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野球部情報
管理人 /
2012-07-29 09:43:00
No.23080
浦和学院 春夏連続だ!
佐藤は完封&先制打の大活躍
浦和学院・佐藤は左手を目いっぱい伸ばし、打球をつかんだ。一塁の明石主将に丁寧にトスし、ゲームセット。マウンド付近の歓喜の輪の中心で、泥だらけのユニホームが輝いた。
「野手に助けられました。1、2年の時は準決勝で負けていたので、必ず甲子園に行くという気持ちで投げました」
4回までに3安打を許したが、5回以降は無安打投球。直球は130キロ台でもカーブを織り交ぜる緩急を使った投球術は決勝でもさえた。三塁を踏ませず、122球で完封勝利。打っても初回に先制の中前打を放つなど3安打1盗塁と投打で大車輪の働きをみせた。
気温34度。猛暑の中でも最後までスタミナは切れなかった。今春の県大会準々決勝で春日部東に敗れた直後から、夏に向けた走り込みを開始した。午前5時から8キロ走をこなし、グラウンドではサーキットトレーニング。午後の練習でも再び8キロ走をこなし、外野のポール間往復走10本をノルマとした。「暑い中でもバテることなく、集中してできました」。マウンド以外でも休むことなく動き続けた決勝を終え、その成果を実感した。
春夏連続甲子園出場は02年以来10年ぶり。森士監督は「突出した選手はいないが、そこそこのチーム。それにふさわしい、粘り強い戦いをしたい」と抱負を口にした。今センバツは準々決勝で大阪桐蔭に敗れ8強止まりだっただけに、佐藤は「夏も戦えるのであれば、春の借りを返して日本一になりたい」。真夏の甲子園でも、最後までマウンドを守る。
▽浦和学院(埼玉)男女テニス部も強豪。広島の大竹らがOB。
2012年7月29日 スポニチ掲載
Re: 野球部情報
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2012-07-29 14:59:00
No.23082
浦和学院が優勝 高校野球埼玉大会
157チームの頂点が決まった。埼玉大会の決勝が28日、県営大宮球場であり、浦和学院が聖望学園を4―0で下して優勝した。夏の甲子園出場は4年ぶり11回目。浦和学院は初回に1点を先制して主導権を握り、聖望学園に三塁を踏ませなかった。選手権大会は8月5日に組み合わせ抽選会が行われ、8日に開幕する。
★エース完封 自ら先制打
浦和学院が攻守で隙のない試合運びをみせた。立役者はエースで3番の佐藤。自ら先制打を含む3安打を放ち、完封で締めた。
佐藤は1回、1死三塁でチェンジアップをとらえて中前へ。「先制できたので落ち着けた」。マウンドでは直球やカットボール、ツーシームを中心に配球。3、4回は得点圏に走者を背負ったが、堅守にも助けられ無失点に抑えた。
1点リードのまま迎えた7回、攻撃前の円陣で森監督が厳しい口調で言った。「監督を超えて自分たちで勝負しろ」。この一言に打線が奮起し、3長短打で3点を奪って試合を決めた。
春夏連続出場は10年ぶり。選抜8強に終わった悔しさは忘れていない。佐藤は「最後の夏こそ県勢初の優勝がしたい」と言い切った。
2012年7月29日 朝日新聞スポーツ面掲載
Re:野球部情報
管理人 /
2012-07-29 15:03:00
No.23083
浦和学院、貫禄のV
監督に報いることができた
浦和学院・山根佑太選手
頂上対決の行方を決定づけたのは、4番打者のひと振りだった。
浦和学院の山根佑太選手(2年)は7回、初球の内角直球をフルスイング。感触は良かった。打球は左翼手の頭を越え、走者2人生還の二塁打。4点差をつけ、一気に突き放した。
春まで4番を担ってきた笹川晃平選手(3年)がけがのため、今大会は4番を任されることが多かった。
出塁率が高い3番佐藤拓也選手(同)は勝負を避けられるなどし、好機に打席に立つ機会が多い。それを生かすのが自分の役目だと思ってきた。
この回の攻撃前、チームは円陣を組んだ。「自分たちの野球をしろ。脱皮しろ」。森士監督のげきが飛んだ。
2死二塁で、佐藤選手は敬遠された。重責を果たしたい。心の中で念じての打席で、期待通りの活躍。「4番を任せてくれた監督に報いることが出来た」。二塁上で自然とガッツポーズが出た。
今大会での打率は5割8分3厘。「結果は意識しなかった。甲子園に向け、これからもしっかり振っていくだけ」と汗をぬぐった。
明石飛真主将(3年)は「今大会は2年生がよくやってくれた。特に山根は勝負へのこだわりが伝わってくる」と、急に頼もしくなった山根選手をほめた。森監督も山根選手について「まだまだ発展途上」としながら、甲子園での活躍に期待を寄せる。
試合後に取材を受け、ベンチで休んでいた森監督に明石主将が尋ねた。
「胴上げしていいですか」
「オレはいい。甲子園でしてもらうから」
激戦を勝ち抜けた浦和学院は、県内初の全国優勝を狙う。
★猛練習乗り越え暑くても集中力
浦和学院・佐藤投手
9回裏、2死。浦和学院の佐藤拓也投手(3年)は、最後の打者の打球を、冷静にグラブに収めた。確実に一塁に送球しながら、一塁手の明石飛真主将のもとへ駆け寄った。
この日、決して調子は良くなかった。いつもの打たせてとる投球ができなくなっていった。冷静さを取り戻す事ができたのは、今までの苦しい練習がよみがえったからだった。
選抜大会で全国8強になったが、直後の春の県大会は準々決勝で敗退した。夏に向け、チームは走り込み中心の練習に取り組んだ。朝5時からマラソン8キロ、午後もダッシュを繰り返した。「つらい練習があったから、暑さの中でも集中力が途切れなかった」
気持ちを振り絞り、9回を無失点で抑えた。初回に先制打を放ち、4回には果敢に本塁を狙うなど、バットでもチームに貢献した。
「甲子園でもエースとして、全試合投げて優勝したい」。夢の舞台で新たな挑戦が始まる。
★周囲の人たちの支えあり優勝
浦和学院 明石飛真主将
素直にうれしい。周囲の人たちの支えがあったからこそ優勝できた。感謝の気持ちでいっぱいです。甲子園でも浦学野球を貫くだけ。目標の「日本一」を目指して全力プレーで戦い、埼玉に初めての優勝旗を持ち帰ってきたい。
★春の借りを夏舞台で返したい
浦和学院 森士監督
試合中、選手に対して「監督に頼らず、自分たちの野球で勝負しろ」と言葉をかけた。その結果、1人ひとりが開き直って打ってくれた。甲子園では一戦必勝の気持ちを大切にして、春の選抜大会の借りを夏の舞台で返したい。
★要所でタイミングを外された
聖望学園 小林健斗主将
相手バッテリーに要所でタイミングを外されていまい、流れがこなかった。悔しいが、色んな人の思いを背負って戦うことを通じ、仲間との絆が深まった。浦和学院は本当にいいチーム。甲子園から優勝旗を持って帰って欲しい。
★序盤に同点に出来ず痛かった
聖望学園 大越仁監督
完敗です。浦和学院は強かった。中盤まで1点差でよく我慢したが、振り返れば、序盤に追いつけなかったのが痛かった。選手は決勝まで「つなぐ野球をやろう」と声を掛け合い、試合のたびにまとまっていってくれた。
★スタンド真っ赤 浦学色に染まる
浦和学院のスタンドは真っ赤に染まった。Tシャツや帽子、タオル、メガホンまですべて赤。吹奏楽部などで構成する「FIRE REDS」の生徒126人だ。
「ゴー、ファイト、チャンス!」。メガホンを掲げ、飛び上がりながらくるくる回り、オリジナルの応援歌を元気よく歌った。生徒会副会長の天久甲太郎君(2年)は「一丸となって応援した」ソングリーダー部の杉本優さん(3年)は「決勝なので全力を出し切って応援した」とそれぞれ話していた。
★「埼玉で初となる深紅の優勝旗を」閉会式
試合後の閉会式では、浦和学院の選手に大塚英男・県高野連会長から優勝旗が手渡され、優勝メダルがかけられた。聖望学園の選手には佐藤泰・朝日新聞さいたま総局長が準優勝メダルをかけ、スタンドからは大きな拍手が送られた。
大塚会長は「浦和学院は素晴らしい戦いぶりだった。互いに支え合う絆の大切さを学んだと思います」、佐藤総局長は「埼玉で初となる深紅の優勝旗を持ち帰ってくれることを期待しています。甲子園では存分に腕を振るって下さい」と挨拶した。
浦和学院の明石飛真主将は「県代表として優勝を目指し、全力でプレーするので、応援よろしくお願いします」と力強く答辞を述べた。
2012年7月29日 朝日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部情報
管理人 /
2012-07-29 15:38:00
No.23084
浦学好機生かしV 聖望学園波乗れず
第94回全国高校野球選手権埼玉大会の決勝戦が28日、県営大宮球場で行われ、浦和学院が聖望学園を4―0で破り、4年ぶり11回目の夏の甲子園出場を決めた。浦和学院は初回に先制すると、七回に一挙3点を挙げて試合の流れを引き寄せた。聖望学園は相手の好守などで好機を生かせなかった。全国大会は8月8日に開幕する。
◇エース佐藤、3安打完封
私立強豪校同士の対戦は、浦和学院・佐藤、聖望学園・川畑の両主戦が炎天下、粘りの投球を見せ、決勝にふさわしい好ゲームとなった。
浦和学院は初回、先頭打者の竹村が左中間に二塁打を放ち出塁。林崎の犠打で一死三塁とし、佐藤の中前適時打で1点先制した。その後は相手の好守などで無得点が続いたが、七回、林崎の左前適時打と山根の2点二塁打で3点を追加。佐藤は三塁を踏ませなかった。
聖望学園は川畑が二回以降、緩急を付けた投球で相手打線を翻弄。得点圏に走者を背負った場面でも粘りを見せていたが、終盤で力尽きた。打線も3安打とつながらず、川畑を援護できなかった。
2012年7月29日 読売新聞埼玉版掲載
Re: 野球部情報
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2012-07-29 15:42:00
No.23085
第94回全国高校野球:埼玉大会 浦学完封、4年ぶり優勝 浦和学院と聖望学園、両監督の話
◇課題を克服したい−−浦和学院・森士監督
我慢比べの接戦だったが、選手が七回に開き直り積極的な打撃ができた。甲子園までに下位打線の強化など課題を克服したい。
◇選手よく頑張った−−聖望学園・大越仁監督
浦和学院は強かった。佐藤君を打ち崩すことができなかったのが敗因。低めに良い球がきていた。選手はよく頑張った。
2012年7月29日 毎日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部情報
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2012-07-29 16:38:00
No.23086
浦和学院初夏切符!エース佐藤が大活躍
浦和学院のエース佐藤拓也投手(3年)が3安打完封、バットでも先制打を含む3安打で春夏連続出場を決めた。
おのずと飛び出すガッツポーズ。佐藤は「うれしい。必ず甲子園で優勝するというつもりでやってきた」と夏切符獲得を喜ぶとともに、大きな目標を臆せず口にした。ラストサマーへ向け、4月から朝5時前に起床し、学内の往復8キロのマラソンコースを走り込んだ。午後にも同じコースを往復、さらに外野のポール間走を、タイムを1分切ることを前提に10本こなしてきた。身に付けたスタミナと自信が、そこにはあった。
2012年7月29日 デイリースポーツ掲載
Re: 野球部情報
管理人 /
2012-07-30 00:19:00
No.23088
浦学快勝で甲子園切符
第94回全国高校野球選手権埼玉大会の決勝が28日、県営大宮公園野球場であり、浦和学院が4−0で聖望学園に快勝し、4年ぶり11回目の優勝を果たした。来月8日に開幕する全国選手権大会に出場する。
浦和学院は11安打無失点と投打で圧倒した。1回に3番佐藤拓也投手(3年)の中前適時打で1点を先制。7回にも2番林崎龍也捕手(3年)らの適時打で3点を追加し、試合を決めた。投げては先発の佐藤投手が散発3安打に抑え、三塁を踏ませずに完封した。聖望学園は先発の川畑諒太投手(2年)の好投と堅守で接戦に持ち込んだが、終盤に力尽きた。
<ヒーロー>
2年生4番、意地の決定打 浦和学院 山根佑太選手
1点を追加し、2点リードで迎えた7回2死二塁、なお追加点のチャンス。3番佐藤拓也投手(3年)が敬遠され、打席に入った。「敬遠は予想どおり。4番の自分が打ってやる」。初球、狙っていた内角の直球を捉え、粘る相手を大きく突き放す決定打となった。
春の選抜大会では、5番が定位置だった。得意の打撃で結果を求めるあまり、バットが思うように振れなくなったこともあった。打撃に加え、走塁や守備も磨き、今大会は初戦から4番に起用された。準決勝では5番に下がったが、2安打を放ってアピールし、大一番で再び戻ってきた。
6回まで無安打。チームも1回に先制した後は波に乗り切れずにいた。7回に入る前、森士監督の一言がチームの空気を変えた。「チャンスで振りに行け」。直後、指揮官の熱に応えるように殊勲打を放った。
「大事な試合で4番に使ってもらった。チームに貢献できる仕事がしたかった」
熱戦の舞台は甲子園へ。春の選抜ではベスト8に終わり、狙うは優勝しかない。「自分の持ち味は打撃。初球からフルスイングしたい」。汗と土にまみれた2年生の4番の横顔が、頼もしく輝いていた。
2012年7月29日 東京新聞埼玉版掲載
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佐藤は完封&先制打の大活躍
浦和学院・佐藤は左手を目いっぱい伸ばし、打球をつかんだ。一塁の明石主将に丁寧にトスし、ゲームセット。マウンド付近の歓喜の輪の中心で、泥だらけのユニホームが輝いた。
「野手に助けられました。1、2年の時は準決勝で負けていたので、必ず甲子園に行くという気持ちで投げました」
4回までに3安打を許したが、5回以降は無安打投球。直球は130キロ台でもカーブを織り交ぜる緩急を使った投球術は決勝でもさえた。三塁を踏ませず、122球で完封勝利。打っても初回に先制の中前打を放つなど3安打1盗塁と投打で大車輪の働きをみせた。
気温34度。猛暑の中でも最後までスタミナは切れなかった。今春の県大会準々決勝で春日部東に敗れた直後から、夏に向けた走り込みを開始した。午前5時から8キロ走をこなし、グラウンドではサーキットトレーニング。午後の練習でも再び8キロ走をこなし、外野のポール間往復走10本をノルマとした。「暑い中でもバテることなく、集中してできました」。マウンド以外でも休むことなく動き続けた決勝を終え、その成果を実感した。
春夏連続甲子園出場は02年以来10年ぶり。森士監督は「突出した選手はいないが、そこそこのチーム。それにふさわしい、粘り強い戦いをしたい」と抱負を口にした。今センバツは準々決勝で大阪桐蔭に敗れ8強止まりだっただけに、佐藤は「夏も戦えるのであれば、春の借りを返して日本一になりたい」。真夏の甲子園でも、最後までマウンドを守る。
▽浦和学院(埼玉)男女テニス部も強豪。広島の大竹らがOB。
2012年7月29日 スポニチ掲載