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野球部 情報
管理人 /
2013-04-10 11:24:00
No.25245
夏へ 新たな挑戦
浦和学院が全体練習再開
選抜大会で初の全国制覇を遂げた浦和学院は9日、同校グラウンドで4季連続の甲子園出場、そして春夏連覇に向けて全体練習を再開。シートノックや紅白戦を実施した。
暖かな日差しが降り注ぐ中で、新たなスタートを切った。練習前には森監督が選手全員を集め、「選抜では優秀な成績を収めることができたが、それも過去。いつまでも過去におごり、あぐらをかいていても仕方ない。夏は一番しんどい。チームとして立ち向かう準備をしなければならない。覚悟を一つにみんなで戦っていこう」と、約30分にわたって語り掛けた。
ナインも優勝の味に浸ることなく、すでに視線は今後に向けられていた。4番の高田は「また一からという気持ち」と、チーム全員の思いをひと言に集約。2年生エース小島は「経験を生かし、同学年や1年生を引っ張っていきたい」と、新たな決意に満ちた表情だ。
当面の目標は、20日弱後に迫った春季県大会。高田は「優勝を見据えた中での一戦必勝がウラガクのカラー」。主将の山根も「目標は勝ち続けること。何が何でも勝ちにこだわり、集中していきたい」と引き締まった、いい顔つきをしていた。
2013年4月10日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2013-04-10 11:31:00
No.25246
選抜初Vの浦和学院に 「彩の国功労賞」
「県民に感動と希望」
県は9日、第85回選抜高校野球大会で初優勝した浦和学院に「彩の国功労賞」を贈呈すると発表した。県勢では大宮工業が1968年(第40回大会)に優勝して以来、45年ぶり2度目の全国制覇となり、上田清司知事は同日の定例記者会見で「多くの県民に感動と明るい希望、活力を与えた」と偉業をたたえた。
同賞は広く県民に愛され、県民に明るい希望と活力を与えることに多大な功績のあった団体や個人を表彰。過去には、世界3大サーカスの一つである「木下サーカス」が2002年と12年に受賞しており、今回は3例目とな る。
県の表彰制度は、同賞と「彩の国スポーツ功労賞」「彩の国学術文化功労賞」「彩の国特別功労賞」の四つ。これまでに60人と3団体が受賞し、高校野球での表彰は初めてという。知事は「甲子園野球は単にスポーツ球技というより、国民的な行事。決勝戦はスタンドで観戦し、歴史に残る勝利の一瞬を見ることができた。感激している」と喜びを語った。
2013年4月10日 埼玉新聞1面掲載
Re: 野球部 情報
管理人 /
2013-04-10 13:54:00
No.25247
センバツ初V 浦和学院 桜咲く 番外編
心磨いた選手たち
私が見た浦和学院 自己責任と仲間意識
記者冥利に尽きる。埼玉県勢45年ぶりの快挙をこの目で見て、この手で取材させてもらった。浦和学院野球部に同行し3季連続の甲子園。地元記者として、こんなに幸せなことがあるだろうか。
浦和学院が悲願の初優勝を達成し、他社の記者から「おめでとうございます」と言われ、社に戻ると、45年前の大宮工の優勝を知る人は誰もいなく、先輩記者たちにはうらやましがられた。
だが、正直言うと、いまだに実感が湧いてこない。
甲子園では浦和学院の強さばかりが際立ち頂点まで駆け上がったのに、なぜそう感じるのか?思い返してみると、この冬、苦しんでいた彼らの姿を目の当たりにしてきたからだと思う。
2月のある日、こんなことがあった。
普段通り、練習の取材をさせてもらいに同校グラウンドを訪れた。練習開始の時間が過ぎているが、選手の姿はない。グラウンド脇の食堂に森監督が1人座っていた。
「石井君悪い、今日は練習しない。とても練習できる状態じゃないわ」
選手たちは部室の掃除をしていた。その後、身の回りの清掃や道具磨きを行い、本当に練習せず1日が終わった。
今チームはよく怒られていた。森監督は自覚のない行動、仲間の思いを裏切る行為は決して許さない。ユニホームを着させてもらえず、練習さえもさせてもらえない日も少なくなかった。頭では分かっているのに、自分の気持ちをうまく表現できず、涙を流している選手もいた。
今の時代、薄れてきている自己責任と仲間意識。「こういうことを妥協せずにやっている。いざって時に、何とか人の思いに応えようと成果を上げる。そこが、うちが結果を出せている原動力じゃないかな」。森監督の言葉に、浦和学院の強さの秘密を垣間見ることが出来た気がする。
堂々と戦う選手たちの姿はたくましかった。でも歓喜の瞬間、すこしぎこちない喜び方が浦和学院ナインらしかった。優勝監督インタビューでお立ち台に上がった森監督、あの至福の表情は忘れない。信じてきたこの道に間違いなかった。
ウラガク、優勝おめでとう。【記者 石井大輔】
2013年4月10日 埼玉新聞掲載
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浦和学院が全体練習再開
選抜大会で初の全国制覇を遂げた浦和学院は9日、同校グラウンドで4季連続の甲子園出場、そして春夏連覇に向けて全体練習を再開。シートノックや紅白戦を実施した。
暖かな日差しが降り注ぐ中で、新たなスタートを切った。練習前には森監督が選手全員を集め、「選抜では優秀な成績を収めることができたが、それも過去。いつまでも過去におごり、あぐらをかいていても仕方ない。夏は一番しんどい。チームとして立ち向かう準備をしなければならない。覚悟を一つにみんなで戦っていこう」と、約30分にわたって語り掛けた。
ナインも優勝の味に浸ることなく、すでに視線は今後に向けられていた。4番の高田は「また一からという気持ち」と、チーム全員の思いをひと言に集約。2年生エース小島は「経験を生かし、同学年や1年生を引っ張っていきたい」と、新たな決意に満ちた表情だ。
当面の目標は、20日弱後に迫った春季県大会。高田は「優勝を見据えた中での一戦必勝がウラガクのカラー」。主将の山根も「目標は勝ち続けること。何が何でも勝ちにこだわり、集中していきたい」と引き締まった、いい顔つきをしていた。
2013年4月10日 埼玉新聞掲載