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野球部 情報
管理人 / 2011-10-03 10:36:00 No.21012
浦和学院 地力3連覇
花咲徳栄、2季連続V逃す

秋季県高校野球大会最終日は2日、県営大宮球場で行われ、第1シード浦和学院が第2シード花咲徳栄を11−3で下し、3年連続12度目の栄冠に輝いた。浦和学院と花咲徳栄は関東高校大会(29〜11月4日・山梨)に出場し、来春の選抜大会出場を目指す。

浦和学院が終盤に向かって底力を発揮した。3点差を追いつかれた6回1死二塁から、明石の左前打で勝ち越すと、緑川の内野安打で追加点。8回には笹川の3ランが飛び出すなど7・8回で計6点を奪い、終わってみれば13安打11得点で圧倒した。

新チームは悔しさとともにスタートした。夏の埼玉大会準決勝で花咲徳栄に敗れ、春夏連続甲子園出場を断たれた。選抜大会を経験した佐藤・笹川・石橋や控え捕手だった林崎、主将の明石らがチームをけん引し、毎日のように組まれた夏休みの練習試合では負け知らず。

森監督がアジアAAA野球選手権の日本代表コーチで2週間チームを離れても無敗を保った。明石は「森先生に頼っている部分があった。最終的に野球をやるのは自分たち」と各自が役割を自覚。強力打線に触発されるように涌本・山口・渡邊剛ら1年生投手陣も台頭してきた。

第1シードらしい戦いぶりで勝ち進んだ県大会。準決勝の聖望学園戦では、1点を追う9回に佐藤が逆転サヨナラ2ランを放つ勝負強さを見せつけた。この日の決勝でライバルに夏の雪辱を果たした。「選手たちは、この試合に期するものがあった」と森監督。佐藤も「負けた悔しさとぶつけた」とうなずいた。

関東大会まで1ヶ月。明石は「課題を克服したい。まだまだです」と引き締める。2年連続の選抜大会出場へ、新たな一歩を力強く踏み出した。

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管理人 / 2011-10-03 10:37:00 No.21013
浦学V3 終盤一気の快勝劇
徳栄、投手陣踏ん張れず

最終日は決勝が行われ、第1シード浦和学院が第2シード花咲徳栄に11−3で快勝し、
3年連続12度目の優勝を飾った。

浦和学院は、3−3の同点に追いつかれた6回、明石の適時打などで2点を勝ち越すと、7回に2点、8回には笹川の3ランなどで4点を奪い突き放した。先発山口は自身の2度の暴投などで3点を失ったが、被安打5で完投勝利を収めた。


堂々投球に大物感

182センチの本格派・浦和学院の山口が大舞台で初先発完投。変化球主体の堂々とした投球は早くも大物感が漂い、「気持ちで投げた」とライバル打線に投げ勝った。

大会前にぎっくり腰を患い、痛み止めを飲んでの登板だった。6回に暴投などから3失点したものの、その後の回は三者凡退と気迫で投げきった。森監督は「まだまだ信用ない」と辛口評価だが、期待の裏返しとも取れる。「先発はすごくうれしかった」と初々しい1年生が、関東大会制覇の切り札になりそうだ。

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管理人 / 2011-10-03 10:37:00 No.21014
流れ呼ぶ“星”の一打

1日の準決勝で流した悔し涙は、決勝では満面の笑顔に変わった。浦和学院主将の明石が同点に追いつかれた6回、1死二塁で勝ち越しの左前打。力強いガッツポーズを繰り出し、「心が体を動かした」と大喜びだ。

決勝には特別な思いで臨んだ。聖望学園との準決勝、同点で迎えた7回1死満塁で森監督はそれまで2打席無安打の明石に代打を出した。勝ち越しの絶好機で打席に立てず、「貢献できなかった。キャプテンとしても情けない姿を見せた」と悔しさで胸が張り裂けそうだった。

そして、この日めぐってきた同じシチュエーション。前の打席で左前打を放った感触は残っている。今度こそ結果を残したい。「チームのために」と、こん身の一打は左翼を抜けた。そこからチームは一気に攻撃。ライバルを引き離す分岐点になった。

名前は「飛真(ひゅうま)」。野球漫画の名作「巨人の星」の主人公、星飛雄馬が由来だ。活躍を願う両親の思い、チームの思いを背負い「関東でも勝って、目標は甲子園優勝」と“浦学の星”になる決意だ。


大勢決めた初アーチ

浦和学院の主砲・笹川が8回1死一・三塁で3ラン。「勝負強いところが強み」と胸を張る打の柱が、公式戦初本塁打で左翼席にアーチを架けた。

森監督に「一緒に甲子園に行こう」と誘われ、茨城県から越境入学。1年生だった今春の選抜大会では、主力として甲子園に立った。自分たちの代でも出場を狙い、まずは県大会3連覇。関東大会は「一戦一戦ものにしたい」と手堅く頂点をつかむことを誓った。


喜び控えめ 視線は選抜

1度死にかけたチームは強かった。浦和学院が今夏の準決勝で敗れた花咲徳栄を13安打11得点の猛攻で粉砕した。3年連続12度目の栄冠を獲得した森監督は「3連覇?そうですね。でも過去のことは意識しないで、目の前の試合を1つ1つ戦った結果です」。落ち着いた口調の中にも確かな手応えを感じていた。

準決勝の聖望学園戦は3−4の9回に佐藤のサヨナラ2ランで何とか勝利をつかみ取り、「9分9厘負けゲームを越せたエネルギーが大きな財産になった」と、森監督。この土俵際でのうっちゃりがナインに新たな息吹をもたらした。

3−0の6回表、ここまで好投の先発山口が適時打と自身の2度の暴投であっという間に同点に追いつかれる前日と同じような展開。だがその裏、すぐさま悪い流れを断ち切った。

1死二塁から、明石の左前適時打と緑川の内野安打で勝ち越す。勢いは加速し、7回にも2点を追加すると、8回には笹川の3ランなどで4点を奪った。6回以降に9安打8得点と底力を発揮。2度のスクイズを含め犠打を5度全て決めるなど、強打に手堅い攻めをミックスさせ、花咲徳栄投手陣を切り崩した。

夏は県大会の準決勝で敗退したが、選抜大会に出場した佐藤・笹川・石橋らがチームを引っ張った。「夏は甲子園に行ってない分、うちは負けてはいけなかった」と指揮官。試合後に昨年のような胴上げはなく選手の喜びも控えめだった。期待が懸かる関東大会連覇へ、主将の明石は「一戦ずつ勝って結果的に優勝にたどりつきたい」。あくまで目標は全国制覇。
浦和学院の新たなスタートに、おごりはみじんもない。

2011年10月3日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2011-10-03 10:39:00 No.21015
浦学3連覇 秋の高校野球県大会

秋季高校野球県大会は2日、県営大宮球場で決勝が行われ、浦和学院が花咲徳栄を11―3の大差で下し、3年連続12度目の優勝を果たした。両校は、29日に山梨県で始まる関東大会に県代表として出場し、甲子園球場で開催される来春の選抜大会への出場を目指す。

同点で迎えた六回、浦和学院は一死二塁から明石が左前適時打を放つなどして勝ち越し。八回には、笹川が一死一、三塁で3点本塁打を放ち、試合を決定づけた。投げては山口が5安打7奪三振で完投。6イニングを三者凡退に切って取った。花咲徳栄は、六回に楠本の右前打や暴投などで追いついたが、その後投手が崩れて引き離され、打線も沈黙、届かなかった。

浦和学院・森士監督「3連覇という意識はなかった。夏の大会の雪辱を、との思いが選手たちにあった。関東大会では選手の力を全力でぶつけていくだけ」

花咲徳栄・岩井隆監督「まだ若いチームなので、慌ててしまって、取れるはずのアウトが取れない場面があった。勝つためには、まず経験を積まなければいけない」

2011年10月3日 読売新聞埼玉版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2011-10-03 11:04:00 No.21016
浦学3年連続V
花咲徳栄を下す

秋季高校野球県大会の決勝が2日、県営大宮球場であった。浦和学院が花咲徳栄を下し、3年連続12度目の優勝を果たした。

両校は29日から甲府市で開かれる関東大会に出場する。

◎後半に打線がつながった浦和学院が花咲徳栄を突き放した。浦和学院は6・7回に加点し、8回は笹川の3点本塁打などで4点を加え、勝利を確実にした。花咲徳栄は6回、適時打などで追い上げたが、相手先発の緩急をつけた投球の前に攻め手を欠いた。


励ましに応えた勝ち越しの一打 浦和学院・明石主将

同点で迎えた6回裏1死二塁、勝ち越しの好機。浦和学院の明石飛真主将(2年)は左前打を放ち、二塁走者が生還したのを見るとガッツポーズで喜んだ。

今夏の大会ではベンチ入りメンバーに選ばれなかった。落ち込んでいると、森士監督に「新チームはお前に任せるからな」と声をかけられた。「俺がチームを引っ張るんだ」。奮起して練習に励み、3年生が引退すると言葉通り主将を任された。

しかし、1日の準決勝では結果を出せず、チャンスで代打を送られた。ベンチで仲間は「明日は打てる。切り替えろ」と声をかけてくれた。決勝はその思いに応えたい一心だった。

試合後、明石主将は「新チームで結果を出せたことはうれしいです」と笑顔だった。「早くみんなが頼れる主将にならなければ」。関東大会に向けて気を引き締めた。

2011年10月3日 朝日新聞埼玉版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2011-10-03 12:29:00 No.21017
秋季県高校野球 浦学3連覇 11−3で徳栄下す

秋季県高校野球大会の決勝が二日、さいたま市大宮区の県営大宮公園球場であり、浦和学院が花咲徳栄を11−3で下し、3年連続12度目の優勝を果たした。両校は二十九日から山梨県で開催される関東大会に出場する。

浦和学院は3−3で迎えた六回裏1死二塁、6番明石飛真(ひゅうま)主将(二年)が左前に決勝適時打を放つなど2点を加え、終盤で一気に突き放した。花咲徳栄は六回表に3番楠本泰史選手(一年)の適時打などで同点に追いついたが、その後打線が沈黙した。


<ヒーロー>悔しさ晴らす決勝打 浦和学院2年 明石飛真主将

同点で迎えた六回裏1死二塁、4球目の甘く入ったスライダーを見逃さなかった。打球は内野を越えて左前に落ち、決勝点のホームを踏む走者が生還した。

「何とかしてチームに貢献したい」。それだけを考えて打席に入った。接戦となった準決勝の聖望学園戦では「タイミングが合ってない」と森士監督に判断され、好機に代打を送られた。「本当に悔しかったし、ふがいなかった」

しかし、この日は違った。「今日は打ってくれると思った」という森監督の期待に、見事に応えた。

決勝打だけではなく、塁上では「まだまだいけ」と声を張り上げ鼓舞し続けた。次の打席で死球を受けても「よっしゃあ!」とガッツポーズをして一塁に向かった。「どんな姿でもいいから、チームを勢いづけたかった」。大会を通じ、新チームの主将として、たどり着いた答えだった。

「目標は関東大会優勝。ただ、その前にある一試合一試合を大事にしたい」と、かれた声で来春の選抜大会出場を見据えた。

2011年10月3日 東京新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2011-10-03 13:20:00 No.21019
秋季高校野球県大会 浦和学院がV

秋季高校野球県大会は2日、県営大宮球場で決勝戦があり、浦和学院が花咲徳栄を降して3年連続12回目の優勝を果たした。両校が出場する関東大会は14日に組み合わせ抽選があり、29日に甲府市で開幕する。

浦和学院は4回、石橋司選手の右前適時打などで3点を先取。6回には明石飛真選手の適時打などで2点を勝ち越した。8回にも笹川晃平選手の左越え本塁打などで一挙に点を奪い突き放した。投げては1年生の山口瑠偉投手が散発5安打に抑えて完投した。

花咲徳栄は6回、楠本泰史選手の右前打など3安打を足がかりに3点を返して一時同点としたが、終盤の失点が響いた。

◎両主将の話
走攻守すべて課題 明石飛真・浦和学院主将

苦しい準決勝(聖望学園戦)をものにできたことが優勝につながった。うれしいが、目標は昨年に続き関東大会での優勝。走攻守全てに課題があり、克服して自分たちの戦いが出来るよう謙虚に頑張りたい。

練習ミス減らす 小山征護・花咲徳栄主将

1人ずつの力は弱いが、全員の力を合わせてここまでこられた。若いチームで緊張し、試合ではミスが出る。冷静にアウトを取れるよう練習を徹底し、一戦一戦大事に戦い甲子園に行きたい。


バットで恩返し

浦和学院の石橋司選手が2安打2打点と活躍した。4回1死二・三塁、狙っていた直球を右前に運び、先制の2点を挙げた。7回にも左越えの二塁打を放った。今大会は打ちたい気持ちが先走りして不調が続いた。準決勝で「チームのため」と、思い切りよく振って2打点をあげ吹っ切れた。試合後、「結果を出せていなかったのに、ずっと使ってもらって。少しはチームに恩返しができたかな」と喜んだ。「この感覚を忘れずに、関東大会でも頑張りたい」

2011年10月3日 毎日新聞埼玉版掲載

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