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高校野球News
管理人 /
2011-03-10 10:11:00
No.19727
センバツ32校の横顔 2
東海大相模 上位打線に破壊力
大垣日大 左腕葛西が好調子
▼東海大相模(神奈川)2年連続9度目
昨夏の全国選手権大会では準優勝。上位打線には非常に破壊力がある。チーム打率は3割6分7厘。臼田は打率5割2分8厘、打点16をマークした。リードオフマンの渡辺は4割打者で9盗塁と俊足を誇る。田中も左右に打ち分ける好打者だ。右腕エースの近藤は球威こそそれほどではないが、完投能力が高い。
▼横浜(神奈川)3年ぶり13度目
主将の近藤、伊達、乙坂ら打率4割を超える選手がそろう。近藤は7盗塁、伊達と乙坂は5盗塁と俊足だ。機動力を絡めた伝統的なそつない攻撃が持ち味だ。左腕の山内は直球と多彩な変化球で緩急をつける。本来のエース斉藤はフォームを崩した。調子を取り戻せるかがポイント。守備は12試合で11失策。
▼静清(静岡)初出場
身長187センチの大型右腕の野村がチームの柱となる。角度のある直球は制球が良く、捕手の加藤との絶妙なコンビネーションで打ち取っていく。打者としては2人とも中軸。打線に派手さはないが、バントやヒットエンドランを絡めて得点する。攻守に堅実なプレーが持ち味で粘り勝つ戦いを目指す。
▼大垣日大(岐阜)2年連続3度目
昨春の選抜大会では4強。昨秋の東海大会覇者。昨春のマウンドを経験している左腕の葛西がチームを引っ張る。制球力が素晴らしく、102回を投げて四死球わずかに11。防御率1.32をマークした。打線も力強い。主軸の星野、高田はともに長打力があり、打率も4割を超える。下位も切れ目がない。
▼日本文理(新潟)2年ぶり4度目
3人の右腕投手を中心とした守りのチーム。エース田村はスライダーの切れが抜群。63回2/3を投げて83三振を奪った。安定感のある吉野、波多野が支える。バックも10試合で7失策と堅守を誇る。打線は2割5分7厘と、やや迫力に欠ける。勝負強い湯本の前にどれだけ走者をためられるかが鍵になる。
▼金沢(石川)7年ぶり9度目
昨秋の北信越大会で優勝。投打にバランスが取れており、10試合で6失策と守備も堅い。注目のエース右腕の釜田は150キロの直球と鋭い変化球を武器に、投球回数を上回る三振を奪った。チーム打率は3割5分7厘。中村は打率5割、石田、釜田は4割を超え、破壊力もある。16盗塁と機動力も駆使する。
▼京都成章 13年ぶり2度目
右腕の西野は直球に切れがある。緩急を有効に使って打者に的を絞らせない。スタミナ面がやや不安材料か。2番手の柳尾涼の出来もポイントになる。チャンスメーカーは打率4割2分9厘をマークした宮本。犠打や盗塁を絡めてチャンスを広げ、堅実に得点を狙う。失策の多い二遊間の守備を立て直せるか。
▼履正社(大阪)3年ぶり3度目
昨夏の甲子園大会を経験した選手が多く残った。中軸の石井は好機に強く、昨秋の18打点をマークした。リードオフマンの海部は、俊足好打でセンスにあふれる。投手では右腕の飯塚が柱になる。真っすぐの球速はそれほどではないが、多彩な変化球で丁寧にコースを突いていく。防御率は1.14。
2011年3月10日 埼玉新聞掲載
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東海大相模 上位打線に破壊力
大垣日大 左腕葛西が好調子
▼東海大相模(神奈川)2年連続9度目
昨夏の全国選手権大会では準優勝。上位打線には非常に破壊力がある。チーム打率は3割6分7厘。臼田は打率5割2分8厘、打点16をマークした。リードオフマンの渡辺は4割打者で9盗塁と俊足を誇る。田中も左右に打ち分ける好打者だ。右腕エースの近藤は球威こそそれほどではないが、完投能力が高い。
▼横浜(神奈川)3年ぶり13度目
主将の近藤、伊達、乙坂ら打率4割を超える選手がそろう。近藤は7盗塁、伊達と乙坂は5盗塁と俊足だ。機動力を絡めた伝統的なそつない攻撃が持ち味だ。左腕の山内は直球と多彩な変化球で緩急をつける。本来のエース斉藤はフォームを崩した。調子を取り戻せるかがポイント。守備は12試合で11失策。
▼静清(静岡)初出場
身長187センチの大型右腕の野村がチームの柱となる。角度のある直球は制球が良く、捕手の加藤との絶妙なコンビネーションで打ち取っていく。打者としては2人とも中軸。打線に派手さはないが、バントやヒットエンドランを絡めて得点する。攻守に堅実なプレーが持ち味で粘り勝つ戦いを目指す。
▼大垣日大(岐阜)2年連続3度目
昨春の選抜大会では4強。昨秋の東海大会覇者。昨春のマウンドを経験している左腕の葛西がチームを引っ張る。制球力が素晴らしく、102回を投げて四死球わずかに11。防御率1.32をマークした。打線も力強い。主軸の星野、高田はともに長打力があり、打率も4割を超える。下位も切れ目がない。
▼日本文理(新潟)2年ぶり4度目
3人の右腕投手を中心とした守りのチーム。エース田村はスライダーの切れが抜群。63回2/3を投げて83三振を奪った。安定感のある吉野、波多野が支える。バックも10試合で7失策と堅守を誇る。打線は2割5分7厘と、やや迫力に欠ける。勝負強い湯本の前にどれだけ走者をためられるかが鍵になる。
▼金沢(石川)7年ぶり9度目
昨秋の北信越大会で優勝。投打にバランスが取れており、10試合で6失策と守備も堅い。注目のエース右腕の釜田は150キロの直球と鋭い変化球を武器に、投球回数を上回る三振を奪った。チーム打率は3割5分7厘。中村は打率5割、石田、釜田は4割を超え、破壊力もある。16盗塁と機動力も駆使する。
▼京都成章 13年ぶり2度目
右腕の西野は直球に切れがある。緩急を有効に使って打者に的を絞らせない。スタミナ面がやや不安材料か。2番手の柳尾涼の出来もポイントになる。チャンスメーカーは打率4割2分9厘をマークした宮本。犠打や盗塁を絡めてチャンスを広げ、堅実に得点を狙う。失策の多い二遊間の守備を立て直せるか。
▼履正社(大阪)3年ぶり3度目
昨夏の甲子園大会を経験した選手が多く残った。中軸の石井は好機に強く、昨秋の18打点をマークした。リードオフマンの海部は、俊足好打でセンスにあふれる。投手では右腕の飯塚が柱になる。真っすぐの球速はそれほどではないが、多彩な変化球で丁寧にコースを突いていく。防御率は1.14。
2011年3月10日 埼玉新聞掲載