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大竹寛 情報
管理人 /
2013-05-09 19:12:00
No.25566
大竹寛 22期 現:広島
広島連敗脱出 大竹復活星完封あと1人
頼れる男が帰ってきた。右背筋痛のため1軍本隊から離れて調整していた広島大竹寛投手(29)が、復帰登板でチームの連敗を5で止めた。4月25日ヤクルト戦(神宮)以来、13日ぶりのマウンドだったが、チェンジアップを武器にDeNA打線を翻弄(ほんろう)。8回2/3を8安打2失点に抑え、4年ぶりの完封こそ逃したが3勝目を挙げ、完全復活を印象づけた。
試合後は、勝者の顔ではなかった。お立ち台に上がった大竹は、素直な気持ちを口にした。「まだ、気持ちが整理できていないです」。09年10月10日巨人戦(マツダスタジアム)で完封勝利を挙げて以来の、9回のマウンドだった。ファンからの大歓声を浴びていたからこそ「あと1人」での降板に悔しさが倍増した。
完封を目前にして、9回無死一、二塁のピンチ。代打ラミレスをチェンジアップで空振り三振、4番ブランコにはスライダーで、この日3個目の三振を奪った。だが、中村に外角直球を捉えられ、適時二塁打を浴び1点差に迫られたところでミコライオにマウンドを譲った。それでも、8回2/3を8安打無四球2失点で3勝目を手にした。
「勝ってこんな気持ちは珍しい。正直、悔しかった。本当に勝ってよかった。負けたらダメージがあるので」
苦笑いする右腕は“GW”が明けて完全にリフレッシュされていた。前回登板の4月25日ヤクルト戦(神宮)で5回89球で降板。アクシデントが発生したのは、その2日後だった。ランニング中に、右の背中部分に痛みが走った。大事を取って、5月1日には精密検査を受けた。「不安はあった」と、筋肉に傷が入っていれば、長期離脱も覚悟したという。だが、幸い症状は重くなかった。
1軍本隊には同行せず、大野練習場では体のケアに努めた。患部のケアと並行して、時間を割いて入念に行ったのが下半身の柔軟性を取り戻すためのマッサージ。「下半身が結構硬かったので、それが上半身に来た形になっていた」。知らぬ間に蓄積していた疲労を十分に取り除いた。
完全復活した右腕を、野村監督も「1にも、2にも大竹です」と絶賛した。チームの連敗も5でストップ。沈みかけていたチームに、頼れる存在が、充電満タンで帰ってきた。
2013年5月9日 日刊スポーツ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2013-05-09 19:13:00
No.25567
大竹 あと1人で完封逃し苦笑「高望み駄目ですね」
広島・大竹が圧巻の投球を披露した。2009年10月10日の巨人戦以来となる完封勝利こそ逃したものの、8回2/3を8安打2失点の力投。4月17日のDeNA戦以来となる今季3勝目を挙げチームの連敗は5で止めた。それでも、お立ち台から引き揚げてきた右腕は苦笑いするしかなかった。
「勝ってこんな気分は珍しい。悔しいです。負けたらダメージが残る。勝ってよかった。完封したかったけど、高望みしてはダメですね」
9回無死一、二塁から代打・ラミレスを外角低めチェンジアップで空振り三振に斬ると、4番・ブランコのバットも126キロの真ん中低めスライダーで空を切らせた。1306日ぶりの完封まで、あと1人となったところで、中村に2点二塁打を許し降板した。
もちろん、力投が色あせることはない。ブランコには9回を含め高低を突き、ボール球を振らせて3三振。「結果的に抑えたけど、抑えるのは大変」も通算でも31打数4安打、14三振と圧倒。この日は無四球と制球が冴えた。
背中の張りを訴え4月25日のヤクルト戦以来、中12日での登板。不安を吹き飛ばす快投でチームに光をともした。
2013年5月9日 スポーツニッポン掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2013-05-09 19:17:00
No.25568
大竹が連敗止めた!完封逃すも3勝目
広島・大竹寛投手が魂の力投で赤ヘルを救った。九回2死から打たれ、09年以来の完封を逃して「悔しい」降板とはなったが、8回2/3を8安打2失点で堂々の3勝目。背中の張りから13日ぶりの復帰先発で、白星をつかみ取った。チームの連敗を5で止め、前夜の悪夢の惨敗もスカッと吹き飛ばした。
お立ち台で大竹は苦笑いするしかなかった。「気持ちの整理がついていません…」。09年10月10日の巨人戦以来、4年ぶり完封はあと1死でスルリ。鯉党の歓声を浴びながら、勝利のチームは5連敗中。「絶対勝つ」と気合を入れた登板で八回まで無失点に抑えた。3点リードの九回、「行くつもりだった」と大拍手の中、続投のマウンドに向かった。
いきなり連打を浴び、無死一、二塁としたが動じない。代打・ラミレスをチェンジアップで空振り三振。続く怖いブランコをスライダーで空振り三振に仕留めた。
あと1人。だが中村に中越えに運ばれ、2点二塁打。交代を告げられた。ベンチではうつむき、ガックリ。「期待に応えられなくて申し訳ない。やりたかった。勝ったのにこの気分は…」と、勝利後もぼやき続けた。
ヒーローは誰より悔しがった。
野村監督は「一にも二にも大竹」と文句なしの8回2/32失点を褒め称えた。背中に張りを訴え、先週は遠征を離れて登板予定を回避。13日ぶりの復帰先発で最速147キロにチェンジアップの精度が抜群。相手打線の軸・ブランコを3三振、4タコに斬り伏せた。
背中の張りは肩甲骨付近の右背筋。11年まで苦しんだ古傷の右肩に近かった。無理をすれば、また右肩に負担がかかる。大竹自身が一番慎重になり、自ら希望して検査を受け不安を取り除いた。
3軍では相撲の四股のような動きを取り入れ股関節の動きをほぐした。「知らないうちに体全体が硬くなっていた」。故障に長期、苦しんだからこそ自身の体は知り尽くす。ゆったりした大竹らしいフォームを取り戻して右腕は帰ってきた。
オフなどには自宅に若手投手らを招き、鍋パーティーを開く。「好きなんですよ。家でワイワイやるのが。嫁さんは最初、ビックリしてましたけど今は喜んでます」。マウンドを離れても頼れる“兄貴っぷり”だ。
連敗を止め、借金は5に減らした。「謙虚にいきます」。次こそ完封の思いを胸に秘め、大竹は笑顔を見せた。
2013年5月9日 デイリースポーツ掲載
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広島連敗脱出 大竹復活星完封あと1人
頼れる男が帰ってきた。右背筋痛のため1軍本隊から離れて調整していた広島大竹寛投手(29)が、復帰登板でチームの連敗を5で止めた。4月25日ヤクルト戦(神宮)以来、13日ぶりのマウンドだったが、チェンジアップを武器にDeNA打線を翻弄(ほんろう)。8回2/3を8安打2失点に抑え、4年ぶりの完封こそ逃したが3勝目を挙げ、完全復活を印象づけた。
試合後は、勝者の顔ではなかった。お立ち台に上がった大竹は、素直な気持ちを口にした。「まだ、気持ちが整理できていないです」。09年10月10日巨人戦(マツダスタジアム)で完封勝利を挙げて以来の、9回のマウンドだった。ファンからの大歓声を浴びていたからこそ「あと1人」での降板に悔しさが倍増した。
完封を目前にして、9回無死一、二塁のピンチ。代打ラミレスをチェンジアップで空振り三振、4番ブランコにはスライダーで、この日3個目の三振を奪った。だが、中村に外角直球を捉えられ、適時二塁打を浴び1点差に迫られたところでミコライオにマウンドを譲った。それでも、8回2/3を8安打無四球2失点で3勝目を手にした。
「勝ってこんな気持ちは珍しい。正直、悔しかった。本当に勝ってよかった。負けたらダメージがあるので」
苦笑いする右腕は“GW”が明けて完全にリフレッシュされていた。前回登板の4月25日ヤクルト戦(神宮)で5回89球で降板。アクシデントが発生したのは、その2日後だった。ランニング中に、右の背中部分に痛みが走った。大事を取って、5月1日には精密検査を受けた。「不安はあった」と、筋肉に傷が入っていれば、長期離脱も覚悟したという。だが、幸い症状は重くなかった。
1軍本隊には同行せず、大野練習場では体のケアに努めた。患部のケアと並行して、時間を割いて入念に行ったのが下半身の柔軟性を取り戻すためのマッサージ。「下半身が結構硬かったので、それが上半身に来た形になっていた」。知らぬ間に蓄積していた疲労を十分に取り除いた。
完全復活した右腕を、野村監督も「1にも、2にも大竹です」と絶賛した。チームの連敗も5でストップ。沈みかけていたチームに、頼れる存在が、充電満タンで帰ってきた。
2013年5月9日 日刊スポーツ掲載