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野球部情報 3/30
管理人 / 2012-03-30 08:37:00 No.22106
第84回選抜高校野球大会
浦和学院きょう準々決勝
4強懸け大阪桐蔭戦

第84回選抜高校野球大会で10年ぶりにベスト8に進出した浦和学院は30日、兵庫県西宮市の甲子園球場での準々決勝第1試合で20年ぶりの4強入りを懸け、大阪桐蔭と対戦する(11時)。チームは前日の29日、同県尼崎市内で約4時間、最終調整した。

浦和学院は1回戦で打線が11安打と爆発し敦賀気比(福井)に10ー2で圧勝。2回戦ではエース佐藤が3安打完封で三重に2ー0で競り勝った。大阪桐蔭は最速150キロを誇る身長197cmの大型右腕藤浪を擁し、チーム打率も出場校中トップと、優勝候補の筆頭。1回戦で花巻東(岩手)を9ー2で破り、2回戦の九州学院(熊本)戦は5ー3で逆転勝ちした。

就任1年目、1992年以来のベスト4を狙う浦和学院の森監督は「チームは着実に成長している。この春の集大成を出したい。大阪桐蔭のような強豪に勝たないと全国制覇はない。対等に戦って勝機をつかむ」と意気込みを示した。

2012年3月29日 埼玉新聞1面掲載

Re:野球部情報 3/30
管理人 / 2012-03-30 09:21:00 No.22108
第84回選抜高校野球
浦和学院だより
「総力戦で臨む」
きょう大阪桐蔭戦 4強懸け大一番

チームは30日、20年ぶりの4強入りを懸け大阪桐蔭との準々決勝に臨む。前日の29日、兵庫県尼崎市内で約4時間の最終調整を行った。

シート打撃では大阪桐蔭の197センチ右腕・藤浪を想定して185センチの右腕伊藤らが登板。森監督から「低い打球を意識しろ」と声が飛ぶ中、フリー打撃でも右投手を入念に打ち込んだ。

優勝候補との大一番へ、森監督は「総力戦で臨みたい。5点差以内の勝負なら勝機がある」と青写真を描く。主将の明石は「気持ちの部分で絶対に負けないようにしたい」と闘志をたぎらせた。

★佐藤「全力でいく」

2回戦で三重を3安打完封したエース佐藤が、強打の大阪桐蔭戦へ自信を示した。「自分の特長を生かせれば、そうは点は取られない。テンポ良く打ち取り、攻撃にリズムをもたらしたい」と頼もしい。

この日はプルペンで25球。緩急の代名詞とも言えるカーブの落差は大きく、キレのある直球は低めに決まった。「やることをやってきたから、相手に全力で向かっていくだけ」と力を込めた。

★4番笹川が意欲

「明日こそは4番の存在価値を示す」と笹川が燃えている。ここまで5打数1安打。4四死球で出塁はしているが不本意のようだ。

森監督から連日指導を受け、滑らかにバットが出るようになってきた。この日のシート打撃でも、目の覚めるような打球を左翼席に放り込んだ。「今まではみんなのおかげで勝てた。今後は自分の一打で勝たせたい」と気合を入れていた。

★吉川、先発へ決意

2回戦で木暮が右足首を痛めたため、普段は三塁コーチの吉川が三塁手で先発する可能性が出てきた。「思いきり攻めの野球をする」と決意を示す。シート打撃ではレギュラー組に入り、中越え三塁打を含む3安打。森監督も「一番伸びた選手」と評価する

先発ならば昨秋南部地区予選以来。「守備から盛り上げていきたい」と抱負を語った。

2012年3月30日 埼玉新聞掲載

Re:野球部情報 3/30
管理人 / 2012-03-30 09:28:00 No.22109
気持ち全面に 勝機つかめ

「事実上の決勝戦」。森監督、選手ともに、この一戦に懸ける意気込みをこう表現する。

大阪桐蔭は優勝候補の一角。197センチの大型右腕藤浪は最速150キロの直球を投げ込み、打線も昨秋のチーム打率が3割9分2厘と今大会の出場校中トップだ。

勝利への道は藤浪攻略。ヒントは2回戦の三重戦にある。三重の好右腕三浦に対して、2安打しか打てなかったが終盤に2点を奪い取った。前半から積極的に振っていったことが、徐々にボディブローのように効いた。

疲労が出始めた中盤に、三浦は強力打線を警戒するあまり制球を乱した。浦和学院はストライクゾーンを慎重に見極め7四死球を獲得。勝負どころでタイムリーを放った。

相手に気持ちよく投げさせるのではなく、「バントの構えやファールで粘ったりして球数を放らせたい」(9番緑川)などの工夫が必要。勝負の後半にそれが生きるはずだ。

森監督も「(相手投手は)まだ未完成な部分があるので、そこを突ければ可能性がある」と力を込める。当然、少ない好機を生かすには「気持ちで負けないこと」(主将の明石)も大事になる。

選手たちは全国トップレベルの投手を打つため今冬、多いときで一日2千スイングこなした。その成果を大会屈指の右腕相手に結実させる。 

2012年3月30日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報 3/30
管理人 / 2012-03-30 09:49:00 No.22110
選抜甲子園
主将「しっかりスイング」
浦学 きょう大阪桐蔭戦

第84回選抜高校野球大会第9日の30日、浦和学院は準々決勝で大阪桐蔭と対戦する。試合を前に、浦和学院の明石飛真主将と大阪桐蔭の水本弦主将に、それぞれの意気込みなどを聞いた。

Q.相手チームの印象は

明石「甲子園の常連で、実績もある。エースの藤浪晋太郎投手は球が速い。打線は切れ目がない」

水本「佐藤拓也投手が安定している。打線は全員が積極的にフルスイングしており、出塁率が高い」

Q.どんな試合展開を予想するか

明石「全く予想できない。どんな展開になっても思い切りよく戦いたい」

水本「打ち合いの末、接戦になると思う」

Q.意気込みを

明石「藤浪投手の速球に負けないようにしっかりスイングしていきたい。気持ちでぶつかりたい」

水本「1、2回戦は逆転勝ち。粘りの野球で勝ち進んできた。全てのチャンスを生かして全力で戦う」


★おかわり君の母校 大阪桐蔭

1983年創立の男女共学校の私立。部員47人。夏は91年に初出場で初優勝を成し遂げ、08年にも全国制覇した。OBに中村剛也(西武)、中田翔(日ハム)、岩田稔(阪神)ら。ラグビー部やゴルフ部、男女サッカー部なども強く、卓球部は全国大会に21年連続出場の強豪だ。

プロも注目する主戦の右腕藤浪晋太郎は、1メートル97センチから投げ下ろす最速150キロの直球を武器に攻めの投球ができる。1回戦の花巻東戦では、12三振、2回戦の九州学院戦では8三振を奪って完投。

秋の公式戦10試合のチーム打率は4割近い。1・2回戦では両試合とも先制点を奪われたが、猛打で逆転勝ち。2試合で田端良基、笠松悠哉、藤浪の3人がそれぞれ1本、本塁打を放った。

2012年3月30日 読売新聞埼玉版掲載

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