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野球部 情報
管理人 /
2011-11-04 04:15:00
No.21282
浦和学院 連覇へ王手
健大高崎に11−7 きょう作新学院戦
高校野球の秋季関東大会第6日は3日、山梨県小瀬スポーツ公園野球場で準決勝を行い、浦和学院は高崎健康福祉大高崎(群馬)に11−7で快勝し、2年連続6度目の決勝進出を果たした。浦和学院は4日の決勝で2年連続3度目の優勝を懸け、作新学院(栃木)と対戦する。
後攻の浦和学院は今大会初先発の右腕佐藤拓也投手が1回、2死一塁から相手の4番にいきなりの2ランを浴びた。先制されるのも、リードを許すのも今大会初めて。チームに動揺が走るかと思われたが、勢いに乗って勝ち上がってきた浦和学院ナインにとって、初回の2失点など重荷にならなかった。
1回と2回に笹川晃平選手と、竹村春樹選手の犠牲フライで同点。3回には1死三塁から4者連続四死球で、労せずして2点を勝ち越した。さらに1点を追加した後、2死二・三塁から竹村選手の右中間へのタイムリー2点三塁打でこの回一挙に5点。4回にも、今大会初先発の山根佑太左翼手の中前打などでさらに2点を加えた。この回で相手エースをマウンドから引きずり降ろすと、代わった投手に対しても攻撃の手を緩めなかった。
佐藤投手は5回を5失点ながらも要所を締めた。6回からリリーフした左横の渡邊剛投手は味方の失策などもあり、8回に2点を奪われたが、9回は右腕・山口瑠偉投手が無失点にしのぎ逃げ切った。
史上3校目の2連覇が懸かる決勝へ、森士監督は「連覇という意識はない。『目の前の出来ることから全力で、一戦必勝』というスタイルを変えるつもりはない」と平常心を貫き、主将の明石飛真一塁手も「駄目だった所を修正して臨みたい」と至って謙虚だ。相手の作新学院は、今夏の甲子園4強メンバーを数多く擁する強豪。今秋の成果を試すのには、この上ない相手に違いない。
2011年11月4日 埼玉新聞1面掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2011-11-04 04:16:00
No.21283
浦学V2へ 強打爆発
健大高崎に11−7 15安打で好左腕攻略
第6日は準決勝を行い、連覇を目指す浦和学院が高崎健康福祉大高崎(群馬1位)を11−7で快勝し、2年連続6度目の決勝進出を果たした。
1回に2点を先制された浦和学院は2回までに追いつくと、3回には長打2本に犠打や4四死球を絡め、一挙5点を奪った。4回にも木暮の左犠飛と山根の中前打で2点を追加。終盤は追い上げられたが佐藤・渡邊剛・山口のリレーで逃げ切った。
浦和学院は4日の決勝で2年連続3度目の頂点を懸け作新学院(栃木1位)と対戦する。(10時・山梨県小瀬スポーツ公園)。
『練習通り』打撃にすごみ
浦和学院が連覇へ、力強く王手をかけた。ロースコアの接戦が予想されたものの、終わってみれば、15安打11得点で高崎健康福祉大高崎に快勝。後半の追い上げも3投手の継投で逃げ切った。森監督は、「もう少し点を取れないかと思ったが、攻撃では大きな収穫があった」と好投手を打ち崩しての勝利にうなずいた。
夏の甲子園でも登板し、今大会も2試合で16回無失点中の好左腕三木をしたたかに攻略した。笹川・竹村の犠飛で2回までに2−2とすると、3回には佐藤の二塁打を皮切りに1死三塁から4連続四死球で2点。緑川の二ゴロ、とどめに竹村が直球を右中間へ運ぶ2点三塁打で一挙5点を勝ち越した。
4回にも木暮の犠飛と山根の中前打で2点を追加。この回までに9安打9得点で三木をマウンドから引きずり降ろした。
切れのある球を対角線に投げ込んでくる左腕に、右打者はベースに近づき過ぎずに懐を深く、左打者は逆に近づいて踏み込む。高めの直球には手を出さず、変化球は投手よりに立ち、曲がりっぱなをたたく。まさに前日練習で徹底していた打撃を実戦でそのまま再現してみせた。
「練習の成果が出て、狙い球を捉えられていた」と主将の明石は涼しい顔だが、森監督は「練習通りに出来る選手がすごい」と、その対応力の高さに舌を巻く。
終盤は走塁ミスや失策などで、夏の甲子園で1勝挙げたメンバーが多く残る相手の猛追を食らった。明石は「(相手は)全員が諦めず、粘り強かった。これが甲子園で勝つチームなのかなと思うし、自分たちの甘さが全て出た」と戒める。
連覇が懸かる決勝へ向け、反省材料を糧に出来る素直さも、このチームの強さなのかもしれない。
チャンスを生かしチームに貢献
「緊張したけど、チームのためになって良かった」と試合後に笑顔を見せたのは、今大会初スタメンの山根。佐藤の登板で巡ってきたチャンスを1年生がものにした。
2回には犠打を1球で決めて同点機を演出し、3回には押し出し死球。4回は2死一・三塁から、体勢をやや崩されながらもバットの先で拾い上げるように中前に運び、チームに9点目が入った。
長打を狙わず、常に野手の間を抜く打球を心掛ける背番号17は、「決勝も試合に出たいし、優勝を経験してみたい」と大舞台へ、目を輝かせていた。
頼もしさ増すリードオフマン
リードオフマン・竹村の効果的な打撃が光った。1−2の2回1死一・三塁から左翼へ同点犠飛を放つと見せ場は3回だ。
4連続四死球と二ゴロで3点を勝ち越した直後。2死二・三塁から、「甘い球は思い切り振る」。3球目、やや内角の直球を意気込み通りにはじき返すと右中間を破る三塁打となり、「(チームにとって)大きかった」と貴重な2点が加算された。
1年生ながら今夏からレギュラーを張り貫禄も出てきた。「打席ではランナーに出ること。守備では1つずつアウトにしたい」。落ち着いた口調が逆に頼もしく感じた。
投球に課題も打で貢献
浦和学院の佐藤が今大会で初先発し、5回5失点ながら要所を締め、打つ方では、4安打の固め打ちでチームを2年連続の決勝へと導いた。
背番号8が関東大会のマウンドに戻ってきた。
1回は単調な攻めから相手4番に直球を左翼席に運ばれる2ラン。4回に1点、5回には味方のまずい守備から3連続四死球で2点を失った。それでも、この日の最速は136キロを記録するなど球自体に切れは戻ってきた。それだけに佐藤も「配球が課題。悪かった点を修正したい」と早くも次の登板を見据える。
一方の打撃は相変わらず。打点こそなかったが、3本の二塁打を含む4安打でチャンスメークした。「長打を意識せず、シャープに振ることを心掛けている」。配球を読みながら、狙った球をしっかりと仕留めるあたりは、さすがという言葉以外は見当たらない。
2011年11月4日 埼玉新聞スポーツ欄掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2011-11-04 09:26:00
No.21284
浦学 健大高崎下し決勝へ
第64回秋季関東地区高校野球大会は3日、甲府市の小瀬球場で準決勝2試合が行われた。浦和学院(埼玉1位)は健大高崎(群馬1位)を11−7で破り、決勝進出を決めた。決勝戦は4日午前10時から同球場で行われ、作新学院(栃木1位)と対戦する。。
6回まで毎回得点
浦和学院は初回、相手の2点本塁打で先制されたが、その裏に笹川が、2回には竹村がそれぞれ犠飛を放ち同点。さらに3回、4連続四死球を出すなど相手投手が乱れ、走者をためたところで竹村が2点適時三塁打を放つなどして一挙に5点を奪うと、6回まで毎回得点で試合を有利に運んだ。両チーム合計26安打の乱打戦となったが、先発佐藤から渡邊剛・山口の継投で逃げ切った。
打たれた借り打ち返した 浦和学院2年 佐藤拓也投手
3回、先頭打者として打席に立った。「1回表に2点本塁打で先制された借りを自分のバットでかえしてやる」。初球は真ん中低めのカーブ。思いっきり振り抜くと打球は左中間を抜けて二塁打となり、この回に一挙5点を挙げる大量得点の口火を切った。
この日は5打数4安打と、打撃面からチームの勝利に貢献したものの、投手としての結果は5回までで被安打6。6回には1年の渡邊剛投手に交代となり、悔しい思いをした。「投げきりたかった」と悔しがった。
今春の選抜大会が終わってから県大会までの約半年間、スランプに陥った。「腕を振り切れるように」と県大会後、20〜30メートルの遠投を練習に取り入れ、毎日、感覚をつかめるまで投げ続けた。繰り返すうちに気持ちも吹っ切れボールが走るようになった。万全ではないが復調しつつあるという。
「1年生が頑張ってくれているのだから、負けていられない」。決勝を前に、投手としての奮闘を改めて誓った。
2011年11月4日 読売新聞埼玉版掲載
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健大高崎に11−7 きょう作新学院戦
高校野球の秋季関東大会第6日は3日、山梨県小瀬スポーツ公園野球場で準決勝を行い、浦和学院は高崎健康福祉大高崎(群馬)に11−7で快勝し、2年連続6度目の決勝進出を果たした。浦和学院は4日の決勝で2年連続3度目の優勝を懸け、作新学院(栃木)と対戦する。
後攻の浦和学院は今大会初先発の右腕佐藤拓也投手が1回、2死一塁から相手の4番にいきなりの2ランを浴びた。先制されるのも、リードを許すのも今大会初めて。チームに動揺が走るかと思われたが、勢いに乗って勝ち上がってきた浦和学院ナインにとって、初回の2失点など重荷にならなかった。
1回と2回に笹川晃平選手と、竹村春樹選手の犠牲フライで同点。3回には1死三塁から4者連続四死球で、労せずして2点を勝ち越した。さらに1点を追加した後、2死二・三塁から竹村選手の右中間へのタイムリー2点三塁打でこの回一挙に5点。4回にも、今大会初先発の山根佑太左翼手の中前打などでさらに2点を加えた。この回で相手エースをマウンドから引きずり降ろすと、代わった投手に対しても攻撃の手を緩めなかった。
佐藤投手は5回を5失点ながらも要所を締めた。6回からリリーフした左横の渡邊剛投手は味方の失策などもあり、8回に2点を奪われたが、9回は右腕・山口瑠偉投手が無失点にしのぎ逃げ切った。
史上3校目の2連覇が懸かる決勝へ、森士監督は「連覇という意識はない。『目の前の出来ることから全力で、一戦必勝』というスタイルを変えるつもりはない」と平常心を貫き、主将の明石飛真一塁手も「駄目だった所を修正して臨みたい」と至って謙虚だ。相手の作新学院は、今夏の甲子園4強メンバーを数多く擁する強豪。今秋の成果を試すのには、この上ない相手に違いない。
2011年11月4日 埼玉新聞1面掲載