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野球部情報
管理人 / 2012-10-03 10:06:00 No.23916
4強懸け激戦必至
あす準々決勝4試合

国体期間により中断していた秋季県高校野球大会は4日、県営大宮・市営大宮で準々決勝を行い、ベスト4が決定する。顔触れは、昨年の4強を占めた浦和学院、花咲徳栄、春日部共栄、聖望学園のシード勢のほか上尾、朝霞の公立校。埼玉栄、川越東の実力ある私学も名を連ねた。関東大会まであと2勝。準々決勝の見どころを対戦カードごとに探った。

『浦和学院VS上尾』
粘り身上の五十嵐

先攻・上尾、後攻・浦和学院が濃厚。上尾は芦埜が出て早川が送り、小山・福島が返す得点パターンで先発が予想される浦和学院・小島の立ち上がりを攻めたい。右腕五十嵐涼は序盤にリードを許しても、辛抱強く最少失点でしのげるか。2点差以内で後半に持ち込めれば面白い。
浦和学院は竹村、山根、高田の主軸や下位の斎藤ら打線が上り調子。前半の集中打で一気に勝負を決めたい。

『埼玉栄VS花咲徳栄』
地力で優位な徳栄

総合力の高さで優位に立つ花咲徳栄に対し、埼玉栄は右腕芝崎を中心に堅守からリズムを生み出す。経験豊富な芝崎は無駄な四球をなくせば失点が計算できる。そうなると不可欠なのが打線の援護。好機で溝呂木、酒井の右左の主砲に1本が欲しい。
花咲徳栄は投打で盤石。これまで同様、右腕小暮、左腕小栗ら先発陣が試合を作り楠本、若月など破壊力を秘める打線の爆発を導きたい。

『朝霞VS聖望学園』
鍵握る菊島の投球

地区大会から30回無失点を誇る朝霞の1年右腕菊島が、いかに聖望学園打線を封じるかが最大の焦点。
聖望学園は2試合連続本塁打の3番寺田を軸に1番吉田や下位の中島、田畑ら、どこからでも大量点を狙える布陣だ。菊島は直球と変化球を低めに集め、打たせて取ることが肝要。1番高橋がけん引する打線は少ない好機を確実に生かせるか。ロースコアの展開でないと勝機は薄い。

『春日部共栄VS川越東』
実力伯仲で接戦か

実力接近で1点を争う展開。2試合で25安打と好調な川越東打線が、西沢、倉井、金子ら春日部共栄の左投手陣に挑む。
川越東は渡部、小寺、長野の3〜5番を中心に下位まで振れている。先手を握り、渡辺ら右左を2枚ずつそろえる投手陣の継投で逃げ切りを狙う。
春日部共栄は、持ち味の堅守から攻撃につなげたい。俊足好打の1番藤井が出塁し、藤原の主軸の勝負強い一打に期待だ。

2012年10月3日 埼玉新聞掲載

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