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浦学応援団思い出の地が…
管理人 /
2013-05-04 15:23:00
No.25504
特別史跡内で営業58年、大阪城本丸の 売店退去
国の特別史跡・大阪 城の本丸で約60年 間、独占的に軽食や土 産物を販売してきた売 店2店のうち1店が2 日、大阪市に建物を明 け渡した。
「景観上、望ましく ない」とする文化庁の 意向に沿った形で、残 る1店も来春営業を終える。一方、売店の代わ りに市が大阪城公園内に計画した飲食施設は、 業者の公募が不調に終わり、オープンのめどは 立っていない。市は「城は大阪観光の目玉。魅 力を損なわないよう、何とか利便性を確保した い」としている。
この日、立ち退いたのは、1951年から天 守閣正面で営業する「豊城園」。同店は、54 年開店の売店「錦秀」とともに、大阪城が55 年に特別史跡に指定された後も、そ店舗 を市に寄付したうえで、毎年、市に1500 万〜2000万円の使用料を支払って営業を継 続。市は慣例的に使用許可を更新してきた。
これに対し、特別史跡を所管する文化庁は 「本丸は史跡の中枢で、本来の形に戻すのが基 本」として、約10年前から再三、市に売店の 撤去を求めていた。
豊城園に先立ち、錦秀を営んでいた業者は3 月末に退去。ただ、飲食・休憩施設ゼロの事態 を避けるため、市が錦秀の店舗を公募で選んだ 別の業者に来春まで1年間限定で使用させ、営 業が続いている。
明け渡しが実現したことについて、文化庁記 念物課は「なるべく城の往時の姿が分かるよう に、現代的な売店には撤収してもらいたかっ た」としている。
2013年5月4日 読売新聞掲載
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国の特別史跡・大阪 城の本丸で約60年 間、独占的に軽食や土 産物を販売してきた売 店2店のうち1店が2 日、大阪市に建物を明 け渡した。
「景観上、望ましく ない」とする文化庁の 意向に沿った形で、残 る1店も来春営業を終える。一方、売店の代わ りに市が大阪城公園内に計画した飲食施設は、 業者の公募が不調に終わり、オープンのめどは 立っていない。市は「城は大阪観光の目玉。魅 力を損なわないよう、何とか利便性を確保した い」としている。
この日、立ち退いたのは、1951年から天 守閣正面で営業する「豊城園」。同店は、54 年開店の売店「錦秀」とともに、大阪城が55 年に特別史跡に指定された後も、そ店舗 を市に寄付したうえで、毎年、市に1500 万〜2000万円の使用料を支払って営業を継 続。市は慣例的に使用許可を更新してきた。
これに対し、特別史跡を所管する文化庁は 「本丸は史跡の中枢で、本来の形に戻すのが基 本」として、約10年前から再三、市に売店の 撤去を求めていた。
豊城園に先立ち、錦秀を営んでいた業者は3 月末に退去。ただ、飲食・休憩施設ゼロの事態 を避けるため、市が錦秀の店舗を公募で選んだ 別の業者に来春まで1年間限定で使用させ、営 業が続いている。
明け渡しが実現したことについて、文化庁記 念物課は「なるべく城の往時の姿が分かるよう に、現代的な売店には撤収してもらいたかっ た」としている。
2013年5月4日 読売新聞掲載