ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
ハンドボール部 情報
管理人 / 2012-06-05 12:55:00 No.22639
浦和学院 準優勝
終盤にミス 逆転負け
課題克服し全国Vへ

試合を優勢に進めた全国選抜大会8強の浦和学院だが、終盤にミスが重なり同4強の藤代紫水に逆転負け。手にしかけた10年ぶりの栄冠は、スルリとこぼれ落ちた。「同じところで同じミスをしていたら勝てない」と岩本監督。試合中の修正力に課題を残した。

前半は、1度もリードを許すことなく13−12で折り返したが、後半に入ると食らいついてくる相手の粘りに屈し、パスミスから失点する場面が目立ち始めた。守備でもGK柿崎が「DFを動かしきれなかった」と悔やむように、周囲との連係が不十分で中央から幾度となく得点を奪われた。副主将の野口も「自分たちの甘さが出た」。

3月の選抜大会では、準々決勝で敗れたものの優勝した北陸(福井)と2点差の接戦を演じた。柿崎、198センチ玉川のユース(19歳以下)日本代表候補を2人擁するなど、戦力的にも十分全国の頂点を狙えるポテンシャルを秘める。それだけに主将の鈴木は「初心に戻って、今大会の反省を修正したい」。しっかりと敗戦を受け入れ、足元を見つめ直した。

「仲間生かす」198センチの玉川

ユース日本代表候補にも名を連ねる身長198センチの玉川が、チーム1の6得点。ゴール前での存在感は際立っていた。それでも優勝にあと1歩届かず、「先を予測する力が相手の方が上だった」と悔しさをにじませた。

父がイラン人という2年生。スケールの大きさは桁違いだ。チームにとっては大きな武器だが、相手が強くなればなるほど、マークがきつくなることは必至。本人も自覚しているようで、「仲間を生かすプレーを増やさないといけない」。チームの勝利のために、さらなる成長を約束した。

2012年6月5日 埼玉新聞掲載

ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。