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野球部情報 3/29
管理人 / 2013-03-29 11:05:00 No.24851
第85選抜高校野球大会
浦和学院便り
きょう山形中央戦
狙うは2年連続8強
森監督甲子園20勝挑む

浦和学院は29日、2年連続のベスト8入りを懸けて「東北絆枠」の山形中央と3回戦を争う(11時30分)。チームは前日の28日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場などで約3時間調整した。

シートノックで基本を確認した後のシート打撃ではエース小島が控え組相手に投じ、レギュラー組が守備位置に付いた。続いて攻守を入れ替え、スタメン陣がカウント1−1から山形中央を想定し右、左それぞれの投手と対戦した。森監督は、踏み込んで中堅にはじき返すことと、カウントに応じた打撃や走塁を攻撃側に求めていた。最後はフリー打撃、バント練習で締めくくった。

森監督にとっても、自身の甲子園20勝が懸かる一戦になるが「そういう意識は全くない。勝つことを求めながら、真剣勝負を楽しめるか。それに集中するだけ。目の前のことを全力でやる」と力を込め、いつも通りの自然体で臨む構えだ。

『攻守でミス禁物』

山形中央は、そう簡単に倒せる相手ではない。

27日の岩国商との試合をナインらは実際に観戦した。森監督は「絆枠にふさわしい、まとまりのあるチーム。特長のある選手がそれぞれの味を出し、隙のない高校野球らしいチーム」と評する。

岩国商に毎回安打となる13安打を浴びながらも3人の継投で2失点に抑えた粘りや、今大会限定の「東北絆枠」ということで特別な思いもあるだろう。そして何よりも、甲子園初勝利から中1日と波に乗っている。

実力で上回る浦和学院は、その勢いをまともに受けてしまうと危険だ。

特に攻撃ではセーフティーバントや重盗など、積極的に足を絡めて崩してくる。二塁手贄は「基本に忠実に、一つずつアウトを取りたい」と肝に銘じ、遊撃手竹村も「落ち着いて対応し、ミスをなくす」と、初戦同様に投手を堅守でもり立て、攻撃にリズムをもたらすつもりでいる。

打線にはバントミスが多かった初戦の反省を生かし、確実性が求められる。その上で、主将の山根は「自分たちから仕掛けて、瞬間瞬間のチャンスをつかみ取る」。ここから決勝までは6日間で4試合と総力戦。まずは浦和学院らしい全員野球で2年連続のベスト8を手繰り寄せる。

『エースの小島、自信たっぷり』

小雨が降る中、シート打撃で控え組相手に登板したエース小島は「調整は順調ですよ」と自信たっぷりの顔つきだった。

山形中央の印象については「バントとかで揺さぶってくるので、しっかり対応したい。コースを突いて打たせて取れればいい」と青写真を描く。

2年生ながら初戦は甲子園初先発で初完封と周囲をうならせたが、決しておごらない。「(初戦で)経験した分、テンポよくリズムよく、初回から全力で飛ばしていく」。再び快投を見せてくれそうな立ち振る舞いだ。


『初のスタメンへ渡邊が気合十分』

右翼手渡邊がシート打撃でレギュラー組に交じり、甲子園初出場で初スタメンの可能性が高まってきた。

昨春、夏の甲子園と投手としてメンバー入りしたが登板機会はなく、この春は大会前から持ち味の打撃を生かすために、外野手に専念している。

そして巡ってきそうなチャンス。「緊張すると思うけど、やってきたことを一生懸命やるだけ。自分の頭の中で投手の軌道を描いて、狙った球を一発で仕留める。必ずチームに貢献します」。悔しさをぶつける時だ。

2013年3月29日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報 3/29
管理人 / 2013-03-29 14:48:00 No.24873
第85回センバツ:浦和学院VS山形中央、きょう3回戦 両監督に聞く

第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場している浦和学院は、大会第8日の29日第2試合(午前11時半 開始予定)で、東北絆枠で出場の山形中央(山形)との3回戦に挑む。ベスト8進出をかけた戦いを前に、浦和学院の森士監督(48)と山形中央の庄司秀幸監督(36)に試合への意気込みなどを聞いた。

◇一戦必勝で戦いたい 浦和学院・森監督
◇粘り強い野球をする 山形中央・庄司監督

Q.初戦を振り返っての課題や修正点は?

森監督 瞬間的な判断力やバントなど細かい技の精度を上げる。やってきたことを試合でしっかり発揮しなければならない。

庄司監督 よくしのぎ、粘り強く戦えたのはよかったが、持ち味の足を使えなかった。次は機動力を生かした試合をしたい。

Q.初戦を突破してチームの状態は?

森監督 選手の意識が変わり、練習の質が上がった。甲子園は子どもたちを成長させてくれるということを実感している。

庄司監督 試合後のミーティングで、松沢昇太主将(3年)から「気を引き締めていこう」と声かけがあった。気の緩みもなく、チームは良い雰囲気だ。

Q.どんな試合をしたいか

森監督 ロースコアの試合になると思う。1戦目の経験を生かして課題をどれだけ修正できるかが鍵。

庄司監督 最少失点に抑え、攻撃ではワンチャンスを生かして粘り強く食らいついていきたい。

Q.意気込みを

森監督 目の前のワンプレーに集中し、基本に忠実に、一戦必勝で戦いたい。

庄司監督 強豪だが、相手は関係ない。泥臭く粘り強い自分たちの野球をしたい。

2013年3月29日 毎日新聞埼玉版掲載

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