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今成亮太 情報
管理人 /
2013-07-06 10:43:00
No.25886
今成亮太 26期 現:阪神
今成 プロ1号 苦節8年通算 200打席目で出たV弾
福留さん、負けませんよ!5日の広島戦(マツダ)に「6番・右翼」で先発出場した阪神・今成亮太捕手(25)が2 回、自身プロ1号となる決勝ソロ。前を打つ5番新井貴浩内野手(36)の同点弾に続いての連弾だった。
左膝手術からの復活を目指す正右翼手・福留孝介外野手(36)の経過も順調だが、若武者もポジションを簡単に明け渡すつもりはない。チームの連敗を3で止め、定位置奪取へのアピールに成功した。
快音とともに生み出された打球は、右翼方向へ高々と舞い上がった。ところが打った本人は、打球を目で追うこともなく無我夢中で全力疾走を続けた。オーバーフェンスに一番驚いたのは、他でもない今成だった。
「行くとは、思いませんでした。入って、ビックリしました。外野を越えてくれ、と思いながら走っていました」
2回、1死無走者から5番・新井の9号ソロで同点。その直後だ。カウント2ボールからの139キロ直球を強振した。水谷打撃コーチから掛けられた「全打席、代打のつもりで行け」という言葉を胸に、ファーストストライクから好球必打を実践。結果につなげた。ちょうど、プロ通算200打席目だった。
「1本出るまで長かったですけど、チームの勝利に貢献できて嬉しい」
敵地で立った、お立ち台。8年目で放った初本塁打が決勝弾とくれば、喜びもひとしおだ。本塁打を打った者にだけ許される、至福のひと時を堪能した気分は、いかばかりか。「両親もそうですが、嫁さんにも感謝しています」。この日の結果は、周囲の助けがあってこそ。家族と喜びを分かち合うことも忘れない。
「ボクもアピールして、孝介さん(福留)が帰ってきても、ライトのポジションを守れるように頑張りたいと思います」
大先輩にも、簡単にポジションを譲るつもりはない。本来ならばライトは、福留の「聖域」だった。だが、福留は左膝手術からの復活を目指し、現在リハビリ中。今こそが、今成をはじめとする若手にとっては、アピールの時。福留の経過は順調と伝わり、シーズン中の復帰も視野に入る。だからと言って、負けるつもりはない。「まだまだ(福留)孝介さんとは実力も違います。自分ができることは全力プレーで毎日元気を出してやることだけ」と謙そんする一方、「孝介さんに、そう(ライバルの1人と)思ってもらえるように頑張ります」と言葉に力を込める。
和田監督も若武者の働きに目を細め、期待を寄せる。「ライトのポジション争いで若手がアピールしてくれると、ね。そのうち福留も帰ってくるだろうから、その(福留不在の)間にしっかりアピールしてほしい」。阪神の2者連続本塁打は11年9月30日の中日戦(甲子園)以来で、「2者連発以上」が出た試 合は10連勝。「与えられた仕事(右翼)をしっかりできるよう、元気出してやっています」。頼もしき若武者のバットが、猛虎に勢いをもたらした。
2013年7月6日 スポーツニッポン掲載
Re: 今成亮太 情報
管理人 /
2013-07-06 12:56:00
No.25888
阪神今成猛烈アピール プロ1号がV弾!
いつ打つの?そりゃ今なり!6番右翼で先発した阪神今成亮太捕手(25)が、プロ8年目でうれしい1号を右翼席へかっ飛ばした。新井の同点弾に続くソロがV弾になった。前カードの巨人戦ではバントと守備のミスで落ち込んだが、汚名返上の チャンスをものにした。福留の長期離脱で埋まらない右翼。捕手登録の好打者がバットで猛烈アピールだ。
「主役」に、やっとなれた。阪神今成が感激のプロ初アーチをかけた。信じられないという顔つきでベースを1周する。和田監督が笑顔で迎えていた。ヘルメット越しにたたかれる頭が 心地いい。さあ、締めだ。何度も何度も、盛り上げ役としてやってきた、あのポーズ。指を3本立てて、思い切りバックスクリーンへ向けて両腕を振った。
今成 自分でもどうなったか分からないぐらいです。外野を越えてくれ、と思ったけど、入ってビックリしました。1本出るまで長かったですが、勝利に貢献できてうれしいです。
「貢献」と簡単に片付けられないほど、値千金だった。1点を追う2回、1死から新井が同点本塁打。余韻が残る3球目、武内の高め直球をたたくと緩やかな弧を描いた。右中間スタン ド3列目に着弾する2者連続アーチ。プロ8年目、ちょうど通算200打席で初めてフェンスを越えた打球が決勝弾になった。
「感謝」を繰り返した。日本ハムから加入した昨季は単身赴任。年明けから11年に結婚した裕衣夫人を関西へ呼んだ。「両親もそうですし、嫁さんにも感謝です」。父は阪神チーフスカウトを務めた泰章氏。野球に導いてくれた親、恩師、栄養バランスを考えてくれる最愛の人の顔が浮かんだ。1球じゃ足りない。ホームランボールの行き先は「ノーコメントです」 と、いたずらっぽく笑った。
「好機」だ。本来は捕手。柔らかいリストを生かした打撃で、外野での出場が増える。慣れない右翼で2日の巨人戦では拙守もあった。バントミスもした。それでも、打撃コーチに「毎 打席、代打の気持ちで」とアドバイスされた前日4日に今季初のマルチ安打。福留が故障離脱する今、交流戦中から新星出現を願う指揮官を喜ばせた。
和田監督 徐々にスタメンに慣れてきて、これを続けてほしい。(右翼に)定着してくれたら一番いいけど、まだポジション争いする若手はアピールしてほしい。もっと競争していかないと。ちょっと時間がたてば、(福留)孝介も帰ってくるしね。
殊勲者はお立ち台で照れた。「藤井さんにおもしろいこと言えと言われたのですが…」。日本ハムではイベントで披露する特異?なダンスで愛された。6月23日DeNA戦の試合前 は、湘南乃風の歌にノリノリで踊った。明るい性格で欠かせないムードメーカー。「まだまだ実力が違うけど、孝介さんが戻ってきてもライトのポジションを守れるように頑張りたい」。 たくましく定位置奪取を宣言した。
2013年7月6日 日刊スポーツ掲載
Re: 今成亮太 情報
管理人 /
2013-07-06 13:06:00
No.25889
今成「びっくり」プロ1号V弾!阪神、連敗脱出
いつ 誰が右翼のレギュラーを獲るの? 今成でしょ!!阪神は「6番・右翼」で先発した今成亮太捕手(25)が同点の二回、右中間にプロ1号ソロを放ち、広島に逆転勝ち。連敗を3で止めて、7月初勝利を飾った。福留の左ひざ手術後、固定できない右翼の定位置をダークホースが奪い取る。
打った本人が一番ビックリだ。夕暮れ時の広島の空に白球の放物線を見事に描いた。8年目の今成がプロ初本塁打。両親、監督、そして、妻へささげる一発で連敗を「3」で止めた。
「どう打ったのかもわからない。まさか入ってビックリしました。1本目まで長かったです」
1点を追う二回。一死から新井がソロを放ち、同点にした。次の打席に立ったのは3試合連続で「6番・右翼」でスタメンの今成だった。前回6月28日の対戦で、六回まで無安打無得点と手こ ずった武内が投じた高め139キロ直球を一閃。高々と上がった打球は右中間最前列に着弾した。驚きの表情を浮かべながら、二塁を回った。ベンチに帰ると、西岡不在の中、お決まりの祝福ポーズの中心に立った。2011年9月30日の中日 戦(甲子園)で新井、ブラゼルが放って以来。2年ぶりの2者連続アーチ。あっという間に逆転した。
息子を見るような優しい目つきで和田監督は今成の積極性を称えた。
「代打のときは積極的にいくし粘り強い打撃ができるけど、(スタメン時は)3、4回立つという(余裕)のが心のどこかにあるかもしれないね。それを打撃コーチが『全打席代打の気持ちでいけ』と。それが結果につながったと思う」
指揮官をプロの世界に導いたのは当時、阪神のスカウトだった今成の父・泰章氏(57)=現日本ハムスカウト=だった。ファーストストライクを仕留めた一発はプロ初の決勝打。孝行息子に感謝した。
今成は一昨年に同い年の裕衣さんと結婚。昨年は虎風荘で単身赴任だったが、今季からは西宮市内でともに暮らしている。プロの世界に飛び込んだが、定位置を勝ち取れない日々が続く。このままではいけない−。結婚を機に責任が芽生え、父に漏らした言葉がある。
「1軍で試合に出て活躍しなければ、プロ野球選手じゃない」
福留が「左ひざ内側半月板のクリーニング手術」を受け離脱し、右翼には多くの若虎にチャンスが与えられたが、つかんだ者は誰1人いない。実績十分の福留の復帰が8月中に早まる見通し。今成にとっても多くの時間はない。本職は捕手だが、試合に出るためなら、自慢の打力を生かす。ドラフト1位の伊藤隼が2軍落ちする現状で、大きなチャンス。勝負の7月になる。
「もちろん両親もそうですが、嫁さんに感謝したい。与えられた仕事に元気を出してやっています。孝介さんが帰ってきてもライトを守れるように頑張りたい」
もちろんこの1試合だけでは終わらない。若虎のハングリーさが必ず巨人追撃のガソリンになる。
阪神・今成の父、泰章氏「一発よりヒット3本」
阪神・今成亮太捕手が同点の二回、右中間にプロ1号ソロを放った。現在は日本ハムスカウトとしてらつ腕を振るう今成の父・泰章氏は移動中に息子のプロ初本塁打の知らせをサンケイスポーツ記者からの連絡で知った。「今聞いたよ。まぁ、ホームランバッターじゃないから、ホームラン1本より、ヒットを3本打ってほしい」。生涯の伴侶を得て精神的にも成長したことを感じていた。「1人もんのときは学生野球の延長みたいだったが、結婚してからは自覚が出てきた」と話していた。
2013年7月6日 サンケイスポーツ掲載
Re: 今成亮太 情報
管理人 /
2013-07-06 13:15:00
No.25890
今成「ビックリ」V弾! 200打席目で1号
阪神が逆転勝ちで広島を下し、3連敗でストップした。1点ビハインドの二回、新井貴浩内野手(36)の9号ソロで追いつくと、「6番・右翼」で先発した今成亮太捕手(25)がプロ8年目、126試合200打席目で初アーチを右翼へ放った。試合を決める一発で自信を得た今成は、福留復帰後も右翼の 定位置を獲る意気込みだ。
ゲームセットの瞬間、三塁ベンチで笑顔がはじけた。チームメートから祝福を受けた今成は、目をキラキラさせて喜んだ。プロ8年目の苦労人が、チームの連敗を「3」でストップさせるプロ初本塁打を放った。
劇弾が飛び出したのは二回だ。新井の同点弾の余韻が残る中、打席に立った。2ボールからの3球目。完璧に捉えた打球はライナーで右翼席に飛び込んだ。
「行くと思わなかったので入ってびっくりしました。自分でもどう打ったか分からないです。外野を越えてくれと思いながら走っていました」。試合後、興奮気味に振り返った。
昨季途中に日本ハムからトレード移籍。今や、チームに欠かせないムードメーカーだ。6月23日DeNA戦(横浜)の試合前には「湘南乃風」のライブに飛び入り参加。タオルを振ってキレのあるダンスを披露した。「みんなに行け!って言われたんです。自分から行ったんじゃないです(笑)。ダンスも得意じゃないですよ!」
こう照れながら舞台裏を明かしたが、今成の周りではいつも笑いが絶えない。6月21日、DeNA戦が雨で中止になった長野の練習後。大勢の報道陣を引き連れて歩くルーキー藤浪の隣に現れて、突撃取材を自ら敢行した。
「1番尊敬してる選手は?」
「今成さんです(笑)」
「1番対戦したいバッターは?」
「背番号49の今成さんです(笑)」
「よし!」
今成先輩の爆笑取材には晋ちゃんもタジタジ。今成の明るいキャラクターはチームに、なくてはならない存在だ。
もちろん、地道な努力も忘れない。2日の巨人戦(甲子園)で坂本の右翼線のフライにスライディングキャッチを試みたが、ボールはグラブからこぼれ落ちた。翌日、甲子園の外野では右翼線に放たれた打球の捕球練習を黙々と繰り返した。
ヒーローインタビューでは高らかに右翼のレギュラー取りを誓った。
「孝介さんが帰ってきても、ライトのポジションを守れるように頑張りたいと思います」
プロ8年目で訪れたビッグチャンス。「毎日、元気を出して全力でやりたいと思います!」。もう、右翼のレギュラーがいないとは言わせない。今成は本気だ。
2013年7月6日 デイリースポーツ掲載
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今成 プロ1号 苦節8年通算 200打席目で出たV弾
福留さん、負けませんよ!5日の広島戦(マツダ)に「6番・右翼」で先発出場した阪神・今成亮太捕手(25)が2 回、自身プロ1号となる決勝ソロ。前を打つ5番新井貴浩内野手(36)の同点弾に続いての連弾だった。
左膝手術からの復活を目指す正右翼手・福留孝介外野手(36)の経過も順調だが、若武者もポジションを簡単に明け渡すつもりはない。チームの連敗を3で止め、定位置奪取へのアピールに成功した。
快音とともに生み出された打球は、右翼方向へ高々と舞い上がった。ところが打った本人は、打球を目で追うこともなく無我夢中で全力疾走を続けた。オーバーフェンスに一番驚いたのは、他でもない今成だった。
「行くとは、思いませんでした。入って、ビックリしました。外野を越えてくれ、と思いながら走っていました」
2回、1死無走者から5番・新井の9号ソロで同点。その直後だ。カウント2ボールからの139キロ直球を強振した。水谷打撃コーチから掛けられた「全打席、代打のつもりで行け」という言葉を胸に、ファーストストライクから好球必打を実践。結果につなげた。ちょうど、プロ通算200打席目だった。
「1本出るまで長かったですけど、チームの勝利に貢献できて嬉しい」
敵地で立った、お立ち台。8年目で放った初本塁打が決勝弾とくれば、喜びもひとしおだ。本塁打を打った者にだけ許される、至福のひと時を堪能した気分は、いかばかりか。「両親もそうですが、嫁さんにも感謝しています」。この日の結果は、周囲の助けがあってこそ。家族と喜びを分かち合うことも忘れない。
「ボクもアピールして、孝介さん(福留)が帰ってきても、ライトのポジションを守れるように頑張りたいと思います」
大先輩にも、簡単にポジションを譲るつもりはない。本来ならばライトは、福留の「聖域」だった。だが、福留は左膝手術からの復活を目指し、現在リハビリ中。今こそが、今成をはじめとする若手にとっては、アピールの時。福留の経過は順調と伝わり、シーズン中の復帰も視野に入る。だからと言って、負けるつもりはない。「まだまだ(福留)孝介さんとは実力も違います。自分ができることは全力プレーで毎日元気を出してやることだけ」と謙そんする一方、「孝介さんに、そう(ライバルの1人と)思ってもらえるように頑張ります」と言葉に力を込める。
和田監督も若武者の働きに目を細め、期待を寄せる。「ライトのポジション争いで若手がアピールしてくれると、ね。そのうち福留も帰ってくるだろうから、その(福留不在の)間にしっかりアピールしてほしい」。阪神の2者連続本塁打は11年9月30日の中日戦(甲子園)以来で、「2者連発以上」が出た試 合は10連勝。「与えられた仕事(右翼)をしっかりできるよう、元気出してやっています」。頼もしき若武者のバットが、猛虎に勢いをもたらした。
2013年7月6日 スポーツニッポン掲載