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高校野球News
管理人 /
2011-03-11 10:37:00
No.19731
センバツ32校の横顔 3
報徳学園 投打に期待の田村
智辯和歌山 打線引っ張る道端
▼報徳学園(兵庫)2年ぶり18度目
昨夏の甲子園大会ベスト4。右腕エースの田村は140キロ台の真っすぐを主体に投球を組み立てる。変化球の切れも鋭い。昨秋は9試合を1人で投げ抜いて、防御率1.70。田村は3割8分7厘とチームトップの打率で打撃でも非凡なセンスを見せる。永岡、池田の中軸も好機に強い。失策は4と堅守だ。
▼加古川北(兵庫)初出場
足を絡めた攻撃を見せる。昨秋は12試合で35盗塁。常に次の塁を狙う意識も高い。チーム打率は2割7分7厘とやや迫力に欠ける。ともに打率4割を超える渋村、武田を中心に好機をつくれるか。主戦右腕の井上は球速差が大きいスローカーブを駆使。打たせて取るタイプだけに守備がポイントだ。
▼天理(奈良)4年連続21度目
昨秋の近畿大会覇者。11試合で7失策と守備は堅い。右腕の西口は140キロ台後半の直球が武器。左腕の中谷と投手陣の層は厚い。継投も大きな強みになっている。チーム打率は3割7分7厘。好機を確実に生かす攻撃スタイルだ。主軸の長谷川、伊達は打率4割以上をマークして勝負強さが光る。
▼智辯和歌山 2年連続10度目
昨秋の本塁打は4本。例年に比べ長打力にはやや欠け、つなぐ打線だ。チーム打率は3割4分9厘。道端、中村ら4割打者をそろえ切れ目がない。道端は打点16と勝負強い。投手陣は右腕の上野山、左腕の青木、中軸打者も務める宮川ら継投で乗り切っていく。高嶋監督はあと1勝で節目の春夏通算60勝目。
▼関西(岡山)2年連続11度目
エース左腕の堅田は直球、変化球ともに切れが良く、63回2/3で防御率0.85と安定している。右の水原は球威がある。昨秋の中国大会は4試合で1点も失わずに制した。打線では水原が3本塁打、18打点とチーム最多をマークした。チームとしては5人で8本塁打を放っており、長打力がある。
▼創志学園(岡山)初出場
メンバー全員が2年生。チーム打率は2割5分9厘と打線に迫力はそれほどないが、犠打やヒットエンドランなど小技を絡めて着実に得点を奪っていく。投手陣は変化球が多彩な左腕富田と真っすぐが魅力の右腕山本による継投がパターン。捕手の須藤の巧みなリードも光る。競り合いにも強い。
▼総合技術(広島)初出場
小柄な選手が多く長打力には欠けるが、3割打者が多い。昨秋は打率2割3分5厘と調子の上がらなかった胡麻の復調が待たれる。投手陣はマウンド度胸の良い左腕の伊田が中心だ。守備は秋季広島大会準決勝では7失策と乱れたが、それを除けば9試合で5失策と堅い。普段通りのプレーができるかがポイント。
▼香川西 初出場
右腕の宇都宮は防御率2.94とそれほどの数字ではないが、伸びのある直球を打者の胸元に投げ込む。2番手には右腕の岡田が控える。打線はしぶとくつないで得点を奪っていく。好機を逃さずに畳みかける力は十分にある。太田は5割打者。12打点をマークした中軸の小林は非常に勝負強い。守備も9試合で8失策と堅実だ。
2011年3月11日 埼玉新聞掲載
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報徳学園 投打に期待の田村
智辯和歌山 打線引っ張る道端
▼報徳学園(兵庫)2年ぶり18度目
昨夏の甲子園大会ベスト4。右腕エースの田村は140キロ台の真っすぐを主体に投球を組み立てる。変化球の切れも鋭い。昨秋は9試合を1人で投げ抜いて、防御率1.70。田村は3割8分7厘とチームトップの打率で打撃でも非凡なセンスを見せる。永岡、池田の中軸も好機に強い。失策は4と堅守だ。
▼加古川北(兵庫)初出場
足を絡めた攻撃を見せる。昨秋は12試合で35盗塁。常に次の塁を狙う意識も高い。チーム打率は2割7分7厘とやや迫力に欠ける。ともに打率4割を超える渋村、武田を中心に好機をつくれるか。主戦右腕の井上は球速差が大きいスローカーブを駆使。打たせて取るタイプだけに守備がポイントだ。
▼天理(奈良)4年連続21度目
昨秋の近畿大会覇者。11試合で7失策と守備は堅い。右腕の西口は140キロ台後半の直球が武器。左腕の中谷と投手陣の層は厚い。継投も大きな強みになっている。チーム打率は3割7分7厘。好機を確実に生かす攻撃スタイルだ。主軸の長谷川、伊達は打率4割以上をマークして勝負強さが光る。
▼智辯和歌山 2年連続10度目
昨秋の本塁打は4本。例年に比べ長打力にはやや欠け、つなぐ打線だ。チーム打率は3割4分9厘。道端、中村ら4割打者をそろえ切れ目がない。道端は打点16と勝負強い。投手陣は右腕の上野山、左腕の青木、中軸打者も務める宮川ら継投で乗り切っていく。高嶋監督はあと1勝で節目の春夏通算60勝目。
▼関西(岡山)2年連続11度目
エース左腕の堅田は直球、変化球ともに切れが良く、63回2/3で防御率0.85と安定している。右の水原は球威がある。昨秋の中国大会は4試合で1点も失わずに制した。打線では水原が3本塁打、18打点とチーム最多をマークした。チームとしては5人で8本塁打を放っており、長打力がある。
▼創志学園(岡山)初出場
メンバー全員が2年生。チーム打率は2割5分9厘と打線に迫力はそれほどないが、犠打やヒットエンドランなど小技を絡めて着実に得点を奪っていく。投手陣は変化球が多彩な左腕富田と真っすぐが魅力の右腕山本による継投がパターン。捕手の須藤の巧みなリードも光る。競り合いにも強い。
▼総合技術(広島)初出場
小柄な選手が多く長打力には欠けるが、3割打者が多い。昨秋は打率2割3分5厘と調子の上がらなかった胡麻の復調が待たれる。投手陣はマウンド度胸の良い左腕の伊田が中心だ。守備は秋季広島大会準決勝では7失策と乱れたが、それを除けば9試合で5失策と堅い。普段通りのプレーができるかがポイント。
▼香川西 初出場
右腕の宇都宮は防御率2.94とそれほどの数字ではないが、伸びのある直球を打者の胸元に投げ込む。2番手には右腕の岡田が控える。打線はしぶとくつないで得点を奪っていく。好機を逃さずに畳みかける力は十分にある。太田は5割打者。12打点をマークした中軸の小林は非常に勝負強い。守備も9試合で8失策と堅実だ。
2011年3月11日 埼玉新聞掲載