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野球部情報3/23
管理人 / 2011-03-23 08:43:00 No.19812
選抜開会式リハ
浦学 士気高める

第83回選抜高校野球大会の開会式リハーサルが兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた22日、5日目第2試合で鹿児島実と対戦する浦和学院の選手らは、あこがれの舞台の感触を確かめながら、士気を高めた。

選手らは午前6時に起床し、宿舎周辺のごみを拾いながら散歩。朝食後、8時に球場入りした。リハーサルでは、校名入りのプラカードを持った小泉誠記録員を先頭に、バックスクリーン前から内野まで手足を大きく振って行進した。

小林賢剛主将は「東日本巨大大地震の被災者に直接、言葉はかけてあげられないが、全力プレーが希望や感動につながれば」と話した。

2011年3月23日 読売新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報3/23
管理人 / 2011-03-23 08:53:00 No.19813
「選抜」きょう開幕
入場行進行わず

東日本大震災の影響で開催が危ぶまれた第83回選抜高校野球大会は23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で、浦和学院高や、被災地にある東北高など出場32校が参加して開幕する。

開幕前日の22日は甲子園球場で開会式リハーサルを行い、冒頭に東日本大震災の犠牲者へ黙とうがささげられた。大会を簡素化するために入場行進は行われず、外野に整列した選手たちが1校ずつマウンド方向に前進。前回優勝の興南高(沖縄)の外間正伍主将を先頭に同準優勝の日大三高が続き、鹿児島実高、九州学院高と南から順に進んだ。各校の生徒代表が出場校のプラカードを担当。いきものがかりの入場行進曲「ありがとう」は例年と異なり生演奏がなかった。

創志学園高の野山慎介主将が被災地への思いを込めた言葉で、選手宣誓のリハーサルを行い、今大会のスローガン「がんばろう!日本」のフレーズを盛り込んだ。

23日、午前9時から開会式を実施する。

2011年3月23日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報3/23
管理人 / 2011-03-23 09:20:00 No.19814
『浦和学院だより』
開会式リハ 本番控え「大丈夫」
実戦不足も疲労は回復

ナインは午前10時から甲子園球場で開会式のリハーサルに参加した。

東日本大震災の被災者に配慮して式は簡素化され、入場行進は行わず、外野からマウンド方向に前進する事になった。行進練習はほとんどしていないというが、副主将の森は「大丈夫だと思います」。主将の小林は「緊張すると思うが、明日も変わらずしっかり声をかけて、きれいにそろえたい」と本番を思い描いていた。行進の掛け声を任されたのは背番号15の今栄。リハーサル直前に仲間から指名され、「最初からやるつもりだった」と意気込んだ。

午後は大阪市内の南港中央公園球場で約2時間半、シートノック、シート打撃などの練習を行った後、兵庫県宝塚市内に移動し、室内でマシンを相手にみっちり打ち込んだ。

21日は予定されていた最後の練習試合が雨の影響で中止となった。森監督は「こっちに入ってから試合がなかったから多少は影響がある」と実戦不足を認めながら、「少しゆっくりできたので、ばてていたのは回復した」と前向きだった。

2011年3月23日 埼玉新聞掲載

Re:野球部情報3/23
管理人 / 2011-03-23 11:43:00 No.19815
センバツ/開幕 「がんばろう!日本」スローガンに
第83回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。東日本大震災の被災地では行方不明者の捜索が続き、多くの被災者が避難生活を送る。大会では被災者や救援、復旧に携わる人々を応援するため「がんばろう!日本」をスローガンに掲げ、12日間の試合が行われる。入場料収入の一部は義援金として被災地に送られ、球場内では募金活動も行われる。

 開会式は入場行進を行わず、簡素化された。出場32校の選手たちが外野グラウンドに整列した後、場内にサイレンが鳴り、震災の犠牲者に黙とうがささげられた。編曲された、いきものがかりの「ありがとう」が流れる中、選手たちは1校ずつマウンドに向かって前進。被災地から出場する東北(宮城)などが紹介されると大きな拍手がわいた。

 前年優勝校の興南(沖縄)の外間(ほかま)正伍主将(3年)による優勝旗の返還後、大会会長の朝比奈豊・毎日新聞社社長があいさつ。奥島孝康・日本高野連会長が励ましの言葉を送った後、創志学園(岡山)の野山慎介主将(2年)が選手宣誓した。

 今大会は21世紀枠で選ばれた大館鳳鳴(秋田)、佐渡(新潟)、城南(徳島)を含む11校が初出場。開会式後には、香川西(香川)と日本文理(新潟)が開幕試合に臨んだ。

◇創志学園・野山主将が選手宣誓

 私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地ではすべての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。がんばろう、日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。

 ◇奥島孝康・大会審判委員長(日本高野連会長)の励ましの言葉

 「がんばろう!日本」。これが今回のセンバツ大会のスローガンです。大震災で打ちひしがれた被災地の皆さんのみならず、未曽有の大震災で自信をなくした日本中に「がんばろう」というエールを送りたいとの願いを込めました。私たちは今大会を被災者や救援に携わる皆さんを応援する大会とします。初出場校は11校。どうか君たちの初々しくも、はつらつたるプレーが被災地の皆様を元気づけますことを祈ります。

 ◇朝比奈豊・大会会長(毎日新聞社社長)のあいさつ

 主催者として、ぎりぎりまで論議を重ねた結果、私たちは、甲子園を目指してきた高校球児の夢を奪うことなく、被災地の皆様に思いを寄せた特別に意義のある大会として開こうと決意いたしました。選手の皆さんが、被災地の皆さんを応援する気持ちを胸に、甲子園で全力のプレーをする。その姿が、一筋の連帯の光になって被災地に、そして日本中に、届くことを強く願っております。


2011年3月23日 毎日新聞 ネット配信

Re:野球部情報3/23
管理人 / 2011-03-23 11:55:00 No.19816
センバツ 全力でプレーを
出場32校の主将がメッセージ

第83回選抜高校野球大会に出場する全32校の主将から東日本大震災の被災地にあてたメッセージ(約50文字)が寄せられた。メッセージは大会期間中、甲子園球場の銀傘下の「ライナービジョン」(高さ1.2メートル、長さ約250メートル)で順次紹介される。大会本部が「被災者や救援に携わる皆さんに甲子園から応援の気持ちを発信したい」と企画した。

<32校の主将メッセージ>

◆北海(北海道)西尾匡人
自分たちにできることは甲子園の舞台で精いっぱいプレーすることです。その姿が被災者の方々の支えになれば幸いです。

◆光星学院(青森)川上竜平
私たちの地域も多大な影響を受けました。今はただ野球をやらせてもらえることに感謝をして、甲子園で全力のプレーをしたいです。

◆東北(宮城)上村健人
大阪に来てテレビで津波の映像を見るようになり本当に心が痛いです。被災地の方に一人でも「東北高校の選手が頑張っているから」と思ってもらえたら幸いです。

◆大館鳳鳴(秋田)小貫慧太
震災直後であるのにもかかわらず、野球ができることへの感謝の気持ちを忘れず、精いっぱいプレーしたいと思います。

◆水城(茨城)飛田知希
関東・茨城の代表として、野球を通して復興の活力になるような試合をし、県民の皆様に勇気や希望を与えたいと思います。

◆前橋育英(群馬)高橋亮介
甲子園での自分たちの全力プレーをぜひ見ていてください。笑顔と勇気を皆さんに与えられるよう頑張ります。

◆浦和学院(埼玉)小林賢剛
一生懸命、一球一球にくらいつき、被災地の皆様に勇気と希望を届けられるよう、この甲子園の舞台で頑張ります。

◆国学院久我山(東京)泉宮裕樹
甲子園に立てる感謝の気持ちが、東日本の被災者の方々の希望や勇気となるよう全力でプレーします。頑張ろう!日本

◆日大三(東京)畔上翔
代表校32校の高校球児にできることがあるとすれば、それは白球を懸命に追っている姿を見てもらうことだと思います。

◆横浜(神奈川)近藤健介
野球ができることに感謝し、あこがれの聖地で最後まであきらめず、戦いたいと思います。そして被災地の一日も早い復興を祈ります。

◆東海大相模(神奈川)佐藤大貢
このような状況の中、大会が行われることを非常にうれしく思います。全国の皆さんへの感謝の気持ちを忘れず精いっぱい頑張ります。

◆静清(静岡)加藤翔
多くの人の無事を心から祈っています。自分たちを含むたくさんの人々が応援していますので、希望を失わず元気を出してください。

◆大垣日大(岐阜)小財佑樹
この度の震災に僕たちも心を痛めています。一日も早い復興を願っています。頑張れ。東北・関東。

◆日本文理(新潟)秋山将輝
被災者の方々に希望と力を与えられるように全力で“文理野球”をしたいと思います。

◆佐渡(新潟)仲川篤志
常に元気・全力疾走で戦う姿勢で思いを伝えます。絶対にあきらめないで! 復興へのパワーと希望は無限大だと信じています。

◆金沢(石川)石田翔太
夢の甲子園で全力で白球を追いかけ、被災された方々に「元気」を与えることができるよう一生懸命にプレーします。

◆京都成章(京都)柏木翔多
被災地の方々へ 僕たちは甲子園で思いっきり全力でプレーをし、被災地の方々へ勇気や希望を与えられるよう頑張ります。

◆履正社(大阪)坂本誠志郎
一日も早い復興をお祈りしています。遠くからではありますが応援しています。ぜひ、夢や希望を捨てずにいてください。

◆報徳学園(兵庫)高原悠
阪神大震災を経験した甲子園も、僕たちも、立ち直りました。元気になった甲子園から、全力プレーで勇気を届けます。

◆加古川北(兵庫)都倉健司
16年前に起きた地震の時は、皆さんのおかげで復興できました。野球を通じて何かを感じてもらえればと思います。

◆天理(奈良)伊達星吾
今自分たちにできることは、与えられた環境の中で、精いっぱい頑張ることだけです。一日でも早く復興することを願うのみです。

◆智辯和歌山(和歌山)中村恒星
被災された方々のために、高校生らしい全力プレーで、勇気・希望・感動を届けられるように精いっぱい頑張ります。

◆創志学園(岡山)野山慎介
被災地の方々の苦しみ、悲しみは、私たちの苦しみ、悲しみでもあります。その気持ちを忘れずプレーします。

◆関西(岡山)渡辺雄貴
野球をできることに感謝して、全力疾走・全力プレーで少しでも多くの人たちに希望を与えられるよう頑張ります。

◆総合技術(広島)重舎塁
被害に遭われた人々のことを考えると悲しい気持ちでいっぱいです。精いっぱいプレーするので少しでも元気になっていただきたいです。

◆香川西(香川)小南憲吾
震災の影響でたくさんの人がさみしい思いをしていると思います。この大会で少しでも元気、勇気を与えたいという気持ちでプレーします。

◆城南(徳島)出口翔一朗
僕たちは今できることを考えて、学校では募金活動をしています。グラウンドでは全力プレーで精いっぱい頑張ります。

◆明徳義塾(高知)北川倫太郎
寒さがまだ残り厳しい状況が続きますが、負けずに頑張ってください。

◆九州国際大付(福岡)高城俊人
多くの方々がつらい思いをしていると思います。全員が一つになり協力しあい、より明るい日本にしていきましょう。

◆波佐見(長崎)山口優大
力のある限り全力を尽くし、勇気や感動を与えられる心に残るようなプレーを目指して頑張っていきます。

◆九州学院(熊本)坂井宏志朗
九学野球の「友善力」が、被災された方々、復旧に尽力されている方々に届くよう、全力でプレーします。

◆鹿児島実(鹿児島)豊住康太
校訓「不屈不撓」の下、全身全霊でプレーする僕たちの姿が、被災者の皆様の支えになりますように。

2011年3月23日 毎日新聞 ネット配信

Re:野球部情報3/23
管理人 / 2011-03-23 12:29:00 No.19818
「ありがとう」を一球に
浦学 '11センバツ 戦力分析/下 打撃

◇初球からフルスイング チーム打率.344、上下切れ目なく

昨秋、公式戦11試合で72打点をたたき出した浦学打線。序盤でリードを奪う勝ちパターンで投手を助けた打線は、「初球からフルスイング」をモットーとしている。

初球とフルスイングにこだわる理由を、森士監督は「ファーストストライクから振っていかないと、球をとらえるタイミングが計れない。いいスイングだと凡打になりにくい」と指摘する。笹川晃平選手(2年)も「フルスイングを徹底しなければレギュラーになれない」と話す。

その積極打線の中軸を担うのは、沼田洸太郎選手(3年)と日高史也選手(同)だ。昨秋はともに本塁打3本、打点も沼田選手の11に日高選手は10と競い合った。

日高選手は「本塁打は狙っていない。強いヒット性の球を打てる選手になりたい」と話す。「どんな変化球でもフルスイングすることが課題」といい、変化に合わせて打ち込む練習を積み重ねた。その日高選手は、沼田選手を「天性で本塁打を打てる」と評する。

沼田選手は広角に打つことができる打撃センスが魅力。しかし、関東大会決勝戦では快音が聞かれなかった。九回裏にサヨナラ打を放った日高選手に対し「自分は打つことが『売り』なのに、日高に頼りっぱなし」と感謝し、「今度は自分が4番の役割を果たす」と練習に打ち込んできた。「ランナーが得点圏にいる場合は投手は初球から得意な球を投げるはず。それをとらえていけば追い込める」と活躍を誓う。

昨秋、佐藤拓也投手(2年)は1番打者を担った。打席では、必ずボックスを右足でならしてから、左足で立ち位置を決める。「塁に出る役割を徹底するだけ」と話すが、11試合で17打点をたたき出した。

1番打者が打点を稼ぐことができたのも、切れ目のない打線のたまものだ。

石橋司選手(2年)は5割4分5厘、荒井大樹選手(3年)は3割4分8厘で塁を埋める。11試合でのチーム打率は3割4分4厘、三振数はわずか30だ。

骨折などで出遅れ、昨夏の県大会はボールボーイを務めた柴崎裕介選手(同)も3割バッターだ。打席に立つ時は「苦しくても頑張ってやったじゃないか」と己を鼓舞する。3月の沖縄合宿で調子を上げ、自身初のメンバー入りを果たした小野達輝選手(同)も、「これまではスタンドで応援し仲間に貢献してきた。今度はどんな球でも食らいついて塁に出て、チームの勝利に貢献したい」と意欲をみせた。

小林賢剛主将(3年)は言う。「震災で実家が被害にあった仲間もいる。多くの被害が出ている中で野球をさせていただくことに心から感謝している。周囲の人を少しでも励ますことのできるプレーをしたい」

きょう23日は開会式。「がんばろう!日本」のスローガンを胸に、浦学が始動する。

2011年3月23日 毎日新聞埼玉版掲載

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