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野球部 情報
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2012-11-02 09:08:00
No.24224
浦和学院 史上初V3
初の県勢決勝 花咲徳栄 初優勝逃す
高校野球の第65回秋季関東大会最終日は1日、群馬県上毛新聞敷島球場で初の埼玉県勢同士の決勝が行われ、県大会準優勝の浦和学院が同優勝の花咲徳栄に延長10回、3−2でサヨナラ勝ちし、3年連続4度目の頂点に立った。3連覇は史上初の快挙。花咲徳栄は初優勝を逃した。浦和学院と花咲徳栄は来春の甲子園球場で開催される第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間)の出場を確実にした。
10月8日の県大会決勝では花咲徳栄が浦和学院に8−2で完勝。王者花咲徳栄が力で押し切るのか。屈辱から浦和学院がプライドを見せるのか。埼玉県高校野球界の歴史に新たな1ページを刻んだ決勝戦は文字通り激闘となった。
序盤、試合を優位に進めたのは花咲徳栄だった。1〜5回までの毎回で走者が出塁。2・3・4回には得点圏に走者を送り、プレッシャーを掛ける。だが、浦和学院も一歩も引かない。今大会初先発の涌本の粘投をバックの堅守が支え、ホームを踏ませない。
試合が動いたのはグラウンド整備明けの6回だ。花咲徳栄は2安打と犠打などで2死満塁を築くと、9番森が初球を右前にはじき返し、2点を先制。これまでの戦い同様、このまま一気に行くかと思われた。だが、浦和学院もその後のピンチを凌ぐと7回には西川の投手強襲の内野安打で1点差。さらに8回には、この回からリリーフした花咲徳栄のエース関口から3連続死球で2−2に追い付いた。
9回はともに無得点。勝負が決したのは延長10回だった。2死から木暮の二塁打、さらに四球、暴投で二・三塁。この絶好機を浦和学院は見逃さなかった。西川が2球目の直球を左前へ執念のサヨナラタイムリー。三塁走者木暮が生還すると選手たちは喜びを爆発させた。
ともに来春の選抜大会出場は濃厚。前人未踏の3連覇に輝き、ナインの手によって3度宙を舞った浦和学院・森監督は「甲子園の舞台でも、決勝で花咲徳栄とあたれるように頑張りたい」。一方の花咲徳栄・岩井監督は「これからもっと強くなるチャンスをもらえたとプラスに考えたい」。甲子園の優勝を懸ける一戦で埼玉の両雄が激突する。そんな県民の夢も背負って、飛躍を誓う両ナインの大いなる成長に期待したい。
2012年11月2日 埼玉新聞1面掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:19:00
No.24225
浦学 サヨナラ劇勝 史上初3連覇
最終日は初の埼玉県勢同士の対戦となった決勝を行い、浦和学院が花咲徳栄に延長10回、3−2でサヨナラ勝ち。埼玉県大会決勝の雪辱を果たし、3年連続4度目の栄冠を獲得した。3連覇は史上初。花咲徳栄は初優勝を逃した。
浦和学院は1点を追う8回、2死満塁から渡邊の押し出し死球で同点。延長10回には、2死二、三塁から西川の左前打で決着をつけた。
花咲徳栄は、6回に2死満塁から森の右前打で2点を先行したが、逃げ切れなかった。
浦和学院は、10日からの明治神宮大会に関東代表として3年連続で出場する。
★取り戻した戦う魂
前人未到の3連覇はあまりに劇的な幕切れだった。浦和学院が県大会決勝で屈辱的大敗を喫した花咲徳栄に延長10回サヨナラ勝ち。ナインの手によって3度宙を舞った森監督も「まさか勝てるとは思わなかった。天にも昇る思いです」と表情を緩ませる。最高の舞台で、最高の相手から最高の形でリベンジを果たした。
一つの敗戦が、浦和学院ナインに再び戦う魂を宿すきっかけとなった。
何とか関東出場を決めたが、県大会決勝では夏の甲子園出場後、急ピッチで仕上げたチームのもろさが噴出した。1回に4失点すると後手に回り守備も4失策。走・攻・守全てにおいて見せ場なく2−8で完敗した。関東大会までの18日間。選手たちは走り込み、振り込みなどもう一度、原点に返った。「技術は変わってない。精神的に成長できた」と副主将の竹村。ナインは成果を発揮した。
まずは今大会初先発の右腕涌本が準決勝までの3試合で必ず1回に先制していた花咲徳栄の勢いを止める。5回まで無失点。6回に2点を先制されたが、その後のピンチを防ぐと7回に西川の内野安打で1点差とし8回には相手エース関口に付け込み2死三塁から3連続死球で押し出し。140キロ近い内角直球にも向かっていくまさに気迫と執念で2−2と追い付いた。
クライマックスは延長10回。2死から木暮の二塁打、四球、暴投で二、三塁の絶好機を築くと西川が左前にサヨナラタイムリーを放った。竹村は「つなぎ合えば逆転できると信じていた」と宿敵を下し笑顔。全国制覇を掲げるナインにとっては通過点にすぎない。だが浦和学院らしい一球に食らい付く姿勢、チームの和を取り戻したことが、この秋最大の収穫だった。
★西川 不屈の決勝打 「恩返しできた」
三遊間を抜けると思わず右拳を高々と突き上げた。西川が浦和学院を3連覇に導くサヨナラ打。ヒーローは「うれしいです」と満面の笑みで歓喜の輪に飛び込んだ。
2−2の延長10回、2死一、二塁で打席に立つと「みんながつないでくれたチャンス。とにかくかえそうと思っていた」。最速147キロの剛速球を誇る花咲徳栄のエース関口に対し、短く持ったバットが強い決意の表れだった。初球の変化球が暴投となり二、三塁。「真っすぐを振り抜く」。そして続く2球目。その狙い済ました直球をものの見事にはじき返した。
今春の選抜大会では控え捕手としてベンチ入りしたが、夏の甲子園はベンチから外れた。それだけに新チームからに懸ける思いは強かった。
その矢先。甲子園から帰ってきて間もない8月の練習試合で右手甲に死球を受け骨折。それでも裏方の仕事をしながら左手だけでスイングや一塁手の練習もこなした。10月から本格的な練習を再開。関東大会からメンバーに復帰し、一塁手や準決勝からは本職の捕手で大車輪の活躍を見せた。「支えてくれた人たちのために今日は恩返しができた」。不屈の闘志の持ち主は大勢の報道陣に囲まれて、はにかんだ。
★変化球さえ意地の好投 涌本
今大会初先発の2年生涌本が西川の好リードにも支えられ、花咲徳栄の強力打線を7回2死まで2失点に抑えた。
立ち上がりから持ち味の変化球がさえた。右打者にはスライダー、左にはツーシームを低めに集めた。5回まで毎回走者を背負ったが無失点。それでも、6回2死満塁で初球を打たれた場面を振り返り、「もっと相手を見て投げればよかった」と反省も忘れない。
昨年好投した明治神宮大会へ「今度は一人で投げ抜きたい」。この日の好投を、自身のさらなる飛躍へとつなげる。
★陰の殊勲者 歓喜の生還 木暮
もう1人の殊勲者はサヨナラのホームを踏んだこの男に間違いない。5番木暮が2安打1死球でチームの勝利に大きく貢献した。
0−2の7回。先頭打者として二塁打を放ち反撃の口火を切ると、8回は死球で好機を広げた。
延長10回には2死から「直球に振り負けないように」と真っすぐ一本に張り、あわやサヨナラ本塁打となりそうな弾丸ライナーのフェンス直撃の二塁打。西川の左前タイムリーでサヨナラの生還を果たすとともに、花咲徳栄に借りを返し「最高でした」と表情を崩した。
2012年11月2日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:36:00
No.24226
浦学、サヨナラでV3
秋季関東大会 県勢対決制する
第65回秋季関東地区高校野球大会の決勝戦が1日、前橋市の上毛新聞敷島球場で行われた。大会初の埼玉県勢同士の決勝は、県大会準優勝の浦和学院が、延長の末3−2で、同優勝の花咲徳栄にサヨナラ勝ちし、3連覇を果たした。花咲徳栄は初優勝を逃した。浦和学院は10日から始まる明治神宮大会に出場する。
埼玉県高野連の高間薫理事長は「春の選抜大会に出場できるのは関東で4校。浦和学院、花咲徳栄とも決勝に残ったことで、出場は濃厚になったと言えるだろう」と話した。
★直球狙ってリベンジ
同じ相手に2度も負けられないという浦和学院の意地と、花咲徳栄の背番号「1」の意地が激突した。
延長10回2死二・三塁。浦和学院の西川元気選手(2年)が打席に入った。「みんなが作ってくれたチャンス。無駄にはできない」。バットを強く握りしめた。
8回から登板した関口明大投手(2年)は背中に痛みを感じていた。右ふくらはぎも準々決勝で負傷。かばって投げていたが、球威は落ち、制球も定まらなかった。8回2死三塁から3連続死球で失点したことが何よりの証拠だった。
西川選手は直球を狙った。関口投手は「バットに当てさせない」と、あえて直球で真っ向勝負した。投じた3球目。真ん中に甘く入った球は左前へはじき返された。サヨナラ適時打。関口投手はマウンドで崩れ落ちた。「あの場面で抑えられないのが今の自分のレベル」
浦和学院は県大会決勝で花咲徳栄に大敗した悔しさを胸に関東大会に臨んだ。勝ち上がるにつれ、自然と勝負強さも備わった。「実力は相手が上」と森士監督は言う。だが、リベンジに燃えた浦和学院の意地が勝った。
2012年11月2日 読売新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:42:00
No.24227
延長の“埼玉決戦” 浦和学院が制す
第65回秋季関東高校野球大会は1日、前橋市の上毛新聞敷島球場で決勝が行われ、延長10回に及ぶ大激戦の末、埼玉県の浦和学院が同じく埼玉の花咲徳栄にサヨナラ勝ちし、3年連続4度目の優勝を果たした。
埼玉県勢同士の対決となった決勝は、序盤から白熱した投手戦を繰り広げ、5回を終え0−0。試合が動いたのは6回表。花咲徳栄の先頭・若月が左前打で出塁したのを足がかりに2死満塁の好機で打席に立った9番・森が初球を右前へ弾き返し、2点を先制した。
しかし、浦和学院も7回裏に1点を返し、続く8回裏には花咲徳栄の主戦・関口が制球を乱し3連続死球などで追加点、終盤で同点に追い着いた。
試合はそのまま延長戦に突入し、10回表の花咲徳栄の攻撃は三者凡退。その裏、浦和学院は2死から5番・木暮が左翼線へ二塁打を放つと、続く6番・渡辺が四球。関口の暴投で2走者が進塁し、2死二、三塁の好機で7番・西川が左前へ運び、浦和学院が劇的なサヨナラ勝ちで接戦にけりをつけた。
浦和学院・森士監督
「3連覇を達成することができ、OB、選手に感謝している」
浦和学院・高田涼太主将
「県予選の決勝では(花咲徳栄に)大敗し、今日は絶対に勝つという思いでプレーしていた。うれしいの一言です」
花咲徳栄・岩井隆監督
「優勝を目標にしてきたが、『負け』から学べることもたくさんある」
花咲徳栄・根建洸太主将
「最後は相手の気迫が一枚上手だった。気持ちを整理して、次に向けて頑張っていきたい」
2012年11月2日 産経新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:44:00
No.24228
浦学サヨナラ!史上初のV3
埼玉県勢同士の決勝は、浦和学院が延長10回で花咲徳栄に逆転サヨナラ勝ちし、史上初の3連覇を達成した。8回に押し出しで同点に追いつくと、10回2死二、三塁から西川元気捕手(2年)が左前適時打で決めた。花咲徳栄は県大会決勝で大勝した相手に敗れ、初優勝を逃した。浦和学院は関東地区代表として、10日開幕の明治神宮大会に出場する。
浦和学院・森士監督(48)は3度宙に舞った。「天にも昇る、そんな思いでした。正直勝てると思わなかった。選手に感謝です」。埼玉大会決勝で2−8と完敗した花咲徳栄に、延長10回サヨナラ勝ち。前人未到の秋の関東3連覇も達成し、笑みが絶えなかった。
勝負を決めたのは7番西川だった。10回2死二、三塁で136キロの直球を左前にはじき返し「走者をかえそう、の一心だった。チームに迷惑をかけたので恩返しがしたかった」。7回にも投手強襲適時打と活躍。しかし意外にも、公式戦でマスクをかぶるのは準決勝に続き2回目だった。
8月末の練習試合で右手甲を骨折。秋の県大会もメンバー外で、花咲徳栄戦はスタンドで応援。「絶対間に合わせたい」という執念か。全治6カ月の診断が、わずか5週間で驚異の回復、先発にこぎつけた。まだ握力は戻らないが「今回は投手がカバーしてくれた。次は自分が支えられるようにしたい」。次なる舞台は8日後の明治神宮大会。全国制覇を目指す。
2012年11月2日 日刊スポーツ掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:46:00
No.24229
浦和学院 史上初3連覇!延長サヨナラで来春センバツ当確
秋季高校野球関東大会決勝が1日、群馬県内で行われ、浦和学院(埼玉2位)が花咲徳栄(埼玉1位)を延長10回の末、3―2のサヨナラ勝ちで下し、3年連続4度目の優勝を飾った。3連覇は大会史上初。浦和学院は10日に開幕する明治神宮大会(神宮)に出場する。
延長10回2死二、三塁。西川の放った打球が三遊間を抜けると、浦和学院ナインは三塁ベンチから飛び出した。大会史上初の3連覇。ナインの手で3度、宙に舞った森士(おさむ)監督は「全員で勝つことができた。選手に感謝したい」と、激闘を振り返った。
埼玉大会決勝で敗れた花咲徳栄との再戦。決勝では大会史上初の埼玉県勢同士の対決だった。6回に2点を先制されたが8回に押し出しで追いついた。最後は苦労人が決めた。西川は新チーム始動後の8月下旬、練習試合で死球を受け、右手甲を骨折した。練習の補助役をこなしながら懸命のリハビリ。埼玉大会ではベンチ入りできなかったが、今大会の準決勝から先発マスクをかぶった。「ケガをした時はへこんだけど、関東(大会)に間に合わせようと。チームに迷惑をかけていたので、恩返しがしたかった」と汗をぬぐった。
関東大会を制し、来春センバツで3季連続の甲子園出場は当確。森監督は10日からの明治神宮大会に向け「全国の大会で勝ち上がるのがテーマであり、目標」と、上位進出を力強く宣言した。
2012年11月2日 スポーツニッポン掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:49:00
No.24230
浦和学院、史上初3連覇
関東大会は埼玉勢同士の対戦となった決勝を行い、浦和学院が延長10回、3−2で花咲徳栄にサヨナラ勝ち。3年連続4度目の優勝を飾った。3連覇は史上初。延長10回2死二、三塁で、右手甲の骨折から復帰して2試合目の西川元気捕手(2年)が左前打を放った。浦和学院は10日開幕の明治神宮大会(神宮ほか)に関東代表として出場する。
西川は打球が三遊間を抜け、三走が生還したのを見届けてから喜びの輪に加わった。延長10回2死二、三塁から自身初のサヨナラ打。「けがで迷惑をかけて裏方の気持ちが分かった。みんなが作ってくれたチャンスに(走者を)返せてうれしい」と興奮で顔を真っ赤にした。
8月末の練習試合で、投球を右手甲に受けて骨折。全治6カ月の診断だったが、5週間で練習に戻り、前日の準決勝(対宇都宮商=栃木)から先発出場した。握力はまだ十分ではないものの、投手陣を粘り強くリード。打撃でも貢献した。
埼玉県大会はベンチ入りできず、今大会は背番号12で臨んだ。「競ったゲームで捕手として頑張り、打ってもくれた。明治神宮大会は『2』で頑張ってほしい」と森監督。次は神宮の杜で“浦学旋風”だ。
2012年11月2日 サンケイスポーツ掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:51:00
No.24231
浦学3連覇!埼玉対決劇的サヨナラ
埼玉県勢同士の決勝は、浦和学院が花咲徳栄を破り大会初となる3連覇を果たした。同点の延長10回に、西川元気捕手(2年)の左前適時打でサヨナラ勝ちした。浦和学院は明治神宮大会(10日開幕・神宮)に出場する。
秋の関東を制したのは、またしても浦和学院だった。劇的サヨナラで前人未到の3連覇。胴上げされた森士監督(48)は「まさか勝てるとは。選手に感謝しかありません」と、声をうわずらせた。
勝利の立役者は背番号12の西川だ。7回に反撃ののろしとなる投手強襲適時打。そして延長10回2死二、三塁では、内寄りの直球にバットを一閃(いっせん)。打球が三遊間を抜けると、癒えたばかりの右こぶしを握りしめた。
8月末の練習試合で右手甲を骨折。手術しなければ全治6カ月の診断だったが、5週間で復帰にこぎつけた。離脱中は積極的に裏方の仕事をこなし「支えてくれる人の気持ちがわかった」と精神的に成長。優勝を決める一打に「チームに迷惑をかけていたので、絶対に走者をかえそうと思っていた。みんなに感謝したい」と、しみじみ喜んだ。
県大会決勝では2−8と完敗した相手に借りを返してのV。森監督は「今度は甲子園の決勝で戦えるようにお互い頑張っていければ」と意気込みを新たにした。まずは神宮大会、そしてセンバツで目標の全国制覇に挑む。
2012年11月2日 デイリースポーツ掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:55:00
No.24232
浦学3連覇 花咲徳栄、リード守れず
第65回秋季関東地区高校野球大会は一日、前橋市の上毛新聞敷島球場で決勝が行われ、浦和学院(埼玉2位)が延長10回の末、3−2で花咲徳栄(同1位)にサヨナラ勝ちした。浦和学院は大会史上初の3連覇で、4度目の優勝となった。
大会初となった埼玉県勢同士の決勝。6回に2点を先制された浦和学院は7、8回に1点ずつ返し、延長戦に突入。10回2死、5番木暮騎士選手(2年)の左越え二塁打などで二、三塁とすると、7番西川元気捕手(同)がサヨナラの適時打を放った。7回途中から登板した小島和哉投手(1年)は要所を締め、無失点に抑えた。
花咲徳栄は6回2死満塁で、9番森大希選手(2年)の2点適時打で0−0の均衡を破ったが、8回に3連続死球の押し出しで失点するなどし、リードを守れなかった。
浦和学院は関東地区代表として、全国10地区の優勝チームによる明治神宮大会(10日開幕)に出場する。
浦和学院・森士監督
天にも昇る思いです。選手たちには感謝しかない。新たな舞台で経験を積み、いろいろ吸収してほしい。
同・高田涼太主将
監督のためにも3連覇したかった。苦しい試合だったが、勝ててうれしい。全国大会でも勝てるように準備したい。
花咲徳栄・岩井隆監督
勝負を分けたのは私の運のなさ。今大会では攻撃力が上がり、収穫があった。守備や関口投手の安定力が冬の課題。
同・根建(ねだち)洸太主将
エースの関口を信じていたから、打たれたなら仕方ない。だが、攻撃でしっかり詰めれば勝てた。そこは悔いが残る。
2012年11月2日 東京新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報
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2012-11-02 09:59:00
No.24233
浦和学院が初の3連覇 関東大会
秋季高校野球地区大会は1日、関東は埼玉県勢同士による決勝を行い、浦和学院が同点の延長10回、7番・西川の適時打で3−2でサヨナラ勝ちし、3年連続4回目の優勝を果たした。秋季関東大会の3連覇は史上初めてで、浦和学院は10日からの明治神宮大会に出場する。花咲徳栄は初優勝を逃した。
★1年生エース淡々と
1年生エースの好投が浦和学院に勝利をもたらした。今夏の甲子園経験者で、背番号「1」をつける左腕の小島は、1回戦、準々決勝と完投し、準決勝も先発。救援はこの日の決勝が初めてだったが「あまり緊張しない」という強心臓らしく、普段通りの堂々としたマウンドさばきを見せた。
7回2死から2番手で投げて後続を断つと、8回1死二、三塁も冷静に対処。左打者をスライダーで空振り三振に仕留め、続く1番打者には「一塁が空いていた。ぶつけてもいいつもりで厳しいコースを突いた」と強気に攻め、内角の直球で二ゴロに打ち取った。
ピンチの後にチャンスあり。その裏に味方が押し出し死球で追いつく。小島も自慢の制球力で9、10回を淡々と無安打に抑えて攻撃のリズムを作り、サヨナラ勝ちをたぐり寄せた。森監督は「小島が投げて流れが変わった」と目を細めた。
チームは小島の力投と、長距離砲はいなくてもつながる打線で関東を制した。もっとも、目標は全国制覇とあって喜びはつかの間。「強いチームを打ち取れるよう、技術や精神面を磨きたい」と小島。照準は明治神宮大会に切り替わっていた。
2012年11月2日 毎日新聞掲載
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初の県勢決勝 花咲徳栄 初優勝逃す
高校野球の第65回秋季関東大会最終日は1日、群馬県上毛新聞敷島球場で初の埼玉県勢同士の決勝が行われ、県大会準優勝の浦和学院が同優勝の花咲徳栄に延長10回、3−2でサヨナラ勝ちし、3年連続4度目の頂点に立った。3連覇は史上初の快挙。花咲徳栄は初優勝を逃した。浦和学院と花咲徳栄は来春の甲子園球場で開催される第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間)の出場を確実にした。
10月8日の県大会決勝では花咲徳栄が浦和学院に8−2で完勝。王者花咲徳栄が力で押し切るのか。屈辱から浦和学院がプライドを見せるのか。埼玉県高校野球界の歴史に新たな1ページを刻んだ決勝戦は文字通り激闘となった。
序盤、試合を優位に進めたのは花咲徳栄だった。1〜5回までの毎回で走者が出塁。2・3・4回には得点圏に走者を送り、プレッシャーを掛ける。だが、浦和学院も一歩も引かない。今大会初先発の涌本の粘投をバックの堅守が支え、ホームを踏ませない。
試合が動いたのはグラウンド整備明けの6回だ。花咲徳栄は2安打と犠打などで2死満塁を築くと、9番森が初球を右前にはじき返し、2点を先制。これまでの戦い同様、このまま一気に行くかと思われた。だが、浦和学院もその後のピンチを凌ぐと7回には西川の投手強襲の内野安打で1点差。さらに8回には、この回からリリーフした花咲徳栄のエース関口から3連続死球で2−2に追い付いた。
9回はともに無得点。勝負が決したのは延長10回だった。2死から木暮の二塁打、さらに四球、暴投で二・三塁。この絶好機を浦和学院は見逃さなかった。西川が2球目の直球を左前へ執念のサヨナラタイムリー。三塁走者木暮が生還すると選手たちは喜びを爆発させた。
ともに来春の選抜大会出場は濃厚。前人未踏の3連覇に輝き、ナインの手によって3度宙を舞った浦和学院・森監督は「甲子園の舞台でも、決勝で花咲徳栄とあたれるように頑張りたい」。一方の花咲徳栄・岩井監督は「これからもっと強くなるチャンスをもらえたとプラスに考えたい」。甲子園の優勝を懸ける一戦で埼玉の両雄が激突する。そんな県民の夢も背負って、飛躍を誓う両ナインの大いなる成長に期待したい。
2012年11月2日 埼玉新聞1面掲載