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野球部情報3/18
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2011-03-18 09:30:00
No.19781
『浦和学院だより』
「選抜」メンバー発表
きょう開催可否決定
沖縄遠征から前日に戻ったチームは17日、同校グラウンドに集まり、甲子園メンバー18人を発表した。
メンバーは優勝した昨秋の関東大会とほぼ同じ顔ぶれ。レギュラー陣は背番号の変更がなく、控え投手の中山翔太が10番に昇格したほか、外野手の小野達輝が17番で初のベンチ入りを果たした。
ポジション別では、投手が4人、捕手が2人、内野手が6人、外野手が6人。学年別では新3年生が13人、新2年生が5人選ばれた。
東日本大地震の影響により、大会開催の可否が最終決定していない中、森監督は「野球をやっていること自体恵まれている。出させてもらえたらそれにふさわしいプレーをしていこう」と選手に呼びかけた。
主将の小林は「やるかやらないか分からないが、やるとしたら激戦区。楽しみだし、良い状態で入れるかという不安もある」と心情を吐露した。
日本高野連は18日午後、大阪市内で臨時運営委員会を開き、大会開催の可否について最終協議を行う。チームは同日午前、新幹線で大阪入りする予定。
■ベンチ入り選手■
?佐藤拓也 2年 投手
?森 光司 3年 捕手
?日高史也 3年 一塁手
?遠藤 生 3年 二塁手
?沼田洸太郎 3年 三塁手
?小林賢剛 3年 遊撃手
?荒井大樹 3年 左翼手
?石橋 司 2年 中堅手
?柴崎裕介 3年 右翼手
?中山翔太 3年 投手
?笹川晃平 2年 右翼手
?林崎龍也 2年 捕手
?浅田龍一 3年 投手
?松浦光謙 3年 投手
?今栄尚人 3年 左翼手
?村上和広 3年 遊撃手
?小野達輝 3年 中堅手
?明石飛真 2年 一塁手
『外れた選手も一丸で』
メンバー発表は選手にとって1つの儀式のようなものだ。森監督は言う。「自分が背番号をもらった夢を見て、起きたら泣いていたことが何度もあった」。森監督は上尾高−東洋大と名門に進んだが、けがなどもあり背番号をもらえなかった。
昨秋の大会ではベンチ入りしながら、今回は惜しくもメンバーに選ばれなかった室町は「正直に言って悔しい」。小泉は「できることをやるだけ」と記録員の仕事を全うするつもりだ。
しかし、これですべてが終わるわけではない。森監督は選手たちによく話すことがある。「人生のメンバー外になるな」。そこには「将来、仕事に就くときにはメンバーとして活躍する場をつかまなければいけない」というメッセージがある。
背番号をもらい涙を流す夢は監督になって一切見なくなったという。もらう立場から変わったからだ。「監督として違う大変さ、満足感を味わえるようになった。自分の仕事に集中しているのかもしれない」。
監督として15度目の甲子園。メンバー外も一丸で戦うことを強調した。
『新2年生右腕が1番に気合い十分」佐藤』
メンバー発表で真っ先に名前を呼ばれた。昨秋の県大会、関東大会優勝に大きく貢献した新2年生右腕の佐藤がエースナンバーを付ける。「1番をもらって今まで以上にさらに頑張ろうと思った」と気合いが充満する。
沖縄合宿での練習試合では良い面も悪い面も出たが、この日はブルペンで調整し、調子は悪くなさそうだ。「あとは実戦の気持ちの部分。技術面では体の開きが早くならないようにしたい」と課題も分かっている。甲子園でもその右腕で勝利をつかみ取る覚悟だ。
『打撃好調で外せぬ存在 小野』
新3年生で外野手の小野が入学以来初めてメンバー入りした。17番をもらい「まさか入るとは思っていなくて驚いたが入ったからには貢献したい」と目を輝かせる。
沖縄合宿でめきめきと頭角を現した。練習試合で右投手から鋭い当たりを連発し、最後の最後で滑り込み。森監督も「打撃がよくて外せなくなった」というほど欠かせない選手に成長した。ラッキーボーイは「右投手を打つ気持ちで臨む。代打で結果を残したい」と甲子園の打席に立ち、安打を打つことを夢見た。
2011年3月18日 埼玉新聞掲載
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「選抜」メンバー発表
きょう開催可否決定
沖縄遠征から前日に戻ったチームは17日、同校グラウンドに集まり、甲子園メンバー18人を発表した。
メンバーは優勝した昨秋の関東大会とほぼ同じ顔ぶれ。レギュラー陣は背番号の変更がなく、控え投手の中山翔太が10番に昇格したほか、外野手の小野達輝が17番で初のベンチ入りを果たした。
ポジション別では、投手が4人、捕手が2人、内野手が6人、外野手が6人。学年別では新3年生が13人、新2年生が5人選ばれた。
東日本大地震の影響により、大会開催の可否が最終決定していない中、森監督は「野球をやっていること自体恵まれている。出させてもらえたらそれにふさわしいプレーをしていこう」と選手に呼びかけた。
主将の小林は「やるかやらないか分からないが、やるとしたら激戦区。楽しみだし、良い状態で入れるかという不安もある」と心情を吐露した。
日本高野連は18日午後、大阪市内で臨時運営委員会を開き、大会開催の可否について最終協議を行う。チームは同日午前、新幹線で大阪入りする予定。
■ベンチ入り選手■
?佐藤拓也 2年 投手
?森 光司 3年 捕手
?日高史也 3年 一塁手
?遠藤 生 3年 二塁手
?沼田洸太郎 3年 三塁手
?小林賢剛 3年 遊撃手
?荒井大樹 3年 左翼手
?石橋 司 2年 中堅手
?柴崎裕介 3年 右翼手
?中山翔太 3年 投手
?笹川晃平 2年 右翼手
?林崎龍也 2年 捕手
?浅田龍一 3年 投手
?松浦光謙 3年 投手
?今栄尚人 3年 左翼手
?村上和広 3年 遊撃手
?小野達輝 3年 中堅手
?明石飛真 2年 一塁手
『外れた選手も一丸で』
メンバー発表は選手にとって1つの儀式のようなものだ。森監督は言う。「自分が背番号をもらった夢を見て、起きたら泣いていたことが何度もあった」。森監督は上尾高−東洋大と名門に進んだが、けがなどもあり背番号をもらえなかった。
昨秋の大会ではベンチ入りしながら、今回は惜しくもメンバーに選ばれなかった室町は「正直に言って悔しい」。小泉は「できることをやるだけ」と記録員の仕事を全うするつもりだ。
しかし、これですべてが終わるわけではない。森監督は選手たちによく話すことがある。「人生のメンバー外になるな」。そこには「将来、仕事に就くときにはメンバーとして活躍する場をつかまなければいけない」というメッセージがある。
背番号をもらい涙を流す夢は監督になって一切見なくなったという。もらう立場から変わったからだ。「監督として違う大変さ、満足感を味わえるようになった。自分の仕事に集中しているのかもしれない」。
監督として15度目の甲子園。メンバー外も一丸で戦うことを強調した。
『新2年生右腕が1番に気合い十分」佐藤』
メンバー発表で真っ先に名前を呼ばれた。昨秋の県大会、関東大会優勝に大きく貢献した新2年生右腕の佐藤がエースナンバーを付ける。「1番をもらって今まで以上にさらに頑張ろうと思った」と気合いが充満する。
沖縄合宿での練習試合では良い面も悪い面も出たが、この日はブルペンで調整し、調子は悪くなさそうだ。「あとは実戦の気持ちの部分。技術面では体の開きが早くならないようにしたい」と課題も分かっている。甲子園でもその右腕で勝利をつかみ取る覚悟だ。
『打撃好調で外せぬ存在 小野』
新3年生で外野手の小野が入学以来初めてメンバー入りした。17番をもらい「まさか入るとは思っていなくて驚いたが入ったからには貢献したい」と目を輝かせる。
沖縄合宿でめきめきと頭角を現した。練習試合で右投手から鋭い当たりを連発し、最後の最後で滑り込み。森監督も「打撃がよくて外せなくなった」というほど欠かせない選手に成長した。ラッキーボーイは「右投手を打つ気持ちで臨む。代打で結果を残したい」と甲子園の打席に立ち、安打を打つことを夢見た。
2011年3月18日 埼玉新聞掲載