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野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 08:53:00 No.19764
対戦カード決定
浦和学院、初戦は鹿児島実
5日目第2試合 開催可否は18日協議

東日本大地震の影響でまだ大会開催の可否が決定していない第83回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれ、浦和学院は鹿児島実との対戦が決まった。試合は大会5日目第2試合。

夏春連続出場の鹿児島実は今回、15年ぶり8度目の出場。1996年の第68回選抜大会優勝、春夏合わせて25度目の甲子園出場を誇る名門校で、昨秋は九州大会を制し、神宮ら宇大会では準優勝した。
6年ぶり7度目出場の浦和学院は昨秋の関東大会王者で神宮大会4強。1回戦屈指の好カードとなった。

選抜大会は23日から12日間、甲子園球場で実施される予定だが、大会開催については18日の臨時運営委員会で協議する。選手宣誓を務める選手は18日以降に決めることになる。

2011年3月16日 埼玉新聞掲載 一部抜粋

Re: 野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 09:07:00 No.19765
屈指の好カードに闘志

昨秋の関東と九州の王者同市のガチンコ対決。浦和学院は鹿児島実との対戦が決まり、1回戦屈指の好カードとなった。森監督は「いつもそう。うちはくじ運がいい」と苦笑しつつ、「いよいよ相手が決まってあとは戦いに集中するだけ」と引き締めた。

主将の小林は「相手は甲子園常連校。打撃がいいし、守備もまとまっている。総合的に強い」と警戒する。

鹿児島実は左腕エース野田を中心に守備からリズムをつくり、どこからでも得点ができる打線が強み。ポイントは左腕対策になりそうだ。小林は「意識は特にない」と平静を保った。

東日本大地震の被災者に対して黙祷が行われるなど抽選会も例年とは違う雰囲気に包まれた。注目は対戦が次々と決まったものの、森監督は「拍手で沸くというより、粛々と開幕を迎えている感じだった」と評する。

しかし、ひとたびユニホームを着れば、がむしゃらに白球を追うだけだ。小林は「相手より自分たちがどう最高のパフォーマンスを発揮できるか。今までやってきたことをすべて出したい」と静かに闘志を燃やした。

2011年3月16日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 09:19:00 No.19766
似たチームという印象
鹿児島実・宮下正一監督の話

浦和学院はエースが小柄で好打者が多く、鹿実と似たチーム、という印象。エースの佐藤君は好投手で1番打者。野球センスがあり、警戒すべき存在。相手は試合慣れしている強豪チームなので、挑戦者のつもりで立ち向かいたい。

つなぐ野球展開したい
鹿児島実・豊住康太主将の話

強豪が集まるブロックに入ったのはうれしいこと。神宮大会で、浦和学院の試合を少し見た。積極的な野球で、僕たちと似ている。佐藤君の球は切れがよく、球速より速く見える。芯でとらえ低い打球にし、つなぐ鹿実の野球を展開したい。

『鹿児島実』
1916年創立の私立共学校。野球部は32年創部。甲子園は春が15年ぶり8度目、夏は17度の出場を誇る。96年春の選抜で初の全国制覇を達成。杉内俊哉、本多雄一(以上ソフトバンク)らプロ選手13人を輩出している。

現チームは昨秋の九州大会王者で、明治神宮大会準優勝。公式戦13試合で52犠打、8失策と堅実さが持ち味。エースは左腕野田。最速143キロの直球とスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。打線は俊足の1番平山が出て、チーム1の18打点の3番豊住、4番濱田ら中軸で返すのがパターン。

2011年3月16日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 09:54:00 No.19767
「勇気づけるプレーを」

「被災者を勇気づけられるプレーを」。15日に行われた第83回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会。東日本大地震で大会開催の可否が決まらないという異例の状況の中での対戦相手決定にも、被害を受けた東北は関東の出場校は被災した郷土に思いをはせ、甲子園での全力プレーを誓った。

抽選会は午前9時に開始。暴投では全員が起立し黙とうをささげた。第3日目の第3試合では、ともに大震災で被害を受けた水城(茨城)と光星学院(青森)の対戦が決定。光星学院の仲井宗基監督は「大変な地域同士の対戦になってしまった。お互いに強い思いがある」と複雑な表情を見せ、川上竜平主将は「勝つことしかできない」と言葉に力を込めた。

水城は震災の影響で大阪入りが遅れ、14日夕にぎりぎり到着した。部員に被害はなかったが、動揺を抑えるため監督は学校に残留。飛田知希主将は「野球というスポーツを通して、被災者を勇気づけられるプレーをしたい」と話した。

移動のめどが立たず抽選会に参加できなかった東北(宮城)は1回戦最後のカードとなる第6日目の第1試合に組み込まれ、大垣日大(岐阜)と顔を合わせることが決まった。東北の五十嵐征彦監督は「今の状況の中で、できる限りのことを頑張っていきたい」とコメントを寄せ、大垣日大の阪口慶三監督は「全力で戦って感動してもらえる試合をしたい」と神妙な表情で語った。

停電などの被害を受けた21世紀枠の大館鳳鳴(秋田)は天理(奈良)と対戦。斉藤広樹監督は「不安もあるだろうが、集中しようと部員に話した」と述べた。


準備進めるだけ
奥島孝康・日本高野連会長の話

われわれは粛々と準備を進めるだけ。あらゆる可能性を含めて考慮する。(中止の選択肢も)もちろん(ある)。

『選手宣誓は決定できず』

選手先生役は決定できなかった。大会開催が未決定の異常事態を象徴するように、18日の臨時運営委員会以降まで持ち越しされた。従来なら組み合わせが決まった後、出場校のキャプテンの中から選出して話題を集めていたが「東北の主将が不参加」「まだ大会の挙行も決まっていない」などを理由に指名を見送った。

「開催を」「賛否ある」
異例の状況、声さまざま

出場32校中、東日本大地震の被災地にある東北(宮城)は参加できなかった。選抜大会の開催の可否が決まっていない異例の状況に、出場校からはさまざまな声が上がった。

九州国際大付(福岡)の若生正広監督は東北高OB。東北ではダルビッシュ(日本ハム)を擁して、夏の甲子園大会で準優勝したこともある。現在も自宅は仙台市内だ。「今はみんな暗いと思う。宮城、仙台は野球の盛んな地域。ぜひ開催して頂いて、勇気と力を与えてほしい」と強い口調だった。

報徳学園(兵庫)の永田裕治監督は1995年の阪神大震災を経験している。「被害にあっている方がたくさんいる。できるかどうか分からないけれど、こればかりはどうしようもない。(開催は)賛否両論あると思う」と複雑な表情だ。95年の選抜大会に報徳学園は出場。「印象に深く残っている。とにかく頑張ろうということだった」と振り返った。

開催が不透明な状況に、ベテラン監督の胸中も穏やかではない。明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は「まだ決まっていないが、大会ができるだけいいと思ってやらなあかん」と語る。智辯和歌山の高島仁監督は「高校野球を通じて、人々が頑張ろうという気になればいい」と話した。

東海大相模(神奈川)の佐藤大貢主将は「野球をできない人が(被災地に)いる。いつか全国の高校球児が元気に野球をできればいい」と沈痛な面持ちだった。

2011年3月16日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 09:57:00 No.19768
浦和学院、初戦は鹿児島実 選抜高校野球

第83回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会で、浦和学院は大会5日目第2試合で鹿児島実と対戦することが決まった。23日に阪神甲子園球場で開幕する予定だが、東日本大震災を受け、開催するかどうかは18日の臨時運営委員会で改めて協議される。

浦和学院は今月3日から沖縄で合宿。11日までの予定だったが、航空便の欠航などのため沖縄で調整を続け、16日にさいたま市に戻る予定。

昨秋の明治神宮大会で準優勝し、目指すは頂点。昨夏の選手権大会で3回戦に進出した時のメンバーが5人残り、大舞台の豊富な経験が強みになっている。

1年夏からベンチ入りするエースの左腕野田は制球に磨きをかけた。昨秋の公式戦では105回を投げ、防御率は1.37。

打線は1番平山が昨秋の公式戦で4割4分7厘の高打率をマークし、足でも稼ぐ。中軸の豊住、浜田、揚村を核にチーム打率は3割6分7厘。「下位打線でも打てる」(宮下監督)のが持ち味だ。

1996年の初優勝以来の選抜出場。全国制覇を目指し、「心に火がついている」(豊住主将)。

〈浦和学院・小林賢剛主将〉お互い明治神宮大会で日大三に負けた。どちらがもう一度戦えるか。キャンプ先の沖縄・那覇で、何不自由なく練習させてもらっている。とにかく先手必勝で、思い切ってプレーしたい。

〈浦和学院・森士監督〉地震で3日からの那覇キャンプから戻れず、練習試合も中止になった。鹿児島実は明治神宮大会で準優勝した古豪。選手は野球ができることに感謝し、見る人に勇気を与えるような戦いをして欲しい。

〈鹿児島実・豊住康太主将〉浦和学院は関東大会で優勝した強いチーム。ここで勝てば勢いに乗れる。明治神宮大会よりみんな体も大きくなって力もついた。雑なプレーを声を掛け合って無くしていけば、勝ちにつながると思う。

〈鹿児島実・宮下正一監督〉浦和学院の佐藤投手は小柄だがキレのある投球をする。選手たちは練習試合での失策が気になる。野田は四球を出さないように修正したい。これから昨夏の甲子園経験者を中心に、足元を固めていく。

2011年3月16日 朝日新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 10:04:00 No.19769
浦学は鹿実と
「選抜」5日目第2試合

大阪市内で15日行われた選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会で、6年ぶり7度目出場の浦和学院は5日目第2試合で鹿児島実(鹿児島)と対戦することが決まった。大会は12日間の予定で23日開幕する。

浦和学院は地震の影響でキャンプ地の沖縄県で足止めされた上、選手の親族も被災した。小林賢剛主将は「自分たちのプレーで被災者をはげましたい」と意気込み、森士監督は「学校自体が休校となり、選手への影響が心配だが、後半の日程のため、落ち着いて臨めるはず」と語った。

2011年3月16日 読売新聞埼玉版掲載

Re:野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 11:18:00 No.19770
鹿実と初戦で激突
浦学「申し分ない相手」

浦和学院(埼玉)は昨秋明治神宮大会準優勝の鹿児島実といきなり激突する1回戦屈指の好カードが実現した。昨秋関東大会を制し、明治神宮大会4強だった同校にとって相手に不足はない。小林主将は「初戦としては申し分ない相手。自分たちの持っている力を出し切って思い切りプレーしたい」と、早くも対決を待ちわびていた。

≪鹿児島実主将「あちゃ〜っ!」≫
鹿児島実は初戦で昨秋関東Vの浦和学院と激突。さらに大垣日大、東海大相模、報徳学園ら強豪ひしめく最激戦区を引き当て、豊住主将は「組み合わせをボードで確かめた瞬間、あちゃ〜っ!と思った」と脂汗を浮かべた。ただ鹿児島実も左腕・野田を柱に神宮大会で準V、相手に不足はない。宮下監督は「初戦を突破すれば神宮の勢いがよみがえる」と自信をのぞかせた。

2011年3月16日 スポニチ掲載

Re:野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 11:36:00 No.19771
第83回センバツ高校野球
浦学は鹿児島実と 第5日第2試合

第83回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。浦和学院は27日の大会第5日第2試合で鹿児島実(鹿児島)と対戦することが決まった。強豪との初戦にナインは闘志を燃やしている。

エースの佐藤拓也投手は「相手は実力校。自分たちの力を全部出す」と語る。佐藤投手の実家のある茨城県鹿嶋市は東日本大震災で被災した。「甲子園で活躍して地元を励ませるようなプレーがしたい」と話す。

主砲の沼田洸太郎選手は「がむしゃらに目の前の試合に取り組みたい」と力を込めた。

2011年3月16日 毎日新聞埼玉版掲載

Re:野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 14:26:00 No.19773
第83回選抜高校野球展望

東日本大震災の影響で開催するかどうか決定していない第83回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内で開かれた。

優勝候補の筆頭と目されるのは昨秋の明治神宮大会覇者の日大三(東京)。初戦の相手は試合巧者の明徳義塾(高知)、準決勝までの同じブロックには最速152キロを誇る釜田を擁する金沢(石川)がおり、強力打線で決勝戦まで進出した昨年の再現は簡単ではなさそう。しかし、今年は右腕吉永の成長で投打にバランスが取れている。接戦をモノにしていけるなら、40年ぶりの頂点が見えてくるだろう。

登場が最も遅いブロックには実力校が集中。8校のうち地区大会覇者が5校、他にも昨夏準優勝の東海大相模(神奈川)と同4強の報徳学園(兵庫)がいる。左腕エース葛西(かっさい)を含めて昨春4強メンバーを多く残す大垣日大(岐阜)が総合力で上回るが、鹿児島実(鹿児島)、浦和学院(埼玉)など、どこが勝ち上がっても不思議ではない激戦区だ。

大会開催の可否が決まるのは18日。東日本大震災の影響を心身に受け、調整が難しいチームもあるが、大会が開かれれば、練習の成果をしっかり発揮してほしい。

2011年3月16日 産経新聞掲載

Re:野球部情報3/16
管理人 / 2011-03-16 14:32:00 No.19774
日大三、投打充実のV候補
天理、鹿児島実も有力

第83回選抜高校野球大会は23日から12日間、甲子園球場で予定されている。15日に決まった組み合わせから大会を展望する。

優勝候補の筆頭には、前回準優勝で昨秋の明治神宮大会覇者の日大三(東京)が挙がる。エース吉永が防御率0.70と抜群の安定感を誇り、打線も昨春経験者の畔上、横尾ら好機に強い選手がそろう。投打ともに隙がなく、1回戦で当たる四国王者の難敵、明徳義塾(高知)を力で押し切れるか。

近畿大会優勝の天理(奈良)も有力。チーム打率は出場校中3位の3割7分7厘と、打線につながりがある。150キロ台の速球を持つ釜田のいる金沢(石川)、優勝経験のある横浜(神奈川)も勝ち上がる力を持つ。

九州大会覇者の鹿児島実(鹿児島)も強い。左腕エースの野田は変化球が切れ、バックの守備も堅い。対する関東大会覇者の浦和学院(埼玉)はエースの佐藤が1番を打つ。1回戦屈指の好カードだ。

東海王者の大垣日大(岐阜)、昨夏準優勝の東海大相模(神奈川)、報徳学園(兵庫)など実力校もひしめく。投打にまとまっている履正社(大阪)、チーム打率が唯一4割超の光星学院(青森)も優勝争いに絡む可能性が大。大垣日大と当たる東北(宮城)は、大震災の暗い話題をはねのけられるか。

2011年3月16日 時事通信

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