技を絡め、着実に得点を重ねた。強打の智辯和歌山とエース田村を中心とする堅実な野球の報徳学園(兵庫)がベスト4。8強では加古川北(兵庫)の堅守と積極的な走塁が目を引いた。京都成章・守山(滋賀)・PL学園(大阪)も8強に入った。
▼中国
総合力の高い関西(岡山)が全4試合を無失点で勝ち抜き、5年ぶりに制した。エース堅田の安定感に加え、決勝では水原が完封。層の厚さが際立った。準優勝は創部1年目の創志学園(岡山)。準決勝までの3試合を1点差で勝ち、接戦での強さを見せた。ベスト4は総合技術(広島)と鳥取中央育英。
▼四国
今夏の甲子園メンバーが多く残る明徳義塾(高知)が3年ぶりに制した。決勝では香川西に15−1で大勝。好機を確実にものにするそつなさが光り、尾松が緩急を使った投球で相手打線を翻弄した。香川西のエース宇都宮は切れのあるスライダーが魅力だった。4強には新田(愛媛)と高知が入った。
▼九州
優勝した鹿児島実は野田の成長が大きい。直球・変化球のどちらを軸にしても安定した投球ができるようになった。打線は切れ目がなく、得点能力が高かった。
準優勝の九州国際付はエース三好の変化球に切れがあった。打撃でも中軸として引っ張った。4強の九州学院(熊本)・波佐見(長崎)は大塚・松田の両投手が踏ん張った。沖縄勢は甲子園春夏連覇の興南・沖縄尚学ともにベスト8止まりで選抜大会出場は厳しい状況だ。
2010年11月13日 埼玉新聞掲載
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15年ぶり関東制覇 浦和学院
勝負強さ光る打線
第83回選抜高校野球大会(来年3月23日から12日間・甲子園)の出場校選抜で重要な資料となる全国10地区の秋季大会を振り返った。
▼北海道
北海が今季春夏連続で甲子園に出場した北照を破り、16年ぶりに優勝した。決勝で完投した玉熊を中心に投手陣が豊富で、そつなく得点する。ベスト4は札幌一と駒大岩見沢。
▼東北
3年ぶりに東北(宮城)が頂点に立った。上村・夏井ら投手陣が粘り強く、接戦をものにした。準優勝の光星学院(青森)は田村が準決勝で3本塁打を放った。青森山田・仙台育英(宮城)がベスト4。
▼関東
浦和学院が15年ぶりに制した。3試合を投げきったエース佐藤は球威のある速球と落差のある変化球を織り交ぜ緩急をつけた投球が光った。打線は中軸に長打力がある。5番日高は3試合で2本塁打。決勝ではサヨナラ打を放つなど勝負強い。
決勝で敗れた今夏の全国選手権大会準優勝の東海大相模(神奈川)は積極的な走塁が持ち味だった。打線にはチャンスを逃さないしぶとさがあった。横浜(神奈川)と水城(茨城)がベスト4。8強には東海大相模を苦しめた前橋育英(群馬)のほか、春日部共栄・千葉経大附・霞ヶ浦(茨城)が入った。
▼東京
今春の選抜大会準優勝の日大三が9年ぶりに制覇した。エース吉永は決勝で完封するなど安定感があった。打線も下位まで振りが鋭い。準優勝の國學院久我山は投手力のチーム。八王子と都立校の昭和が4強。
2010年11月11日 埼玉新聞掲載