センバツ：選考委始まる　今夕出場校決定へ

兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で３月２１日に開幕する第８４回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の選考委員会が２７日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で始まった。同日夕、２１世紀枠３校を含む出場３２校が決まる。

選考委員会は午前９時、２１世紀枠候補９校の推薦理由説明会を開始。事前の抽選順に、上杉敬治（四国）▽角西政信（九州）▽河原丈久（中国）▽笠間龍夫（近畿）▽富樫信浩（北信越）▽池端修（関東）▽江口理博（東北）▽見崎仁志（東海）▽坂本浩哉（北海道）の日本高野連各地区理事が各校の特色などを説明し、選考委員との質疑応答が行われた。

続いて選考委総会が開かれ、伊藤芳明・毎日新聞社常務取締役大阪本社代表が「３２校の顔ぶれに全国のファンが注目している。昨年のセンバツほど高校野球の力を認識させられた大会はなかった」とあいさつ。奥島孝康・日本高野連会長は「今年も高校野球が勇気を与え続けることを願っている」と話し、その後、選考委員長に選ばれた。

地区別出場枠を、北海道１▽東北３▽関東・東京６▽東海２▽北信越２▽近畿６▽中国・四国５▽九州４と確認。２１世紀枠特別選考委員会と一般選考の地区別小委員会に分かれ、選考作業に入った。

2012年1月27日　毎日新聞　ネット配信