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石井義人情報
管理人 /
2012-02-23 12:18:00
No.21727
石井義人 17期 現:読売
西武から移籍の巨人石井が先制2点適時打
西武から移籍した巨人石井義人内野手が「仕事人」となった。22日、アジアSBのLG戦(セルラー)に5番一塁で対外試合初先発。初回2死二、三塁。「とにかく自分で終わらせない」と、カウント1−1からの外角直球134キロを完璧に捉え、中前に先制の2点適時打を放った。4−4の7回には、2死三塁から内角135キロ直球を振り抜き、適時二塁打で試合を決めた。「自分の仕事は打つこと。少しは仕事ができたかな」と照れた。
仕事人は、打席内で投手寄りギリギリに立っていた。一般的に、少しでも長くボールを見るために捕手寄りに立つことが多い。石井は違う。「真っすぐは自信がある。だから変化球を曲がる前に拾う。最悪ファウルにして、甘い球を待ち続ける。その方が打てる確率が上がるからね」。この職人技は、戦力外通告を受けてすぐに巨人が目を付けたほどの卓越した打撃技術にスイングスピード、「ボールを振らないのが持ち味」と自負する選球眼があるからこそ。この位置に立つのは、球界でも日本ハム二岡ら数えるほどだ。
09年に打率3割をマークしたほどの高い技術と好調を維持できれば、代打の1番手はもちろん、交流戦での指名打者、主力不調時の先発起用と打線の選択肢は広がる。原監督は「彼にとってプラスであると同時にチームにも大きなプラスの影響を与える。(適時打)2本だっけ? たいしたものです」と目を細めた。
試合後、「代打なら結果、先発ならチャンスメークと走者をかえす。きっちり仕事ができたら」と話すと、居残り特打へと向かった。「1度死んだ身」との思いで移籍してきた石井は、まばゆい大型補強の中でも、自らの輝きをきらりと放っていた。
2012年2月23日 日刊スポーツ掲載
Re: 石井義人情報
管理人 /
2012-02-23 12:21:00
No.21728
仕事人・石井、代打の切り札だ!2安打3打点
◆練習試合 巨人6―4LG=特別ルール=(22日・那覇) 巨人の石井義人内野手(33)が22日、韓国・LGとの練習試合(那覇)に「5番・一塁」で先発出場し、3打数2安打3打点で存在感を見せつけた。西武時代に、日本ハムのダルビッシュ(現レンジャーズ)から打率4割1分7厘を残した“大物キラー”。原監督も「チームに対するプラスですよね」と期待を込めた。先発した開幕投手候補の内海哲也投手(29)は3回3失点の乱調だった。
集中力を研ぎ澄まし、悪い流れを一振りで断ち切った。初回2死二、三塁。石井は外角直球を完璧に捕らえた。無死から長野、阿部がともに内野フライに倒れた直後、痛烈な打球をセンターにはじき返し2点適時打。「久しぶりのスタメンだったので、すごく楽しかった。少しは仕事ができたんじゃないかな」と笑みをこぼした。
新天地で、持ち前の勝負強さを猛アピールした。7回の第4打席も、1死三塁からボウカーが三邪飛に倒れた直後に右翼線へ適時二塁打。2死で得点圏に走者を置いた場面から2安打を放ち、3打点。原監督も「ああいうふうに2アウトになって二塁三塁で、しっかり打つというのは、彼のプラスではあるけども、チームに対するプラス。ああいうのが2本あったでしょ? すごいですね」と大絶賛した。
大物キラーとして期待がかかる。西武時代、ダルビッシュを最も打っている。計48打数20安打で4割1分7厘、1本塁打、7打点。50回以上、打席に立った打者では最も高い打率。「そんなに意識はしていなかったけど、周りから言われて初めて知った」。セ・リーグにもヤクルト・館山、広島・前田健、中日・吉見といった球界を代表する右腕がいる。この勝負強さは「代打の切り札」としても貴重な戦力になりそうだ。
「自分は一回、死んでいる身」。昨年オフに西武から戦力外通告を受け、どん底にたたき落とされた。これ以上、失うものもない。「自分はどこの役割か分からないけど、地味にやります。地味でいいんです。裏方みたいな感じで」。多くは望まない。ただ、このままでは終わらない。
2012年2月23日 スポーツ報知掲載
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西武から移籍の巨人石井が先制2点適時打
西武から移籍した巨人石井義人内野手が「仕事人」となった。22日、アジアSBのLG戦(セルラー)に5番一塁で対外試合初先発。初回2死二、三塁。「とにかく自分で終わらせない」と、カウント1−1からの外角直球134キロを完璧に捉え、中前に先制の2点適時打を放った。4−4の7回には、2死三塁から内角135キロ直球を振り抜き、適時二塁打で試合を決めた。「自分の仕事は打つこと。少しは仕事ができたかな」と照れた。
仕事人は、打席内で投手寄りギリギリに立っていた。一般的に、少しでも長くボールを見るために捕手寄りに立つことが多い。石井は違う。「真っすぐは自信がある。だから変化球を曲がる前に拾う。最悪ファウルにして、甘い球を待ち続ける。その方が打てる確率が上がるからね」。この職人技は、戦力外通告を受けてすぐに巨人が目を付けたほどの卓越した打撃技術にスイングスピード、「ボールを振らないのが持ち味」と自負する選球眼があるからこそ。この位置に立つのは、球界でも日本ハム二岡ら数えるほどだ。
09年に打率3割をマークしたほどの高い技術と好調を維持できれば、代打の1番手はもちろん、交流戦での指名打者、主力不調時の先発起用と打線の選択肢は広がる。原監督は「彼にとってプラスであると同時にチームにも大きなプラスの影響を与える。(適時打)2本だっけ? たいしたものです」と目を細めた。
試合後、「代打なら結果、先発ならチャンスメークと走者をかえす。きっちり仕事ができたら」と話すと、居残り特打へと向かった。「1度死んだ身」との思いで移籍してきた石井は、まばゆい大型補強の中でも、自らの輝きをきらりと放っていた。
2012年2月23日 日刊スポーツ掲載