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大竹寛 情報
管理人 / 2012-10-10 20:28:00 No.24026
大竹寛 22期 現:広島
妻が支えた大竹カムバック賞

広島の大竹が9日、故障や病気などを乗り越えて再び実績を残した選手に贈られるカムバック選手賞を受賞した。

 大竹は右肩痛のためここ2年間はわずか9試合の登板だったが、今季は開幕から先発ローテ入りしてフル回転。前田健、野村とともに3本柱として投手陣をけん引し、11勝5敗と自己最多勝利を更新する活躍を見せ、これが評価された。

2008年に阪神の平野が受賞して以後、昨年まで該当者なしが続いた。球界では久しぶりの栄冠に輝いた大竹は「いろんな方の支えのおかげで、この1年間投げ抜くことが出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。マウンドでまたボールが投げられる喜びをかみしめながら投げました」と喜びを爆発させた。

今季に懸ける思いは強かった。春季キャンプからは肩の状態や練習内容などを記した野球ノートを毎日書くことを始めた。今まではすぐにやめていたが、シーズン最後まで“完走”。自分の体のために人一倍、気を使ったことが結果につながった。

また、オフに結婚した杏里夫人の支えも大きかった。「食事面などでサポートしてもらったので力になった。バランスよく考えてやってくれている。家でリラックスしている時間も増えた」と充実した生活を送ることでより一層、野球に集中することができた。

来季は12年目を迎える大竹。「来年は自分自身もさらにレベルアップして、優勝目指して頑張りたいと思います」と悲願のリーグ制覇へさらなる進化で赤ヘル投手陣を支えていく。

2012年10月10日 東京スポーツ掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2012-10-10 20:30:00 No.24027
大竹、右肩痛乗り越えカムバック賞!「来年はさらにレベルアップ」

広島の大竹寛投手が9日、2012年度カムバック賞を受賞した。同賞受賞は、最近3年間は該当者がなく、08年の阪神・平野以来4年ぶりで、広島では02年前田智以来10年ぶり5人目。大竹は右肩痛などで昨年、一昨年と1勝止まりだったが、今季は自己最多の11勝をマークした。

いつ再発するか分からない不安。この2年間は大竹にとって“爆弾”を抱えた右肩との闘いだった。「いろんな方の支えのおかげでこの1年間投げ抜くことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。マウンドでまたボールが投げられる喜びをかみしめながら投げました」。カムバック賞は、その苦労を乗り越えた最大のご褒美だった。

09年に自己最多タイの10勝を挙げた大竹に、突如悪夢が襲った。10年の春季キャンプ中に右肩痛を発症。その年は3試合の登板で1勝止まりに終わった。翌11年も右肩痛で開幕から外れ、1軍に合流したのは5月下旬。しかし復帰2戦目の5月28日・日本ハム戦(札幌)で打球が右手小指に当たり、骨折。長期離脱となり、シーズン終盤に再合流したが、6試合の登板で1勝に終わった。

再起を目指した昨オフは、複数の病院を巡り、右肩をケアする方法を学んだ。今年の春季キャンプでも右肩の状態を見ながらの調整。「完治は難しいので。正直付き合っていくという状態」だったが、開幕ローテ入りを果たすと、150キロ台の剛球が復活。3年ぶりの球宴出場も決めた。

自己最多の11勝で、防御率も2・36。規定投球回数もクリアした。「来年は自分自身もさらにレベルアップして優勝目指して頑張りたいと思います」。30歳の大台に突入する来年は、さらに進化した大竹が見られるはずだ。

2012年10月10日 デイリースポーツ掲載

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