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野球部 山梨学院大付戦記事
管理人 /
2013-05-21 12:33:00
No.25666
浦学“負けない”強さ 3年ぶり4強
第3日は2球場で準々決勝の4試合を行い、埼玉県勢で唯一勝ち残っている選抜大会の覇者・浦和学院は山梨学院大付(山梨1位)を6−3で退け、3年ぶりのベスト4進出を決めた。
浦和学院は2回、2死一塁から竹村の右越え三塁打、さらに暴投で2点を先制すると、3回には2死三塁で西川が右前に運び追加点を奪った。3−2の6回にも、山口の右前打などで2点を加えた。先発の右腕山口は12安打を浴びながらも3失点で完投。バックも無失策と何とか踏ん張った。
第4日は21日、宇都宮清原球場で準決勝2試合を実施。浦和学院は決勝進出を懸け、千葉1位の東海大望洋と対戦する(10時)。
★好球必打で打線改善
浦和学院には、どんな展開になっても“負けない”強さがある。
日大三に10安打されながらもエース小島が完封し、4安打で2点をもぎ取った前試合に続き、この日は7安打6得点。投げては先発の右腕山口が12安打を放たれたが3失点にまとめ、山梨学院大付の追撃をかわした。
6−3の9回。1死満塁と、一打同点の大ピンチを招いた。しかし、慌てず動じなかったのは経験がなせる業だろう。山口が直球で遊ゴロを打たせると、竹村は「満塁は守りやすい。ゲッツーのイメージはできていたので、迷いはなかった」と落ち着いて二塁手贄に送球し、一塁へ転送。併殺を完成させた。
「下降気味」(森監督)という打線は、本来のつながりは欠いたが「結果を気にして消極的になっていたので、『積極的に打ちにいこう』ってチームで話していた」と2回に右越え先制三塁打を放った竹村。竹村、西川、山口の3本のタイムリーは、いずれも狙い球を逃さない好球必打が光り、2回戦から改善の兆しは見られた。
体力的にも万全とは言い難い今大会で、課題を挙げていけば、きりがないかもしれない。それでも、森監督が「公式戦を多くやらないとチームは向上していかない」と力説するように、目の前の1試合1試合の反省を身にしながら、王者は強さに磨きを掛けていく。
★出身の地で2安打 捕手・西川
西川が出身地・栃木で2安打の活躍を見せた。
2−0の3回、2死三塁で初球の高めに浮いてきたチェンジアップを右前に落とすタイムリー。「変化球が多いから狙っていた」。中堅返しの意識だったからこそ、詰まっても安打になった。
6回にも、1死二塁から左前打を放ったが試合後の背番号2に笑顔はない。それは走塁ミスや、本職では右腕をうまくリードできなかったから。「配球ミスなどがあり、山口を助けられなかった。いろいろな面で修正していかないといけない」と、自らに言い聞かせていた。
★被安打12で3失点 山口踏ん張り完投
被安打12で3失点。この数字が物語るように、浦和学院の先発山口が踏ん張り抜いて完投した。
県大会の決勝で花咲徳栄打線を完封した右腕は立ち上がりから制球、キレともにいまひとつ。味方に3点をもらった4回は3連打で2点を献上。再び3点差となった8回にも、3本の安打で1点を失った。主に打たれたのは直球。「本当は直球を狙っているって分かっていても、直球で三振を奪えるような投球がしたかった」と悔しげだった。
それでも3点リードの9回に招いた1死満塁では「何が何でも投げ抜こうという気持ちだった」とこん身の直球で遊ゴロ併殺に仕留め、安堵の表情を浮かべた。
2013年5月21日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部 山梨学院大付戦記事
管理人 /
2013-05-21 12:37:00
No.25667
埼玉・浦和学院、3年ぶり4強
第65回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の準々決勝が20日、栃木県営球場などであった。浦和学院は山梨学院大付(山梨)を6―3で破り、優勝した第62回大会以来3年ぶりとなる4強入りを果たした。
浦和学院は終始、主導権を握り、一度もリードを許さなかった。2回2死から服部が四球で出塁し、竹村の三塁打と暴投で2点を先制。1点差に追い上げられて迎えた6回は、四球出塁した木暮をバントで送るなどし、山口の適時打と服部のスクイズで点差を広げた。
準決勝は21日、東海大望洋(千葉)と対戦する。
★夏を見据え直球で勝負 山口瑠偉投手(3年)
浦和学院が3点リードで迎えた9回、先発の山口瑠偉選手(3年)がつかまった。3連打を浴びるなどして1死満塁。8回に投球数が100球を超え、足腰の踏ん張りが利かなくなっていた。
だが、ベンチの森士監督は「完投するんだぞ。自信を持って投げろ」と、げきを飛ばした。チームは春の甲子園を初めて制したが、2年生の小島和哉選手が初戦から全5試合に先発。山口選手は救援で二度投げただけだった。
この日、山口選手は速球に強い山梨学院大付打線に対し、「真っすぐで押せるようになりたい」と、あえて直球主体の投球で挑んだ。すべては夏の先発マウンドに立つためだ。その姿勢は、9回1死満塁のピンチでも変わらなかった。5番打者を直球で遊ゴロ併殺打に仕留め、相手に傾きかけた流れを自らの投球で断ち切った。
「後半は下半身に粘りがなく、球が浮いてしまった。夏に向けてもっと走り込まなきゃいけない」
森監督は試合後、そう語る背番号10を頼もしそうに見つめていた。
2013年5月21日 朝日新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 山梨学院大付戦記事
管理人 /
2013-05-21 12:38:00
No.25668
浦学が4強 関東高校野球
第65回春季関東地区高校野球大会は20日、宇都宮市で準々決勝が行われた。選抜大会で優勝した浦和学院が6―3で山梨学院(山梨1位)を退け、3年ぶりの4強入り。21日の準決勝では、東海大望洋(千葉1位)と対戦する。
★効率良い攻め光る
浦和学院は、7安打で6点を奪う効率のいい攻めが光った。2回に1番竹村の右越え適時三塁打などで2点を先行。1点リードで迎えた6回は8番山口の右前打と9番服部のスクイズで突き放し、8回は敵失で加点した。背番号「10」の先発右腕・山口は、山梨学院打線に12安打を浴びながら完投勝ち。
2013年5月21日 読売新聞埼玉版掲載
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第3日は2球場で準々決勝の4試合を行い、埼玉県勢で唯一勝ち残っている選抜大会の覇者・浦和学院は山梨学院大付(山梨1位)を6−3で退け、3年ぶりのベスト4進出を決めた。
浦和学院は2回、2死一塁から竹村の右越え三塁打、さらに暴投で2点を先制すると、3回には2死三塁で西川が右前に運び追加点を奪った。3−2の6回にも、山口の右前打などで2点を加えた。先発の右腕山口は12安打を浴びながらも3失点で完投。バックも無失策と何とか踏ん張った。
第4日は21日、宇都宮清原球場で準決勝2試合を実施。浦和学院は決勝進出を懸け、千葉1位の東海大望洋と対戦する(10時)。
★好球必打で打線改善
浦和学院には、どんな展開になっても“負けない”強さがある。
日大三に10安打されながらもエース小島が完封し、4安打で2点をもぎ取った前試合に続き、この日は7安打6得点。投げては先発の右腕山口が12安打を放たれたが3失点にまとめ、山梨学院大付の追撃をかわした。
6−3の9回。1死満塁と、一打同点の大ピンチを招いた。しかし、慌てず動じなかったのは経験がなせる業だろう。山口が直球で遊ゴロを打たせると、竹村は「満塁は守りやすい。ゲッツーのイメージはできていたので、迷いはなかった」と落ち着いて二塁手贄に送球し、一塁へ転送。併殺を完成させた。
「下降気味」(森監督)という打線は、本来のつながりは欠いたが「結果を気にして消極的になっていたので、『積極的に打ちにいこう』ってチームで話していた」と2回に右越え先制三塁打を放った竹村。竹村、西川、山口の3本のタイムリーは、いずれも狙い球を逃さない好球必打が光り、2回戦から改善の兆しは見られた。
体力的にも万全とは言い難い今大会で、課題を挙げていけば、きりがないかもしれない。それでも、森監督が「公式戦を多くやらないとチームは向上していかない」と力説するように、目の前の1試合1試合の反省を身にしながら、王者は強さに磨きを掛けていく。
★出身の地で2安打 捕手・西川
西川が出身地・栃木で2安打の活躍を見せた。
2−0の3回、2死三塁で初球の高めに浮いてきたチェンジアップを右前に落とすタイムリー。「変化球が多いから狙っていた」。中堅返しの意識だったからこそ、詰まっても安打になった。
6回にも、1死二塁から左前打を放ったが試合後の背番号2に笑顔はない。それは走塁ミスや、本職では右腕をうまくリードできなかったから。「配球ミスなどがあり、山口を助けられなかった。いろいろな面で修正していかないといけない」と、自らに言い聞かせていた。
★被安打12で3失点 山口踏ん張り完投
被安打12で3失点。この数字が物語るように、浦和学院の先発山口が踏ん張り抜いて完投した。
県大会の決勝で花咲徳栄打線を完封した右腕は立ち上がりから制球、キレともにいまひとつ。味方に3点をもらった4回は3連打で2点を献上。再び3点差となった8回にも、3本の安打で1点を失った。主に打たれたのは直球。「本当は直球を狙っているって分かっていても、直球で三振を奪えるような投球がしたかった」と悔しげだった。
それでも3点リードの9回に招いた1死満塁では「何が何でも投げ抜こうという気持ちだった」とこん身の直球で遊ゴロ併殺に仕留め、安堵の表情を浮かべた。
2013年5月21日 埼玉新聞掲載