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野球部 情報
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2013-05-23 10:39:00
No.25701
浦学3年ぶり優勝 前橋育英に4−1
第65回春季関東高校野球大会最終日は22日、栃木県の宇都宮清原球場で決勝を行い、選抜大会の覇者・浦和学院が前橋育英(群馬1位)に4―1で快勝。3年ぶり4度目の栄冠に輝くとともに昨秋に続く関東大会制覇を達成した。
浦和学院は0―0の五回。ここまで無安打だった打線がつながった。斎藤、西川の連打、山口の犠打で1死二、三塁をつくると、服部が12球目を中前にはじき返し、2点を先制。贄(にえ)にも中前適時打が飛び出し、この回計3点を奪った。八回に1点を返されたが、その裏には高田に適時二塁打が生まれ、すぐさま突き放した。先発の右腕山口は、粘りの投球が光り6安打1失点で完投した。
県大会を制した後、走り込みの量を格段に増やすなど、体力が落ちている中で迎えた今大会。スコアは、初戦の2回戦から2―0、6―3、3―2、そして決勝は4―1と、選抜大会のような圧倒的な勝ちっぷりではなかった。
それでも粘り強く、勝負どころを逃さない戦いぶりは、選抜大会を勝ち抜いたからこそなせる業。選抜から通じ14連勝で迎える集大成の夏へ、森監督は「まだまだこれからという時期。今、出ている課題を見返してチームづくりをしていきたい」と抱負を語った。
2013年5月23日 埼玉新聞1面掲載
Re: 野球部 情報
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2013-05-23 10:51:00
No.25702
浦学14連勝で夏へ“12球”に王者の真骨頂
これぞ選抜大会覇者の真骨頂と、言うべき場面は、五回に訪れた。
先頭の6番斎藤がチーム初安打で口火を切ると、続く西川は森監督の打てのサインに応え、右前に運びつないだ。山口が1球で犠打を決め1死二、三塁。絶好の先制機だ。
打席には9番服部。カウント2―2と追い込まれたものの「片手でもいい。食らい付く」と一歩も引かない。5球目からスライダー、直球、スライダー、直球、直球、スライダーと6球連続ファウル。直球を見極め、迎えた12球目だ。真ん中の138キロの直球を詰まりながらも執念で中前に運ぶ先制の2点タイムリーを見舞った。
12球の攻防を制し、チームに不動の流れを導いた服部は「どんな球でも打ち返すつもりだった」としてやったり。贄にも適時打が飛び出し、森監督は「相手からしたら非常に嫌(な攻撃)だったと思う」と納得した。
「鉛を振っているようで、甲子園の時のかけらもない」(森監督)という打線は、相手の好右腕の前に四回まで無安打。引っ掛けたり上げたりと先につながらない凡打が多かった。それでも「迷ったり考えたり、自分に負けている」と、指揮官からの今大会初となるげきに応え、チーム7安打のうち6本を得点を奪った五、八回に集中させた。森監督は「エネルギーを使い減らしている状況でも粘り強く野球ができた。選抜で勝てた経験が生きている」と勝因を語った。
3年ぶり4度目の栄冠は昨秋に続く関東制覇で、関東大会での連勝も20に伸びた。これで選抜大会から14連勝。今季無敗のまま、“本番”へと向かう。
この日登板のなかったエース小島は「正直、負けていないことは怖い」と吐露した上で、「さらに上を、完璧を目指し、もっと貪欲にやっていきたい」。負けた悔しさを力に変え、全国王者に上り詰めた浦和学院ナイン。ここから真価が問われる。
2013年5月23日 埼玉新聞掲載
Re: 野球部 情報
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2013-05-23 10:53:00
No.25703
光った積極性 タイムリーの贄
五回。服部のタイムリーで2点を先制した後、どうしても追加点が欲しい2死二塁で、贄の積極性がきらりと光った。
「初球の直球を打ちにいこうと狙ってました」。まさに言葉通りだった。1球目、外角の132キロの真っすぐを基本に忠実にセンター返し。打球は右足を出した投手のわずか右を抜け、二塁走者服部を迎え入れた。
貴重な3点目がチームに入り、「『打線が山口を援護しよう』ってみんなで言っていた。点数につながって良かった」と納得の表情を見せた。
2013年5月23日 埼玉新聞掲載
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2013-05-23 10:55:00
No.25704
山口1失点完投
要所締め力投142球
背番号10の右腕山口が6安打1失点で完投。142球の力投で打線の援護を呼び込んだ。
直球を狙い打たれた準々決勝の反省を生かし、スライダーやチェンジアップを多めに相手打線に挑んだ。「変化球が散らばってしまった」と本来の制球やキレではなかった。それでも丁寧にコースを突いて、八回の1死二、三塁では「慌てることなく投げられた」と犠飛の1点にとどめた。
夏へ向け「投手力のアップが必要。しっかり引っ張っていきたい」と3年生らしく力を込めた。
2013年5月23日 埼玉新聞掲載
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2013-05-23 10:58:00
No.25705
成長示す決死の一振り 服部
チームに今季14連勝をもたらせたヒーローは、間違いない。執念の男・9番服部だ。
五回1死二、三塁。味方がつくってくれたチャンスに燃えていた。2球目のスクイズは相手に外されたが食らい付きファウル。その後もファウルで粘り12球目の真っすぐを中前に運んだ。打球が抜けたのを確認すると、「自然と出てしまった」と左拳を力強く突き上げ、試合後は「うれしかった」と白い歯がこぼれた。
実は勝敗が決したこの場面に、成長の証しがぎっしり詰まっていた。
昨秋の明治神宮大会以降、打ちにいく際、ボールに対して逃げ腰になってしまう悪癖を改善すべく、しっかりと左足を踏み込む意識で、打撃練習に取り組んでいた。
選抜大会3回戦の山形中央戦では2安打2打点をマーク。一歩ずつ階段を上り、この日の適時打は内角直球後のスライダーを踏み込みファウルにしたことで、根負けした相手投手が投げ込んできた失投を逃さなかった。
真夏の決戦へ「もっともっと下位が活躍して投手を楽にさせてあげられたら、チームは強くなれる」。下位打線としてのプライドを胸に秘め、さらなる飛躍を誓った。
2013年5月23日 埼玉新聞掲載
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2013-05-23 11:00:00
No.25706
V導く総仕上げ 高田
関東大会制覇へ、最後の仕上げは主将も務める4番高田の一本だ。
3―0から八回に1点を返されたその裏。2死三塁から3球目のカーブを引き付け、左翼へのタイムリー二塁打を放った。「『取られたら取り返すぞ』とベンチで言っていた。取り返せて良かった」と控えめに喜んだ。
それでも「今日も崩れている部分が目立ち、課題が残る」と決して満足しない。主将として「夏は暑いし、もっと大変。見本となれるようにやっていきたい」と決意に満ちた精かんな顔つきだった。
2013年5月23日 埼玉新聞掲載
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2013-05-23 11:32:00
No.25707
浦学V 春14連勝締め
今春センバツを制した浦和学院(推薦・埼玉1位)が前橋育英(群馬1位)を破り、3年ぶり4度目の優勝を果たした。2点差に迫られた直後の8回2死三塁で、高田涼太主将(3年)が左翼線へダメ押しの適時二塁打をマーク。チームの公式戦連勝を14とした。昨冬に主将の座を奪われたが、今大会から復帰。センバツタイ記録の3戦連続本塁打を放った男が、春夏 連覇へチームを引っ張っていく。
気迫の一打だった。2点差に迫られた8回裏2死三塁。高田は「(直前に)1点取られたので取り返すという気持ちでした」と燃えていた。カウント1ボール1ストライクから116キロのカーブをはじき返した。勝利を決定づける適時二塁打を放っても、二塁塁上では表情を崩さなかった。
活躍しても決しておごることはない。センバツでは大会タイ記録となる3試合連続本塁打も「たまたまです」と、チームの勝利が第一。その裏には昨冬に主将を剥奪された悔しさがある。
昨秋、仲間からの推薦で主将となった。責任感が強すぎるために空回りすることもあった。寮の掃除やプレーでのミスには「何で出来ないんだ」と強い口調で叱咤(しった)。雰囲気が悪くなり、チームの明るさが消えた。「野球は1人でできない。脱皮させないと」(森士監督=48)と、1度は主将を外された。センバツで主将を務めたのは山根佑太外野手(3年)。高田は猛省し、センバツ優勝の翌日も午前5時に起床して黙々とバットを振った。
チームへの貢献が認められ、埼玉県大会3回戦の狭山ケ丘戦後に主将に戻すと予告された。正式に発表されたのは大会開幕前夜の17日だった。「主将だからというのは考えない。とにかく自分が見本になる」と平常心でいることを誓う。
森監督は「高田が主将に戻ったという感じ。山根が代行を務めてくれていた。リーダーがいなかったが、キャプテンシーが出てきている」と目を細める。春の公式戦は14連勝。主将が復活し、夏に深紅の優勝旗を獲得するための死角は見えない。
2013年5月23日 日刊スポーツ掲載
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2013-05-23 12:11:00
No.25708
選抜王者の浦和学院が優勝 春季関東高校野球
高校野球の春季関東地区大会決勝が22日、栃木・宇都宮清原球場であり、今春の選抜大会を制した浦和学院(埼玉)が前橋育英(群馬)を4―1で下し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。
4回まで無安打も5回に4安打を集中して3点を先制。投げては背番号10の山口が被安打6で完投した。
これで選抜から続く公式戦の連勝は14に。森監督は「勝ち続けているのは不安ですね。夏に向け、(エースの小島以外に)投げられる投手が出てきたことは収穫」と話した。
2013年5月23日 朝日新聞埼玉版掲載
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2013-05-23 12:15:00
No.25709
王者の風格、浦和学院V 3年ぶり4回目
第65回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は22日、宇都宮市の宇都宮清原球場で決勝があり、春の甲子園で全国制覇した浦和学院が前橋育英(群馬)を4―1で下し、3年ぶり4回目の優勝を決めた。県勢の優勝は11回目。
◇
浦和学院の山口が、今大会2試合目の完投で優勝に貢献した。変化球の制球に苦しんだが、勝負どころで球威のある直球を生かした。投球数が100球を超えた8回には、安打と四球などで1死二、三塁のピンチを招いたが、犠飛による最少1失点にとどめ、主導権を譲らなかった。要所で打線の援護もあった。両チーム無得点の5回1死二、三塁から服部と贄(にえ)の中前適時打で計3点を先行。失点直後の8回には高田の適時二塁打で再び突き放したのも大きかった。
■下位打線爆発、先制点
最後の打者を中飛に仕留め、優勝を決めた瞬間、浦和学院の選手たちは、派手に喜ぶでもなく、淡々と整列に向かった。王者の風格が漂っていた。
決勝の先制点は下位打線から生まれた。両チーム無得点の5回無死。6番斎藤が2球目を右前へ引っ張り出塁すると、続く西川は3球目で一、二塁間を破った。山口の犠打を挟み、服部は12球粘った末、中前へはじき返して2人を生還させた。打順は上位へかえり、さらに1点を加えた。
約190センチの長身から、140キロ超の直球と、100キロ台の緩い変化球で緩急をつける前橋育英のエース右腕。4回まで見送ったり、見逃したりの繰り返しが続いていた。
「たとえ凡打で終わっても、相手に重圧をかけるバッティングをしろ」
試合中、森士監督に雷を落とされた直後、主軸ではない3人が「好球必打」を実践してみせた。それも、快音を響かせたのはそれまでは力負けしていた直球だった。苦手の外角球を教科書通りにピッチャー返しした服部は「どんな球でも食らいつこう。思い切り振ることだけを考えた」。
選抜大会は上位打線の圧倒的な得点力で制した。夏は一筋縄ではいかない下位も控えるとなれば、「打倒ウラガク」を掲げる全国のライバル校にとって脅威はさらに増す。
かつて茨城県で取手二と常総学院を全国制覇に導いた木内幸男元監督はこう言った。「春の関東大会はさっさと負けて練習時間をつくるか、じゃなきゃ、最後まで勝ってチームに自信を植え付けることだ」と。
選抜大会に続き、実力校の集う関東大会も制したが、最終目標は夏の全国制覇だ。「これからですけどね。集大成は」。やがて来る「本番」を見据え、森監督は落ち着いた口調で結んだ。
《高田涼太主将》
優勝できたことはうれしいが、試合内容には満足していない。夏に向けてさらに体力や精神力を鍛え、大舞台に挑みたい。
《森士監督》
県大会、関東大会と粘り強い野球ができた。選抜大会優勝の経験が生きていると思う。しっかり腰を据え、夏に向けた課題に取り組みたい。
2013年5月23日 朝日新聞埼玉版掲載
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2013-05-23 12:17:00
No.25710
関東高校野球 浦学秋春V 選抜に続き
第65回春季関東地区高校野球大会は22日、宇都宮市で決勝が行われ、選抜大会優勝チームの浦和学院が4―1で前橋育英(群馬1位)を退け、3年ぶり4度目の優勝を飾った。浦和学院は選抜大会の前に昨秋の関東大会も制覇するなど、主な大会での好成績が続いている。今大会は計4試合で失点6と、隙のない野球で勝ち抜いた。
★5回集中打 山口は完投
浦和学院は五回、前橋育英の2年生右腕高橋光をつかまえた。連打と犠打で一死二、三塁とし、9番服部の中前適時打で2者生還。二死後、贄にも中前適時打が出て、この回3点を先行した。リードを2点に縮められて迎えた八回には、高田の二塁打で突き放した。
先発した背番号「10」の右腕山口は、相手打線を犠飛の1点に抑えて完投勝ち。打たせて取る投球がさえ、準決勝で完投した小島との二枚看板で優勝を支えた。
★取られたら取り返す 高田涼太主将(3年)
「取られたら、すぐ取り返そうぜ」
そんな言葉を仲間たちと掛け合い、気合を入れて打席に立った。八回の守りでリードを3点から2点に縮められ、接戦にもつれ込みかけた裏の攻撃、二死三塁。「緩い変化球を狙った」。読み通りの球を振り抜く。左翼への適時二塁打で、しっかりチームに貢献した。
前日の準決勝。4打数4安打と大暴れしたが、アクシデントにも見舞われた。序盤、相手選手のスパイクが右すねに当たって流血した。傷口の痛みと風邪気味だったことが重なり、夜は38度近い熱でうなされた。
当然、決勝は頭がさえず、ベンチではずっとぼんやりしていた。一回の守備では今大会チーム唯一となる失策も記録し、第3打席まで安打も出なかった。それでも、選抜優勝校の主将で4番を務める身。「この試合を無安打で終えるわけにはいかない」と、最後は意地で体調不良を振り払った。
「関東大会の優勝は通過点。夏の大舞台が勝負」。力強い言葉が、よく似合う。
2013年5月23日 読売新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報
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2013-05-23 12:19:00
No.25711
選抜覇者・浦学が秋春連続優勝
第65回春季関東高校野球大会は22日、宇都宮市の宇都宮清原球場で決勝が行われ、選抜大会優勝の浦和学院が前橋育英(群馬)を破り、3年ぶり4回目の優勝を決めた。浦和学院は昨秋に続いて関東大会を制覇。また、埼玉県勢の春季関東大会優勝は3年ぶり11度目。
浦和学院は五回、斎藤がチーム初安打を放つと、西川も右前打で続き、山口の犠打で1死二、三塁の好機に。服部が粘って12球目をとらえ、中前打で2点を先制した。
さらに、贄(にえ)の中前適時打で3点目を奪い、主導権を握る。1点を返された八回裏も2死三塁で高田が適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。先発・山口は粘り強く、135球を投げ1失点完投で勝利をつかんだ。
前橋育英はエース高橋光が好投、浦和学院の強力打線を四回まで無安打に抑えた。しかし、打線は七回までに3度、得点圏に走者を送ったものの決定打が出ない。八回に挙げた1点のみで、浦学・山口を崩すことはできなかった。
●公式戦14連勝「貪欲に勝つ」 前橋育英・高橋光の変化球に翻弄され、無安打のまま迎えた四回、浦和学院は円陣を組んだ。森士監督から今大会初めて激しい言葉が飛ぶ。「自分に負けている。そんな野球を見ても面白くない」。
直後の五回、下位打線がつながり、「どんな球にも食らいついてやろうと思った」という9番・服部が12球目まで粘って外角の速球を中前に弾き返し、2人を迎え入れた。
選抜大会以来、公式戦無傷の14連勝。「勝っておごらず、負けてくじけず」がモットーの森監督。無敗の現状を「正直、不安です」とも漏らしたが、「今までは負ける悔しさをバネにしてきた。これからは勝ちへの貪欲さが上回れるかが重要になる」と夏に向けて気を引き締めた。
2013年5月23日 産経新聞埼玉版掲載
Re: 野球部 情報
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2013-05-23 12:23:00
No.25712
浦学V 春14連勝締め
今春センバツを制した浦和学院(推薦・埼玉1位)が前橋育英(群馬1位)を破り、3年ぶり4度目の優勝を果たした。2点差に迫られた直後の8回2死三塁で、高田涼太主将(3年)が左翼線へダメ押しの適時二塁打をマーク。チームの公式戦連勝を14とした。昨冬に主将の座を奪われたが、今大会から復帰。センバツタイ記録の3戦連続本塁打を放った男が、春夏連覇へチームを引っ張っていく。
気迫の一打だった。2点差に迫られた8回裏2死三塁。高田は「(直前に)1点取られたので取り返すという気持ちでした」と燃えていた。カウント1ボール1ストライクから116キロのカーブをはじき返した。勝利を決定づける適時二塁打を放っても、二塁塁上では表情を崩さなかった。
活躍しても決しておごることはない。センバツでは大会タイ記録となる3試合連続本塁打も「たまたまです」と、チームの勝利が第一。その裏には昨冬に主将を剥奪された悔しさがある。
昨秋、仲間からの推薦で主将となった。責任感が強すぎるために空回りすることもあった。寮の掃除やプレーでのミスには「何で出来ないんだ」と強い口調で叱咤(しった)。雰囲気が悪くなり、チームの明るさが消えた。「野球は1人でできない。脱皮させないと」(森士監督=48)と、1度は主将を外された。センバツで主将を務めたのは山根佑太外野手(3年)。高田は猛省し、センバツ優勝の翌日も午前5時に起床して黙々とバットを振った。
チームへの貢献が認められ、埼玉県大会3回戦の狭山ケ丘戦後に主将に戻すと予告された。正式に発表されたのは大会開幕前夜の17日だった。「主将だからというのは考えない。とにかく自分が見本になる」と平常心でいることを誓う。
森監督は「高田が主将に戻ったという感じ。山根が代行を務めてくれていた。リーダーがいなかったが、キャプテンシーが出てきている」と目を細める。春の公式戦は14連勝。主将が復活し、夏に深紅の優勝旗を獲得するための死角は見えない。
2013年5月23日 スポーツニッポン掲載
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2013-05-23 12:25:00
No.25713
浦学V!今年無傷の14連勝で決めた
関東大会決勝は、今春のセンバツで初優勝した浦和学院(推薦・埼玉1位)が前橋育英(群馬1位)を4―1で下し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。同校はセンバツ以降の公式戦14連勝。2013年負けなしのまま夏の埼玉大会、そして昨年の大阪桐蔭に続く史上8校目の春夏連覇に挑む。
盤石だ。センバツ、春の埼玉県大会、そして、この大会の頂点まで14戦無敗でたどり着いた。優勝旗を手にした浦和学院・高田涼太主将(3年)は、真っすぐ前を見据えている。「目標は夏の甲子園での全国制覇なので、それに向けての通過点です」。しっかりとした口調で言い切った。
ワンチャンスで見せる驚異的な集中力が、強さの秘けつ。チーム初安打が出た5回だ。1死二、三塁の好機に服部将光(3年)が中前へ2点適時打を放つなど、あっさり3点を先制。終盤の8回2死三塁からは、センバツ史上2人目の3試合連続弾を放った主将が左翼線二塁打でダメ押し。投げては背番号10の右腕・山口瑠偉(3年)が1失点で完投した。
センバツでは主将を交代していた高田が、この大会から復帰。昨秋の段階ではリーダーシップに物足りなさを感じていたという指揮官も、今は違う。「冷静さに欠け、空回りすることもあったが、今はたくましさを少しずつ感じている」。リーダー不在で出発した新チームは、春の全国初制覇を経て、より強い信頼で結ばれるようになっていた。
今年の公式戦に土が付かずに夏へと突入する。視界に入るのは当然、史上8校目の春夏連覇だ。「苦しい試合でも粘れたのは成長。センバツで勝った経験が生きている」と森監督。不動のメンバーで戦うことで強くなってきた浦和学院。勢いはまったく衰えていなかった。
2013年5月23日 スポーツ報知掲載
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第65回春季関東高校野球大会最終日は22日、栃木県の宇都宮清原球場で決勝を行い、選抜大会の覇者・浦和学院が前橋育英(群馬1位)に4―1で快勝。3年ぶり4度目の栄冠に輝くとともに昨秋に続く関東大会制覇を達成した。
浦和学院は0―0の五回。ここまで無安打だった打線がつながった。斎藤、西川の連打、山口の犠打で1死二、三塁をつくると、服部が12球目を中前にはじき返し、2点を先制。贄(にえ)にも中前適時打が飛び出し、この回計3点を奪った。八回に1点を返されたが、その裏には高田に適時二塁打が生まれ、すぐさま突き放した。先発の右腕山口は、粘りの投球が光り6安打1失点で完投した。
県大会を制した後、走り込みの量を格段に増やすなど、体力が落ちている中で迎えた今大会。スコアは、初戦の2回戦から2―0、6―3、3―2、そして決勝は4―1と、選抜大会のような圧倒的な勝ちっぷりではなかった。
それでも粘り強く、勝負どころを逃さない戦いぶりは、選抜大会を勝ち抜いたからこそなせる業。選抜から通じ14連勝で迎える集大成の夏へ、森監督は「まだまだこれからという時期。今、出ている課題を見返してチームづくりをしていきたい」と抱負を語った。
2013年5月23日 埼玉新聞1面掲載