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大竹寛 情報
管理人 / 2011-02-07 10:19:00 No.19603
大竹寛 22期 現:広島
大竹投げた!4ヶ月ぶりブルペン

広島・大竹寛投手が6日、約4ヶ月ぶりにブルペン入りし、復活への第一歩を踏み出した。捕手を立たせて力強い30球に「まずまず」と、納得顔。右肩痛で昨季は1勝に終わり、地道なリハビリを積んできた。上位進出へ不可欠な右腕は、13日までの沖縄キャンプ中に、捕手を座らせるつもりで、調整が順調なら開幕に十分間に合う。


南国・沖縄で一筋の光が見えてきた。入念にキャッチボールを終えた大竹が向かった先は、ブルペンだった。約4ヶ月ぶりに感じるマウンドの高さ。歩幅をじっくり測ると、まずはキャッチボールの延長程度から徐々に力を込めていった。
そして「お願いします」と捕手に告げ、第1球。力強い球がミットから快音を響かせた。久々の感触を楽しむかのように計30球。捕手を立たせてのみの「7割程度」と言うが、確かに復活への第一歩を踏み出した。

「まずまずいい。(ブルペン入りは)予定通り。(マウンドの)傾斜を使ってどうか、と思ったけど普通に投げられて良かった」。納得の投球練習を終えると、見守った大野チーフ投手コーチと笑顔で話した。「思ったよりボールが良く、大野さんもビックリされて『抑えめでいこう』という話をしました」

昨季は開幕投手候補筆頭だったが、キャンプ終盤に行った270球の投げ込みが響き、右肩痛を発症。6月に一度復帰したが、再び悪化させ離脱。わずか3試合の登板で1勝に終わった。

長期のリハビリ中は一進一退。年末年始には千葉の施設で治療し、再起をかけたが、沖縄キャンプに来る前は「今後は分からない」を繰り返すのみだった。

辛苦を乗り越えて、たどり着いた30球。だからこそ慎重の上に慎重を重ねる。「(肩が)張ることもあるし、ケアをしっかりやっていかないと。この投球を続けていかないといけない」

肩に問題がなければ、次回は9日からの第3クールで捕手を座らせてブルペン入りする予定。

「開幕?まだそこまでは言えない」と言うが、調整が順調なら開幕ローテ入りも十分見えてくる。
野村監督は「今年の大竹は、やるつもりだろうし、再発しないようにやってほしい」と祈るように話した。20年ぶり優勝を狙う赤ヘルになくてはならない右腕。そのキーマンが、長いトンネルをようやく抜けた。

2011年2月7日 デイリースポーツ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2011-02-07 12:04:00 No.19605
大竹、復活へ一歩 昨年10月以来のブルペン入り

大竹はこぼれる笑みを隠し切れなかった。昨年10月以来となるブルぺン投球を終え、「楽しかったです」と流れる汗を気持ちよさそうに一拭き。長引く右肩痛からの復活へ、兆しは見えてきた。

キャンプ前に「何がどこまでできるか正直分からない」と話していた右肩の状態は、温暖な沖縄で着実に上向いている。捕手を立たせたまま7割の力で直球を投げ込んだブルペンでは、大野投手チーフコーチから「抑えめにいこう」と声が掛かるほど。充実の30球を「普通に投げられてほっとしている」と振り返った。

昨年は故障続きだった。シーズン前に発症した右肩痛に苦しめられ、1軍復帰後3試合を投げると今度は右臀部の肉離れ。秋季キャンプでは左太もも裏の張りで途中離脱した。右肩との相談は現在進行形。「毎日気にしていること。しっかりケアしてやっていきたい」と細心の注意を払う。

苦しい一年を経験し、新たに踏み出した第一歩。「大きいことは言えないし、今の時点で開幕に間に合うとまでは言えない」としながらも、その顔には充実感が浮かぶ。「まだまだここからです」。たとえ小さな一歩でも、復活への道のりを歩き始めた。

2011年2月7日 中國新聞掲載

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