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野球部情報
管理人 / 2012-01-28 09:37:00 No.21628
2年連続出場の浦和学院 一戦必勝態勢で日本一目指す

埼玉・浦和学院は2年連続の出場。森士監督は「日本一を目指して、なりたいなではなくて、なるんだという気持ちで選手にはやってほしい」と目標を掲げた。

甲子園では05年春から5大会連続で初戦敗退しているが、昨秋の関東大会を制し、ナインには自信も芽生えている。部員らは昨年12月、宮城県石巻市でボランティア活動をした。昨年のセンバツも経験し、4番に座る笹川主将は「(被災地を訪れ)意識も変わった。一日一日を大事に過ごしてきた」と語気を強めた。

2012年1月28日 スポニチ掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2012-01-28 10:44:00 No.21629
浦和学院 選抜出場
2年連続8度目 本番での躍進誓う

第84回選抜高校野球大会(3月21日から12日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が27日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で行われ、昨秋の関東大会で2連覇を遂げた浦和学院の2年連続8度目の出場が決まった。県勢の選抜大会出場は3年連続。

同校に日本高校野球連盟からの吉報が届いたのは午後3時10分。電話応対した小沢友紀雄校長は、「選手は日頃から十二分に練習している。ぜひ全国制覇してほしい」と期待を寄せた。出場決定の校内放送が流れると、校舎に垂れ幕が掲げられ、祝福ムードに包まれた。

校庭に集まったナインも出場決定に喜びを爆発させた。ただ、昨年も関東王者として大会に臨んだが初戦敗退。それだけに森士監督は、「出るだけでは満足してもらえない。やるからには日本一。やりたいな、ではなく、やるという強い気持ちを持ってやろう」と気合いを入れた。選手たちも真剣な表情で話を聞き、笹川晃平主将は「1日1日を大切にし、日本一を取りにいきたい」と、本番での躍進を誓った。

浦和学院は強力打線と安定した1年生投手陣を武器に昨秋の県大会で3連覇を達成すると、続く関東大会でも2連続優勝を遂げた。関東大会では強豪チームを次々と撃破。初戦では前回の選抜大会優勝の東海大相模(神奈川)に競り勝つと、決勝では昨夏の甲子園4強メンバーを数多く擁する作新学院(栃木)に快勝した。

選抜大会の組み合わせ抽選会は3月15日に行われ、出場32校の対戦相手が決まる。


『関東連覇の実力を示せ』 上田清司知事の話

浦和学院高校野球部の皆さん、2年連続8回目の選抜高校野球大会出場おめでとうございます。強豪ぞろいの激戦区を勝ち抜き、埼玉県勢として初めて関東大会連覇を成し遂げた実力を全国に示し、紫紺の優勝旗を、ここ埼玉に持ち帰ってください。720万県民の皆さまとともにご健闘を心からお祈りしています。

『全員野球で全国Vを』 清水勇人さいたま市長の話

2年連続8回目となる選抜高校野球大会出場おめでとうございます。強豪ひしめく昨秋の関東地区大会で優勝を勝ち取った皆さんなら、全国制覇も夢ではありません。自信と誇りを持って試合に臨み、日頃、共に汗を流した仲間たちとの絆と力を存分に発揮し、持ち前の全員野球で栄冠を目指して頑張ってください。ご健闘をお祈りいたします。

2012年1月28日 埼玉新聞1面掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2012-01-28 10:57:00 No.21630
笑顔満開“春切符”
浦和学院 選抜決定

第84回選抜高校野球大会の出場32校が27日決まった。昨秋の関東大会を2連覇した浦和学院は順当に2年連続8度目の出場となった。過去ベスト4が1度、8強を2度経験しているが、最近2大会は初戦敗退が続いている。関東王者として臨む今大会は上位進出に期待が懸かる。

21世紀枠では、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻工(宮城)と淡路島出身者だけで県内の強豪校と互角に戦った洲本(兵庫)、寒冷地で小規模校のハンディを克服した女満別(北海道)が選ばれた。

一般選考では、地球環境(長野)は通信制として初の甲子園出場。元プロ野球選手の大越監督が率いる早鞆(山口)は春は初の甲子園となった。昨秋の明治神宮大会を制した光星学院(青森)や同準優勝の愛工大名電(愛知)も選ばれた。
天理(奈良)は5年連続で今回最多の22度目。鳴門(徳島)は32年ぶり、高崎(群馬)は31年ぶりの選抜大会出場となる。初出場は宮崎西など8校。

組み合わせ抽選会は3月15日に行われる。

埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2012-01-28 11:02:00 No.21631
『全国で勝つ姿見せる』

2年連続の出場決定とあって、報道陣の写真撮影には笑顔満開で応じていた選手たちだが、すぐさま表情を引き締めた。

昨年も1回戦で敗れているだけに、主将の笹川は「うれしいが、浦学は全国では通用しないと思われている。全国で勝てる浦学を見せたい」とおごりはみじんもない。森監督も「埼玉、関東の代表として、1戦必勝で勝ち上がっていきたい」と落ち着いた口ぶりだった。

選抜大会まで、2ヶ月弱。選手たちは現在、スイング量を例年の2倍にするなど、個々のレベルアップに努める。野球は団体スポーツと言っても1対1の戦いの集結。指揮官は「個人の能力を引き上げることで相乗効果を生み、チーム力向上につながる」と説明する。

秋季関東大会で2連覇を果たしたが、ようやくスタートラインに立ったにすぎない。春夏合わせて2004年以来、6大会ぶりの甲子園勝利への鍵は何か。

ともに昨年を経験している佐藤は「技術の向上も大事だが、精神面はもっと大切」。笹川も「気持ちが技術を補う」とメンタル面を挙げた。目標に掲げる“日本一”に近道はない。勝負強さを発揮するためには、練習から集中し一瞬、一球の積み重ねが重要だ。「勝つ自信はあるが、それを確信に変えていきたい」と笹川。チームの思いを代弁し、決意を新たにしていた。


1年生コンビ夢舞台に喜び  山口、渡邊剛

度胸満点の力投で秋季関東大会連覇に貢献した右腕・山口と左腕・渡邊剛の1年生コンビ。自らの手でつかみ取った初の甲子園出場に「素直にうれしい」と笑顔の山口。渡邊剛も「野球を始めたときからの夢」と喜びをかみしめる。

明治神宮大会では対戦相手に足を絡めた攻撃に手を焼いただけに「フィールディングが課題」と口をそろえる。この冬は1歩目のダッシュを意識して徹底的に下半身を強化。10球1セットの速投げで制球力を高め、1日150球を投げ込んだ。

先発へ強い意欲を見せる山口は「春はあくまで通過点だが、出るからには全国制覇狙う」と早くも闘志全開。冬場の練習で球速アップを実感する渡邊剛は「しっかり抑えて攻撃のリズムをつくりたい」と夢舞台での活躍をイメージした。

昨年の雪辱へ闘志  佐藤

昨年の秋季県大会準決勝で劇的な逆転サヨナラ弾を放ち、2年連続選抜大会出場への道筋を切り開いた佐藤。エースとして甲子園のマウンドに立った昨年は緊張もあって8回5失点と振るわず、「借りを返すつもりでいきたい」と雪辱に燃える。

関東王者として臨んだ明治神宮大会準々決勝では、愛工大名電(愛知)の左腕・濱田の前に3三振。冬場の悔しさをバネに「左ピッチャー対策が課題」と例年以上に猛練習を自らに課し、天性の打撃センスにさらに磨きをかけている。

野手練習と平行して取り組む投手練習でも、豊富な経験で1年生投手陣を引っ張り、再びマウンドに立つ日を心待ちにする。投打でチームをけん引する大黒柱は「日本一をとりたい」と、全国制覇へ決意に満ちた表情を浮かべた。

気持ち引き締め2度目の甲子園  笹川・石橋

浦和学院が誇る強力打線の中軸を担う笹川と石橋。ともに先発出場した昨年に続く2度目の甲子園に「去年はここで満足していた」と打ち明ける笹川。石橋は「正直にうれしいが、覚悟を決めて取り組みたい」と引き締める。

昨秋の県大会、関東大会では勝負強い打撃で、2人合わせて27打点をたたき出した。笹川は「走塁と守備が鍵を握る」と自らの経験をチームメートに伝え、精神面も課題に挙げる石橋も「甲子園で校歌を歌いたい」と1戦必勝を誓った。

浦和学院 選手ひと言
▼ベストの配球で戦う 林崎龍也捕手の話
いつもやっている自分たちの野球が出来れば勝てるはず。自分のベストの配球、リードで戦う。

▼甲子園行って勝負 明石飛真一塁手の話
うれしいが甲子園に行ってからが勝負。目標に対して、どれだけ真剣に取り組めるかが大切。

▼木暮騎士三塁手の話
素直にうれしい。今は右方向への打撃と送球の安定がテーマ。甲子園で早く三塁を守りたい。

▼目標は日本一 竹村春樹遊撃手の話
目標は日本一。夏は甲子園に行けなかった分、選抜では自分の役割を徹底して結果を出す。

▼憧れていた場所 緑川皐太朗二塁手の話
ずっと憧れていた場所。バントを100%決め、一戦必勝で目の前の相手に挑みたい。


『紫紺の優勝旗を』 青木勇藤・県高野連会長の話
甲子園出場おめでとうございます。関東大会を連覇した実力とチームワークを存分に発揮し、「浦和学院ここにあり」との意気込みで選抜大会を戦い抜いてもらいたいと思います。是非紫紺の優勝旗を持ち帰ってきてください。

『大活躍を期待』 高間薫・県高野連理事長の話
選抜大会出場おめでとうございます。強力打線と堅い守備を武器に実力あるチームです。関東大会を連覇した実力を存分に発揮され、甲子園での大活躍を期待しています。

2012年1月28日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2012-01-28 11:17:00 No.21632
浦学2年連続センバツ
森監督「勇気与えるプレーを」

第84回選抜高校野球大会の出場校が27日発表され、秋季関東大会を連覇した浦和学院(さいたま市緑区)が2年連続8回目の選抜出場を決めた。強力打線を武器に、甲子園での活躍が期待される。

出場決定の電話は、午後3時過ぎに入った。「ありがたくお受けさせていただきます」。電話を取った小沢友紀雄校長から笑顔がこぼれた。

小沢校長は、校舎の外に続々と集まってきた選手たちに「とても名誉なこと。全国制覇を目指して日頃の成果を発揮してほしい」と呼び掛けた。続いて森士(もりおさむ)監督が「見ている人に勇気を与えるようなプレーをしよう」と激励。選手たちは笹川晃平主将(2年)を胴上げして喜びを爆発させた。

浦和学院は1986年の夏の甲子園に初出場を果たし、いきなりベスト4に入った。以後、春夏合わせて今回で18回目の出場となる。

しかし、近年は甲子園で思うような成績をあげていない。チームの課題として、監督と選手が口をそろえるのは「精神力の強化」。昨年の選抜は、守備の乱れから逆転負けを喫してもろさを露呈した。11月の明治神宮大会も、一つのミスから雪崩を打つような大量失点につながった。

森監督は27日、選抜大会に向け「野球は1対1の戦いの集結。個の力をしっかり引き上げたい」と強調した。投打の要となる佐藤拓也選手(2年)も「精神面が最も大事。昨年は甘い部分が出た。今年はその経験を生かしたい」と語った。

2012年1月28日 読売新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2012-01-28 11:20:00 No.21633
センバツ高校野球 大舞台へ気合込め 浦学2年連続8度目

三月二十一日に開幕する「第八十四回選抜高校野球大会」の出場校が決まった二十七日、県内からは浦和学院(さいたま市緑区)が選ばれ、同校は出場を祝う垂れ幕や放送で歓喜に包まれた。二年連続八回目の選抜出場で、春夏通算で十八回目の甲子園となる。

同日午後三時十五分ごろ、校長室の電話が鳴った。昨年の秋季関東大会を制して出場をほぼ確実にしており、小沢友紀雄校長は日本高野連からの連絡に「ありがたくお受けします」と余裕の対応。グラウンドに整列し、知らせを待っていた野球部員約四十五人も落ち着いた様子だった。


森士監督が「出るだけでは皆、満足しない。目標は日本一。『絶対やる』という強い気持ちで臨んでほしい」と鼓舞すると、部員は「てっぺん取るぞ!」の掛け声で一斉に跳び上がり、気合を入れた。

明石飛真選手(二年)は「うれしいのは勝ち進んでから」と先を見据え、笹川晃平主将(同)は昨年十二月、野球部で被災地にボランティアへ行った経験に触れ「恵まれた環境で野球ができることに感謝して、毎日を大切に過ごしたい」と話した。

2012年1月28日 東京新聞埼玉版掲載

Re:野球部情報
管理人 / 2012-01-28 12:29:00 No.21634
第84回センバツ/浦和学院に春便り 2年連続8回目(その1) /埼玉
 2年連続の夢の舞台へ−−。第84回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の出場校を決める選考委員会が27日、毎日新聞大阪本社であり、浦和学院高校(さいたま市緑区)が2年連続8回目となるセンバツの切符をつかんだ。大会は3月15日に組み合わせ抽選会を行い、同21日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。

 午後3時10分、大会本部からの電話が、校長室で待機する小沢友紀雄校長の元に入った。小沢校長は「ありがたく受けさせていただきます」と答え、集まった約30人の報道陣に「出場決定の通知がありました」と満面の笑みを浮かべた。

 小沢校長は、グラウンドで整列して待つ選手たちのもとへ。「いろいろな人たちの応援があると意識して頑張ってほしい」と伝え、森士(おさむ)監督と固く握手すると、詰めかけた保護者や教職員らから一斉に拍手がわいた。

 高間薫・県高野連理事長が「甲子園も一つの勉強の場として実力を発揮できるように準備をしてください。高野連加盟校が応援してくれると思います」と激励したのに続き、森監督が「見ている人に感じ取っていただけるような、ひたむきな姿を前面に出して戦うことが大事」と話しかけると、選手たちは「はい」と声をそろえ、必勝を誓った。

 「全員がリーダーで、全員がキャプテン」という浦和学院の野球部。昨年センバツを経験した笹川晃平外野手(2年)はこの日、森監督から主将指名を受けた。笹川主将は「日本一をとるため、みんなで盛り上げていきたい」と語った。

 昨年、センバツのマウンドを経験した佐藤拓也選手(同)は「精神・技術面を向上させ絶対日本一をとる」と意気込みを語った。「今年は1年生投手が多いので自分が育てていい球を引き出す」と話したのは林崎龍也捕手(同)。緑川皐太朗内野手(同)は「選ばれた実感がわきうれしい。目の前の相手に勝つことだけを考え頑張りたい」と笑顔を見せた。

 甲子園初出場となる1年生の喜びも格別だ。木暮騎士(ないと)選手は「つらいことから逃げないでやってきた。うれしい。日本一になる」と目を潤ませた。

 ◇ソングリーダー部員27人エール、グラウンド訪れ

 甲子園のスタンドで応援を盛り上げるソングリーダー部「SPLASH(スプラッシュ)」の部員27人がグラウンドを訪れ、「一生懸命応援するので頑張ってください」と野球部にエールを送った。

 「アルプススタンドで踊るのが夢でした」と目を輝かすのは部長で2年の杉本優さん。昨年は震災直後の大会だったため応援を自粛したが「今年は私たちがスタンドを元気にしたい」。副部長の沼本和(あえ)さんは「野球部は私たちが登校すると朝練を終えていて、下校時はまだ練習中。その成果を出せるよう大声で応援します」と意気込んでいた。


2012年1月28日 毎日新聞埼玉版掲載

Re:野球部情報
管理人 / 2012-01-28 12:33:00 No.21635
第84回センバツ/浦和学院に春便り 2年連続8回目(その2止) /埼玉

◇被災地からエール、ボランティア先の宮城・石巻「今度は応援で恩返し」

 野球部がゴミ拾いなどのボランティアで訪れた東日本大震災の被災地・宮城県石巻市からも祝福のメッセージが寄せられた。

 選手たちは昨年12月21〜24日と今年1月6〜10日の2班に分かれて石巻市を訪問。同市立北上中学校の校舎に宿泊し、津波で流された周辺の宅地跡でゴミ拾いをした。同中学校の畠山卓也校長は「被災前にここで生活していた人々のことを思いながらゴミを一つ一つ拾ってくれた野球部の真摯(しんし)な姿に感謝している」と振り返った。そして「野球ができる喜びをかみしめ、甲子園でもボランティアの時に見せてくれた真摯なプレーで活躍してほしい。職員、生徒一同心より応援している」とエールを送った。

 一方、震災直後から行き来して一緒に練習するなどの交流を続けている同市鹿妻(かづま)地区の少年野球チーム「鹿妻・子鹿クラブスポーツ少年団」の小学生たちからも祝福の声が上がった。

 佐藤菜々実主将(5年)は「浦学旋風を巻き起こして頂点目指して頑張ってください」と応援。青山愛理副主将(同)は「嬉(うれ)しくてみんなではしゃいでいます。お兄ちゃんたちには震災で立ち直るためいっぱい応援してもらいました。今度は私たちが応援して恩返ししたい」と喜んだ。阿部鳳稀(ふうき)内野手(同)は「僕も高校生になったら浦学に入って甲子園に行けるように頑張る」と誓っていた。

 ◇祝福垂れ幕、生徒ら歓声

 出場決定の知らせが届いた同校の校舎に、出場を祝う垂れ幕がひるがえった。毎日新聞社が同校に贈った。

 午後3時半すぎ、決定を伝える校内放送が流れるのと同時に幕が掲げられると、見守っていた生徒や保護者らから拍手が沸いた。林崎龍也捕手(2年)の母美紀さん(38)は「出場が決まりほっとした。夢をかなえた子供たちはすごいと思う。力を合わせて一つずつ勝ち上がって全国制覇を成し遂げてほしい」と話した。

 ◇大宮駅などで本紙号外配布

 浦和学院の2年連続センバツ出場決定を伝える本紙号外約4000部が27日夕、JR大宮駅と浦和駅、東川口駅で配布された。

 大宮駅西口で号外を受け取った深谷市の無職男性(60)は「昨年11月の神宮大会も神宮球場まで浦学を応援しに行った。打撃も投手陣もいいチーム」と話し、「選手同士絆を結びまずは初戦を勝ってほしい」と紙面に見入った。さいたま市北区の男子中学生(14)は「2年連続出場すごいですね。ぜひ勝って埼玉県を盛り上げてください」とナインの活躍に期待を寄せた。
…………………………

 ◇浦和学院紹介◇

 ◇部活動、全国レベル

 学校法人明星学園が1978年に設立した男女共学の私立高。所在地はさいたま市緑区代山。生徒数は2208人(男1256、女952)。英語や国際教育に力を入れるグローバル(国際)コースや特進コース、看護・医療系の大学などへの進学を目指す保健医療コースなどがある。部活動はハンドボール部や吹奏楽部、パワーリフティング部など全国屈指の実力を誇る。
 野球部は開校2カ月後に創部。今回を含め甲子園は春8回、夏10回の計18回(森士監督の下では16回)出場している。86年夏と92年春の2回、ベスト4に進出。プロ野球選手に南貴樹(ソフトバンク)、須永英輝(巨人)、今成亮太(日ハム)らを輩出している。

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 ◇2000年以降の甲子園戦績◇
【00年夏】
1回戦 ○2−1 八幡商(滋賀)
2回戦 ●1−5 柳川(福岡)

【02年春】
1回戦 ○7−1 平安(京都)
2回戦 ○7−0 延岡工(宮崎)
準々決勝●5−7 報徳学園(兵庫)

【02年夏】
1回戦 ○7−3 報徳学園(兵庫)
2回戦 ●5−6 川之江(愛媛)

【03年春】
2回戦 ○15−1 隠岐(島根)
3回戦  ●6−7 智弁和歌山(和歌山)(延長十二回)

【04年夏】
1回戦 ○3−1 広島商(広島)
2回戦 ●4−6 中京大中京(愛知)

【05年春】
1回戦 ●3−4 西条(愛媛)

【06年夏】
1回戦 ●3−9 金沢(石川)

【07年夏】
2回戦 ●1−2 前橋商(群馬)

【08年夏】
1回戦 ●5−6 横浜(神奈川)

【11年春】
1回戦 ●3−5 鹿児島実(鹿児島)

2012年1月28日 毎日新聞埼玉版掲載

Re:野球部情報
管理人 / 2012-01-28 12:34:00 No.21636
第84回センバツ/浦和学院に春便り 2年連続8回目 校長・監督の話 /埼玉
 ◇練習成果発揮を−−小沢友紀雄校長

 ありがとうございます。すごくうれしい。今年のセンバツは東日本大震災から1年目にあたる。生徒たちは被災地でのボランティアを経験し、何かを感じていると思う。それを踏まえて甲子園で頑張ることが生徒たちの課題だと思います。日ごろから十二分に練習していることを発揮し、ぜひ全国制覇をしてほしい。

 ◇トップ目指したい−−森士監督

 選んでいただいたことに感謝して、県民や応援してくれる皆さんのために一戦必勝、勇気がわくような戦い方で勝ち進みたい。このチームは伸びしろはあるが、現時点では走攻守すべての面で総合力を上げないと全国には通用しない。目の前のやるべきことを全力でやり遂げて、最後にトップを目指したい。


2012年1月28日 毎日新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2012-01-28 20:24:00 No.21638
浦学、2年連続選抜出場
◇「今年こそ」膨らむ期待

3月21日に開幕する第84回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)で、浦和学院(さいたま市緑区)が2年連続8回目の出場を決めた。強豪校を次々と撃破した昨秋の関東大会の勢いのまま、憧れの甲子園に乗り込む。

◇主将「全力で戦う」

 校長室に出場決定の連絡が入ったのは午後3時15分ごろ。小沢友紀雄校長は、すぐにグラウンドで待つ選手らに知らせ、「これまで十分に練習をしてきた。あとは甲子園で力を発揮するだけだ。全国制覇を目指して頑張って下さい」と激励した。


 関東地区では出場が最有力視されていた同校。ようやく正式に決まり、選手らは歓声を上げて喜びを爆発させた。全員で帽子を天高く投げ、笹川晃平主将(2年)は胴上げされ、何度も宙に舞った。

同校は東日本大震災後、被災地に給水用の散水車を届け、幼稚園児に靴などを贈ってきた。野球部員も昨年末と今月6日、宮城県石巻市で子どもたちと交流し、清掃活動などをしている。笹川主将は「野球ができることに感謝し、多くの人々を勇気づけられるように全力プレーで戦いたい」と意気込みを語った。

チームは、昨年の選抜大会を経験した笹川主将と佐藤拓也選手(2年)、石橋司選手(同)のクリーンアップを中心に、どこからでも点が取れる強力打線を誇る。投手陣は山口瑠偉(るい)、渡辺剛(たける)両選手ら1年生に期待が掛かる。2人は関東大会で安定した投球を見せたが、その後、1週間に800球の投球や毎日走り込みを重ね、制球力と球威が向上しているという。

過去の選抜大会の戦績は1992年のベスト4が最高。2005年と昨年の過去2回はいずれも1回戦で敗れた。森士監督は「一戦一勝を心がけ、目の前の試合を全力で戦っていきたい。目標はあくまで日本一」と健闘を誓った。

2012年1月28日 朝日新聞埼玉版掲載

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