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18U世界選手権News
管理人 /
2012-09-09 14:17:00
No.23753
国際舞台で戸惑い
日本は韓国との最終戦を落とし、8年ぶりに上がった世界の舞台で6位に終わった。甲子園大会で活躍した選手をそろえ、
初の頂点を目標に掲げていたが、不本意な結果となり、主将の水本は「悔しいけど、自分たちの弱さ」と唇をかんだ。
宿敵との再戦では、1次ラウンド初戦以来の登板の大谷が力投した。「悔いのないようにしっかり投げられた」と最速150キロの威力ある直球に、130キロ台で鋭く曲がるスライダーを織り交ぜて7回を12奪三振で2失点。ただ、打線が散発4安打と元気がなく、韓国投手陣を攻略する糸口をつかめなかった。
2次ラウンド以降は4試合で得点は9。適時打はわずか2本だった。夏の甲子園からほとんど休む間もなく大会が始まり、9連戦。疲れは明らかだった。木製バットへの対応にも苦しみ、小倉監督は「すぐに打てるようになるものじゃない。仕方ない」とかばった。
遅い試合進行。激しい当たり。そんな国際大会の雰囲気にも戸惑った。「日本って野球をやりやすくしているんだなと思った。でも甲子園を目指してやっている野球を変えるわけにもいかないんで…」と語る指揮官の表情に苦悩の色がにじんだ。
2012年9月9日 埼玉新聞掲載
Re: 18U世界選手権News
管理人 /
2012-09-09 14:48:00
No.23754
韓国に零封負け 日本6位
18歳以下の第25回大会最終日は、ソウルで決勝など3試合があり、日本は5・6位決定戦で韓国に0−3で敗れ、6位に終わった。
決勝では米国がカナダを破り、7大会ぶり6度目の優勝を果たした。表彰選手に、先発投手部門で防御率1.11の藤浪(大阪桐蔭)、捕手部門で打率3割2分3厘の森(大阪桐蔭)が選ばれた。
『木製バットと9連戦に苦心』
韓国の3投手から散発4安打。日本は最後まで打てなかった。国内で使っている金属バットではなく、木製バットでの大会。小倉監督は「仕方ない。すぐに慣れるものではない」。
今夏の全国選手権で4本塁打を放った北條(光星学院)は今大会、27打数4安打で長打は0本。「木製は飛ばない。意識しすぎて体が突っ込み、自分のポイントで打てなくなった」
疲労もあった。選手権決勝2日後の8月25日に結団式、そして31日の初戦から9連戦という過密日程。この大会に向けて調整したチームもある中で、8月の甲子園がピークだった日本選手の動きは日を追うごとに鈍くなった。
「思うように動けず、イライラすることもあった」と捕手の森。世界一への壁は高かった。
『世界を体感 財産になる』
今大会に参加した12チームを見て、1番野球が「うまい」のは日本だったと思う。だが、勝てなかった。
決勝進出をかけた米国戦。本塁のクロスプレーで捕手の森が米国の走者に突き飛ばされる場面が2度あった。日本の高校野球ではありえないプレーで、大けがをしてもおかしくなかった。「ああいうプレーを許してはいけない」と小倉監督が怒るのも無理はない。
一方で、「これが世界」だとも言える。勝利への執念をむき出しにして向かってくる選手が将来、大リーグやWBCなどの国際試合で活躍する。世界選手権は2年に1度開かれてきたが、夏の全国選手権と日程が重なることが多く、日本代表として出場するのは今回が2度目。初出場で準優勝した2004年メンバーの1人が、レンジャーズで活躍するダルビッシュだ。
今大会を戦った20人も将来、大リーグや国際試合を目指すだろう。4試合に登板した藤浪は「野球とベースボールの違いかもなと思った」と言う。それを高校生で体感できたことは、この先の野球人生で財産にになるはずだ。
2012年9月9日 朝日新聞掲載
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日本は韓国との最終戦を落とし、8年ぶりに上がった世界の舞台で6位に終わった。甲子園大会で活躍した選手をそろえ、
初の頂点を目標に掲げていたが、不本意な結果となり、主将の水本は「悔しいけど、自分たちの弱さ」と唇をかんだ。
宿敵との再戦では、1次ラウンド初戦以来の登板の大谷が力投した。「悔いのないようにしっかり投げられた」と最速150キロの威力ある直球に、130キロ台で鋭く曲がるスライダーを織り交ぜて7回を12奪三振で2失点。ただ、打線が散発4安打と元気がなく、韓国投手陣を攻略する糸口をつかめなかった。
2次ラウンド以降は4試合で得点は9。適時打はわずか2本だった。夏の甲子園からほとんど休む間もなく大会が始まり、9連戦。疲れは明らかだった。木製バットへの対応にも苦しみ、小倉監督は「すぐに打てるようになるものじゃない。仕方ない」とかばった。
遅い試合進行。激しい当たり。そんな国際大会の雰囲気にも戸惑った。「日本って野球をやりやすくしているんだなと思った。でも甲子園を目指してやっている野球を変えるわけにもいかないんで…」と語る指揮官の表情に苦悩の色がにじんだ。
2012年9月9日 埼玉新聞掲載