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野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:06:00
No.24805
浦和学院 土佐下す
3季連続で初戦突破
第85回選抜高校野球大会第3日は24日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦3試合を行い、第3試合に登場した3年連続9度目出場の浦和学院は、土佐(高知)に4−0で競り勝って、昨春、夏に続き3季連続で甲子園での初戦を飾った。
浦和学院は2回、1死一、三塁から小島の中犠飛で先制すると、6回には相手の守備のミスに乗じて、小島の好走塁で追加点。8回にも2死二、三塁から山根の中前への2点タイムリーで突き放した。
昨夏以来の登板となった先発の左腕小島は、直球と変化球をうまく組み合わせて、被安打6、133球の粘投で甲子園初先発初完封勝利。バックも、贄、竹村の二遊間を中心に、堅守で2年生エースをもり立てた。
初戦という硬さもあったのか、相手に12四死球をもらいながらも3度のバントミスなどで13残塁と、本来の浦和学院らしい攻撃は発揮できなかった。それでも森監督は「粘りながら初戦を突破できたことが何より」と安堵の表情を浮かべていた。
浦和学院は、大会第8日の第2試合(29日、午前11時30分)で2年連続のベスト8入りを懸け、山形中央と岩国商(山口)の勝者と対戦する。
2013年3月25日 埼玉新聞1面掲載
※この記事は昨夜のネット配信とほぼ同じの記事です
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:20:00
No.24806
浦学 見せた地力の差
土佐に4−0 2年生 小島が完封
第3日は2回戦3試合を行い、昨春8強で3季連続9度目の出場の浦和学院は、21世紀枠で20年ぶり出場の土佐(高知)に4−0で勝った。左腕の小島が6安打完封した。
浦和学院が土佐の粘りに苦戦しながらも、地力の高さを見せた。
浦和学院は2回、小島の中犠飛で先制すると6回には敵失の間に加点。8回にも2死二・三塁から山根の2点適時打でダメ押しした。エース小島は6安打を浴びたが、バックの好守備にも助けられ甲子園初完封勝利。
一方で相手に12四死球を与えられながらも、3度の犠打失敗と併殺2つと課題も多く残った。
『勝利も反省多く』
3季連続で甲子園の初戦を飾り、浦和学院好発進―。4−0のスコアだけ見れば、こう言いたいところだが、一歩間違えば負けていても不思議ではなかった。
これが甲子園の初戦の怖さなのだろう。
安打数は土佐と同じ6本。12四死球をもらいながらも、3度のバント失敗に併殺も2つ喫した。残塁も13を数え、徹底的に練習してきた緩い球を中堅から逆方向へ狙い打ち返すことも、実践できたとは言い難い。
8回に唯一の適時打を放った主将で3番の山根は「もっとボールをしっかり芯で捕まえることを意識しないと」と厳しい表情で振り返る。8回に好守備で小島を救った1番竹村も「浦和学院らしい1点をもぎ取る野球ができなかった。次の試合まで、基本をやり込んで臨みたい」と決まらなかった犠打を悔やんだ。
それでも、甲子園で勝って反省できることは、未完成なチームにとってはこの上なく大きい。森監督も「不利な状況になっても、我慢強く戦って崩れなかった。欠点を含め、収穫多き勝利」とポジティブに捉えていた。
『たくましくフル稼働』
必ず期待に応えてくれる男だ。打っても小島。走っても小島。そしてもちろん投げても小島だ。
昨夏2番手で登板し3回3失点だった天理戦から217日。伸び味抜群の直球に、冬に覚えたチェンジアップ、カーブなどを織り交ぜ甲子園初先発でいきなりの完封劇。浦和学院のエースナンバーを背負う2年生左腕はたくましくなって聖地のマウンドに戻ってきた。
不安要素を全て払拭してみせた。まずは苦手な立ち上がり。いつも試合前は30球弱だったブルペンでの投げ込みを45球に増やした効果が表れた。「緊張したけど、持ち味の真っすぐを投げられた」。四球を与えたが、無失点でしのぎ波に乗る。
三塁側アルプスを埋めた土佐の大応援団の声援にも全く動じない。「スタンドには目もくれず目の前の打者に集中した」。まさに言葉通り、4回には自身の暴投で1死二、三塁を招いたが、走者がスタートを切ったのを背中で感じ、とっさの判断で高めの直球で外した。その後もピンチでも、落ち着いて後続を切って取った。舞い上がってしまった昨夏とは別人だ。
打撃では2回に先制犠飛。走塁でも6回に相手のミスを見逃さず2点目のホームを陥れた。だが本人は「一番は投げることです」とさらりと言ってのけた。「小さい頃から目標だった舞台で完封できてすごくうれしい。でもここからが勝負。全部、自分が先発して投げ切るつもりでいきます」。この1勝で揺るぎない自信を得た背番号1。勢いは加速していく。
『試合決める主砲の一打』山根
主将で主砲の勝負強い一打で、勝利の女神を確実に振り向かせた。
2−0の8回2死二、三塁。ここで点が入るか否かで、状況は大きく変わる。打席に入った3番山根は、カウント1ボール2ストライクと追い込まれながらも135キロの直球を中前にはじき返した。「抜けたときはうれしかった。あの2点で小島も楽になったはず」と力を込めた。
3回に犠打を失敗した責任を感じていた背番号8は「あの1本でバントミスを帳消しにできたと思います」と安堵感を漂わせた。
『二塁手の贄 危機救う“職人”技』
“職人”の守備がここ一番で輝きを放った。
3回の先頭打者の打球を横っ跳びした二塁手贄。最大の見せ場は1−0の5回、2死二塁で訪れた。
抜ければ同点か、という一、二塁間のゴロを再びダイビング。一塁へ素早く送球し、事なきを得た。守備力強化のため、冬場は朝4時半すぎから捕球練習を繰り返してきただけに、「何がなんでも守備で小島を助けたかった。うぬぼれてはいけないが、大事なところで成果が出せて自信になった」とはにかんだ。
2013年3月25日 埼玉新聞スポーツ面掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:22:00
No.24807
悔いが残る 4回のミス
土佐、本塁遠く
私学として初めて21世紀枠に選ばれ20年ぶりに甲子園の土を踏んだ土佐。敗れたものの、力を余すことなく伝統の全力疾走を披露した選手たちに試合後のスタンドからは「また帰ってこい」と温かい声が投げかけられた。
関東王者の浦和学院と終盤まで互角に渡り合った。悔いが残ったのは攻撃のミス。1点を追う4回1死二、三塁で久保田がスクイズのサインを見落とし、二塁走者が狭殺された。今大会のために増やしたサインだった。西内監督が「試合形式の練習で同じミスをしていたので大丈夫かなとは思っていた」と抱いていた不安が現実となった。
その後も再三、好機をつくったが、抜けそうな当たりや野手の後方に落ちそうな打球をアウトにされ、本塁が遠い。西内監督は「力の差があったかなと思う。勝負を分けたのは守備の差」と率直に相手をたたえた。
3回に織田主将が左翼フェンスにぶつかりながら飛球を好捕するなど、三塁側のアルプス席を埋め尽くした大応援団に精いっぱいのプレーは見せた。織田は「全力疾走はもちろん、土佐らしいプレーを見せられて良かった」と涙をぬぐって甲子園を後にした。
2013年3月25日 埼玉新聞スポーツ面掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:26:00
No.24808
浦和学院 初戦突破
声援闘志を後押し
父母が、兄が、思い託す
応援は数じゃない―。そう言わんばかりの熱い声援が、3季連続の甲子園での初戦突破を呼び込んだ。24日、第85回選抜高校野球大会で3年連続9度目出場の浦和学院は土佐(高知)に4−0で競り勝ち、3回戦に駒を進めた。真っ赤に染めた約700人が勝利の美酒に酔いしれた。
応援席が満員となった土佐(高知)に、浦和学院サイドは気合で対抗。6日に卒業したばかりのOB渡辺健一郎さん(18)は「一人一人が3倍の声を出せば大丈夫」と力を込める。試合前からヒートアップだ。
昨秋の地区大会以来のベンチ入りを決め、公式戦初スタメンが甲子園という前田優作左翼手の母・香世子さん(45)は気持ちがあまり強くないという息子を時には厳しく、時には温かく励ましてきたという。「メンバーに入ったって聞いた時はうれしかった。とにかく気持ちで負けないで、できる最大限のプレーを」と祈るように息子を見詰める。
母の願いが通じたのか前田選手は3打席目に中前安打を放つなど、3打席全てで出塁を果たし晴れ姿を披露した。
先発した2年生エース小島和哉投手の兄・雅浩さん(19)は消防士の仕事を早朝に終え、その足で応援に駆け付けた。上尾高校野球部で4番を担いながらも甲子園出場がかなわなかった雅浩さんは、「普段は優しい弟だけど、内に秘めた熱いものがある。うらやましいけど、うれしい気持ちの方が大きい。悔いのないように思いっきり投げて」。頼もしい弟に自身の夢を託す。
その思いに応えるように小島投手は、土佐打線を6安打に抑え甲子園初先発で、見事な完封勝利を挙げた。
試合は4−0で3回戦進出を決めたが、初戦の硬さやバントなどのミスも目立った。浦和学院野球部出身で森士監督がコーチ時代に共に汗を流した、西川元気捕手の父・孝さん(41)は「結果は言うことないが、つなぐウラガクらしい野球を次は見せてほしい」と、OBの目線で後輩たちにエールを送った。
2013年3月25日 埼玉新聞社会面掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:33:00
No.24809
第85回センバツ:浦学、3季連続で初戦突破 投手力投に打線応え
第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第3日の24日、浦和学院は第3試合で、土佐(高知)を4−0で降し、昨春と昨夏に続いて3季連続で初戦を突破した。浦和学院は大会第8日の29日の第2試合(午前11時半予定)で、山形中央(山形)と岩国商(山口)の勝者と対戦する。
2年生エースの小島和哉投手が相手打線を完封し、チームを3季連続の甲子園初戦突破に導いた。
「一つずつアウトをとろう」。4点リードで迎えた9回表。二塁打と四球でピンチを迎えたが、グラウンドの選手たちは冷静だった。先輩たちに声を掛けられた小島投手も、落ち着いた投球を見せて後続を打ち取った。一塁側アルプススタンドで見守っていた母美和子さん(52)は「先輩たちに助けられました」とほっとした表情を見せた。
この日は、課題だった下位打線が機能した。2回裏、斎藤良介選手(3年)と西川元気捕手(3年)が連打で好機を演出。小島投手の犠飛で1点を先制すると、スクールカラーの真っ赤なポンチョで染まったスタンドは、大きな拍手に包まれた。
快調な投球を見せていた小島投手は4回、四球や暴投などで自らピンチを招く。しかしこの場面で、持ち前の緩急をつけたピッチングが冴える。相手打者を変化球で空振りさせ無得点に抑えると、小島投手の顔に笑みが広がる。
バックも再三の好守備で、小島投手をもり立てる。5回表二死二塁、贄隼斗選手(3年)が右前に抜けそうな鋭い打球を横っ跳びでキャッチ。応援団から「ナイスプレー」と大歓声が上がる。
2点リードで迎えた8回裏2死二、三塁の好機で、昨夏の甲子園を経験した山根佑太主将(3年)が中前に2点適時打を放つ。「小島を楽にさせたい一心だった」。山根主将は、勝利を決定づけた一打をこう振り返る。
守り勝つ野球を甲子園で披露した浦学ナイン。悲願の「全国制覇」に向けて好スタートを切った。
◇石巻の少年恩返し
「行け!いいぞ!浦和!」。宮城県石巻市の少年野球チーム「鹿妻子鹿クラブスポーツ少年団」の阿部鳳稀(ふうき)君(12)がスタンドに駆けつけ、声援を送った。東日本大震災以降、浦和学院の選手たちが新品のスパイクを贈ったり、合同練習をしたりして同少年団と交流を深めてきた。阿部君は「バッティングを教えてもらった竹村春樹選手がかっこいい。これまで受けた支援に、応援で恩返ししたい」と目を輝かせていた。
◇赤い姿でOB応援
浦和学院のチームカラーの赤いメガホンを手に赤いポンチョ姿で声をからしたのは、今春卒業したばかりの野球部OB、渡辺健一郎さん(18)。在学中の11年春と12年春夏、同校は甲子園に出場し、昨春のセンバツはベスト8入りを果たした。渡辺さんは「スタンドで見守る甲子園もひと味違って良い」と話し、「諦めないことが一番。後輩には絶対勝って、全国制覇してほしい」と応援に力を込めた。
◇好プレーでチームに貢献 浦和学院・3年、贄隼斗選手
1点リードで迎えた3回表。「何が何でも捕ってやる」。先頭打者の放った痛烈な打球に無我夢中で飛びつくと、白球がグラブに吸い込まれた。どよめくスタンド。「後輩の小島(投手)を助けたかった」
静岡県島田市出身。地元の中学を卒業後、親元を離れて浦学に進学した。しかし練習の厳しさは想像を超えていた。「帰りたい」。1年の冬、家族に訴えると、父義孝さん(51)と母あや子さん(49)はこう諭したという。「今頑張らなくていつ頑張るんだ」。活躍する姿を2人に見せたいという一心で、練習に打ち込んだ。
昨秋の公式戦は内野の要として活躍したが、球際の弱さも痛感したという。「もっと守備がうまくなって、チームに貢献したい」。この冬、下半身の強化に取り組み、課題を克服した。
「今までやってきたことを大舞台で出せたのはうれしい。でもうぬぼれず、次も基本に忠実にプレーしたい」。表情を引き締め、前を見据えた。
浦学、3季連続で初戦突破 監督・主将の話
◇緊張感を集中力に 浦和学院・森士監督
小島は雰囲気に気後れすることなく初戦の緊張感を集中力に変えられた。最後まで一人でよく踏ん張った。一瞬の判断が大事になるので、次戦はもう少し硬さをとって戦いたい。
◇課題、次戦に生かす 浦和学院・山根佑太主将
初戦の緊張感からミスも多かった。初球から振ることや冷静にバントすることなどの課題を次戦に生かしたい。粘り強さや全力疾走など、土佐から学ぶことが多い貴重な試合だった。
2013年3月25日 毎日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:36:00
No.24810
投打で力、浦和学院好発進 序盤に先制、着実加点
第85回記念選抜高校野球大会3日目の24日、浦和学院は土佐(高知・21世紀枠)を4―0で下し、3回戦に駒を進めた。2回戦は大会8日目の29日(予定)、山形中央(山形・東北絆枠)―岩国商(山口)の勝者と対戦する。
後攻の浦和学院は2回裏、斎藤、西川の連続安打で1死一、三塁とし、小島の犠飛で先制に成功。8回裏には、連続四死球や犠打で2死二、三塁の好機を迎え、山根が中前2点適時打を放って突き放した。
先発の小島は危なげない立ち上がりで3回まで被安打0。得点圏に走者がいる場面では好守備に助けられた。その後も、内角への直球や緩い変化球をリズム良く投げ分け、被安打6、奪三振8の完封勝利を挙げた。
相手は20年ぶりの甲子園出場で、「全力疾走」が代名詞の古豪。森監督が「浦和学院の応援席以外は全部アウェー」と予想した通り、地響きがするような大声援が球場を包んだ。
それでも無失策の守備など持ち味も随所に発揮した。好プレーの度に、赤く染まった浦和学院の応援席からも大きな歓声と拍手が上がった。
■念願の舞台、いぶし銀の技
粘投を続ける小島和哉投手(2年)を救った2度の好守と、3四死球での出塁、確実な犠打。「WBC日本代表の井端弘和選手のように堅実に」という森士監督の期待に応え、2番・二塁手の贄隼斗選手(3年)がいぶし銀の活躍でチームをもり立てた。
昨年、春夏連続出場した甲子園では、あと一歩でメンバーに届かなかった。「山根(佑太主将)たち同級生の活躍を見て悔しくて…」。秋以降、持ち味の守備に磨きをかけた。
午前5時からの早朝練習で、毎日のように百本近くのノックを受けた。打撃は不得意だったが、「絶対にフライを上げない」と低くたたきつけ、犠打で確実に走者を送るように心掛け、「つなぐ打者」としての意識を徹底的に高めた。
念願の晴れ舞台。初戦で緊張が高まる中、努力の成果を存分に発揮した。3回表の守備では先頭打者の一、二塁間への痛烈な打球を横っ飛び。同点の危機だった5回表2死二塁にも外野に抜けそうな当たりに跳びついた。
「左打者は引っ張る癖がある。変化球を引っかけた当たりが飛んでくる」「8番打者は右方向に打つ意識が強い。一塁側に寄った方がよい」
事前の研究で傾向を見抜き、さらに試合中、冷静な観察眼で守備位置を調整した。打席に立っても集中力がさえ渡った。しぶとく四死球を選び、味方の失敗が目立っていた犠打を確実に決めた。
静岡県の実家を離れ、寮生活。この日、スタンドにはなかなか会えない両親や姉、兄も駆けつけた。「活躍している姿を見せたい」。試合前の意気込み通り、真骨頂を発揮して甲子園デビューを飾った。「うぬぼれてはダメ。もっと打撃でも貢献したい」と表情を引き締めたが、「家族や地元の人たちに、全力プレーを見せることができました」と柔らかな笑顔も浮かべた。
■課題克服し次に臨む
《浦和学院・山根佑太主将》
形はどうあれ、勝てて良かった。相手の応援に圧倒されて、気負いからバントミスが出てしまった。打撃も課題だ。球場の雰囲気には慣れたので、課題を克服して次に臨みたい。
■成長させてもらえた
《浦和学院・森士監督》
選手は動きが硬かったが、初戦を突破できて何より。小島は1人でよく投げたし、バックもしっかり守った。土佐は粘り強く、声援も大きかった。成長させてもらえた試合だった。
2013年3月25日 朝日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:39:00
No.24811
ピンチ救った冷静な守備 浦和学院・高田涼太三塁手(3年)
4回表、自らの暴投で1死二、三塁の大ピンチを招いた2年生エースの小島に三塁から声をかけた。「後ろにいるからな。打たせて取れ」。硬さがとれた左腕。ボールにはキレが戻った。高めのボールで空振りを取ると三走が飛び出し、これを冷静に追い込みながら、三塁手前まできた二走を挟殺した。
「下級生が必死に頑張っていたので何とか助けたかった」。打席でも存在感を示した。5回から登板した土佐・高橋の横手投げに苦しむナインを横目に「とにかくチャンスを」と、5回以降だけで3四死球。フォア・ザ・チームに徹した。
「負けず嫌いなのは裏方のみんなの気持ちが分かるからなんです」と、母、しのぶさん(47)。その言葉通り、順風満帆の野球生活ではなかった。地元の公立中学の野球部出身。「強いチームで野球がしたい」と浦和学院に進んだが、8強入りした昨春の選抜はベンチ外。荷物運びや道具磨きの裏方だった。
しかし、いつでも試合に出るという意識は絶やさなかった。「一番努力していた。いつでもプレーに魂がこもっている」と、評するのはOBの西尾太志さん(18)。昨年夏、三塁手に抜擢され、甲子園の土を踏むことができた。
心の支えは「自分で決めたんだから責任を持て」という父、昭人さん(48)の言葉。「今度はチームのために一本打ちたい」。裏方出身の4番の春はまだ始まったばかりだ。
2013年3月25日 産経新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 12:43:00
No.24812
「敵地」で粘り強く勝利 浦和学院 完封でまず初戦突破
第85回選抜高校野球大会3日目の24日、満を持して初戦に臨んだ浦和学院。三塁側アルプス席を土佐(高知=21世紀枠)の応援団約5000人が埋め尽くす「敵地」の中、粘り強い攻撃で着実に加点。ピンチも冷静に乗り切った小島和哉投手(2年)が完封し、4−0と勝利を飾った。
「完全アウェーの戦いになる」。抽選会後、森士監督が予想した通りとなった。土佐の37年ぶりの甲子園勝利を期待し駆け付けた大観衆の熱狂が、試合前から球場を包んだ。「すごい…」。圧倒される一塁側アルプス席をよそに、試合が始まった。
1回2死に小島投手が四球を出すと、三塁側は得点したかのような盛り上がり。その裏もストライクが一つ決まるたびに、土佐の応援団の歓声や拍手で、浦和学院応援団の声援がかすんだ。
だが、2回の8番小島投手の先制犠飛で、一塁側も息を吹き返し、チームカラーの応援着でスタンドを赤く染めた生徒らは跳び上がって歓喜。浦和学院は6回にも1点を追加し、2死一、二塁で二走竹村春樹選手(3年)と一走贄隼斗選手(同)が重盗を決めるなど、スタンドを沸かせた。
7、8回の守りでは、いずれも三走を置くピンチを迎え、三塁側のボルテージは最高潮に。それでも、応援団の最前列で声をからした野球部の竹内力哉君(同)が「バックがよく守っている」と信じた通り、小島投手は粘り強い投球で土佐にホームベースを踏ませなかった。
試合後、小島投手の母美和子さん(52)は「ひやひやして胃が痛かったけど、みんなに助けられて完封できたと思う」と喜び、整列するナインに拍手を送った。
2013年3月25日 東京新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 13:14:00
No.24813
浦学 投打とも好発進
好機で着実に得点
選抜高校野球大会第3日の24日、浦和学院は第3試合で土佐(高知)と対戦。着実に加点し、投げては小島和哉が相手打線を6安打に完封した。次戦は第8日第2試合で山形中央−岩国商の勝者とあたる。
浦和学院は2回1死から斎藤良介が中前打で出塁。西川元気が右前打で続くと、小島の犠飛で先制した。6回には1死から1点を追加。8回にも四死球を足がかりに、山根佑太が中前へ2点適時打を放ち、突き放した。
小島は得点圏に走者を出しても落ち着いていて、森士監督は「
初戦で選手たちは堅かったが、粘りながらプレーできた。小島は最後までよく頑張った」とたたえた。
『大歓声に負けず内角直球』
8回、土佐に連打から1死一・二塁とされ、マウンドに立つ小島和哉はこの日最大のピンチを迎えた。土佐の応援団で埋め尽くされた三塁側アルプススタンドのボルテージは最高潮に達していた。
リードは2点。監督の森士はマウンドに伝令を送った。「同点まではいい」。土佐の大歓声に選手たちが圧倒されることを恐れ、落ち着かせるためだった。その後、土佐は犠打で2死二・三塁にチャンスを広げた。
森は試合前「相手は直球を狙ってくるが、めげずに腕を振れ」と小島を送り出した。小島も内角直球に自信を持っていた。捕手西川元気も「ボールのキレはいい。内角攻めを貫こう」と迷いはなかった。
初球の直球は、つまり気味のファウル。小島は「直球にタイミングが合っていない」と手応えを感じた。2球目はカーブ。西川が要求した3球目は勝負の内角直球だった。
織田真史が振り抜いた打球はふらふらと遊撃手竹村春樹の頭上を泳ぐ。「つまり気味のゴロがくるはず」と竹村は守備位置を浅くしていた。
不意を突かれ、半身でバックすると、左翼手前田優作の「ショート」というかけ声が耳に入った。スピードを上げ必死にボールに食らいついていた。勢いあまって後転したが、ボールは最後まで手放さなかった。
小島は「今日の投球は70点。ストライクを取りにいった球が甘くなった。次はもっといいピッチングをしないと。目標は日本一ですから」。小島は早くも次の試合を見据えた。
『快音 「1番の役割」決意 竹村春樹遊撃手』
「抜けてくれ」。懸命に力走した。6回1死一・二塁。内角直球を上からたたきつけた打球は勢いよく一塁側へ飛んだ。併殺されるわけにはいかなかった。
昨秋の、明治神宮大会、最終回で好機を潰した。「今度こそつなぐぞ」と、苦かった記憶を振り払って全力で一塁を駆け抜けると、相手の失策を誘って貴重な追加点につながった。さらに「チャンスを広げよう」と贄隼斗と重盗を成し遂げた。
今月上旬、守備練習で顔面を負傷して先発メンバーを外されそうになったが、けがを治した。「出塁し、つなぐ1番打者は俺の仕事」と、毎日2000回の素振りを繰り返してきた。
この日は5打数1安打。「もっと出塁してチャンスを広げたかった」と反省しきり。「次の戦いまでにしっかり修正し、本来の役割を果たしていきたい」と決意を新たにする。
2013年3月25日 読売新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 13:17:00
No.24814
浦学・小島が新球で6安打完封
3季連続関東王者の浦和学院(埼玉)が、エース左腕・小島和哉投手(2年)の完封で関東勢初勝利を挙げた。6安打8奪三振の好投で、土佐(高知)に快勝。好投のポイントは、冬の間に覚えた新球スクリューだった。
最大のピンチは完封目前の9回に待っていた。浦和学院・小島が左越え二塁打と四球で無死一、二塁のピンチを招いた。「疲れが出てボールが高めに浮いてしまった」。昨秋までなら崩れる場面で、軸になるボールがある。続く代打上野をカウント1ボール2ストライクと追い込み、外角に逃げながら落ちる121キロの決め球スクリューで空振り三振に切った。
133球を投げ抜き、6安打8奪三振無失点。「右バッターにスクリュー系のボールを練習してきた成果が出ました」と言った。7、8回を含め、終盤の勝負どころで奪った3三振はすべてスクリュー。直球は130キロ台半ばだが、もともと右打者の内角を突くクロスファイアが持ち味。土佐に投球スタイルを分析されているのも折り込み済みで、「インコースはボール気味に投げた」。冬場に新たに覚えたスクリューで、相手を術中にはめた。
土台となるのは、鍛え上げた下半身だ。174センチと上背はない。年明けには同校グラウンドに“砂浜”が誕生した。右翼後方の一周約100メートルに50センチの砂が敷かれ、不自由な場所で走り込んだ。ノックは腰にタイヤをつなぎ、両足には1キロずつの重りをつけた。投球練習は早投げで150球。10球を35秒前後で一気に投げて、10セットこなした。体重は2キロ増で75キロ。ずぶとくなった足腰が、決め球に切れを生んだ。
「小さい頃から目標にしてきた」と言う舞台で、初完封を遂げた。球場入りの移動バス、車内では映画「ロッキー」のテーマを流して気持ちを高ぶらせた。心は熱く、マウンドでは冷静に。勝負どころで自在に決め球を操った。
◆小島和哉(おじま・かずや)1996年(平8)7月7日、愛知県生まれ。兄の影響で小学校2年から野球を始め、中学では行田シニアで全国大会に出場。浦和学院では1年夏からベンチ入りし、甲子園でも登板した。目標にする選手は巨人杉内。左投げ左打ち。
2013年3月25日 日刊スポーツ掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 13:19:00
No.24815
浦学 感謝の完封!森監督 憧れの土佐に学んだ「一球の集中力」
2回戦3試合が行われた。第3試合は浦和学院(埼玉)がエース左腕の小島和哉投手(2年)が土佐(高知)相手に6安打完封勝利をマーク。チームは3季連続の初戦突破を決めた。第2試合は北照(北海道)が菰野(三重)を7―0で破り、3回戦進出。前日の遠軽に続き、北海道勢2校の初戦突破は89年以来24年ぶり4度目で、ともに完封発進は初となった。
爽やかなゲームセットだ。勝って学び、成長させてもらった。一塁ベンチの前、浦和学院・森士監督は整列する土佐に深々と頭を下げた。
「さすが土佐高校だなと…。憧れた高校と監督になって対戦するなんて夢にも思わなかった。収穫の大きい試合。学ばせてもらいました」
4―0。エース・小島が6安打で完封し、8回に山根主将の2点タイムリーで試合を決めた。理想的な展開。それができたのも土佐という相手があればこそだった。「今でも覚えてます。僕は小学5年生。物心ついたとき、土佐の試合をテレビで見て高校野球を志したんです」。75年夏の甲子園。テレビ画面から全力疾走する伝統校が飛び込んできた。土佐―上尾の3回戦。それが森監督の原点となった。その試合に勝った上尾に進み、東洋大を経て指導者に。あれから38年、今度は教え子たちが土佐から多くを吸収してくれた。
マウンドで頼もしくなったのは小島だ。ピンチに動じず6安打完封。1点差の4回1死二、三塁では、スクイズに来た久保田を高めの直球で空振りさせた。「三塁走者の動きを見て、やりにくい高めを投げた」。昨夏の甲子園で集中力を欠いて失点した天理との3回戦の経験を生かした。二塁手・贄も5回2死二塁のピンチで一、二塁間のゴロに横っ跳びの美技で失点阻止。「体が自然に反応した」。昨秋から毎朝5時にグラウンドへ出てきてノックを受けた成果だった。
森監督は言った。「土佐の素晴らしさは一球の集中力。こういう試合をしたかった」。土佐から学び、土佐の大応援の中で学んだことを体現できた。小島も贄も一球に集中し、これで3季連続の甲子園で3季連続初戦突破。浦和学院はこのまま全力疾走で春を駆け抜ける。
▼浦和学院・山根主将
(8回に試合を決める中前2点打)打ったのは外角低めの直球。うまく反応できた。土佐はリードしてても勝っている気分にさせてもらえなかった。
◇1975年夏(57回大会) 土佐は2回戦の桂(京都)戦で4番・玉川寿が史上2人目のサイクル安打を達成。3回戦で上尾(埼玉)に3―4で敗れた。上尾は準々決勝で、原辰徳(現巨人監督)の東海大相模(神奈川)にも勝ってベスト4。この大会で優勝したのはエース・小川淳司(現ヤクルト監督)を擁する習志野(千葉)だった。
2013年3月25日 スポーツニッポン掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 13:21:00
No.24816
浦学、「全力」土佐を「全力」完封!
3季連続出場の浦和学院(埼玉)がエース左腕・小島和哉(2年)の6安打完封で、21世紀枠で出場の土佐(高知)に勝利。相手古豪のモットー「全力疾走」を見習った全力野球で、悲願の全国制覇へ向けて発進した。
2年生エース・小島が6安打を許しながら要所を締めた。味方の好守にも助けられ、8奪三振完封。打線は3度のバント失敗があったが、森士監督(48)は「初戦で硬さがあったけど、下級生の小島がよく投げた」とたたえた。史上初の関東大会3連覇を成し遂げた王者が、実力を存分に見せつけた。
森監督の“原点”土佐を倒した。指揮官はお立ち台で「憧れのチームと戦えて非常にうれしい」。1975年夏、小学5年生だった指揮官は甲子園中継のテレビにくぎ付けになった。上尾戦で土佐ナインが全力疾走する姿を見て野球の魅力を知った。指揮官にとって原点である伝統校、「全力疾走」を評価され21世紀枠で出場した土佐との対決に思いがこもった。
凡退でも攻守交代でも、両ナインはハツラツとしていた。森監督は「自分たちがやってきたスピードを発揮して締まった野球ができた。それが一番の収穫」。対戦が決まった直後、相手に負けないスピーディーな姿勢を徹底してきたことが形となったのが、うれしかった。
今大会の宿舎では夕食を終えると、ナインは自然と地下駐車場に集まり、バットを振る。4番・高田涼太は「自分たちは甲子園に思い出づくりに来ているわけじゃない」。2月のオーストラリアへの修学旅行でも、部員たちはスーツケースにバットを入れていた。ナインの意識の高さが、強さの秘けつだ。
センバツでは98年から準々決勝で3度も跳ね返されている。指揮官は「一球への集中力、前向きな姿勢。見本として求めていたものがあった」と初戦の勝利に全国制覇へのヒントをつかんだ。土佐から学んだ“全力魂”を胸に秘め、浦和学院が初の頂点へと突き進む。
2013年3月25日 スポーツ報知掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 13:25:00
No.24817
浦学、関東勢初の初戦突破一番乗り
第85回選抜高校野球大会第3日(浦和学院4−0土佐、24日、甲子園)2回戦3試合を行い、昨春8強の浦和学院(埼玉)が、21世紀枠で20年ぶり出場の土佐(高知)に4−0で勝った。
最後の打者を遊飛に仕留めると、圧倒的な土佐ファンで埋まったスタンドから悲鳴が…。独特の雰囲気の中でも、小島は流れる校歌に充実感でいっぱいになった。
「勝ててよかった。甲子園で初めての先発で緊張しましたが、先輩が守ってくれました」
初先発の重圧にも負けず、6安打8三振で完封。昨夏甲子園の天理戦では救援登板を経験したが、初めて大舞台で1人で投げ切った。
相手が初球から振ってくると見るや、球種の多さで対応した。左腕からスライダー、チェンジアップ、カーブに加え、この冬に覚えたスクリューボールも駆使し、的を絞らせなかった。
3年生のバックも盛り立ててくれた。5回二死二塁のピンチでは、二塁手の贄が一、二塁間のゴロを好捕。8回二死二、三塁では遊撃手の竹村が後方にフラフラッと上がった飛球を背走しながらキャッチした。
さらに、心強い援軍もあった。一塁側アルプス席の『浦和学院のお兄ちゃんがんばって』と書かれた約7メートルの横断幕だ。昨年末、部員はボランティアで東日本大震災の被災地・石巻を訪問し、中学校や保育園の掃除を手伝った。横断幕はその石巻から贈られたもの。「土佐ファンが多く、こちらは完全アウェー状態」(森監督)という中、小島は「(横断幕が)見えて、自分たちが頑張っていかないと、と思いました」とマウンドで力を振り絞った。
打っては2回に先制の中犠飛。「目標は日本一で、一戦一戦勝っていく」。秋の関東大会3連覇チームの2年生エースに頼もしさが出てきた。
2013年3月25日 サンケイスポーツ掲載
Re: 野球部 情報3/25
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2013-03-25 13:27:00
No.24818
浦学の左腕・小島が甲子園初先発初完封
昨年8強の浦和学院が土佐に4‐0で快勝。2年生左腕の小島和哉投手が、6安打完封の好投を見せた。北照は菰野に完封勝ちした。春夏通じて初出場の尚志館は、大和広陵を逆転で下して初勝利を挙げた。
強気のよろいを身にまとって、名門の2年生エースが聖地に帰ってきた。浦和学院・小島が、甲子園初先発初完封。「小さいころから目標だった舞台で1試合投げきることができた。うれしい」と、あどけない顔をほころばせた。
真骨頂の内角攻めを貫いた。「内の真っすぐを生かすための変化球」が信条。130キロ台中盤のキレのある直球で、強振してくる相手をえぐった。8回2死二、三塁でも内角を突いて、最後は遊飛でピンチを脱出した。
昨夏の経験が生きた。甲子園3回戦・天理戦での初登板は、地に足が着かず3回3失点。だが、今回は「得点圏に走者がいても、そこまで緊張せずにいけた」と振り返った。甲子園に3度出場した前エースの佐藤から継承した心構えは「どんな時でも引くな」。マンモスを揺らす土佐の応援にものみ込まれなかった。
打っては先制犠飛、走っても好判断で2点目のホームを陥れた。頼もしさを増す背番号1は「ここからが勝負。油断せずに次の試合に臨みたい」と、目標の日本一へ続く道のりを見据えた。
2013年3月25日 デイリースポーツ掲載
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3季連続で初戦突破
第85回選抜高校野球大会第3日は24日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦3試合を行い、第3試合に登場した3年連続9度目出場の浦和学院は、土佐(高知)に4−0で競り勝って、昨春、夏に続き3季連続で甲子園での初戦を飾った。
浦和学院は2回、1死一、三塁から小島の中犠飛で先制すると、6回には相手の守備のミスに乗じて、小島の好走塁で追加点。8回にも2死二、三塁から山根の中前への2点タイムリーで突き放した。
昨夏以来の登板となった先発の左腕小島は、直球と変化球をうまく組み合わせて、被安打6、133球の粘投で甲子園初先発初完封勝利。バックも、贄、竹村の二遊間を中心に、堅守で2年生エースをもり立てた。
初戦という硬さもあったのか、相手に12四死球をもらいながらも3度のバントミスなどで13残塁と、本来の浦和学院らしい攻撃は発揮できなかった。それでも森監督は「粘りながら初戦を突破できたことが何より」と安堵の表情を浮かべていた。
浦和学院は、大会第8日の第2試合(29日、午前11時30分)で2年連続のベスト8入りを懸け、山形中央と岩国商(山口)の勝者と対戦する。
2013年3月25日 埼玉新聞1面掲載
※この記事は昨夜のネット配信とほぼ同じの記事です