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野球部 情報
管理人 /
2012-11-01 13:17:00
No.24211
浦学の優勝が決まり、遅くなりましたが今朝の新聞記事を上げていきます
決勝、初の県勢対決へ 花咲徳栄×浦学 秋季高校野球関東大会
高校野球の秋季関東大会第4日は10月31日、群馬県上毛新聞敷島球場で準決勝を行い、埼玉代表の花咲徳栄と浦和学院がそろって快勝し、1日の決勝に駒を進めた。県勢同士による決勝は史上初で、決勝進出は花咲徳栄が3年ぶり、浦和学院が3年連続。
花咲徳栄は5回までに得点を重ね、常総学院(茨城1位)を6―4で振り切った。
1回に若月の右犠飛で先制。同点に追い付かれたが、2回には森の中前打、楠本の2点適時打で3点の勝ち越しに成功した。5回にも犠打野選と暴投で2点を追加。先発の小暮は被安打11ながら4失点で完投勝利。8、9回で3点を失ったが要所を締めた。
浦和学院は先発全員となる14安打を放ち、宇都宮商(栃木2位)を7―3で退けた。
2回に小島、竹村のタイムリーで3点を先制すると、3回にも西川の中越え二塁打でさらに2点。5―3とされた6回には山根、斎藤の適時打でダメを押した。投げても4人の継投で逃げ切り。8回には無死満塁を招いたが、4番手涌本が三振、併殺で無得点に抑え反撃ムードを絶った。
最終日は1日、上毛新聞敷島球場で決勝を実施(10時)。花咲徳栄は初優勝、浦和学院は3連覇を懸け、埼玉が誇る2強が激突する。
2012年11月1日 埼玉新聞 1面掲載
浦和学院先発全員14安打
V3へ エンジン全開
さすがの底力だ。波に乗り切れていなかった1回戦、準々決勝から一転、浦和学院が先発全員となる14安打7得点で快勝。投げても4人の継投で乗り切り、前人未到の関東3連覇への挑戦権を獲得した。「いろいろな面で収穫の多い、意味のあるゲームだった」と森監督。試合を重ねるごとに手応えを深めているようだ。
この日は打線が1年生エース小島を援護。序盤からエンジン全開で相手投手に襲い掛かった。
2回、木暮の二塁打から1死一、三塁をつくり小島の左前打で先制。なおも2死二、三塁から竹村が右前に2点適時打を放ち計3点。3回には西川の中越え2点二塁打で早くも5−0とした。
3点を返された6回には山根、斎藤のタイムリーで効果的に加点。8回には無死満塁の大ピンチを招いたが、4番手涌本が「気持ちで抑えてやる」と、得意のスライダーで空振り三振。次打者も内角直球で詰まらせ、遊ゴロ併殺に打ち取った。
県大会から紙一重の戦いを制し、ここまでたどり着いた。投打においてまだまだ発展途上ながら一戦ごとに着実に力を付けていることは確かだ。
史上初となる3連覇を懸ける相手は、県大会決勝で2−8と完敗した花咲徳栄。森監督は「後悔しないようにチャレンジさせたい」。竹村も「借りを返すいい機会。何が何でも勝つ」と闘志をみなぎらせる。あの屈辱から24日。リベンジの時へ、最高の舞台が整った。
★西川、攻守で貢献
公式戦初マスクをかぶった浦和学院の捕手西川が攻守で勝利に貢献した。まずは打撃。3回1死二、三塁で初球のスライダーを捉えると、「センターフライだと思った」という打球は中越えの2点適時二塁打。「スライダーを狙っていて、来たら初球からいこうと思っていた」と納得した。
捕手では先発小島ら4投手をリード。4回には三盗を阻止し、7回2死一、三塁では思い切った送球で二盗を刺した。
今春の選抜大会では控え捕手としてメンバー入りしながら、その後はベンチ外。新チームになってから右手甲を骨折し、今大会でやっと戦列に戻ってきた。1回戦と準々決勝は一塁手での出場。小学5年から始めた捕手に愛着があるが、「与えられたポジションでやっていきたい」と必死で生き残る姿勢を見せた。
★流れ渡さぬ価値ある一打 山根
宇都宮商に3点を返された直後の六回、浦和学院の主砲山根が再びリードを広げる貴重な一打を放った。1死三塁で打席に立つと「狙っていた」という初球の直球をたたき三塁線を抜く適時二塁打。「ここで取らないと流れがいってしまう」としっかり結果を出した。
後輩の先発小島が降板した後だけに「この大会は守備で助けられていないので何とか助けたかった」と一息ついた。3連覇がかかる決勝の相手はライバル花咲徳栄。「絶対に勝ちたい」と自らのバットで必勝を期した。
★光る3犠打 好機を演出 斎藤
準々決勝は先発ながら2打席で交代を告げられた浦和学院の7番斎藤が奮起。3犠打と適時打できっちりチームプレーを果たした。第1〜3打席は無死の走者をしっかり送って2度得点につなげたが、「1球目で送れなかった。帰ってすぐ練習したい」と浮かれない。
6回2死二、三塁では初球の直球を左前に運びチーム7点目の適時打。「狙い球を張って振り抜けた」とうなずいた。花咲徳栄との決勝へ「県大会で負けたので勝つために必死にやる」と最後まで身を粉にして働き回る。
2012年11月1日 埼玉新聞 スポーツ面掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2012-11-01 13:20:00
No.24212
徳栄VS.浦学で決勝
◇両校、選抜出場へ前進
第65回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催)の準決勝が31日、前橋市であり、県大会優勝の花咲徳栄は6―4で常総学院(茨城)、3連覇を狙う浦和学院は7―3で宇都宮商(栃木)をそれぞれ破った。両校は来春の選抜大会出場へ大きく前進した。初となる県勢同士の決勝は1日午前10時から。
花咲徳栄は、終盤の常総学院の猛追を振り切った。同点の2回、下位打線で好機を作ると、森と楠本の適時打で3点を勝ち越し、主導権を握った。先発小暮は8回、常総学院の主軸に三連打を浴びて2点を失うなど苦しんだが、最後までひとりで投げきった。
浦和学院は先発全員の14安打で宇都宮商に打ち勝った。序盤に5点を先行。3点返された直後の6回には先頭竹村の三塁打などですかさず2点を挙げて突き放した。守りでは4投手が継投し、8回無死満塁で登板した涌本が三振と併殺で後続を仕留め、無失点で切り抜けた。
両校は県大会の決勝でも対戦し、花咲徳栄が初回に一挙4点を挙げてリズムをつかみ、8―2で完勝している。今大会でも花咲徳栄は全試合で初回に先制しており、序盤で一気に試合を決めてしまう「勝ちパターン」が目立つ。浦和学院は左腕小島を中心とする投手陣が立ち上がりをしのげるかが勝利のカギとなる。
互いに打線は好調。中でも、今大会2本塁打の花咲徳栄・若月、打率6割3分6厘の浦和学院・高田の4番対決に注目が集まる。
◇ライバル決戦、選手の思いは
序盤から集中する 徳栄 絶対に負けられぬ 浦学
お互い戦略を知り尽くしたライバル相手にどう戦うか。準決勝の試合後、選手たちに聞いた。
下位まで切れ目ない花咲徳栄打線。9番に座り、2回に勝ち越しの中前適時打を放った森大希選手(2年)は「甘い球は全て打つつもりだった」と胸を張った。チーム内では「下位の3番」と目されている。「走者は必ずかえすのが自分の役目」と話し、決勝については「どこが相手でも勝つだけ。序盤から集中して戦う」と意気込んだ。
浦和学院は、8回無死満塁の危機で、涌本亮太投手(2年)が見事な救援を見せた。「1年生(小島和哉投手)が作った試合を上級生が壊すわけにはいかない」と心に決めてマウンドに登った。一番得意なスライダーだけで3球三振。次打者には直球で内角を思い切りよくつき、初球で併殺に仕留めた。
3連覇と花咲徳栄へのリベンジをかける決勝に向け、「2回負けたらもう二度と勝てない。絶対に負けられない」と力を込めた。
2012年11月1日 朝日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2012-11-01 13:23:00
No.24213
初の県勢同士の決勝対決 埼玉
第65回秋季関東高校野球大会は31日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準決勝2試合が行われ、花咲徳栄と浦和学院の県勢2校が勝利を収めた。この大会3連覇を目指す浦和学院と、埼玉大会で浦和学院を下し県を制した花咲徳栄が、初めて県勢同士で1日の決勝戦に臨む。
常総学院(茨城1位)と対戦した花咲徳栄は初回に1点先制すると、二回は下位打線からつなぎ森、楠本の適時打で3点を追加。五回も2点を奪い試合をリードした。先発の小暮は11安打を浴びるも、低めに制球する粘りの投球。終盤に2点差まで詰め寄られたが、9回を1人で投げきった。
大会3連覇のかかる浦和学院は、先発全員の14安打で宇都宮商(栃木2位)を圧倒。序盤に竹村、西川の適時打などで5点を奪い、中盤にも山根の長打などで2点を加え突き放した。投手陣は先発・小島が5回3失点で試合を作り、中盤以降は3投手の継投で相手打線をシャットアウトした。
花咲徳栄はエース関口を温存。岩井隆監督は「違う投手で準決勝を乗り切れたのは良かった」と先を見据えた。浦和学院の森士監督は「後悔することがないよう、全力でチャレンジしたい」と強調した。
2012年11月1日 産経新聞埼玉版掲載
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決勝、初の県勢対決へ 花咲徳栄×浦学 秋季高校野球関東大会
高校野球の秋季関東大会第4日は10月31日、群馬県上毛新聞敷島球場で準決勝を行い、埼玉代表の花咲徳栄と浦和学院がそろって快勝し、1日の決勝に駒を進めた。県勢同士による決勝は史上初で、決勝進出は花咲徳栄が3年ぶり、浦和学院が3年連続。
花咲徳栄は5回までに得点を重ね、常総学院(茨城1位)を6―4で振り切った。
1回に若月の右犠飛で先制。同点に追い付かれたが、2回には森の中前打、楠本の2点適時打で3点の勝ち越しに成功した。5回にも犠打野選と暴投で2点を追加。先発の小暮は被安打11ながら4失点で完投勝利。8、9回で3点を失ったが要所を締めた。
浦和学院は先発全員となる14安打を放ち、宇都宮商(栃木2位)を7―3で退けた。
2回に小島、竹村のタイムリーで3点を先制すると、3回にも西川の中越え二塁打でさらに2点。5―3とされた6回には山根、斎藤の適時打でダメを押した。投げても4人の継投で逃げ切り。8回には無死満塁を招いたが、4番手涌本が三振、併殺で無得点に抑え反撃ムードを絶った。
最終日は1日、上毛新聞敷島球場で決勝を実施(10時)。花咲徳栄は初優勝、浦和学院は3連覇を懸け、埼玉が誇る2強が激突する。
2012年11月1日 埼玉新聞 1面掲載
浦和学院先発全員14安打
V3へ エンジン全開
さすがの底力だ。波に乗り切れていなかった1回戦、準々決勝から一転、浦和学院が先発全員となる14安打7得点で快勝。投げても4人の継投で乗り切り、前人未到の関東3連覇への挑戦権を獲得した。「いろいろな面で収穫の多い、意味のあるゲームだった」と森監督。試合を重ねるごとに手応えを深めているようだ。
この日は打線が1年生エース小島を援護。序盤からエンジン全開で相手投手に襲い掛かった。
2回、木暮の二塁打から1死一、三塁をつくり小島の左前打で先制。なおも2死二、三塁から竹村が右前に2点適時打を放ち計3点。3回には西川の中越え2点二塁打で早くも5−0とした。
3点を返された6回には山根、斎藤のタイムリーで効果的に加点。8回には無死満塁の大ピンチを招いたが、4番手涌本が「気持ちで抑えてやる」と、得意のスライダーで空振り三振。次打者も内角直球で詰まらせ、遊ゴロ併殺に打ち取った。
県大会から紙一重の戦いを制し、ここまでたどり着いた。投打においてまだまだ発展途上ながら一戦ごとに着実に力を付けていることは確かだ。
史上初となる3連覇を懸ける相手は、県大会決勝で2−8と完敗した花咲徳栄。森監督は「後悔しないようにチャレンジさせたい」。竹村も「借りを返すいい機会。何が何でも勝つ」と闘志をみなぎらせる。あの屈辱から24日。リベンジの時へ、最高の舞台が整った。
★西川、攻守で貢献
公式戦初マスクをかぶった浦和学院の捕手西川が攻守で勝利に貢献した。まずは打撃。3回1死二、三塁で初球のスライダーを捉えると、「センターフライだと思った」という打球は中越えの2点適時二塁打。「スライダーを狙っていて、来たら初球からいこうと思っていた」と納得した。
捕手では先発小島ら4投手をリード。4回には三盗を阻止し、7回2死一、三塁では思い切った送球で二盗を刺した。
今春の選抜大会では控え捕手としてメンバー入りしながら、その後はベンチ外。新チームになってから右手甲を骨折し、今大会でやっと戦列に戻ってきた。1回戦と準々決勝は一塁手での出場。小学5年から始めた捕手に愛着があるが、「与えられたポジションでやっていきたい」と必死で生き残る姿勢を見せた。
★流れ渡さぬ価値ある一打 山根
宇都宮商に3点を返された直後の六回、浦和学院の主砲山根が再びリードを広げる貴重な一打を放った。1死三塁で打席に立つと「狙っていた」という初球の直球をたたき三塁線を抜く適時二塁打。「ここで取らないと流れがいってしまう」としっかり結果を出した。
後輩の先発小島が降板した後だけに「この大会は守備で助けられていないので何とか助けたかった」と一息ついた。3連覇がかかる決勝の相手はライバル花咲徳栄。「絶対に勝ちたい」と自らのバットで必勝を期した。
★光る3犠打 好機を演出 斎藤
準々決勝は先発ながら2打席で交代を告げられた浦和学院の7番斎藤が奮起。3犠打と適時打できっちりチームプレーを果たした。第1〜3打席は無死の走者をしっかり送って2度得点につなげたが、「1球目で送れなかった。帰ってすぐ練習したい」と浮かれない。
6回2死二、三塁では初球の直球を左前に運びチーム7点目の適時打。「狙い球を張って振り抜けた」とうなずいた。花咲徳栄との決勝へ「県大会で負けたので勝つために必死にやる」と最後まで身を粉にして働き回る。
2012年11月1日 埼玉新聞 スポーツ面掲載