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野球部情報3/25
管理人 /
2011-03-25 08:48:00
No.19833
『浦和学院だより』
相手左腕想定し打撃
「いい練習できた」
チームは24日、午前と午後を通して約6時間の練習を行った。午前は兵庫県の尼崎記念公園野球場で、攻守に分かれて細かいバントのフォーメーションを確認した。
午後は市尼崎高校グラウンドでフリー打撃を中心に行った。初戦の鹿児島実の左投手を想定して打ち込んだ。森監督は「こっちに来て式や移動で時間が少なすぎた。うちは練習でリズムをつくっていくチーム。そういう意味ではきょうはいい練習ができた」とさまざまなメニューをこなし満足そうだった。
『積極的な走塁で 先発確保目指す」
背番号9が先発の座を確保しようと必死だ。新3年生の柴崎は
「いつでもチャンスが回ってきたら、最大限の力を出せるように準備している」と意気込む。19日に行った大会前最後の練習試合では後輩の笹川が右翼手で先発。自身は代打だった。昨秋はチームトップタイの3盗塁。明治神宮大会では2番打者を任された。「塁に出たら積極的に次を狙う。後輩には負けられない」とアピールを誓った。
『小技光る9番打者 人一倍バント練習』
バント練習で人一倍の気合いを入れた。9番打者の荒井は「甲子園では絶対バントの場面がある。1球で決められるように自分にプレッシャーをかけてやりたい」と話す。昨秋は3犠打を記録。関東大会準決勝の横浜戦で決勝スクイズを決めた。50メートル5秒9とチーム1の俊足。「持ち味を生かせるようダッシュ1つ気を抜かず、盗塁を決めるために意識してやりたい」。強力打線の中で、小技の効く貴重な存在だ。
2011年3月25日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部情報3/25
管理人 /
2011-03-25 09:23:00
No.19834
すべて勝利のために 上
悔しさ原点 大舞台へ
?佐藤拓也投手
選手たちが毎日必ず書く野球日誌。新2年生右腕はそのノートの書き出しにいつも同じ事を記している。「2010年11月16日、日大三に負けた悔しさを忘れない」。それがエースの原点だ。
昨秋の明治神宮大会準決勝。0−0の4回無死満塁のピンチ。併殺で2死としたが、直後に先制打を打たれると、次打者に3ランを浴びた。「点を取られて切り替えようと思ったが、カーブが真ん中にいってしまった」。公式戦登板11試合目でついた初黒星だった。
県大会まで背番号7だった。南部地区大会の浦和西戦が初登板。決勝まで全6試合に先発し、防御率0.47。準々決勝の聖望学園戦では5回参考無安打無得点を達成し、春日部共栄との決勝では2安打完封した。
関東大会で初の1番を背負うと横浜、東海大相模など強豪を相手に3試合で自責点4、防御率1.33と好投。「あそこまで活躍できると思っていなかった」。マウンドの姿とは対照的に、はにかむ笑顔は16歳らしい。
投球以外でも、野球センスに溢れている。50メートル走は6秒0。打者としても無駄のないフォームから鋭い当たりを飛ばす。昨秋の打率4割2分9厘、チーム一の17打点が物語る。「甲子園の舞台で思い切りプレーして自分の力を出し切りたい」。打っても非凡なスーパールーキー。そのデビューが待ち遠しい。
27日の初戦、鹿児島実戦まであと2日。関東王者として初の頂点に挑む浦和学院を支える3選手を追う。
2011年3月25日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部情報3/25
管理人 /
2011-03-25 09:26:00
No.19835
浦和学院監督「我慢強く粘る」 27日、鹿児島実と対戦
浦和学院は27日(大会5日目)の第2試合で、鹿児島実と対戦する。浦和学院の森士監督(46)と鹿児島実の宮下正一監督(38)に試合の展望や抱負を聞いた。
――相手の印象と注目選手を聞かせてください。
森 昨秋の九州大会で優勝し、昨夏の甲子園経験者も多いから警戒している。野田君はしなやかなすばらしい左投手だと思う。1番の平山君は足が速く、中軸の豊住君、浜田君、揚村君を中心とした打線も強力だ。
宮下 甲子園の常連。昨秋の明治神宮大会の日大三戦を見たが、投打にバランスがよく、まとまりがあった。注目選手は佐藤投手。投打にわたってすごくセンスを感じる。要注意だ。
――試合展開は?
森 チームの雰囲気は似ているのかなと思う。投手戦でも打撃戦でもわずかな差ではないのか。我慢強く粘るチームが勝つと思う。
宮下 両校の投手は2人とも身体能力が高い。どう投げ合うか。うちは守りから攻撃につなげるチームなので、食らいついていきたい。
――チームの状態はどうですか。
森 遠征から帰るのを遅らせるなど震災はチームにも影響した。少し疲労がうかがえる時もあったので、5日目を引いてくれたのは、態勢を整えるためにちょうどよかった。選手の体調はよく、けがの選手もいない。よい状態だ。
宮下 練習試合をあまりできていないので、試合勘は戻っていないが、調子は投打とも徐々に上がってくるのでは。甲子園がテンションを高めてくれると思う。心配はけがや病気。
――カギを握る選手はだれになりそうですか。
森 佐藤に尽きると思う。
宮下 野田と揚村。揚村が勢いづけば打線は乗ってくる。
――震災の中での開催。どんな思いですか。
森 大変な時だが、選手にとって一生に一度の舞台に立たせてもらえることに感謝している。今苦しんでいる方の思いを感じて精いっぱいのプレーをしてほしい。
宮下 被害はテレビや新聞を通して伝わってくる。野球で元気づけるのが目標。選手には最後まで戦い抜く気持ちをもってほしい。
2011年3月25日 朝日新聞埼玉版掲載
Re:野球部情報3/25
管理人 /
2011-03-25 11:41:00
No.19837
がんばれ浦学 '11センバツ
「震災被災者の励みに」OBがエール
◇元プロ・三浦貴さん、巨人・須永英輝投手
27日の鹿児島実(鹿児島)戦に臨む浦和学院。これまでにプロ野球選手15人を輩出し、春夏合わせて17回も甲子園の土を踏んでいる同校からはたくさんのドラマが生まれた。96年センバツのエースで元プロ野球選手の三浦貴さんと、02、03年のセンバツに連続出場した巨人の須永英輝投手の2人が後輩にエールを送る。
三浦さんは、96年センバツ2回戦の岡山城東(岡山)戦を振り返り、「仲間に助けられた」と話す。風邪で体調を崩したままの登板だったが延長11回を投げ切った。ヒットを打たれても「次で取り返してやる」と背中から励ます仲間の声が聞こえた。スクイズで決勝点を許したが、「延長で負け、やり残したことがあったから次の夏も目指せた」と話す。チームは夏も甲子園出場を果たした。
東洋大卒業後、00年に巨人に入団。プロとして活躍する中で、指導者への思いを抱き始めた。09年に引退。現在は、トラック運転手として働く傍ら、夜間の大学で教員免許の取得を目指している。「指導者として母校に帰ってきたい。全国優勝できるチームをつくることが夢」と力強く語る。
今、甲子園に立つ後輩には、「人生でなかなか経験できない。震災の被害者の人たちにも、少しでも励みになるようなプレーをしてほしい」とエールを送る。
「報徳に負けた時の悔しさは今でも残っている」と話すのは須永投手だ。センバツ2回と夏1回、甲子園に出場した。卒業後、日ハムを経て今年、巨人に移籍した。
報徳学園(兵庫)には02年センバツの準々決勝で敗れた。平凡な内野フライが浜風でヒットになり、試合の流れが変わったという。「甲子園には魔物がすんでいるのは本当だと思った」。同時に初めて「打たれる怖さも知った」と話す。
03年センバツでは3回戦の智辯和歌山(和歌山)戦で延長十二回、222球目にサヨナラ打を許した。「一球で試合の流れや雰囲気が全て変わってしまう場所が甲子園」と振り返る。
「後輩の頑張りを見るとうれしくなる」という須永選手。「点差を気にせず、一球、一球を全力で頑張ってほしい」と後輩の活躍を願った。
2011年3月25日 毎日新聞埼玉版掲載
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相手左腕想定し打撃
「いい練習できた」
チームは24日、午前と午後を通して約6時間の練習を行った。午前は兵庫県の尼崎記念公園野球場で、攻守に分かれて細かいバントのフォーメーションを確認した。
午後は市尼崎高校グラウンドでフリー打撃を中心に行った。初戦の鹿児島実の左投手を想定して打ち込んだ。森監督は「こっちに来て式や移動で時間が少なすぎた。うちは練習でリズムをつくっていくチーム。そういう意味ではきょうはいい練習ができた」とさまざまなメニューをこなし満足そうだった。
『積極的な走塁で 先発確保目指す」
背番号9が先発の座を確保しようと必死だ。新3年生の柴崎は
「いつでもチャンスが回ってきたら、最大限の力を出せるように準備している」と意気込む。19日に行った大会前最後の練習試合では後輩の笹川が右翼手で先発。自身は代打だった。昨秋はチームトップタイの3盗塁。明治神宮大会では2番打者を任された。「塁に出たら積極的に次を狙う。後輩には負けられない」とアピールを誓った。
『小技光る9番打者 人一倍バント練習』
バント練習で人一倍の気合いを入れた。9番打者の荒井は「甲子園では絶対バントの場面がある。1球で決められるように自分にプレッシャーをかけてやりたい」と話す。昨秋は3犠打を記録。関東大会準決勝の横浜戦で決勝スクイズを決めた。50メートル5秒9とチーム1の俊足。「持ち味を生かせるようダッシュ1つ気を抜かず、盗塁を決めるために意識してやりたい」。強力打線の中で、小技の効く貴重な存在だ。
2011年3月25日 埼玉新聞掲載