選抜高校野球開催は１８日に協議
抽選会は予定通り実施

東日本大震災を受け､第８３回選抜高校野球大会(２３日開幕･甲子園球場)の臨時運営委員会が１３日に持ち回りで開かれ､大会開催の可否については被災地の情報収集などをした上で１８日に再度協議することになった｡

予定通り開催する方向で準備は進め､１４日の代表者会議､１５日の組み合わせ抽選会は当初の日程で行う｡

センバツの組み合わせ抽選会、予定通り１５日に実施

東日本大震災を受け、選抜高校野球大会を主催する日本高校野球連盟と毎日新聞社は１３日、第８３回大会の臨時運営委員会を持ち回りで開き、１５日の組み合わせ抽選会を大阪市で予定通り行うことを決めた。２３日開幕の大会開催については、１８日に臨時運営委員会を開いて再度協議する。

出場３２校のうち、来阪のめどが立たない東北高（宮城）は、１回戦最後の試合となる第６日第１試合（２８日）に組み込む。他にも抽選会に参加できない被災地のチームがあれば、主催者による代理抽選を行う。
このほか、１４日には監督、責任教師を対象とする代表者会議、出場校の主将によるキャプテントークを予定通り実施する。１４日夜に予定していたキャプテン研修会は中止するという。

日本高野連によると、東北高からは「大阪までの交通手段のめどが立たない」との連絡があったという。

2011年3月13日 日刊スポーツ ネット配信