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野球部情報3/22
管理人 / 2011-03-22 11:13:00 No.19806
投打充実、初V狙う浦学 選抜高校野球・あす開幕

第83回選抜高校野球大会は23日に甲子園球場で開幕する。東日本大震災の影響で開催が決まったのは18日。準備面での影響は各校とも避けられないだろうが、優勝争いは昨秋の明治神宮大会を制し、投打に抜きんでる日大三(東京)が軸となりそうだ。関東大会優勝で神宮大会4強の浦和学院も有力候補の一つ。厳しいブロックに入ったが、勝ち抜く力は十分ある。

『激戦ブロック勝ち抜けるか』

浦和学院のエース佐藤は、昨秋の大会で防御率1・13と抜群の安定感を誇る。チーム打率3割4分4厘と強打で、ともに3本塁打を放った沼田、日高の長距離砲をそろえる。1回戦の相手は九州王者で神宮大会準優勝の鹿児島実と屈指の好カードとなった。鹿児島実も投打にバランスが良く、左腕野田は最速143キロの直球にスライダーを織り交ぜ、チーム打率は3割6分7厘と強打だ。

2回戦は140キロ台の直球が武器の右腕エース田村を擁する昨夏の甲子園ベスト4の報徳学園(兵庫)と、出場校中トップの1試合平均9・8得点を誇る昨秋の徳島大会優勝の城南の勝者とぶつかる。

さらに同ブロックには昨秋の地区大会王者が集まり激戦区となった。好投手を擁する中国大会優勝の関西(岡山)、昨春の選抜大会4強で東海大会制覇の大垣日大(岐阜)も左腕葛西が中心の強豪だ。

東日本大震災の被災地にある東北(宮城)はエースで主砲の上村が大黒柱となり東北大会を制している。関東大会準優勝の東海大相模(神奈川)も破壊力のある打線を武器にライバルたちに匹敵する実力を備える。

日大三は、打線に準優勝した前回大会の中心メンバーが残っているのが心強い。投手力も非常に安定している。1回戦では甲子園での経験が豊富な馬淵監督率いる明徳義塾(高知)と対戦。この試合を切り抜ければ弾みがつくだろう。

履正社(大阪)も総合力が高い。犠打を駆使する攻撃は確実性がある。神奈川大会を制し関東大会4強の横浜(神奈川)は機動力が自慢の好チーム。

震災の影響を受けた光星学院(青森)と、水城(茨城)は1回戦で顔を合わせる。

21世紀枠の大館鳳鳴(秋田)佐渡(新潟)城南(徳島)をはじめ、総合技術(広島)など、春夏を通じて初めて甲子園大会に臨むチームの戦いぶりも楽しみだ。創部1年目で出場を決めた創志学園(岡山)は、長沢監督の采配に注目したい。

2011年3月22日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報3/22
管理人 / 2011-03-22 11:22:00 No.19807
きょうリハーサル
運営簡素化で入場行進なし

東日本大地震の影響で開催が危ぶまれた第83回選抜高校野球大会は23日に兵庫県西宮市の甲子園球場で午前9時から開会式を行い、12日間にわたる大会が開幕する。

22日は甲子園球場で午前10時から開会式のリハーサルを行う。運営を簡素化するため入場行進を行わず、外野に整列した選手たちが1校ずつ前へ進み出る。選手宣誓は創部1年目で出場を決めた創志学園高(岡山)の野山慎介主将が務める。開会式は30分で終了する予定で、第1試合は通常より開始が20分早くなる。

大会第3日にはともに震災の影響を受けた水城高(茨城)と光星学院高(青森)が対戦。被害が大きかった仙台市にある東北高(宮城)は1回戦最後のカードとなる第6日目第1試合で大垣日大(岐阜)と顔を合わせる。

『全投手 肩肘に異常なし』
日本高野連は21日、第83回選抜高校野球大会に出場する32校の投手100人に対する肩・肘の関節機能検査の結果、投球禁止となる大会規定に触れる選手はいなかったと発表した。

2011年3月22日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報3/22
管理人 / 2011-03-22 11:55:00 No.19808
「ありがとう」を一球に 浦学
'11センバツ 戦力分析/中 守備 /埼玉

◇連係を意識し安定感 下半身強化で自信

昨夏の新チーム発足時、前のチームからレギュラーとして残っていたのは、遊撃手の小林賢剛主将(3年)ただ一人だった。先発投手は固まっておらず、チームは手探り状態。森士監督から、チームの「要」に指名され、選手同士のミーティングで「勝ちたい気持ちを出してやろう」と言い続けてきた。

1年秋から定位置を守る小林主将は「内野手をひっぱるなら自分が」と言い、「あいつの所に打たせれば必ずアウトにするという、ピッチャーに安心感を持ってもらえる遊撃手でいたい」と話す。

チームの守備について、森監督は5段階で「3」を付ける。公式戦11試合で失策は九つと少ないが、森監督は伸びしろはあるとみている。小林主将も「バッテリーの配球の意図をくみ取る守備ができない時がある」と話す。送りバントの処理や走者を背負った時の守備は、投手と内野陣の連係が欠かせない。「連係がうまくいかないのは、技術ではなく、選手一人一人のイメージやゲーム勘が足りなかったから。しかし練習試合を重ね、ゲーム勘を取り戻し、状態は良くなっている」(小林主将)という。

投手を支える森光司捕手(3年)と林崎龍也捕手(2年)も守備の要だ。共に、肩が強く、安定した送球を行える強みがある。

森捕手は、08年夏に浦和学院の投手として甲子園に出場した兄大さん(20)の背中を追って入学した。入学にあたり、父である森監督には「徹底的に指導するぞ」と告げられた。プロ野球の試合をビデオで見たり、元楽天監督の野村克也氏の著書などを読みあさるなど、投手陣と配球を学んだ。また、副主将としても小林主将とともにチームを支える。

林崎捕手は毎晩寝る前に、森監督のアドバイスや気付いたことを書きためた「配球ノート」を見返す。「守備の要として、投手が安心して投げられるような捕手になりたい」と頼もしい。

この冬、選手は、足さばきと下半身の強化を目的に、足袋をはき、腰にロープで古タイヤをつないでノックを受ける練習などを積んできた。遠藤生選手(3年)は「(捕球から送球までの)球の握り替えがうまくいかず、フォームを乱し、捕球と送球が連動しない」と悩んだ時期もあったが、春先の合宿期間中に守備のフォームを見直し、「自信を取り戻した」と話す。「甲子園の大舞台で、ピッチャーを支えるためにも1点を守り抜く守備をやりたい」と意気込んでいる。

2011年3月22日 毎日新聞埼玉版掲載

Re:野球部情報3/22
管理人 / 2011-03-22 12:55:00 No.19809
センバツ開会式リハーサル 冒頭に黙とう

東日本大震災の影響で開催を危ぶまれた第83回選抜高校野球大会の開会式リハーサルが22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、被災地の東北(宮城)など出場32校が甲子園の土を踏んだ。
 午前10時から始まり、冒頭に東日本大震災の犠牲者へ黙とうがささげられた。運営を簡素化する今大会は入場行進を行わず、外野に整列した選手たちが1校ずつマウンド方向に前進。いきものがかりの入場行進曲「ありがとう」は例年と異なり、生演奏はなかった。
 前回優勝の興南(沖縄)の外間正伍主将を先頭に同準優勝の日大三(東京)が続き、鹿児島実、九州学院(熊本)と南から順に進んだ。

2011年3月22日 日刊スポーツ ネット配信

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