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野球部情報3/29
管理人 / 2011-03-29 18:39:00 No.19907
記者日記 心一つに

東日本大震災の発生を受け、「がんばろう!日本」との思いを込めて開催されたセンバツ。浦和学院は鹿児島実に惜敗したが、ナインは「被災地の方々を少しでも励ませる様な姿を見せよう」(小林賢剛主将)と粘り強く戦った。

震災の影響を考慮し、同校は出場しない野球部員らを除いてスタンドへの応援派遣を自粛したが、その分野球部員は全校生徒が寄せ書きしたポンチョを身につけ、心を一つにして声援を送った。

大会歌「今ありて」を作詞した故阿久悠さんは「人間は今を省略して未来を語れない。だから、今を大切にして欲しい」との願いを歌詞に込めたという。(93年3月26日、毎日新聞社説)<今ありて、未来も扉を開く、今ありて、時代も連なり始める>きっと日本は「心を一つ」に今を乗り切り未来を開く。白球を追うナインの姿とスタンドのやまない歓声に思いがこみ上げた。【山本愛】

2011年3月29日 毎日新聞埼玉版

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