春日部東３試合かけ浦学破る

公立の春日部東が５−０でセンバツ８強の浦和学院を下し、埼玉県勢最後の関東大会出場権を獲得した。１日に延長１５回引き分け再試合となり、２日は６回途中に降雨ノーゲームとなったカード。春日部東は１回に先頭の松尾和弥外野手（３年）が三塁打で出塁すると、２番西村楓麻内野手（３年）が右前適時打を放って先制。さらに５番熊谷健太郎投手（３年）の遊ゴロが敵失となり、２点をリードした。４、７回にも追加点を挙げると、投げては左サイドスローの熊谷が９安打を浴びながらも味方の好守にも助けられ、完封した。

全国屈指の強豪相手に合計３０イニングをかけてつかんだ勝利に中野春樹監督（５９）は「選手は普通のチームでもちゃんと試合になると３試合で実感したと思う。やる前は『浦学は強いよ。ワンサイドになる』と周りに言われたが、それでは面白くない。冷や汗をかかせたかった」と振り返った。

2012年5月5日　日刊スポーツ　ネット配信

春日部東､浦和学院に快勝

第９日は１日に延長１５回引き分け再試合後、３日間雨天順延となっていた準々決勝残り１試合を行い、春日部東が選抜大会８強の浦和学院に５ー０で快勝。６年ぶり２度目の関東大会(１９〜２３日・県営大宮ほか)出場を決めた｡

春日部東は１回に西村の右前打、敵失で２点を先制すると４、７回にも加点し突き放した。投げては左腕熊谷が、浦和学院打線に９安打浴びながらも完封勝利を飾った｡

６日の準決勝は(１)春日部東ー埼玉栄(２)南稜ー川口のカード。７日は(１)３位決定戦(２)決勝(両日とも県営大宮)。６日は天候を考慮し、試合開始時間は(１)９時(２)１１時３０分に変更された｡

2012年5月5日 埼玉新聞 ネット配信