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野球部情報 毎日新聞号外
管理人 / 2011-01-29 00:56:00 No.19552
浦和学院 センバツ出場 6年ぶり7回目

第83回選抜高校野球大会(毎日新聞社・日本高校野球連盟主催)の出場校を決める選考委員会が28日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、本県から関東・東京地区代表として浦和学院高校(さいたま市緑区代山)が選ばれた。同校のセンバツ出場は05年以来、6年ぶり7回目。甲子園出場は春夏合わせて17回目となる。大会には32校が出場。3月15日に抽選会を行い、同23日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。

Re: 野球部情報 毎日新聞号外
管理人 / 2011-01-29 01:06:00 No.19553
堅守と積極的な打撃

浦和学院は、1年生右腕の佐藤拓也投手を中心にした堅守を、沼田洸太郎三塁手(2年)、日高史也一塁手(2年)らを軸とした積極的な打撃陣が支え、勝ち進んできた。
秋季の地区予選・県大会では、5試合連続のコールド勝ちで他校を圧倒。春日部共栄との決勝戦でも佐藤投手が完封した。

関東大会でも勢いは衰えなかった。2回戦の千葉経大附(千葉)戦では9−0で圧勝。甲子園常連校の横浜(神奈川)との対戦となった準決勝では、2点を先制されたが、日高三塁手の2点本塁打などで逆転勝利した。

決勝は3ヶ月前の甲子園で準優勝した東海大相模(同)。リードしては追い付かれる苦しい展開だったが、9回裏2死満塁の好機に日高三塁手がサヨナラ打を放ち、15年ぶり2度目の優勝を果たした。

続いて開かれた全国10地区の優勝校が集まる明治神宮野球大会(神宮大会)では初戦となった準々決勝で東北(宮城)を7−2で破り快勝。佐藤投手は県大会決勝から神宮大会準々決勝までの5試合を1人で投げ抜いた。準決勝では、同大会で優勝することになる日大三(東京)に2−5と惜敗したが、選手らは、日大三に負けた悔しさをもとに、練習を積み重ねている。甲子園で勝つための戦いが始まる。

Re: 野球部情報 毎日新聞号外
管理人 / 2011-01-29 01:40:00 No.19554
センバツ出場の喜びと意気込みを小沢友紀雄校長と森士監督にきいた。

頑張る仲間をみんなで応援 小沢友紀雄校長

−2008年に校長に就任されましたが、浦学はどのような学校ですか?

小沢校長…全校生徒は約2400名という大きなスケールですが、そのスケールにもかかわらず先生の個別指導が行き届いている点が大きな特徴と思います。と言いますのは、野球部以外にも、ハンドボール部・テニス部・パワーリフティング部などの運動部やソングリーダー部・吹奏楽部などの文化部の活躍も目覚ましいものがあります。また、学業面では、大学・短大現役進学率が昨年度88%を超えております。これはとりもなおさず、先生方の個別指導が行き届いている証左とと思います。

−野球部の活躍はどう見ておられますか?

校長…新チームのスタート時点では「大丈夫かな」と思うぐらいだったが、戦っているうちにだんだん強くなる。「底力」があるんです。森監督の「日本一」と言われる練習量に、生徒がついて行く。それが底力を作っています。

−応援にも力が入りますね。

校長…生徒の間では「頑張る仲間をみんなで応援」という気持ちを育てていきたいと思っています。頑張る仲間がいたら自然に応援する気持ちを互いに持つことです。それから、保護者や同窓会・後援会・地域の方々なども含めて「浦学ファミリー」として応援していきたい。

−甲子園がその舞台になります。

校長…甲子園のスタンドでは、生徒たちも目の色を変えて必死に応援します。生徒はその精神を持つことが重要だと思います。あきらめない精神です。1人ひとりが100歩ずつ進むのは簡単だけども、全員でそろって1歩前に出るのは難しい。大差で勝たなくてもいいから、1つひとつ前に進む精神で勝ち上がってほしいと願っています。

1戦1戦強くなってきた 森士監督

−出場おめでとうございます。

監督…素直に嬉しいです。選んでいただき、戦うチャンスをいただいたので本当にありがたいと思います。

−地区大会を勝ち抜いた全国の強豪が集う昨秋の神宮大会で4強入りしました。 

監督…一昨年・昨年と春の関東大会を連覇しましたが、その中心選手が抜け、昨秋の新チーム結成時にはレギュラーは1人しか残っていませんでした。その戦力の中で関東大会を優勝し、神宮大会でベスト4と結果を残せました。投手と周りのバックアップがあって、1戦1戦勝ち上がることが出来ました。

−関東・神宮大会と1年生の佐藤拓也投手が連投しました。

監督…新チーム発足にあたり、生徒に対して、チームを育てるためには「ピッチャーが野手を育てる」か「野手がピッチャーを育てるか」の2つしかないと伝えました。今年は野手がピッチャーを育てるチームではないかと思っています。こちらの方が経験上伸びしろが大きいと感じてきました。そういう意味では、楽しみを持ってスタートしました。

−打撃平均3割4分4厘と高かった。

監督…打撃だけではなく、得点に絡む一打が積極的に打てました。ただ、神宮大会には勝ち残った上のレベルの投手から得点を取れる力をと考えると、まだまだ課題があると思います。

−甲子園ではどんな戦いを。

監督…ゲームを作るためには佐藤投手の働きは大事なポイントですが、投攻守のなかでは他にもいろいろな新しい戦力が出てくれればと思っています。神宮大会準決勝で負けた悔しさをバネに、冬の間にやってきたものが、センバツが終わった後に「こういう形で生かせました」と言えることが理想の戦い方です。

−選手たちにつたえたいことは。

監督…甲子園はあこがれの舞台ですが、あくまでも相手と戦う場所。浦学のグラウンド、県営球場でやるのと同じで、まずは戦うことに集中してもらいたい。メンタル面でもセルフコントロールができて最高の自分たちのパフォーマンスをしてもらいたいとおもいます。

−ぜひとも負けない野球で頂点までいけることを期待しています。ありがとうございました。

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