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高校野球News
管理人 / 2013-02-01 12:02:00 No.24520
記録から見た選抜出場校
際立つ高知の攻撃力
堅守光る花咲徳栄

第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)に出場する36校が決まった。昨秋の公式戦成績から各校の戦力をチーム別に探った。

▼投打のレベル高い仙台育英

攻撃力が高いのは高知だ。1試合平均得点は出場校中1位の10.4で、盗塁数も9試合で32個とトップクラス。チーム打率3割8分9厘は全体で2番目に高い。明治神宮大会を制した仙台育英(宮城)は平均8得点に対し、失点は1.7と投打ともレベルが高い。

チーム打率トップは菰野(三重)の3割9分1厘。鳴門(徳島)は平均得点、平均盗塁数ともに2位だが、失点は最下位の4.9だ。史上初の甲子園大会3期連続制覇を狙う大阪桐蔭は11試合で9本塁打と長打力が目を引く。

北照(北海道)は11試合で40盗塁を決め、機動力を武器にする。春江工(福井)は失点が得点を上回るが、平均5.1個の犠打飛は出場校の中で群を抜く。

▼投手力は報徳

報徳学園(兵庫)は13試合を戦い11失点。平均0.8失点はトップの成績で、半分以上の7試合で無失点勝利を収めた。履正社(大阪)も10試合で9失点と高い投手力を誇る。花咲徳栄は11試合で、エース関口のけん制悪送球による2失策のみと守備に堅さが際立つ。

21世紀枠では益田翔陽(島根)が6試合でわずか1失策と守備力が高い。遠軽(北海道)は平均得点6点台の打線が引っ張り、いわき海星(福島)と土佐(高知)はともに打率2割台で迫力不足は否めない。

2013年2月1日 埼玉新聞掲載

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