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大竹寛 情報
管理人 / 2013-03-22 14:58:00 No.24735
大竹寛 22期 現:広島
広島大竹開幕OKベテランの味5回2失点

開幕準備はOKだ。広島大竹寛投手が先発し、5回2失点でオープン戦最後の登板を締めた。野村謙二郎監督(46)も「ストレートが走らない中で試合をつくった。心配はしていないよ」と全幅の信頼を寄せる右腕は、週明けのウエスタン・リーグで調整登板し、開幕2カード目のヤクルト戦に備える。

ストレートが走らなければ、変化球をうまく使って打ち取る。速球は、らしからぬ最速139キロだったが、大竹は変化球を低めに、コーナーに集めて打たせて取ることに集中した。打たれてもその次を許さず、試合前まで77点とオープン戦12球団一の得点力を誇る阪神打線を相手に、5回を5安打2失点に抑え込んだ。

大竹 腕が振れていないのは分かっていたので、丁寧にコース、高さを意識して投げました。内容はいいとは言えませんが、ガタガタと行かなかったのは良かった。こういう日もありますから。

野村監督は「真っすぐが走らない中、試合をつくってくれた。心配はしていません」と、右腕に信頼を寄せる。大竹も開幕に向けて「内容は上がってきているので、体の状態を上げていきたい」と前向きだ。

本番直前で、西岡や福留、コンラッドの新戦力が並んだ阪神打線と相対したことにも意味があった。大竹の失点場面はいずれも新戦力3人が絡んでいた。2回は先頭福留の二塁打からコンラッドの一ゴロで先制点を許し、5回は右前打のコンラッドを西岡の適時打で返されたものだ。

大竹 (相手を)探ると言うより、投げながら見ていた。1回投げればイメージが湧きますし、これからは映像も増えてデータも多くなりますから。

中でもケアすべき存在として挙げたのは西岡だ。

大竹 打撃はいいし、足も速い。塁に出すと嫌ですね。ここに(WBC帰りの)鳥谷さんも入ると層が厚い。いい打線だと思います。

相手を冷静に評価しながらも、阪神打線を牛耳るイメージをふくらませた。

大竹 僕の生命線は低めで打たせてとること。1人1人にそれをやっていく。それができればある程度抑えられると思います。

ライバルの情報収集も終え、オープン戦の登板は完了。仕上げに週明けの2軍戦に調整登板し、本拠地開催される開幕2カード目のヤクルト戦を目指す。

2013年3月22日 日刊スポーツ掲載

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