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野球部 情報
管理人 / 2013-05-05 11:04:00 No.25511
浦学小島 貫禄の完封
実力示す“初登板”

鷲宮の先頭打者を 三球三振に仕留めると、埼玉の高校野球ファンで埋まった県営大宮球場で、久々の浦和学院"小島劇場"が開演した。

4月3日の選抜大会決勝の済美戦以来、1カ月ぶりのマウンド。練習試合でも1度も投げていない。「投げたくてうずうずしてました。楽しかったです」。2安打無四球完封した日本一の左腕は、三塁を踏ませず貫禄の投球だった。

甲子園のリプレーを見ているようだった。最速134キロの直球を打者 の内角に投げ込む。97球のうち直球の割合は8割を超えた。許した2安打も詰まった当たり。文句の付けようがなかった。

特筆すべきは、打者30人に対し、一度も3ボールまでいかなかった。制球力にはさらに磨きが掛かっていた。逆球は皆無に等しく、「真っすぐで押していこうと思っていた。しっかり打者の内に投げられた。球の質も良かったと思います」。いつも自己評価が厳しい背番号1の表情も、充実感でたっぷりだった。

選抜大会から凱旋後2週間はノースローで、痛めていた左膝のけがの治療に専念。無事に回復した後はシート打撃にもほとんど登板せず、ブルペンでじっくり調整し、いつ出番が巡ってきてもいいように備えていた。

2日の準々決勝の春日部共栄後の夜に、森監督から「投げたいか」と聞かれ「投げたいです」と即答。登板が実現した。

相変わらず、あどけない笑顔が印象的な左腕。県内レベルでは完全に頭一つ以上抜け出している。夏の日本一へ向けて、一歩ずつ確実に成長の階段を上っていく。

2013年5月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2013-05-05 11:07:00 No.25512
先発投手の出来が鍵【決勝見どころ】

文字通り選抜出場校同士の頂上決戦 は昨秋から通じて3度目の対戦。県大会決勝では花咲徳栄が8―2で圧勝し、関東大会決勝では浦和学院が延長10回の末、3―2でサヨナラ勝ちした。

先発投手の出来が鍵を握りそうだ。花咲徳栄は浦和学院キラーの左腕小栗、浦和学院は右腕山口か。山口は延長12回を完投した準々決勝の春日部共栄戦のように積極的に内角を突きたい。花咲徳栄は継投が予想される。リードして右腕関口につなげられるか。

打線はともに準決勝ではつながりを欠いた。特に花咲徳栄は11安打で3得点。ただ安打は出ているだけに、無安打だった4番若月に一本が出れば乗っていけそうだ。浦和学院は、踏み込んで中堅に打ち返す持ち味を発揮できるか。最も振れている5番木暮の前に走者を置きたい。

2013年5月5日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2013-05-05 11:11:00 No.25513
鷲宮、奇襲も力負け

鷲宮が浦和学院相手に奇襲を仕掛けた。準決勝のマウンドに登ったのは地区大会初戦から5試合を一人で投げ抜いてきたエース大塚ではなく、2年生右腕橋本。公式戦初登板 だった。

「打たれて当然。 結果にこだわらずがむしゃらに投げた」とクセのある直球とスライダーを軸に8回3失点で完投。敗れはしたが、大観衆が見守る中で日本一の強力打線に立ち向かい「投げるごとに楽しくなった。もっと投げたかった」と強心臓ぶりを発揮してチームに勇気を与 えた。

打線は小島の鋭い直球を攻略できなかった。チーム初安打の塚本も「手元での回転がすごい」と舌を巻いた。マシン打撃では得ることのできない生きた球との対戦経験は夏への大きな糧となった。

関東大会出場を懸け、埼玉栄との3位決定戦に臨む。柿原監督は「一度負ければ終わりの高校野球でチャンスをもらえた」と見据える。「気持ちを切り替えて明日はバットで結果を残したい」と橋本。貫いてきた"先手必勝"で7年ぶりの出場権を狙う。

2013年5月5日 埼玉新聞掲載

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