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野球部情報
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2012-08-11 10:48:00
No.23262
浦和学院 8年ぶり夏の勝利!エース佐藤が7安打完封勝利
◇第94回全国高校野球選手権1回戦 浦和学院6―0高崎商(2012年8月11日 甲子園)
第94回全国高校野球選手権大会第4日は11日、甲子園球場で1回戦を行い、第1試合は今春の選抜大会ベスト8の浦和学院(埼玉)が6―0で高崎商(群馬)を下し、8年ぶりに夏の甲子園で1勝を挙げた。
浦和学院は6回、2四死球と犠打に足を絡めて1死一、三塁とすると4番山根がきっちり中前に犠飛を放ってノーヒットで先制点。なおも2死一塁から笹川が低めの直球をうまくすくい上げ、左翼席に飛び込む2点本塁打で加点した。8回にも笹川のセンターフェンス直撃の適時二塁打で1点を加え、9回には林崎の中前適時打と佐藤の犠飛でダメを押した。
エース佐藤は再三のピンチも緩急を使った投球で切り抜け、7安打完封勝利。高崎商は打線が序盤の先制機を逃したことが響き、35年ぶり勝利を逃した。
2012年8月11日 スポニチ ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-11 11:18:00
No.23263
浦和学院が8年ぶり夏1勝!
隣県対決制す
第94回全国高校野球選手権・第4日(11日、甲子園)今春のセンバツ大会8強の浦和学院(埼玉)が6−0で高崎商(群馬)との隣県対決を制した。5番・笹川が2点本塁打を放ち、エース佐藤は完封勝ちを収めた。浦和学院の夏の勝利は8年ぶり。
初回から浦和学院・佐藤、高崎商・関の両先発投手が好投。守備陣も好守で両エースをもり立て、試合は0−0のまま後半戦に突入した。
迎えた六回表、浦和学院は4番・山根の中犠飛で1点を先制。5番・笹川も大会第8号となる2ランで続き、この回一挙3点を先取した。
笹川は八回にも中堅フェンスを直撃する適時二塁打で4点目。九回にもダメ押しの2点を追加した。エースの佐藤は粘り強いピッチングで相手に反撃を許さず、完封勝利を飾った。
高崎商は再三のチャンスを生かすことができず。要所で決定打を欠き、好投した関を援護することができなかった。
★浦和学院・林崎捕手
「(佐藤に)腕が振れて球に切れがあった」
★浦和学院・山根左翼手
「(先制の犠飛)竹村の三盗のおかげ。直球を待っていたが、うまくカーブに対応できた」
★浦和学院・竹村遊撃手
「(六回に三盗を決めて先制のホームを踏み)投手の癖は分かっていた。内野の動きも見て、いけると思った」
【戦評】
浦和学院の投打がかみ合った。先発の佐藤が7安打完封。緩急を使った投球で要所を締めた。打線は6回、四死球や盗塁などで得た好機から犠飛と笹川の2点本塁打で3点を先制。8回と9回は送りバントでつくった好機を逃さず加点した。
高崎商は左腕の関が5回まで無失点。打線が序盤の先制機を逃したことが痛かった。
2012年8月11日 サンケイスポーツ ネット配信
Re: 野球部情報
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2012-08-11 11:34:00
No.23265
浦和学院・佐藤が7安打完封!…夏の甲子園
今春のセンバツベスト8で4年ぶり11度目出場の浦和学院は、投打がかみ合った。先発の佐藤が7安打完封。変化球で要所を締めた。
打線は6回、四死球や盗塁などで得た好機から犠飛と笹川の2点本塁打で3点を先制。8回と9回の好機を逃さず加点し引き離した。
高崎商は左腕の関が5回まで無失点に抑えたが、打線が序盤の先制機を逃し援護できなかった。
2012年8月11日 スポーツ報知 ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-11 12:38:00
No.23266
浦和学院、積極的な攻めで高崎商を破る
浦和学院は毎回出塁で積極的な攻めが光った。6回1死一、二塁から三盗で好機を広げ、山根の中犠飛で先制。笹川が2点本塁打で続いた。8、9回も犠打を絡め着実に加点した。高崎商は4回まで毎回、得点圏に走者を進めたが、佐藤を攻めきれなかった。
2012年8月11日 朝日新聞 ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-11 15:42:00
No.23270
浦和学院・笹川が長打で3打点
浦和学院(埼玉)の笹川晃平(3年)が長打力を発揮し、3安打3打点と活躍した。光ったのは6回、直球を振り抜いて左翼席に2ランを運んだ。8回にもこの日2本目の二塁打を放って1打点。「重さ1キロのバットを人一倍振り込んできた」と練習の成果が出たことを強調した。
夏の甲子園でチームは2004年以来の初戦突破。5番打者は「この後が大事」と気を引き締めた。
2012年8月11日 日刊スポーツ ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-11 15:49:00
No.23272
春の雪辱必ず…浦和学院 佐藤「結果的に大阪桐蔭とできたら」
浦和学院の佐藤は7安打完封で好スタートを切った。粘りの投球を見せたエースは「完封はしたけど、調子は良くなかった。野手に守ってもらった」と淡々と語った。
4回まで毎回得点圏にランナーを背負ったが、「落ち着いて投げられた」と変化球を駆使して零封。森監督は「粘り強く、我慢強く投げてくれた」とエースの踏ん張りを称えた。
春のセンバツでは準々決勝・大阪桐蔭戦で9回に逆転を許し、勝利を逃した。右腕は「先のことを考えず、結果的に大阪桐蔭とできたらいい」とリベンジを誓っていた。
2012年8月11日 スポニチ ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-11 15:55:00
No.23273
5回0封も…高崎商エース
インターバルで無駄な力入った
高崎商は22年ぶりの舞台で勝利をつかむことができなかった。8回途中でマウンドを降りたエース左腕の関は「自分の力がなかった。チームのみんなに申し訳ない」と、6回に制球を崩して先制点を許したことを悔やんだ。
無失点で迎えた5回終了後のグラウンド整備の間に「抑えてやろう」と思ったことで、無駄な力が肩に入ってしまったという。地方大会では計46回を投げてわずか1失点だったが、この日は4失点を記録。「力が全然上だった」と相手打線を認めていた。
2012年8月11日 スポニチ ネット配信
Re: 野球部情報
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2012-08-12 01:35:00
No.23278
浦和学院、高崎商に快勝で初戦突破
第94回全国高校野球選手権大会4日目の11日、県代表の浦和学院は第1試合で高崎商(群馬)と対戦。浦和学院は6回1死一、三塁から4番・山根の犠飛で均衡を破り、続く笹川の2点本塁打でこの回計3点。8、9回にも追加点を挙げ、高崎商を突き放した。投げてはエース佐藤が高崎商打線に決定打を与えず完封。6−0で快勝した。
●…12日に誕生日を迎えるという佐藤は、1回に2死一、二塁、2回にも1死二塁、3回には1死一、三塁と序盤、毎回ピンチを招く。しかし、内角を強気に攻める投球が光った。後続に決定打を与えず、無得点でしのぎ切る。三塁側の浦和学院アルプス席からは「その調子だ」と声が上がった。
●…0−0で迎えた6回、浦和学院が均衡を破る。2四死球を足掛かりに1死一、三塁の好機をつかむと、山根の中犠飛で先制。続く笹川は母、美加さん(40)の「どうか1本打てますように」という祈りに応える。5球目を見事にとらえ、左翼席に放り込んだ。特大の一打に、アルプス席は一気にヒートアップした。
●…浦和学院は8、9回にも追加点を挙げ、高崎商を突き放す。佐藤は9回裏1死から安打を許すものの、後続を落ち着いて内野ゴロに仕留め、試合終了。力強い演奏でナインをもり立てていた吹奏楽部の田村百合香さん(15)は、「今年こそ優勝してほしいし、してくれると思う」と奮闘したナインに拍手を送っていた。
2012年8月11日 産経新聞 ネット配信
Re: 野球部情報
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2012-08-12 01:41:00
No.23279
浦和学院・竹村“セオリー無視”の三盗成功
第94回全国高校野球選手権・第4日(11日、甲子園)今春センバツ8強の浦和学院が、6−0で高崎商に圧勝。埼玉県勢8年ぶりとなる、夏の初戦突破を果たしたのは、アウトなら“暴走”といわれかねない三盗が、その足がかりとなった。
無得点で迎えた6回一死一、二塁、打者は4番山根。通常なら走者は動かず、4番の一打を待つ状況だったが、二塁走者の竹村は「迷ったらスタートは切れない」。セオリー無視の三盗を、その初球に見事に成功させた。
昨年11月の明治神宮大会。浦和学院は2回戦で愛工大名電と対戦したが、足を絡めた攻撃の前に1−8と大敗。その翌日「愛工大名電の盗塁はノーサイン」という記事に、森監督の目が留まった。「主体性を持って怖さを超えていく選手でなければ、甲子園では勝てないんです」と森監督はその記事を、部室と食堂の壁に貼りつけた。
直前の5回には、明石が三盗、緑川が二盗に失敗。それでも森監督は6回の攻撃前に「躊躇するな。思い切ってプレーしろ」−。それは“昨秋からの教訓”だった。
竹村の三盗成功後、山根が先制中犠飛、続く笹川が左翼席へ2ラン。終わってみれば、打っては10安打6得点、投げてもエース佐藤が完封と「うれしい限りです」と森監督。苦い経験を、夏の甲子園で喜びに変えた。
2012年8月11日 産経新聞 ネット配信
Re: 野球部情報
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2012-08-12 02:07:00
No.23280
全国高校野球選手権大会 第4日
隣県対決となった第1試合は、4年ぶり11回目出場の浦和学院が、22年ぶり11回目出場の高崎商を6−0で破った。浦和学院は6回、山根の犠飛と笹川の大会第8号本塁打で3点先制。終盤も加点した。先発右腕の佐藤は尻上がりに調子を上げ完封した。
浦和学院は毎回出塁で積極的な攻めが光った。6回1死一・二塁から三盗で好機を広げ、山根の中犠飛で先制。笹川が2点本塁打で続いた。8、9回も犠打を絡め着実に加点した。
高崎商は4回まで毎回、得点圏に走者を進めたが、佐藤を攻めきれなかった。
笹川(浦) 2点本塁打と2二塁打の大活躍。「(本塁打は)スタンドに入るとは思わなかった。チームを勢いづける本塁打を打てて良かった」
富岡監督(高)「前半は自分たちの野球ができていたが、好機をいかせなかった。浦和学院が一枚上手だった」
★浦学きっちり完封
春2度の経験 危機も冷静
初めての夏の甲子園。春を2度経験している浦和学院の佐藤が、落ち着いた投球を披露した。
試合は中盤まで投手戦だった。「調子は良くなかったが、我慢強く行こうと思った」。直球にカーブ、チェンジアップ、ツーシーム。多彩な球種で丁寧にコースを突いた。
山場は3回。1死から左中間二塁打と左前安打を打たれ、一・三塁。ただ、マウンドの佐藤に焦りはなかった。牽制球を入れながら。間を取る。打席の4番打者にはファウルで粘られるが、直球系でしっかりと速い球を意識させていた。7球目。外角低めのスライダーを遊ゴロ併殺打に仕留めた。6回、味方打線から3点の援護をもらい、「野手のおかげで抑えられた」と喜んだ。終わってみれば7安打を浴びながらの完封劇だった。
今春は準々決勝で優勝した大阪桐蔭に1点リードの9回から逆転負けを喫した。「あのときは、地元応援の雰囲気にのまれた。だから、精神面を鍛えた。悔しさを晴らしたい」。大舞台を経験してきた佐藤の言葉は力強かった。
★無安打で先制
浦和学院が無安打で先手を取った。6回、四死球に盗塁などを絡めて1死一、三塁。ここで、2年生4番の山根が、真ん中高めのカーブを中犠飛した。5回裏の守備で初めて三者凡退に抑え、流れを呼び込んでいた。「チャンスで走者がいたら、自分が打点を挙げる打撃をしたい」と意気込んでいた山根。宣言通りの一振りで、5番・笹川の2点本塁打へつなげた。
★背走キャッチ
高崎商の内田が守備でみせた。3回無死、中堅深くまで飛んだ打球を背走しながらグラブを伸ばして好捕。「クッションボールをとりにいくつもりが追い付いちゃって。うれしかった」。1回には戦闘で遊撃内野安打を放ち、攻守で俊足を生かしたが、「勝てなかったので『自分は良かった」とは思えない」と涙をこぼした。
2012年8月11日 朝日新聞夕刊掲載
Re:野球部情報
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2012-08-12 02:31:00
No.23281
浦和学院 初戦快勝
★夏の大会8年ぶり
第94回全国高校野球選手権大会第4日は11日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦4試合を行い、4年ぶり11度目出場で今春の選抜大会8強の浦和学院は、高崎商(群馬)に6−0で快勝し、夏は2004年以来、8年ぶりの白星を飾った。浦和学院は大会第9日の16日、第1試合で3回戦進出を懸け、6年連続9度目出場の聖光学院(福島)と対戦する。
★高崎商に6−0
5回まで互いに譲らず0−0の展開。均衡が破れたのは6回だった。それまでの足を絡めた攻撃がやっと実を結んだ。先頭の竹村が死球で出塁すると林崎が送り、佐藤は敬遠で1死一、二塁。山根の初球に二塁走者竹村がノーサインで三盗に成功しチャンスを広げた。ここで山根がきっちりセンターに犠飛を放ち、欲しかった先制点を奪った。
すると続く笹川が内角の直球を見事にすくい上げ左翼席への豪快な2ラン。この回、わずか1安打で3点を奪い、試合の主導権をつかんだ。
8回には笹川の中越え二塁打で1点、9回にも林崎の中前打、佐藤の右飛で2点を追加しダメを押した。10安打で6得点。終盤に持ち前の強力打線が力を発揮した。
打線の援護にエース佐藤も尻上がりに調子を上げた。無失策の守備にも支えられ、終わってみれば被安打7ながら94球で、選抜大会の三重戦以来、甲子園で2度目の完封を飾った。
4年ぶりに帰ってきた夏の甲子園で8年ぶりの1勝を挙げた森監督は「本当に選手たちがよくやってくれて、うれしい限りです」とお立ち台で満面の笑み。
「佐藤は粘り強く投げ、バックもよく守った。選手が集中して試合に臨み、一体感もあった」と奮闘したナインに賛辞を送った。
2回戦は昨年覇者の日大三(西東京)を破った聖光学院が相手。強豪には変わりないが、森監督初の3回戦進出へ、一戦必勝で臨む。
2011年8月11日 埼玉新聞 ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-12 02:35:00
No.23282
浦和学院初戦突破 8年ぶり 夏の校歌
「声かれるまで応援」
真っ赤に燃えたスタンドが歓喜に包まれた。11日、第94回全国高校野球選手権大会で4年ぶり11度目出場の浦和学院が第1試合に登場。佐藤拓也投手の力投と笹川晃平右翼手の2ランなどで、高崎商(群馬)に6−0で完封勝ちした。2004年以来、8年ぶりの夏の勝利に、足を運んだ約900人分の笑顔が三塁側アルプスに咲いた。
★スタンド 歓喜の大合唱
学校からはバス14台が駆け付けた。出発したのは10日午後6時。約13時間の長旅にも試合前からスタンドは熱気に包まれていた。応援団長を務める西尾太志選手(3年)は「応援というより、選手を勝たせに来た。気を送りたい」と気合十分。3年生女子マネジャーの新城佳奈さん、杉田紗香さんは、「最後の夏に甲子園に連れてきてもらってうれしい。声がかれるまで応援します」と声をそろえた。
記録員としてベンチで大声を張り上げる中島健太選手の母・真紀さん(47)は、5月から学生コーチになった息子の強い思いを感じていたという。「選手の時より甲子園へ出たい気持ちがより一層、強まったみたい。何とか長い夏にしてほしい」とにっこり。
試合は0−0の6回、山根佑太左翼手の中犠飛で先制すると、続く笹川選手の左翼席への2ランでこの回に3点を先制。さらに8回に1点、9回にも2点を追加した。佐藤投手は竹村春樹遊撃手ら、無失策の守備にも助けられ見事な完封勝利。夏は8年ぶりとなる校歌が聖地・甲子園に響き渡り、選手とともにスタンドも大合唱だった。
2ランを含む3安打3打点と大活躍した笹川選手の母・美加さん(40)は本塁打の場面を思い返し「一瞬、何が起こったのか分からなかった」と今でも信じられない様子。さらに実感を込めて、「皆さんの気持ちがあって一本出せたと思います。やっとチームに貢献できました」と試合後の笹川選手同様、周りの人への感謝の言葉を口にしていた。
2012年8月11日 埼玉新聞 ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-12 02:38:00
No.23283
「拓、最高のプレーを」佐藤投手の姉・真美さん
父母に交じり一際、グラウンドを心配そうに見つめる姿が。佐藤拓也投手の姉・真美(まなみ)さん(24)。保育士の仕事は忙しいが、弟の晴れ姿を見ようと10日の最終新幹線で初めて甲子園に駆け付けた。
立ち上がりから走者を背負う拓也投手。「胃が痛くなる」と苦笑いしていた真美さんだが、仲間の援護射撃があり「点数が入ってからは、いつもの拓のように柔らかくなった」と姉ならではの目線で安堵。甲子園で2度目の完封を飾った瞬間は、「おめでとう。『うちの弟です』って感じ」と、あふれ出るうれしさをこらえられない様子だった。
拓也投手が甲子園出場を決めた7月28日、真美さんは県営大宮球場隣の氷川神社で絵馬に願いを込めた。
「願いごと 拓也が甲子園でケガなく 最高のプレーができますように」
あえて「全国制覇してほしい」と書かなかったのは、「3年間の全てを出せれば、優勝できると信じているから」。普段は顔を合わせることはできないが、弟思いの姉からの精いっぱいのエールだ。
2012年8月11日 埼玉新聞 ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-12 02:41:00
No.23284
夏8年ぶり勝利 佐藤、圧巻の94球完封劇
第94回全国高校野球選手権大会第4日は1回戦を行い、浦和学院が6−0で高崎商(群馬)に勝ち、2回戦に進んだ。浦和学院の夏の勝利は2004年の86回大会1回戦で広島商に勝って以来、8年ぶり。
今春の選抜大会ベスト8で4年ぶり11度目出場の浦和学院は、先発した佐藤が変化球を駆使して完封。打線は6回に笹川の2点本塁打などで3点を先制。8回も笹川が適時二塁打を放った。
浦和学院はエース佐藤が被安打7ながらも完封。打っては、笹川の2ランを含む3打点の活躍で高崎商に快勝した。
浦和学院は0−0の6回、山根の犠飛と笹川の2ランで3点を先制。8回には1点、9回にも林崎の中前打と佐藤の犠飛で2点を追加した。
先発佐藤は不安定な立ち上がりだったが、バックの堅守に助けられると、終盤は持ち味の緩急を使った投球がさえた。
★頼れる4番が殊勲の先制打 山根
0−0の均衡を破ったのは伸び盛りの2年生の4番山根のバットだった。
6回1死二塁から打席の佐藤が敬遠されたが「自分で勝負してくるだろう」と冷静だった。初球に二塁走者竹村が三盗し、一、三塁。「犠牲フライでいい」と腹を決めた。
直後の2球目、狙っていた105キロのカーブをセンターへ。打球は高々と舞い上がり飛距離は十分で待望の先制点が入った。ボールの下をたたいた犠飛に「引っ掛けず、練習してきた通りにできた」と納得していた。
★好守でけん引 チームに勢い 林崎
攻守の要・林崎が9回に、高崎商の戦意を喪失させるには十分すぎる5点目の適時打を放った。
3、7回の得点圏に走者を置いた場面で凡退していただけに、意気込んできた。「どうにかして佐藤につなぎたかった」。言葉通り、2ボールからの3球目を逆らわず、中前にはじき返した。
女房役としても、立ち上がりが悪かった佐藤を好リードし、完封勝ちに貢献。「気持ちの部分が成長したと思う。苦しい中で、うまく投げられていた」と、エースに賛辞を贈っていた。
★機動力野球で流れ呼び込む
浦和学院が、昨秋以降から、より力を入れている機動力野球。その一端を見せ、4大会ぶりの夏の1勝をつかみ取った。
1回からエンドランを使い、積極的に仕掛けるなど、高崎商の好左腕関を揺さぶる。5回には2度とも盗塁に失敗したが“足”を止めなかった。
象徴していたのが0−0の6回、先制点を奪った場面だ。1死一、二塁から二塁走者竹村が「狙っていた」と完全にモーションを盗み、ノーサインで三盗。その次の球を打席の山根が、きっちりと中堅に犠飛を放った。
森監督は「中盤以降、相手がへばってきたところをひるまずに突け、流れを呼び込めた」と満足そうに振り返った。
2012年8月11日 埼玉新聞 ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-12 02:44:00
No.23285
仲間に感謝の一発 笹川3安打3打点
投のヒーローが佐藤なら、打では文句なしで5番の笹川。本塁打に2本の二塁打と、3安打3打点の大暴れだ。
中でも圧巻は6回の試合を決定付けたアーチ。
山根の中犠飛で1点を先制した直後、2死一塁で2ボール2ストライクから5球目だ。内角直球に長い腕をうまくたたんで完璧にすくった。大きな弧を描いた打球は、あっという間に左翼ポール際へ突き刺さる2ラン。「まさか入るとは思わなくて、うれしかった。チームに勢いを与える一本になった」。一塁ベースを回ると思わずガッツポーズも飛び出した。
8回にもフェンス直撃の中越え二塁打でチームに4点目をもたらしたが、試合後の背番号9の口から飛び出したのは感謝の言葉だった。
埼玉大会が迫った6月の練習試合で、二塁手の緑川と交錯して左手甲を骨折。予選には強行出場したものの、6試合で打率2割1分1厘、1打点と選抜で4番を打った男にとっては不本意でしかなかった。
けがも無事に完治し、「チームに貢献できず、申し訳なかった。周りで協力してくれた方のためにも打ちたかった」。どこまでも謙虚な男だ。
2012年8月11日 埼玉新聞 ネット配信
Re:野球部情報
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2012-08-12 02:46:00
No.23286
重圧屈せず粘投 浦学 佐藤
春とは違う真夏の甲子園。負けたら終わりという緊張感。チーム自体、夏の大会は2004年以来、白星がない。ましてや初戦。背番号1にかかる重圧は相当だったはずだ。
だが、浦和学院エース佐藤はそんなことなどものともせず平然と完封した。やはりチームの中心に君臨するのは、この男だ。
高崎商に7安打を浴びながらも要所を締め、スコアボードに“0”を9つ刻んだ。12日は18歳の誕生日。「現役として誕生日を迎えられて良かったです」。勝利の瞬間は、ニコリともしなかった右腕ははにかんだ。
立ち上がりは不安定だった。4回までに5安打を放たれ毎回、得点圏に走者を背負った。特に3回は1死から連打で一、三塁のピンチ。それでも、相手の4番に対しスライダーを引っ掛けさせ、注文通り遊ゴロで併殺に切って取ると、打線にリズムが生まれた。
0−0の6回、山根の犠飛で均衡を破ると、続く笹川が左翼席に貴重な2ラン。一塁走者として塁上にいた自身も「打った瞬間、いったなって。あの本塁打で楽になった」と感謝した。
守備では無失策、攻撃でも6回以降に6得点と支えてくれた仲間の心意気に応えるのがエース。「中盤からは落ち着けた」と武器の緩急自在の投球が復活。終わってみれば94球の完封劇だった。
ただ自身の投球内容には「出来は60点ぐらい。きょうはみんなのおかげ」と満足はしてない。「ずっと、この夏に全国優勝するためにやってきた」。真面目で寡黙な右腕が、最高の仲間と迎える日本一長い夏は、まだまだ序章にすぎない。
2012年8月11日 埼玉新聞 ネット配信
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◇第94回全国高校野球選手権1回戦 浦和学院6―0高崎商(2012年8月11日 甲子園)
第94回全国高校野球選手権大会第4日は11日、甲子園球場で1回戦を行い、第1試合は今春の選抜大会ベスト8の浦和学院(埼玉)が6―0で高崎商(群馬)を下し、8年ぶりに夏の甲子園で1勝を挙げた。
浦和学院は6回、2四死球と犠打に足を絡めて1死一、三塁とすると4番山根がきっちり中前に犠飛を放ってノーヒットで先制点。なおも2死一塁から笹川が低めの直球をうまくすくい上げ、左翼席に飛び込む2点本塁打で加点した。8回にも笹川のセンターフェンス直撃の適時二塁打で1点を加え、9回には林崎の中前適時打と佐藤の犠飛でダメを押した。
エース佐藤は再三のピンチも緩急を使った投球で切り抜け、7安打完封勝利。高崎商は打線が序盤の先制機を逃したことが響き、35年ぶり勝利を逃した。
2012年8月11日 スポニチ ネット配信