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野球部 情報1/26
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2013-01-26 12:45:00
No.24495
選抜決定 10年ぶり県勢2校
浦学 頂上対決誓う 徳栄
第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が25日、大阪市内で行われ、昨秋の関東大会で決勝を戦った浦和学院と花咲徳栄の出場が決まった。浦和学院は3年連続9度目。選抜大会への3年連続出場は県勢史上初で、3期連続の甲子園は2度目。花咲徳栄は3年ぶり3度目。埼玉から2校が選出されたのは2003年の両校以来、10年ぶり3度目の快挙となる。
日本高校野球連盟から浦和学院に午後3時10分、続いて同3時13分には花咲徳栄に、いずれも電話で吉報が届いた。両校は校舎に垂れ幕が掲げられるなどの祝賀ムードに包まれ、出場決定の報告を受けたナインらは喜びを爆発。報道陣の写真撮影に威勢良く応えていた。
浦和学院の主将山根は、3年連続の出場とあって「素直に嬉しい。もう1度、基本を見直して自分たちの野球を築き上げていきたい。目標は日本一です」と落ち着いた表情で意気込みを示した。花咲徳栄の主将根建も、横こびは控えめに「今までお世話になった人たちのためにも、1戦でも多く試合をして日本一を目指す。最後まで攻め抜くトクハル野球をしたい」と、力強く抱負を語った。
浦和学院、花咲徳栄は埼玉の高校野球界をけん引する私学の強豪校。昨秋の県大会決勝では、花咲徳栄が1回に4点を先制すると、圧倒的な力の差を示し、8−2で快勝。
両校とも勝ち進んで迎えた関東大会の決勝では8回に追い付いた浦和学院が延長10回、3−2でサヨナラ勝ち。リベンジを達成し、史上初の3連覇に輝いた。
浦和学院の森監督は、花咲徳栄を「非常に力のあるチーム」と評し、「お互いに高め合って、最後は頂点を争って戦いたい」と聖地でも再戦を思い描き、花咲徳栄の岩井監督も「勝っても負けても学ぶことが多かった。当然ながらライバル。埼玉で1番強いチーム」と敬意を表する。
決着をつける舞台は甲子園での決勝…。721万県民の夢と期待を両校は背負う。約2ヶ月後の本番に備え、冬の間に培ってきた個々の力を結集し、チーム力に変えていく。
選抜大会の組合せ抽選は3月15日に行われ、出場36校の対戦相手が決まる。
『両校が決勝で対戦を』上田清司知事の話
浦和学院高校は3年連続9回目、花咲徳栄高校は3年ぶり3回目となる選抜高校野球大会への出場おめでとうございます。
埼玉県から2校が出場するのは10年ぶりです。代表として、自信と誇りを持って正々堂々と全力を尽くして下さい。両校が決勝戦で対戦できますよう、721万県民と共に皆さんの活躍を期待しています。
『全力プレーで頂点へ』清水勇人さいたま市長の話
出場おめでとうございます。昨年はベスト8。チーム一丸となり「今年こそは」と意気込んでいるのではないでしょうか。まずは初戦から決勝戦で戦うつもりで力の全てをぶつけ、持ち前の最後まで諦めない全力プレーで一気に頂点へ駆け上がってください。ご健闘をお祈りいたします。
2013年1月26日 埼玉新聞1面掲載
Re: 野球部 情報1/26
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2013-01-26 13:17:00
No.24496
文句なしの県勢2校 選抜決定
浦学 飛躍誓う 9度目の“春”
第85回選抜高校野球大会の出場36校を決める選考委員会が25日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、埼玉からは前回8強の浦和学院が3年連続9度目、花咲徳栄が3年ぶり3度目の出場が決まった。県勢2校出場は2003年の第75回大会で、今大会と同じ両校が出場して以来10年ぶり。
両校は昨秋の関東大会で県勢初の決勝対決を行い、浦和学院が史上初の3連覇を達成。花咲徳栄も互角の戦いを展開し、文句なく選出された。
21世紀枠では東日本大震災で学校が壊滅的な被害を受けた、いわき海星(福島)が選ばれた。今大会は第85回の記念大会のため、例年より1校増枠となり、土佐(高知)益田翔陽(島根)遠軽(北海道)を加えた4校を選出した。
一般選考では史上初の3季連続甲子園大会連覇を狙う大阪桐蔭のほか、過去2度の選抜大会優勝の実績がある沖縄尚学なども選出。東北地区からは昨秋の明治神宮大会覇者の仙台育英(宮城)や今大会限りの「東北絆枠」で山形中央が選ばれるなど、神宮大会を含めて過去最多の5校が選ばれた。
5年ぶりに選出された龍谷大平安(京都)は今大会最多の37度目。済々黌(熊本)は優勝した1958年以来、55年ぶりの選抜大会出場となる。初出場は安田学園(東京)春江工(福井)京都翔英など10校。
『日本一しかない』
史上初の関東3連覇、そして埼玉県勢として3年連続の選抜出場も初。様々な冠を引っ提げて迎える9度目の“春”だが、森監督は「チームは毎年違うし、歴史というより目の前の一戦に集中することを求めたい」と、いつもと変わらぬ落ち着いた表情だった。
昨秋は県大会の準々決勝で9回に4点差をひっくり返し、サヨナラ勝ちしたこともあれば、神宮大会の準々決勝で5点差を追い付かれて逆転負けを喫した試合も。勝負強さともろさ。この両面が顔を出しただけに「まだまだ力が安定していない」と森監督。全てで確率を上げていくことが今後の大事なテーマをなりそうだ。
ただ裏を返せば、大きく飛躍できる可能性を秘めているということでもある。
春、夏合わせて甲子園で4勝を積み重ねた昨年から、もう1つ壁を乗り越えるために、竹村は「日本一になるんだというモチベーションを最大限まで引き上げる」。主将の山根は「目標は日本一しかない。1勝というものに全員が束になって戦っていきたい」と、技術うんぬんよりも現在、課題とされている仲間意識の向上を鍵とした。
『リベンジへ準備は着々』エースの左腕小島
チームの命運を託されるエース左腕小島。出場決定を受け、「選ばれてうれしいのひと言です」と笑顔が広がった。
昨夏は1年生ながら天理との3回戦で2番手としてマウンドに上がったが3イニングで3失点。それだけに「経験はしているけど、苦い思い出」と、足元を見つめる。
体重を増やすため、夜食では1キロの米をたいらげ、トレーニングでも足に重りを付けるなどして、リベンジのマウンドへ準備を着々と整える。「堂々とした投球をしたいです」。そう語る表情には頼もしさが増してきた。
『紫紺の優勝旗を』大塚英男・県高野連会長の話
甲子園出場おめでとうございます。埼玉県から2校出場するのは10年ぶりの快挙です。激戦区埼玉、強豪そろう関東の代表として、両校ともに厳しい練習の中で培った力を遺憾なく発揮して下さい。紫紺の優勝旗を持ち帰られることを心より祈っています。
『決勝対決を祈願』高間薫・県高野連理事長
浦和学院、花咲徳栄の皆さん、選抜出場決定おめでとうございます。埼玉県からの2校出場は大変喜ばしいことで、また本県のレベルの高さを示せたと思います。甲子園での決勝で両校が対戦できる事を祈願しています。
2013年1月26日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部 情報1/26
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2013-01-26 13:33:00
No.24498
埼玉旋風吹くか、2校出場10年ぶり
3月22日に開幕する第85回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)で、浦和学院(3年連続9回目)と花咲徳栄(3年ぶり3回目)の出場が決まった。県勢から2校が選出されるのは、2003年の75回大会に両校が出場して以来、10年ぶり3回目。昨秋の関東大会で決勝を戦った両校は、甲子園でも「埼玉旋風」を巻き起こそうと意気込む。
浦和学院「一勝に向け束になる」
秋の関東大会で3連覇を果たし、選出を確実視されていた浦和学院。小沢友紀雄校長から「浦和学院の校歌を一度でもよけいに、一緒に歌いたい」と激励された選手たちに、安堵(あんど)の笑顔が広がった。小沢校長らを胴上げすると、すぐに、集まった教職員や生徒らに感謝のあいさつをして回った。
昨夏の甲子園でも活躍した山根佑太主将や高田涼太選手、竹村春樹選手(いずれも2年)らを中心とする打線に、左腕小島和哉選手(1年)らがしのぎを削る投手陣。ともに厚い選手層を誇る。それでも森士監督は「昨年のチームに比べてもまだまだ」、小島選手も「浦学にすごい選手はいない」と口をそろえる。目標はあくまでも「日本一」。冬場は個々の技術だけでなく、体調管理能力や精神面の強化にも重点を置いて練習してきたという。
東日本大震災以降、同校の石巻支援活動の一環で交流を続けている鹿妻・渡波保育所(石巻市)からは、だるまをかたどった必勝守りも届いた。「力が湧いてきます」とほほ笑んだ山根主将は、「昨年以上に、全員が一勝に向けて束になれるチームにしていく」と決意を語った。
2013年1月26日 朝日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報1/26
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2013-01-26 13:44:00
No.24499
センバツ10年ぶり2校
3月22日に開幕する第85回記念選抜高校野球大会の出場校が25日に決まり、県内からは浦和学院(さいたま市緑区・3年連続9回目)と花咲徳栄(加須市・3年ぶり3回目)が選ばれた。県勢の2校出場は、2003年の第75回記念大会で両校が出場して以来となる。組合せ抽選会は3月15日に行われる。
浦学 「新たな戦いの場に感謝」
浦和学院には、午後3時10分頃、出場決定の電話が入った。小沢友紀雄校長が電話を取り「ありがたくお受けします。よろしくお願いします」と笑顔で答えた。小沢校長は、校舎の外で整列していた選手たちに「応援してくれる方々に浦学は良い試合をしたと思ってもらえるように1試合1試合を頑張ってほしい」と激励した。
選手たちは小沢校長や山根佑太主将(2年)を胴上げして喜んだ。昨年の選抜大会では10年ぶりに8強入りするなど、全国大会出場は春夏合わせて県勢最多の20回を誇る強豪だ。森士監督は「選んでいただいたことに感謝、日頃の支援応援に感謝、新たな戦いの場に立てることに感謝」と話した。
2013年1月26日 読売新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報1/26
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2013-01-26 13:50:00
No.24500
第85回センバツ高校野球:浦和学院に待望切符/花咲徳栄、喜びに沸く
◇10年ぶりダブル出場
第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の選考委員会が25日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、県内から浦和学院と花咲徳栄の2校が選ばれた。浦和学院は3年連続9回目、花咲徳栄は3年ぶり3回目。県内から2校が出場するのは、03年の第75回大会に両校が出場して以来、10年ぶり3回目となる。出場決定の一報が入った両校では、選手や生徒らが喜びに沸いた。3月15日に組み合わせ抽選が行われ、大会は同22日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
◆浦和学院に待望切符
浦和学院の出場決定を知らせる電話が鳴ったのは、午後3時10分ごろ。校長室で待機していた小沢友紀雄校長は、緊張した面持ちで受話器を取ると「ありがたくお受けしたいと思います。よろしくお願いします」と答え、ほっとした表情を見せた。
小沢校長はグラウンドに整列した選手たちに出場決定を報告。「これまで非常に厳しい練習に耐え、一つ一つの試合を勝ち抜いてきました。その力を十分に発揮できれば、甲子園での戦いも一つ一つ勝ち抜いていけると思います。地域の人や県外にいる浦学ファンなど多くの人に『本当にいい試合をしたな』と言われる試合をしてほしい」と激励。グラウンドに集まったソングリーダー部員や吹奏楽部員、保護者らも激励の言葉や拍手を送った。
森士監督は「応援していただけるのにふさわしい姿を見せられるよう、日々精進していこう。信頼してくださる人たちの思いを裏切らない戦いができるように、これから頑張っていこう」と語りかけ、選手たちは引き締まった表情で決意を新たにした。
史上初の関東大会3連覇を達成してつかんだセンバツ出場。甲子園は昨春のセンバツから3季連続出場で、チームには甲子園経験者が多く残る。だが、1年時からレギュラーとして活躍している竹村春樹選手(2年)は「他の出場校と比べて地力がない。一球に集中して、最後まであきらめずに戦いたい」と気を引き締めた。山根佑太選手(2年)は「甲子園の舞台に再び立つことができる喜びを感じている。日本一を目標に全力で戦いたい」と闘志を燃やす。
◇全員野球で感動を 小沢友紀雄校長
選手たちは頑張ってここまで勝ち抜いてきたので、普段の力を出し切ることができればいい成績が出てくるのではないかと期待している。全員野球で頑張ってほしい。高校野球は真剣さが共感を呼ぶ。見ている人たちに感動と爽やかさを与えるようないい試合をしてほしい。
◇一戦集中でプレー 浦和学院・森士監督
新たな戦いの舞台に出させていただけることに感謝したい。また日ごろから応援、支援してくださる方々にも感謝したい。選手たちには、目の前の一戦に集中することを心がけてほしい。個々のレベルアップがこの冬の課題だ。甲子園では一戦必勝で、プレーできることの喜びを感じて戦いたい。
◇埼玉の勇姿を全国に 大塚英男・県高野連会長
浦和学院高校、花咲徳栄高校の野球部の皆さん甲子園出場おめでとうございます。秋の関東大会決勝進出の両校として、厳しい練習の中で培ってきた実力と卓抜したチームワークを、思う存分大会で発揮してください。「埼玉ここに有り」との勇姿を全国に見せつけてほしいと願っています。ぜひとも紫紺の優勝旗を持ち帰られることを心より祈っています。
◇決勝での対戦期待 前島富雄・県教育長
浦和学院高校並びに花咲徳栄高校の皆さん、甲子園出場おめでとうございます。埼玉県から2校が出場校に選出されたことを大変うれしく思います。甲子園では、両校が紫紺の優勝旗を目指して決勝で対戦できますよう心から祈念しております。
◇全力プレーで頂点を 清水勇人・さいたま市長
3年連続9回目となる選抜高校野球大会出場おめでとうございます。昨年のセンバツではベスト8の成績を残されました。チーム一丸となり、「今年こそは」と意気込んでいるのではないでしょうか。まずは初戦から決勝戦を戦うつもりで力の全てをぶつけ、持ち前の最後まで諦めない全力プレーで一気に頂点へ駆け上がっていただきたいと思います。
◇支えていきたい 浦和学院野球部父母会・西川孝会長
目標の「全国優勝」へのステージに立つためのスタートを切ることができた。埼玉県の代表として、関東地区の代表として恥ずかしくない試合をできるよう、父母会としても支えていきたい。ベンチの選手もスタンドの選手も、全員が浦学の選手として一緒に戦ってほしい。
2013年1月26日 毎日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報1/26
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2013-01-26 13:51:00
No.24501
春のセンバツ 県内から2校 肩並べ「日本一へ」
3月に甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する第85回選抜高校野球大会の出場校36校が決まった25日、埼玉からは浦和学院(さいたま市緑区)と花咲徳栄(加須市)の2校が選ばれた。春の選抜大会に県勢2校が出場するのは、同じく両校が出場した75回大会(2003年)以来、10年ぶりの快挙。浦和学院は3年連続9度目、花咲徳栄は3年ぶり3度目の出場となり、両校は祝賀ムードに包まれた。
◆3年連続 浦和学院
浦和学院は昨年の秋季関東大会で3年連続の優勝を果たし、文句なしの選出。「選抜出場」の報告を受けた選手たちは、優勝の目標をあらためて掲げた。
日本高野連から電話があったのは午後三時十分ごろ。小沢友紀雄校長が「ありがたくお受けします」と答え、吉報はすぐに外で待つ選手に伝えられた。
選手たちは色紙に目標を「日本一」と書き込み、気合のガッツポーズ。東日本大震災の被災地支援のため昨年末に訪れた宮城県石巻市の保育園からは必勝のお守りが届き、選手たちに配られた。山根佑太主将(二年)は「甲子園で感動と元気を与えられるプレーをしたい。花咲徳栄とは決勝で戦いたい」と表情を引き締めた。森士(おさむ)監督は「チームの強化はまだまだこれから。甲子園では粘り強く一戦必勝で戦う」と話した。
2013年1月26日 東京新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報1/26
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2013-01-26 13:53:00
No.24502
関東大会3連覇の浦和学院「目標はもちろん日本一」
3季連続出場を決めた浦和学院(埼玉)の森士監督は「応援してくれる人、甲子園で戦えることに感謝、感謝、感謝です」と笑顔を見せた。
昨秋の関東大会では史上初の大会3連覇を達成。春夏ともに甲子園では4強が最高成績だけに、昨夏の甲子園を経験した1年生エースの左腕・小島は「目標はもちろん日本一です」と、歴史を塗り替えることを誓った。
2013年1月26日 スポーツニッポン掲載
Re: 野球部 情報1/26
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2013-01-26 13:55:00
No.24503
浦学エース小島、全戦完投で初優勝だ…センバツ出場校決定
第85回記念センバツ高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内で開かれ、記念大会のため例年より4校増となる出場36校が決定した。センバツ21世紀枠では、遠軽(えんがる=北海道)が歴代最北端(北緯44度4分)からの甲子園出場を決めた。史上初の3季連続Vを目指す大阪桐蔭(大阪)や関東王者の浦和学院(埼玉)、早実(東京)など、強豪も順当にセンバツ切符を手にした。
3年連続9度目の出場を決めた浦和学院のエース左腕小島和哉(1年)は「甲子園ではすべての試合で投げきって、目標の日本一を達成したい」と全試合完投での初の全国制覇を宣言した。
昨年秋の関東大会では史上初の大会3連覇を成し遂げたものの、春夏合わせて20度目となる強豪も、過去の甲子園での最高成績は4強止まり。悲願達成へ向け、下半身強化を重点的に、大きなタイヤを3つ引っ張りながらのダッシュを繰り返すなど「苦しい時のひと踏ん張りが自分を精神的に強くする」と追い込んできた。夜には1キロのご飯を食べることをノルマにし、約2か月で体重も71・4キロから3キロアップ。「甲子園では使えそう」とスクリュー系のボールの習得にも手応えをつかんでいる。
被災地の人たちの分も、という思いも強い。一昨年から宮城・石巻を年に1度訪れ、がれきの撤去や市民との交流を進めてきた。「野球をできる喜びを感じながら、石巻の人たちのためにも、堂々とした攻めの投球を見せたい」と闘志をみなぎらせた。
2013年1月26日 スポーツ報知掲載
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浦学 頂上対決誓う 徳栄
第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が25日、大阪市内で行われ、昨秋の関東大会で決勝を戦った浦和学院と花咲徳栄の出場が決まった。浦和学院は3年連続9度目。選抜大会への3年連続出場は県勢史上初で、3期連続の甲子園は2度目。花咲徳栄は3年ぶり3度目。埼玉から2校が選出されたのは2003年の両校以来、10年ぶり3度目の快挙となる。
日本高校野球連盟から浦和学院に午後3時10分、続いて同3時13分には花咲徳栄に、いずれも電話で吉報が届いた。両校は校舎に垂れ幕が掲げられるなどの祝賀ムードに包まれ、出場決定の報告を受けたナインらは喜びを爆発。報道陣の写真撮影に威勢良く応えていた。
浦和学院の主将山根は、3年連続の出場とあって「素直に嬉しい。もう1度、基本を見直して自分たちの野球を築き上げていきたい。目標は日本一です」と落ち着いた表情で意気込みを示した。花咲徳栄の主将根建も、横こびは控えめに「今までお世話になった人たちのためにも、1戦でも多く試合をして日本一を目指す。最後まで攻め抜くトクハル野球をしたい」と、力強く抱負を語った。
浦和学院、花咲徳栄は埼玉の高校野球界をけん引する私学の強豪校。昨秋の県大会決勝では、花咲徳栄が1回に4点を先制すると、圧倒的な力の差を示し、8−2で快勝。
両校とも勝ち進んで迎えた関東大会の決勝では8回に追い付いた浦和学院が延長10回、3−2でサヨナラ勝ち。リベンジを達成し、史上初の3連覇に輝いた。
浦和学院の森監督は、花咲徳栄を「非常に力のあるチーム」と評し、「お互いに高め合って、最後は頂点を争って戦いたい」と聖地でも再戦を思い描き、花咲徳栄の岩井監督も「勝っても負けても学ぶことが多かった。当然ながらライバル。埼玉で1番強いチーム」と敬意を表する。
決着をつける舞台は甲子園での決勝…。721万県民の夢と期待を両校は背負う。約2ヶ月後の本番に備え、冬の間に培ってきた個々の力を結集し、チーム力に変えていく。
選抜大会の組合せ抽選は3月15日に行われ、出場36校の対戦相手が決まる。
『両校が決勝で対戦を』上田清司知事の話
浦和学院高校は3年連続9回目、花咲徳栄高校は3年ぶり3回目となる選抜高校野球大会への出場おめでとうございます。
埼玉県から2校が出場するのは10年ぶりです。代表として、自信と誇りを持って正々堂々と全力を尽くして下さい。両校が決勝戦で対戦できますよう、721万県民と共に皆さんの活躍を期待しています。
『全力プレーで頂点へ』清水勇人さいたま市長の話
出場おめでとうございます。昨年はベスト8。チーム一丸となり「今年こそは」と意気込んでいるのではないでしょうか。まずは初戦から決勝戦で戦うつもりで力の全てをぶつけ、持ち前の最後まで諦めない全力プレーで一気に頂点へ駆け上がってください。ご健闘をお祈りいたします。
2013年1月26日 埼玉新聞1面掲載