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野球部情報2/23
管理人 / 2011-02-23 09:44:00 No.19661
『浦和学院だより』
連係中心に5時間半
開幕まで1ヶ月で熱気

チームは22日、午後2時から同校グラウンドで練習を行った。
キャッチボール、トスバッティングなどウォームアップの後、投内連係、シートノックをした。投内連係では3カ所に打席をつくり、バント守備隊形を確認していた。
その後、野手陣はフリー打撃、投手陣は投球練習で調整した。フリー打撃はマシンが1カ所と打撃投手が2カ所で投げ、打者は快音を連発していた。最後の筋力トレーニングも含め、約5時間30分の練習を終えた。
選抜まで残り1ヶ月。森監督は「1ヶ月といってもあと4週間。やっと暖かくなってきたので、これからは急ピッチで仕上げに入りたい」と話した。

『遠征で冬の成果試す』

選抜の開幕を1ヶ月後に控え、徐々に練習が実戦向きに変わり、熱を帯びてきた。現在のチーム状態について森監督は「6年ぶりだから順調かどうか分からない」と慎重な姿勢を崩さない。

10日頃から投手と内野陣の連係練習を入れ初め、アウト数、走者によってバントの際の守備隊形を入念に確認している。「投手陣はまだ動けていない。連係は練習試合が始まるまでにできるようにしたい」と捕手の森。これを完ぺきにすることが実戦への1歩目となる。

冬場に振り込んできた打者陣の練習内容も変化してきた。金属よりも重い竹バットでマシン打ちをこなしてきたが、同じく10日頃から金属バットを使い始め、打撃投手の生きた球を打つようになった。中村ヘッドコーチは「振る力はついている。あとはどう使いこなせるか」と展望する。

泣いても笑ってもあと1ヶ月。遠征では紅白戦なども取り入れていく予定だ。「間違いなく基礎体力は上がった。それがプレーに出るかはこれからの仕上げが大事」と森監督。練習の成果を試すときが近づいている。

『エース佐藤が手応えの52球』
投手陣の調整順調

投手陣が調整ペースを上げている。この日は5人がブルペンに入り、エースの佐藤は得意の変化球も交えながら52球の投球練習を行った。「状態は悪くない。実戦感覚を徐々につかんできた」と手応えを感じている。

2週間ほど前から投げ込みを初め、普段は70球から多いときには100球以上を投げているが、今回は寒かったために少なめになった。現時点での課題は変化球の制球と、シュート回転する直球の修正。「選抜では100%で投げられるようにしたい」と頼もしかった。

『フォーム改造で沼田、試行錯誤』
「焦らずやる」

昨秋の主砲が残り1ヶ月で打撃フォーム改造に取り組んでいる。三塁手の沼田は「(芯に)当たったときには強い打球が行くが、まだ確率が低い」と試行錯誤の段階だ。

フォームが硬くなっていたため、力を抜いてゆっくり打席に立ち、高く上げていたバットも腰のあたりで低く構えるようになった。「変えたばかりなので、焦らずにやることをやって自分のものにできたらいい」と新フォーム同様にゆったり構えて、誰もが驚くような打球を甲子園スタンドにたたき込むつもりだ。

『浦和学院の今後の予定』
2月24日〜 静岡遠征(27日まで)
3月 3日〜 沖縄遠征(11日まで)
3月 8日  沖縄尚学・真和志と練習試合
3月 9日  沖縄水産と練習試合
3月10日  糸満・中部商と練習試合
3月11日  小禄・南風原と練習試合
3月13日  甲府商と練習試合
3月15日  組み合わせ抽選会
3月16日  国士舘と練習試合
3月17日  帝京と練習試合
3月18日  甲子園に出発
3月23日  選抜大会開幕
  
2011年2月23日 埼玉新聞掲載

※このサイトでは練習試合等の結果につきましては新聞等で公表されたもののみ今後もお知らせする予定です

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