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立命館大 高野橋 情報
管理人 / 2010-12-20 11:24:00 No.19430
立命大圧倒V 高野橋がエース対決制す

西日本代表の立命大(関西)が48ー21で東日本代表の早大(関東B)を破り、2年ぶり7度目の優勝を決めた。13ー7の第2Qに立命大RB高野橋慶大(4年・浦和学院)が2TDを奪い、試合の流れを決定づけると、その後もQB谷口翔真(3年・立命館宇治)のTDなどで初Vを狙った早大を圧倒。早大はエースRB末吉智一(3年・早大学院)が2TDを奪ったが、届かなかった。立命大は1月3日のライスボウル(東京ドーム)で2年ぶりの日本一を懸け、社会人王者と対戦する。

泥くさく、荒々しく、最後まで立命らしく締めくくった。勝利へのカウントダウンが降り注ぐ中のラストプレー。早大のパス攻撃を守備陣が全力でカットした瞬間、聖地に男たちの雄叫びがとどろく。2年ぶりの学生日本一。歓喜に沸くピッチサイドで、勝利の立役者となった高野橋は力強く拳を握り締めた。
関西No.1の走り屋のプライドが、大一番でさく裂した。13ー7で迎えた第2Q、予断を許さなかった試合の流れを背番号27が決定付けた。3分36秒に残り1ヤードから群衆をダイブで飛び越え、TDを奪った。
圧巻は第2Q終了間際だ。「自分らしい走りができた」。残り9ヤードから持ち前の見事なカットバックで中央をすり抜け、ダメ押しTD。早大の怪物RB末吉をしのぐ106ヤードを走破し、甲子園ボウルMVPも獲得。「末吉くんよりも走りたいと思っていたので、うれしい」。見事に“エース対決”を制し、チームを勝利へ導いた。
負けられない理由があった。「関東のチームに負けるわけにはいかない」。高校は、埼玉の浦和学院。力で圧倒するアメフトにあこがれて、立命大に入学した。入学当初は関西特有の文化に傷ついた。「キツイ口調にグサッとくることも多かった」。

競技レベルの高い関西で、精神面でも肉体面でももまれながらつかんだエースRBの座。「関東に負けたら、『オレは何だったんだ?』ってなってしまう」。支えてくれた父・正之さんと、母・幸江さんが見守った大一番。しっかりと4年間の“意味”を証明した。
もちろん、まだ通過点。ライスボウルで、立命大にとって2年ぶり4度目の日本一を狙う。「お前たちの言う『日本一』は、『学生日本一』ではないやろ」という米倉ヘッドコーチのゲキに、高野橋も「社会人は強い。ただ、2年前と比べても、このチームは社会人に勝てる可能性を秘めていると思う」と呼応した。頼もしきエースの走りが、頂点への道を切り開く。

2010年12月20日 デイリースポーツ掲載

Re:立命館大 高野橋 情報
管理人 / 2010-12-20 15:12:00 No.19431
「関東には負けたくなかった」 MVP立命大・高野橋 甲子園ボウル

第65回甲子園ボウル(19日、兵庫県西宮市甲子園球場)チームの勝利をたぐり寄せる2TDを挙げた立命大のRB高野橋が、甲子園ボウルの最優秀選手に輝いた。

106ヤードを走り、チームの勝利をたぐり寄せる2TDを挙げた立命大のRB高野橋が、甲子園ボウルの最優秀選手に選ばれた。

粘り強い走りが持ち味で、今季は1度のタックルで倒されたことは数回しかない。そんな体の使い方を「自然とできてしまう」という天性のランナーだ。関西リーグでは、2年連続のリーディングラッシャーに輝いた。

埼玉県生まれで浦和学院から立命大に入学。当初は関西弁になじめず「アホとかボケとか、気軽に言われて結構こたえた」。今でも関西弁は使えない。

試合前は同じポジションの早大・末吉智が注目された。 「末吉君より走りたい」と臨んだ試合で見せた有言実行の活躍。「わざわざ関西に来て関東には負けたくなかった」。ライバルにも走り勝ち、ほおを緩ませた。

2010年12月20日 産経新聞掲載

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