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大竹寛 情報
管理人 / 2011-05-22 11:20:00 No.20180
大竹寛 22期 現:広島
大竹、右肩痛から復活!粘りの5回1失点!

右肩痛から復帰した広島・大竹が昨年6月22日阪神戦(米子)以来の1軍マウンドで5回を5安打1失点と粘った。4回以外は毎回、得点圏に走者を背負ったが、最速147キロの重い直球、カーブ、シュート、スライダーなどを効果的に交え、最少失点でこらえた。

「格好悪くても点を与えないように、チームの勝ちにつながるように集中して投げました」。投球数を考慮され、5回80球で降板。28歳の誕生日に勝ち星こそつかなかったが、チームの交流戦初勝利につながる熱い投球だった。

今後は肩の状態を見ながら、先発ローテーションの一員として回ることになる。「収穫はいろいろありますが、チームが勝ったことが良かった。それに少しでも貢献できたことが嬉しい」。地獄を見た男は精神的にも一回り大きくなって帰ってきた。

2011年5月22日 スポニチ掲載

Re:大竹寛 情報
管理人 / 2011-05-22 11:39:00 No.20181
大竹お帰り!白星呼んだ333日ぶり復活投

野村鯉がチーム一丸で交流戦初白星を飾った。333日ぶりの1軍登板となった広島の大竹寛投手が5回1失点の好投で試合を作り、最後は石原慶幸捕手が同点の九回に値千金の決勝弾。負ければ貯金が消える危機を全員野球で踏みとどまった。順位も一夜で2位に再浮上。鯉の季節はまだ終わらない。

このままズルズルと行くわけにはいかなかった。引き分けを挟んで3連敗中。主軸の広瀬も離脱した。チームの状態は下降線をたどっている。負ければ貯金は消え、Bクラスの転落の可能性もあった。しかし今年の野村鯉は最後まであきらめない。土壇場の九回に石原が勝ち越しの一発。苦しみながらも交流戦4試合目で初白星をつかんだ。

大きな1勝を導いたのは右肩痛から復活した大竹の力投があったからだ。昨年6月22日の阪神戦(米子)以来となる1軍のマウンド。アウェーながら真っ赤に染まった左翼席から大きな声援を浴び、背番号17はひのき舞台に戻ってきた。

緊張の1球目。坂口への初球は、141キロの直球だった。「格好悪くても点を与えないように、そしてチームの勝ちにつながるように」。全盛期のスピードはなくても、丁寧な投球で、1、2回を無失点に抑えた。

3回に田口に痛打され、先制点を失った。だがこれで表情が一変。続くT‐岡田をキレのある直球で見逃し三振。さらに4回のバルディリスへの4球目には、この日最速の147キロをマーク。その後4、5回はヒットを許さず、333日ぶりのマウンドを終えた。

この日は28歳の誕生日。残念ながら自らに勝ち星はつかなかったが、復活をアピールするには十分だった。「粘り強く点を取られても、その後は点を与えずに投げた。応援はありがたかった」とほおを緩ませた。

実は続投を志願したという。首脳陣から交代を命じられると「エンジンが掛かってきました」と訴えた。球数は80球。余力はあるように見えたが、野村監督は1年休んだ右肩に負担を掛けたくなかった。「責任の5回を投げてくれた。チームに明るい表情をもたらす投手。次回については故障明けなのでいろいろ考えていきたい」とねぎらった。

優勝争いするために大竹の力は必要不可欠。「次に備えてしっかり準備したい」。帰ってきた“元エース”。今度は自らの手で今季初白星をつかむ。

2011年5月22日 デイリースポーツ掲載

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