◇浦和学院１１ー０与野
浦和学院は１３安打１１得点で圧倒。４回には打者１１人の猛攻で、山根の左前適時打を含む５連打などで６点を奪った。与野は３安打に終わった｡

★打線上向き１３安打１１点 浦和学院

１３安打１１得点と打線が爆発。相手投手の乱調に乗じて８四死球を選び、７盗塁も絡めて終始圧倒した。森監督は「きょうは少し上がってきた」と打線が上向いてきたことを認める｡

２回に２番林崎の２点二塁打で先制。３回に２点を追加し、４回には打者１１人で６点を奪った。３回戦から復帰した主砲の笹川も初安打。２安打５打点の林崎は「速い投手を想定して練習した。直球とスライダーのどちらかにヤマを張ってフルスイングした」と与野の好投手・田中を完全に攻略した｡


★完敗も「楽しめた」与野

強豪・浦和学院の壁は厚かった。目標のベスト１６は達成できなかったが、主将の飯泉は「気負わずに試合を楽しめた」と振り返る。

肩を壊してベンチ入りができなかった３年生のためにも力投する決意をしたエース田中は「三振を一つでも多く取りたかったけど、やりたいことはできたので悔いはない」と力を出し切った｡

2012年7月22日 埼玉新聞掲載

浦和学院・林崎５打点大暴れ！「夏本番ですね」

浦和学院打線が毎回の１３安打を放ち、５回コールドで与野を下した。

２番・林崎は２安打５打点をマークし「打撃練習でも１球勝負という気持ちでやってきました。後ろに打てる打者がそろっているので、つなげることを考えています」と練習の成果を強調した。森士監督は「林崎は状態はいい。これから天気もいいみたいだし、夏本番ですね」と上機嫌だった。

2012年7月22日 スポニチ掲載